就活に成績は関係ある?成績証明書を提出する3つの理由や注意点を解説

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この記事のまとめ

  • 就活で成績証明書が求められるのは、書類の虚偽確認や応募者の人柄を知るため
  • 就活で成績証明書が必要になったら、発行までの時間が考えて早めに手配する
  • 大学から発行された成績証明書は厳封のまま企業に提出する

就活で成績証明書の提出が求められ「成績が悪いと不利になる?」と不安を感じる方もいるでしょう。このコラムでは、就活や転職の際に成績証明書を求められる理由を解説します。証明書を準備するときの注意点も説明しますので、就活準備に不安な学生は参考にしてください。

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就活で成績証明書が求められる理由

新卒ではない就職活動や転職活動で大学の成績証明書が求められる理由として多いのは、「提出書類の内容と照らし合わせるため」「学んできた内容を把握するため」です。なお、新卒の場合は「卒業できるかどうか」を確認するために成績証明書が求められることが多いでしょう。

履歴書の内容に虚偽がないか確かめるため

企業は成績証明書から「履歴書やエントリーシートの内容に虚偽がないか」を確かめます。履歴書は選考の判断材料になる重要な文書ですが、応募者が作成するため内容の裏付けは取れません。仮に、大学名や学部などを偽って履歴書を提出したとしても、企業は書かれた内容が正しいのか判断できないでしょう。しかし、公的文書である成績証明書と照合すると、学生が嘘の内容を書いていないか判断できます。
履歴書と成績証明書の照合は、企業が信頼できる人材を採用するためにも、重要なポイントです。

学習内容から人柄を知るため

成績証明書だけで合否を判断することはありませんが、企業は記載された履修内容を確認して候補者の人物像をイメージします。成績証明書は「興味がある分野」や「学生時代に努力したこと」がひと目で分かり、得手不得手や専攻分野に対する熱量なども判断できます。学業への取り組み方を確認するためのツールであると認識しておきましょう。

学生の場合は卒業できるか判断する目的もある

学生の場合、就職活動は大学3年生の終わりから始まり、大学4年生6月頃から面接が始まります。したがって、面接の時点では就活生が卒業できる保証はありません。万が一、留年して入社できない事実が発覚すれば採用計画に狂いが生じ、採用担当者の仕事が増えその他の業務に支障が出る可能性があります。「成績証明書」は企業にとって、採用計画を左右する重要な役割を担っているといえるでしょう。
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就活で必要な成績証明書の具体的な記載内容

成績証明書は大学での履修科目における評価が記載された「成績表」であり、大学長の公印が入る書類。成績証明書に記載される具体的な内容は以下のとおりです。

・氏名
・生年月日
・入学年月日
・履修科目
・科目ごとの評価

細かい表記内容は大学によって異なりますが、テストの点数や出席日数などは記載されません。

就活で成績証明書を提出するタイミング

成績証明書を提出するタイミングは企業によって異なるものの、よく見られる提出のタイミングは以下のとおりです。

・二次面接や最終面接前
・内定承諾書と同時

選考の終盤に多いのは、前述したように成績証明書を「卒業できるかどうか」の判断材料とする企業が多いため。この特性から、主に新卒学生の就活で多用される書類といえるでしょう。

成績証明書を提出するときの4つの注意点

成績証明書は大学に発行を依頼する必要があり、場合によっては発行まで時間がかかることもあるようです。また、発行された証明書は厳封されているため、開封してはいけません。

ここでは、就活や転職活動で成績証明書の提出を求められたときの注意点をまとめました。注意点を確認し、提出時にミスが無いよう気をつけてください。

1.発行までに時間がかかる場合がある

成績証明書は在籍もしくは卒業した大学で入手できますが、発行までにかかる時間は学校ごとに異なり即日交付できない可能性もあります。

証明書の発行方法は学生課窓口や専用の機械など、大学によって異なります。郵送に対応している大学もあるため、対応している発行方法を事前に調べておくと、書類が必要なときも慌てずに対応できるでしょう。

「申請から発行までに時間がかかる」「スケジュールの都合ですぐに取りに行けるか分からない」と不安がある就活生は、選考前に証明書を複数枚用意しておくのがおすすめです。

2.厳封したまま提出する

企業側から書類のみ提出するように指示されない限りは、厳封したまま提出しましょう。成績証明書は改ざん防止のため、多くが封筒に入れられます。証明書が封筒に入っていないときは、折り曲げずに入る大きさの封筒に入れてください。
封筒の色に決まりはありませんが、重要書類であると伝わりやすく清潔感のある白色がおすすめです。開封すると書類が無効になる可能性があるため、基本的には厳封したまま提出してください。

3.郵送の場合は添え状を入れる

成績証明書を郵送で提出する場合は、添え状をつけると丁寧な印象を与えられます。添え状は送り主と書類内容を伝える役割があります。添え状の書き方や詳細については「添え状の書き方とは?応募書類を送る際のポイントや注意点も解説」でもくわしく説明しています。

そのほか、書類が曲がらないようにクリアファイルに入れる・封筒には〆マークを書く・切手は過不足なく貼るなど、郵送マナーに注意しましょう。

4.手渡しの場合は封筒に入れて持参する

成績証明書を手渡しする場合は、封筒に入れて持参するのがマナーです。採用担当者に直接手渡しするときは封筒から出して、書類を相手の読める向きにして両手で渡します。受付で渡す場合は、封筒に入れたまま提出してください。

成績証明書は重要書類であるため、慎重に取り扱う必要があります。封筒に入れる前にクリアファイルや書類ボックスに入れておくと、汚れや雨濡れ・折り曲がりなどを防げておすすめです。

些細なことですが、マナーを守ることで企業側からの印象もよくなりますので、最後まで気を抜かないようにしましょう。

成績が悪いと就活に影響する?

就職活動中の学生からは「成績があまり良くないので心配」という声が多く聞かれます。しかし、学生時代の成績が選考結果に影響することはないと考えていいでしょう。

成績はそれほど合否に影響しない

成績証明書の成績は就活の合否にそれほど影響しないといわれています。大学の成績は全国的な基準がなく、大学ごとや授業を受け持つ教授個人により評価されます。極端に就活生の成績が悪い場合や留年が避けられない場合を除き、成績だけで不採用を判断する企業は少ないでしょう。

候補者の専攻分野が必ずしも入社後に役立つとも限らないため、企業側は「学力の高さ」よりも「入社後活躍できるポテンシャルの高さ」を重要視します。企業が感じるポテンシャルを持つ人材とは、成長意欲がある・明確なキャリアビジョンを持っている・課題解決能力があるといった姿勢の見られる人です。

就活で成績が影響する例外の職業

一般的に成績は就職の合否にそれほど影響しませんが「専門職」は例外。専門職は入社直後から専門性が求められ、大学で勉強した内容が仕事へ直結する可能性が高くなるからです。

成績が悪くて不安な場合は面接に力を入れる

基本的に成績は合否に影響しませんが、心配な人はエントリーシートや面接でのアピールに力を入れるのがおすすめです。自己PRや志望動機などで「自分の長所がどう入社後に活かせるのか」など、具体的にアピールできれば成績の悪さを十分カバーできます。

また、学業の成果だけではなく、課外活動のアピールも効果的です。仕事でも活かせる部活やアルバイトで培った経験について話せば、採用担当者へ好印象を与えられる可能性があります。

成績ではなく意欲を評価してくれる就職先を探そう

成績証明書を求める企業の多くが、成績そのものを評価するわけではないと説明しました。しかし、なかには学生時代の成績を人柄の判断に加味したり、卒業した大学や学歴で評価したりする企業・採用担当者がいるのも事実でしょう。

学生時代の成績や学歴、学校名にとらわれず、本人の意欲やスキルを大きく評価してくれる企業・就職先を探しているなら、就職エージェントのハタラクティブをご利用ください。
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成績証明書に関する疑問Q&A

成績証明書に関するよくある疑問についてQ&A方式でお答えしますので、就職活動に役立ててください。

成績証明書はコピーしてもよい?

コピーした成績証明書は書類として認められません。
成績証明書は改ざん防止のため、厳封してあるのが基本です。コピーされた証明書を使うと、企業への誠実さを失い信頼も損なわれます。一般的な成績証明書の申請方法は、大学窓口や自動発行機です。証明書が手元にないときの対処法については「既卒の就活でも必要?成績証明書を提出する意味とは」でご確認ください。

提出が間に合わない場合は?

成績証明書が用意できず提出期限に間に合わないときは、すぐに採用担当者へ連絡を入れましょう。
企業の就業時間を過ぎているときはメールで遅れる旨を伝え、改めて電話連絡を入れます。連絡は電話で行い、謝罪の気持ちと遅れる理由・用意できる日程を伝えます。連絡するときは「就活中の電話対応!マナーを守ってスマートな印象を」を参考にしてください。

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