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自己PRで行動力をアピールする方法を解説!面接で使える例文もご紹介
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この記事のまとめ
- 行動力とは計画を立てて実行できたり、主体的に物事を進められたりできる能力
- 行動力はこれまでの成功体験を振り返ったり他己分析したりすることで深められる
- 自己PRで行動力を強みとして伝えるときは、別のアピールポイントと合わせる
- 自己PRで行動力があることを伝える際は工夫して言い換えることで印象に残る
面接の自己PRで、行動力があることをどう説明すればいいか悩んだ経験があるのではないでしょうか?その場合は、行動力を発揮した経験を振り返ってみたり、別の言葉に言い換えたりして伝えると効果的だといえるでしょう。このコラムでは、自己PRで行動力を強みとしてアピールするポイントや例文、注意点を解説します。ぜひ参考にしてください。
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自己PRで行動力をアピールすることは有効?
就活するにあたって、自己PRで自らの行動力を強みとして伝えることは有効だといえます。企業が求める行動力とは、いったいどのような能力か解説していきます。
行動力とは何か?
行動力は、目標達成のために自ら計画し実行できる力のことを指します。
一般的には何かを思いついたときにすぐさま行動に移せる人・積極性のある人のことを指すことが多いですが、企業に求められる行動力とは少し違います。
面接などの就活においては、行動力という言葉の中に、計画を立てて実行できたり、主体的に物事を進められたりできる能力が含まれているでしょう。
企業は自分で物事を考えて行動できる能力がある人を求めている傾向にあります。
- 自分でも丁寧に話を聞いてもらえるかな
- 無理な勧誘されないかな
- 最後までお金はかからないのかな
自己PRで活かせる行動力の探し方
自己PRできるような行動力が思い当たらない方も中にはいるでしょう。そのような悩みがある方は以下のポイントを参考にして、自身の行動力を見つけてください。
これまでの成功体験を振り返る
過去の経験を振り返り、成功体験を深掘りしてみましょう。成功した理由を分析することで、自身が成功のために行動力を発揮したきっかけを知ることができます。
成功体験は主に2パターンに分かれる傾向があります。
グループで成功した経験
集団活動での成功体験を振り返ることで、グループの中で行動力を発揮したエピソードを見つけることができるでしょう。グループ内で成功のために「どのように動いたか」「どのような失敗をしたか」「企業でどのように活かせるか」を洗い出すことがポイントです。
個人で成功した体験
自身で立てた目標を達成したエピソードを振り返ることで、成功に至るまでの過程を分析できます。目標や課題に対してどのように向き合うのか、強みをどのように活かしたのかをアピールできるようにしましょう。失敗を成功に導いた経験や、企業でどのように活かせるのかを特に深掘りすることで、より自己PRが効果的になるといえます。
周囲の人に聞いてみる
自身の体験を考えるだけではなく、周りの人に自身の行動力が発揮されたエピソードを聞いてみましょう。自身では気が付かなかったことが、周りの人から見ると「行動力がある」「積極性がある」という印象を抱かれていることも。
このように、第三者に自身の分析をしてもらうことを「他己分析」といいます。他己分析の方法をさらに詳しく知ることで、自身のことをより理解できるきっかけとなるでしょう。「他己分析とは?やり方や得られるメリットについて解説!」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
自己PRで行動力をアピールする際のポイント
自己PRで行動力をアピールする際のポイントはどのようなことが考えられるでしょうか。企業にとって効果的なアピールのポイントを解説していきます。
自身の行動力を発揮したエピソードを伝える
自己PRの際、企業側は応募者のさまざまな部分を見るため、単に「行動力がある」と述べるだけでは、具体的にどのような魅力があるのか伝わりません。採用担当者に活躍する姿をイメージしてもらえるよう、行動力が発揮された具体的なエピソードを自己PRの中に入れましょう。
行動力を入社後どのように活かせるか伝える
エピソードを伝える際は、生じた課題や、どのような方法で課題解決に取り組んだのかを述べることが大切。また、行動力によってどのような結果を得られ、入社後にどう活かせるのかも説明すると、根拠のある強みのアピールになります。
行動力とは別のアピールポイントと合わせて伝える
行動力をアピールする際には、課題発見力と課題解決力を意識しましょう。課題発見力は現状を分析し、目標達成に向けて問題点を見抜く能力です。一方、課題解決力は問題点を洗い出し、解決に向けた道筋を立てる能力です。
これらを意識することで、問題に対して課題を立て、解決のために計画を立てられる能力があることをアピールできると考えられます。行動力だけでなく計画性も兼ね備えた印象を与えることができるでしょう。
自己PRで伝える行動力は言い換えられる!例文6選
自己PRで行動力があることを伝える際は、工夫して言い換えることで、面接官の印象に残りやすくなる傾向にあります。
経済産業省が2006年に提唱した「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」によると、社会人基礎力とは「前に踏み出す力『主体性、働きかけ力、実行力』」「考え抜く力『課題発見力、計画力、創造力』」「チームで働く力『発信力、傾聴力、柔軟性、状況把握力、規律生、ストレスコントロール力』」の3つの能力と12の能力要素であると位置付けました。
この中には、行動力が重要な要素になっている能力がいくつかあります。これを参考に、行動力の言い換え例文を6つご紹介します。
参照元
経済産業省
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1.迅速な行動ができる
効率的に業務にあたることや、何事にも能動的に取り組むことは、行動力の一つとして企業から重宝される能力といえます。タイミングが重要なビジネスにおいて、素早く対応できる人材は採用に優位だといえるでしょう。
2.好奇心があり物事に主体的に取り組むことができる
好奇心旺盛で主体的な人材は、部署内で積極的にコミュニケーションを取ったり、リーダーシップを発揮したりすることが期待されます。このような行動力は企業にとって欠かせないため、特に強調してアピールすると効果的でしょう。
3.他人に働きかけ巻き込むことができる
業務を行ううえで指示待ちにならず、周囲を巻き込んで協力し、自ら行動できる積極性が求められています。組織のリーダーとしてだけではなく、サポートの役割としても重要な要素だといえるでしょう。
4.目標を設定し確実に実行できる
自分で目標に向けて実行できる行動力は、面接だけではなく就活そのものにおいても重要な要素といえるでしょう。目標を達成するための計画を立て実行できるということは、自己管理能力や責任感の強さを示すことができるということです。面接でアピールする行動力として、十分に効果を発揮するでしょう。
5.現状を分析し課題の解決に向けて動くことができる
行動力は、目標や自身が目指す姿と現状のギャップを洗い出し、解説に導く能力も含まれます。目標と現状の両方を正しく把握し、ギャップを埋めるための課題の原因を特定する姿勢は、あらゆる企業や職種で求められます。課題解決において具体的な成果を挙げた経験がある人は、ぜひ行動力としてアピールしましょう。
6.自分の中にある構想を実現させる
現在の自分自身と、目指したい目標との相違を認識し、不一致がある部分を埋めるための課題を見つけようとする姿勢は、あらゆる企業で求められます。このような行動力を自己PRとしてアピールすることは採用に効果的だといえるでしょう。
履歴書もOK!行動力を強調した自己PRの書き方例文
既卒の方、フリーターの方などさまざまな立場で就活中の方がいますが、どのような方でも使える自己PRの例文をご紹介します。ぜひアレンジして使ってください。
行動力のエピソードにボランティアを使用した例文
私は現状を分析し課題の解決に向けて動くことができます。
ある日、大学のボランティア活動中、私たちのチームは意見の不一致からいさかいが起こり、ボランティア活動が滞りました。しかし、私はその状況を素早く把握し、各メンバーの立場や考えを尊重し、お互いの意見を聞き合いました。
そして、話し合いの場を設け、私は中立的な立場から双方の意見を聞き、お互いのよりどころとなった結果、チーム全体が一致団結して活動を再開することができました。その結果、ボランティア活動は円滑に進行し、目標を達成することができました。
この経験を活かし、御社では、問題解決能力やチームワーク力を発揮したいと考えています。
行動力のエピソードに大学のサークルや部活を使用した例文
私は目標を設定し確実に実行することができます。
大学在学中、サークルでの大会出場に向けて熱心に練習していましたが、その中で私は怪我をしてしまいました。ですが、私はそのまま諦めることなく、必ず大会で優勝するという目標に向けてリハビリやトレーニングを欠かさず行いました。その努力が実を結び、大会当日にはチームとともに無事に出場することができました。
その大会で困難に立ち向かい、集中力を保ちながら最高のパフォーマンスを発揮しました。結果として、私たちのチームは優勝することができました。
この経験を活かし、御社では、困難に直面しても諦めずに前進し、目標を達成するために行動力と粘り強さを発揮したいと考えています。
行動力のエピソードにアルバイトを使用した例文
私は行動力があり、迅速に動くことができます。
アルバイト中、同僚がグラスを落として割り、さらに指を切ってしまいました。私は迅速に行動し、まず同僚の応急処置を行い、その後グラスの破片を片付けました。同時に、同じような事故が再び起こらないように、プラスチック製のコップに仕様変更する提案を店長にしました。その提案は採用され、以降、同様の事故を防ぐための取り組みが実施されました。
これらの経験を通じて御社では、迅速な行動力と問題解決能力を発揮し、組織の改善に貢献したいと考えています。
行動力のエピソードに留学を使用した例文
私は好奇心があり物事に主体的に取り組むことができます。
バリスタになるための海外留学中に、新しいコーヒーショップの手伝いをするよう誘われました。当初は言葉の壁が不安でしたが、同時に新しい経験に対する好奇心もありました。そこで、チャンスを逃すことなくこの機会を受け入れ、挑戦することにしました。
コーヒーショップが無事にオープンし、私は積極的に働き、周囲のメンバーと協力して店舗を運営しました。その結果、私のリーダーシップや主体性が認められ、リーダーのポジションに昇格することができました。
この経験を活かし、御社では、積極的に行動し目標達成の能力を発揮したいと考えています。
行動力のエピソードに趣味を使用した例文
私は自分の中にある構想を実現させることができます。
旅行が趣味である私は、5年間で全国の神社やお寺を訪れ、御朱印を100個集めるという目標がありました。この目標を掲げた背景には、日本の歴史や文化に興味を持ち、自分自身を成長させる機会としたいという想いがありました。
その目標を達成するために、私は計画を立て、コツコツと旅行を重ねました。困難な時期もありましたが、私は決して挫けることなく、目標に向かって一歩ずつ進みました。そして、5年後、自分の中にある構想を実現させることができました。
この経験を活かし、御社では、目標設定から実現に至るまでの自己の行動力や計画性を発揮していきたいと考えています。
自己PRは400字以内で考える
自己PRは400字以内で納めることが望ましいと考えられます。就活において平均的な文字数が400字といわれており、長々と伝えるより簡潔にわかりやすくまとめた方が効果的だからです。限られた文字数で自身の魅力を盛り込むことを意識しましょう。
自己PRの詳しい作成方法は「既卒者向け自己PRの書き方や作成ポイントを解説!例文も紹介」でも解説しています。参考にしてください。
自己PRで行動力をアピールする際の注意点
自己PRで行動力をアピールする際は、行動の動機や目標のほか、立てた計画や目標達成に向けて努力したことを説明しましょう。以下では、自己PRで行動力をアピールする際の注意点を解説します。
面接では結論を先に述べる
就活の面接では結論を先に述べることで、言いたいことをわかりやすく伝えることができます。面接で効果的に自己PRを伝えるためには、結論を先に述べてから理由や具体例を挙げる順番を意識することが重要でしょう。
単なる体験談にならないようにする
エピソードを伝える際は、体験談で終わらないようにしましょう。生じた課題や、どのような方法で課題解決に取り組んだのかを述べることが大切。また、行動力によってどのような結果を得られ、入社後にどう活かせるのかも説明するようにしましょう。
自己PRは企業が求める人材に合わせて作成する
自己PRで行動力をアピールする際には、企業が求める人材像に合わせて内容を調整することが不可欠です。なぜなら、企業は目標を達成するために、特定のスキルや特性を持つ人材を求めているからです。
たとえば、柔軟性やチームワーク能力を重視する企業では、それらの要素を強調した行動力の伝え方が効果的でしょう。一方で、競争力やリーダーシップ能力が求められる場合は、それらに焦点を当てた行動力が適切です。
企業が求める人材像に合わせて行動力の伝え方をカスタマイズすることで、自身の適性や価値をより明確に伝えることができるといえます。
就職・転職活動の際は面接の基本もおさえておこう
自己PRをはじめ、就職・転職活動において、面接も自分をアピールできる大切な機会です。応募先企業に好印象を残せるよう、マナーや服装といった面接の基本をおさえておきましょう。「面接の基本マナーを押さえて好印象を与えよう!対策方法も解説」では、面接の際の基本的なマナーや服装、話の伝え方などを解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
自己PRで行動力をアピールし転職を成功に導こう!
面接の自己PRで、自らの行動力についてアピールできると、採用が優位になるでしょう。しかし、就活では自己PRの作成のほかにも、応募書類の記入や面接対策、企業研究などやるべきことがさまざまあります。「1人での就活は不安」「何から始めたら良いかわからない」という場合は、エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
ハタラクティブは、高卒や既卒、第二新卒、フリーターなどの若年層を対象とする就職・転職支援サービスです。経験豊富なアドバイザーが、書類作成のアドバイスのほか、面接対策や入社日時の調整といったサポートを行います。求人サイトに掲載されていない非公開求人も多数ご用意。サービスのご利用はすべて無料のため、就職・転職の際はぜひご相談ください。
自己PRの作成や伝え方などに関するQ&A
自己PRの作成や伝え方に関するよくある質問をまとめました。
自己PRは日常的なエピソードでも大丈夫?
エピソードは日常的なことでも構いません。自己PRで企業が知りたいのは実績よりも、過去の経験から学んだことです。応募先企業が求める人物像に合った人材であることをアピールするために、社風に合った行動力を表せられるような身近なエピソードを伝えることが重要でしょう。
なかなか自己PRが書けなくて困っている方は「自己PRが書けないときの原因と対処法は?転職やニート向けの書き方も解説」も参考にしてください。
自己PRで「行動力」をアピールするのは印象が薄い?
行動力は、多くの応募者がアピールポイントや強みとして選ぶ傾向があります。しかし、そのような状況でも埋もれないようにするには、行動力をアピールする際に、自己PRを工夫して個性的なものにすることがポイントです。
たとえば、具体的なエピソードや成果を挙げることで、行動力を具体化し、採用担当者に印象を残すことができます。また、自分の特徴や興味に合わせて、行動力を強調することも重要です。
自己PRでアピールできるような行動力がなくても大丈夫?
大丈夫です!当コラムでご紹介した、行動力の言い換え例文や自己PRの例文を参考に、行動力を自身の成功体験や長所に当てはめてアレンジしてください。また、周囲の人に自身の行動力について聞いてみるといいでしょう。意外な自分を知るきっかけになる可能性があります。自己PRで行動力をアピールするコツは「行動力とは?言い換え例や効果的な自己PRのコツも詳しく解説」も参考にしてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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