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仕事をしない人の特徴や対処法は?イライラしたときの落ち着き方も解説
更新日

この記事のまとめ
- 仕事をしない人には、「目標や向上心がない」などの特徴が見られる場合がある
- 仕事をしない人は「期待されていない」「誰かがやるだろう」と思っている
- 仕事をしない人が会社にいると、周囲のやる気が下がる可能性がある
- 仕事をしない人にイライラしたら、上司に相談したり自分の仕事に集中したりすると良い
- 仕事をしない人が改善しない場合、転職などで環境を変えるのも1つの方法
「仕事をしない人を見るとイライラする…」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。本来は仕事に意欲的でも、会社に仕事をしない人がいることでモチベーションが下がってしまう可能性があります。仕事をしない人への対処法を学び、働きやすい環境が作れるようにしましょう。
このコラムでは、仕事をしない人によくある特徴や対処法を紹介します。職場で仕事をしない人に対して悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
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「仕事をしない人」の3つの原因
仕事をしない人には、「目標がない」「意欲が低い」などの特徴があります。周囲に仕事をしない人がいて困っているときは、「なぜ仕事をしないのか」を知るところから始めてみましょう。
1.目標や向上心がない
仕事をしない人は、目標や向上心が少ない特徴をもちます。「目指すものがなく、力を入れる必要がない」と考えていることが、仕事に打ち込めない原因ともいえるでしょう。
働いている人のなかには、「売上目標を達成するために頑張る」「評価されるために努力する」のように目標を持ち、努力している人も多いでしょう。しかし、このように明確な目標を持っていないので、目指すものがなく、頑張ろうというモチベーションが起きにくいと考えられます。
2.出世意欲が低い
出世意欲が低く、現状維持で良いと考えている点も仕事に意欲が持てない原因の一つになります。今の地位や給与に満足していて、頑張らなくて良いと考える人もいるでしょう。その結果、「指示されたこと以外はやらない」「必要最低限だけ動く」といった社員が生まれてしまいます。
楽して稼ごうと考えている
必要最低限の仕事だけして、楽に稼ごうとしているケースもあります。正社員なら大きな成果を出さなくても、一定の給与をもらえるためです。また、会社員は月給が決められており、どれだけ仕事を頑張っても給料が変わらないこともあるでしょう。どうせ変わらないなら、「最低限だけやっていれば良い」と思っている可能性もあるようです。
3.仕事のやりがいを持っていない
仕事に対するやりがいがない場合も、なかなか真剣に取り組んでくれません。「給与さえもらえれば良いので、積極的に仕事をする必要がない」と考えている可能性があります。
やりがいがない場合、「やっても仕方ない」「楽しくない」とネガティブ思考になり、なかなか行動できません。「どうせ評価されない」「自分にはできないから」のように、過去の経験からやりがいを失ってしまった人もいます。仕事にやりがいを感じなくなってしまう原因については、「仕事にやりがいを感じない原因とは?対処法も合わせて紹介」のコラムを参考にしてください。
仕事をしない人に見られる傾向
仕事をしない人は、仕事に対する意欲や理解が浅いためミスをしやすい傾向があるといわれています。また、意欲が低いため指示を待つ姿勢になりやすいのも特徴といえるでしょう。
ミスをしやすい
業務をしない社員はモチベーションが低く、ミスをしやすい点も特徴です。成果に対する意欲がなく、評価に対しても消極的なことが要因でしょう。
また、普段から真剣に取り組んでいないことから、任された内容についてよく分かっていないケースもあります。知識や経験が少ない社員となってしまい、ミスが増えてしまうのです。
頼まれたことをやらない
仕事を頼まれているにもかかわらず、やらない社員もいます。自分事として考えておらず、「誰かがやるだろう」と考えているからです。また、働くことへの意識が低く、頼まれたことすら忘れている場合もあります。上司やチーム長は指示した内容が進んでいるか、何度も確認することが必要となるでしょう。
指示されたことしか動かない
仕事をしない人は仕事に対して意欲が低いため、自分からは動かず指示されたことしか行なわないことも。一般的には、自分の仕事がなければ、周囲や上司に「何かやることはありませんか?」と聞きに行くでしょう。しかし、仕事をしない人は主体性がなく、指示を待つ傾向に。「指示待ち人間の心理的な特徴とは?受け身になる原因と脱却する方法」のコラムもご確認ください。
仕事をしない人が会社にいるとどうなる?
仕事をしない社員が会社にいる場合、周囲の社員に悪影響を与えてしまいます。ここでは、どのような問題が起きるかを解説するので参考にしてください。
1.周囲のやる気がなくなる
仕事をしない社員がいることで、周囲の人がイライラしたり、真面目に働く意欲をなくしたりします。忙しく働いている自分と比較して、「どうしてあの社員は仕事をしていないの?」と思ってしまうからです。
また、サボっている社員に対してペナルティがない場合も、周囲の社員はモチベーションが下がります。「自分も仕事をしなくて良いかな?」と思い、ほかの社員にも悪影響を及ぼしてしまうでしょう。サボっている社員がいる場合も、自分はやる気を持ち、真剣に働くことが大切です。
2.仕事をする人にしわ寄せが来る
仕事をしない社員がいる場合、真面目に働いている社員にしわ寄せがきます。仕事をしない人の業務を依頼されることもあるため忙しさが増し、ストレスや苛立ちを感じてしまう人も多いでしょう。
状況が改善されない場合、仕事へのストレスから退職してしまう社員も出てきます。理不尽なしわ寄せが原因で優秀な社員が退職してしまうと、会社の不利益になることも考えられるでしょう。
3.社員同士の仲が悪くなる
社員や仕事に対するストレスから、社員同士の仲まで悪くなる恐れがあります。「自分だけが頑張っている」「あの人はサボっているのに」などの不満から、イライラしてしまうためです。
イライラしてしまうと、ほかの社員に八つ当たりする社員も出てきたり、喧嘩が怒ったりと、社内の雰囲気も悪くなります。頑張って働いている社員も、雰囲気の悪さにモチベーションを下げてしまうなど、さらなる悪影響を及ぼしてしまうでしょう。
仕事をしない人にイライラするときの対処法5選
会社に仕事をしない人がいると、その分多くの仕事が回ってきたり残業が増えたりと問題も出てくるでしょう。以下で、仕事をしない人にイライラするときの対処法をご紹介します。
1.上司に相談する
仕事をしない人に悩んだら、まずは上司に相談しましょう。特に、業務に実害が出ているなら対処してもらう必要があります。
注意点は、相手に対する陰口や愚痴にならないようにすること。感情的に伝えるのではなく、事実だけを簡潔に報告すると、上司にも聞いてもらいやすいでしょう。
2.自分の仕事に集中する
仕事をしない人のことは考えず、自分のことに集中するのも大切です。自分の仕事やスキルアップに集中し、成果を出すようにしましょう。
相手の考えや行動を変えるのは、正直難しいものです。「なぜ仕事をしてくれないのか」「仕事をしてくれなければ困る」と伝えても、そう簡単に相手の行動は変わりません。相手を変えようとするのではなく、自分が変わることも大切でしょう。
苦手な人との関わり方については、「関わりたくない人の特徴や職場で上手に接する対処法をご紹介」のコラムで紹介しています。接し方に悩んでいる場合は、ぜひご覧ください。
3.自分の評価が上がると考える
仕事をしない社員がいることで、自分の評価が上がると考えるのもおすすめです。ライバルが減ったと考えれば、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。
一般的に、仕事をしない人が評価されることは少ないといえます。サボっている人と真剣に取り組んでいる人では、真剣に取り組む人の方が評価されるはずです。仕事をしない人がいるおかげで自分に利益が出ていると思えば、イライラする気持ちも少しは落ち着くでしょう。
仕事しない人が評価されることはない
基本的に、仕事をしないと評価されません。会社にとって利益のない人物を評価する会社は少ないでしょう。「サボっているのに同じ給料なの?」「自分だけが頑張っている」と思う気持ちも分かります。しかし、長い目で見れば自分の評価が上がっていくため、前向きに業務をこなすことが大切です。4.違う仕事を振ってみる
仕事へのモチベーションが低そうな場合、別の業務を任せてみる方法もあります。新しい業務がその人の適性にあっており、活躍できるようになるケースも出てくるでしょう。
たとえば、「同じ業務に飽きてしまっていた」「苦手な業務がつらかった」などの理由で、手を付けていなかった場合もあります。新しい仕事を任されることで、取り組み方が変わる可能性もあるでしょう。
5.仕事をしない人からの頼み事は断る
仕事を押し付けられそうだと感じたら、断るのも大切です。引き受けないことで、イライラを抑えられるでしょう。
「誰かがやるだろう」と考えている社員は、自分のタスクであっても人に頼もうとします。親切心で受けていると、いつかはストレスに耐えきれなくなるので、最初から断ってしまうのもおすすめです。
どうしてもイライラしてしまう場合は、イライラへの対処法を学んでおきましょう。「仕事中にイライラが止まらないのはなぜ?気持ちを抑える5つの方法を解説」のコラムで詳しく解説しているので、こちらも参考にしてください。
仕事をしない人への注意の仕方
仕事をしない人には、次のような形で注意してみましょう。
- ・トラブルにならないよう直接的な表現は避ける
・改善してほしい部分ははっきり伝える
・上司に注意してもらう
直接的に注意すると、トラブルになることもあります。攻撃的にならないように、遠回しに伝えたり、上司に伝えてもらうのがおすすめです。注意の仕方については、「上手な仕事の教え方とは?新人教育のポイントや注意するときのコツを紹介」のコラムも参考にしてください。
最も理想的なのは、上司から注意してもらうこと。しかし、上司が注意をしない場合、上司がトラブルを避けようとしている可能性があります。注意することで余計に仕事をしなくなったり、さらに問題が大きくなったりするリスクもあります。「自分の管理下でトラブルが発生すれば、自分の評価にも影響が出る」と考える上司もいるでしょう。
上司に相談しても変わらない場合は、会社自体が改善する気持ちがない場合も。改善が難しそうな場合、働く環境を変えることも必要です。もし、「上司に相談しても変わらない」「仕事しない人の業務が押し寄せてつらい」などの場合は、転職を検討することをおすすめします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。