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自己PRで責任感をアピールするポイントは?評価される例文3選を紹介
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この記事のまとめ
- 自己PRで求められる責任感は、仕事を最後までやり切れること
- 自己PRの責任感では目標に向かって取り組む姿勢も評価される
- 自己PRで責任感を伝える場合は、具体的なエピソードも交える
- 自己PRではどのような責任感なのか伝えるのがポイント
- 自己PRで責任感は使われやすいため、差別化のために言い換えるのもおすすめ
「自己PRで責任感はどのように伝えると評価される?」と考えている人は多いのではないでしょうか。ただ「責任感があります」と述べても、選考に通過できるほどのアピールになりません。
このコラムでは、自己PRで責任感を伝える際のポイントを紹介しています。また、履歴書作成時に参考になる、自己PRの例文も紹介するので読んでおきましょう。自己PRをどのように伝えるか苦しんでいる方は、ぜひご覧ください。
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転職活動の自己PRで求められる責任感とは
転職時の自己PRで求められる責任感は、仕事に対して真剣に取り組めるかどうかです。ひとくちに「責任感」といっても、「最後までやりきる能力」「目標に向かって取り組む能力」など複数の意味があるため、自分がアピールできる「責任感」がどんなものかを明らかにしておきましょう。
1.任された仕事を最後までやり切れる能力
転職で求められる責任感の一つが、任された仕事をやりきれるかどうかです。人任せにするのではなく、自分で責任をもって取り組む姿勢が求められます。
企業からすると、頼んだ仕事を途中で放棄してしまう従業員は信頼できません。困難な状況でも自分にできることを最後までやりきる姿勢は、社会人として信頼できると印象付けられるでしょう。最後までやりきる責任感を伝えるのであれば、頼まれた仕事を全力でやり切った経験を伝えてください。
2.目標に向かって全力で取り組める能力
目標達成に向けて、責任感を持って全力で取り組む姿も評価されます。トラブルや困難があっても投げ出さず、成果を出せる人材は高く評価されるでしょう。
企業が成果を出すためには、目標に向かってモチベーション高く動ける人材が必要です。その際、自分が責任をもち、あきらめずに努力できる人材がいれば、トラブルが起きても成果につなげられます。努力する姿勢が周囲を勇気づけることもあり、目標に向かって全力で取り組める人材が評価されるのです。
3.主体性をもって仕事ができる能力
仕事に対して責任感をもち、主体的に仕事ができる人材も求められます。企業は指示を受けてしか行動できない人材ではなく、自分で考えて動ける人材を採用したいからです。
責任感を持つ人は、任された仕事も自分事と考えて行動できます。「成功させるためにどうすればいいか」「改善には何が必要か」など、自分で考えて動けるでしょう。指示を待つ人材よりも、主体性を持つ人材の方が活躍できる場面が多く、出せる成果も大きくなります。物事を自分事としてとらえて、活動できる点をアピールすると効果的です。
ただし、どのような人材が必要とされているかは、企業によって異なります。より効果的なアピールをするために、志望企業の求める人材を企業研究にて調べておきましょう。企業研究の進め方は、「企業研究とは?その必要性とスムーズに行うコツを知っておこう!」のコラムを参考にしてください。企業に応じて、自己PRの切り口を変えることで、より高い評価を得られます。
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自己PRで責任感を伝えるすることで企業に与える3つの印象
責任感があると伝えれば、信頼できる人材だと評価されやすくなるのがメリットです。ここでは、自己PRで責任感を伝えることで企業に与える印象について解説します。
1.仕事や役割を任せられる
責任感を持つ人物からは、仕事や役割を任せやすい印象を与えられます。困難があっても投げ出さず、全力で向き合ってくれると考えるからです。仕事によってはプレッシャーがあったり、根気強く取り組んだりするものもあり、ストレスもかかります。大変な状況でも投げ出さない人材に、大切な仕事は任せたいと思うのが一般的です。
また、リーダーなどの役割を果たすにも、責任感が必要です。任されたことを自分事だと考えられる人に、重要な役割が回ってきます。
2.ルールや規律を守れる
ルールや規律を守れそうだという印象も、責任感から与えられます。社員としての自覚を持っており、問題行動やトラブルを起こしてはならないと考えられるからです。
組織としての規律を守るためにも、ルールに従い、正しく行動できる人材が必要です。責任感のある人物であれば、真面目で正しい行動に期待できると評価されるでしょう。
3.長期的な活躍を期待できる
責任感がある人は、長期的に勤務してくれそうだという印象も与えます。仕事に対して責任を持ち、投げ出さずに取り組めるからです。責任感のある人物は、困難な仕事でも投げ出そうとはしません。自分に出来ることを考え、最後までやり抜こうとします。
責任感のない人物の場合、「大変だから」「仕事が向いてないから」などの理由で、退職してしまうケースも。会社は長く働ける人材を求めているので、「責任をもって長期的に仕事に取り組んでくれそうだ」と高い評価を得られます。
社会人になると、学生時代とは違って責任を求められるようになります。なぜ責任が求められるのか、知っておくことも大切です。「学生と社会人の違いは責任の重さ?面接で聞かれる理由や回答の例文を紹介!」のコラムをも参考に、責任感が重視される理由を知っておきましょう。会社が責任感を求める理由がわかれば、どのように評価してもらうかの参考になります。
責任感を伝える自己PR作成の流れ
自己PRを考える前に、過去のエピソードを整理しておきましょう。事前に情報を集めておくことで、文章を考えやすくなります。ここでは、自己PR作成の流れを紹介するので、参考にしてください。
1.責任感を発揮したエピソードを振り返る
まずは、これまでに責任感を発揮したエピソードを振り返り、書き出してみましょう。エピソードが多ければ多いほど、伝えられる内容も増えます。
振り返る時期は、大学生から現在までがおすすめ。時間が経ちすぎたエピソードの場合、「今もその力を発揮できるだろうか?」と思われてしまうからです。
エピソード数に制限はないので、思いつくままに書き出してみてください。
2.どのような責任感なのか具体的に示す
エピソードを書き出したら、どのような責任感を発揮したのか具体的に示しましょう。たとえば、リーダーを任されたことで、組織全体に対する責任感が芽生えるケースもあります。また、仕事を頼まれたなど個人で責任感を発揮したケースもあるでしょう。
「責任感を発揮した」だけではあいまいであり、評価につながりません。「どのような場面で」「どのような責任感を発揮したのか」を具体的にしてみてください。
3.企業が求める責任感を整理する
企業がどのような責任感を求めているかも整理しておきましょう。企業の求める人物像に沿うことで、より評価を高められます。企業が求める人物像を調べる際は、企業のWebサイトや会社説明会がおすすめです。求める人物像を提示している場合もあります。
会社説明会への参加を検討する方には、「会社説明会に参加するメリットとは?服装や質問するときのポイントを解説」のコラムがおすすめです。企業を知ることは自己PRだけではなく、志望動機などにも必要なので、機会があれば説明会に参加しておきましょう。
4.責任感を仕事にどのように活かせるか考える
自分が持つ責任感をどのように仕事に活かせるか考えましょう。志望企業の業務で自分のアピールポイントを活かせることを伝えれば、面接官からの評価も上がります。
自己PRでは、「入社したら活躍できそうだ」とイメージしてもらうことが大切です。そのために、仕事での活躍方法を伝え、採用する価値があると思ってもらわなければなりません。具体的な業務内容を整理し、どの場面で責任感が必要になるかを考えましょう。「△△の業務で責任感を発揮して、△△をすることで成果を出せる」のように、具体的に伝えられれば評価されます。
自己PRの作り方については、「自己PRの見つけ方は?効果的なアピール方法と作成する際の注意点」のコラムも参考にしてください。
自己PRで責任感を伝える際によくある失敗
責任感を伝える際は、伝え方にも気をつけましょう。ここでは、自己PRで責任感を伝える際によくある失敗を紹介します。
1.どのような責任感なのかが伝わらない
前述したように、ひとくちに「責任感」といってもさまざまな捉え方があるので、どのような責任感を持っているのか、具体的に伝えましょう。「責任感があります」だけでは、働いているイメージが湧かず、評価につながりません。
選考で自己PRが求められるのは、強みを発揮して仕事で活躍できそうかを知りたいから。責任感を自己PRしたいなら、「何に対して責任感をもっているのか」を伝えることが大切です。具体性を意識して内容を考えるようにしてください。
2.仕事内容と関連していない
責任感が仕事内容と結びついていない場合も、評価されにくくなります。志望する仕事を確認し、どのような場面であれば責任感を発揮できそうかを考えましょう。
自己PRで大切なのは、強みが仕事で活かせること。「責任感を活かして、△△の仕事に取り組みます」のように、仕事での活かし方を伝えるのが基本です。採用する価値がある、成果を出せるとイメージが湧くから評価されます。仕事内容と関連させて内容を考えるようにしてください。
3.社会人の常識を責任感だと勘違いしている
自己PRで伝える責任感は、社会人としてふさわしい内容にしましょう。「時間を守る」「嘘をつかない」のように、人としてあたりまえの内容は責任感と認識してもらえません。社会人に求められるのは、物事を自分事として捉え、投げ出さずに取り組む姿勢です。あたりまえの内容を責任感にしてしまうと、社会人としての意識が足りないと思われてしまいます。
自己PRがうまく書けないときは、書けない原因を知り、改善するのが大切です。よくある失敗や書けない原因を「自己PRが書けないときの原因と対処法は?転職やニート向けの書き方も解説」のコラムで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
自己PRの「責任感」は差別化するのもポイント
責任感を自己PRで選ぶ求職者は多いので、印象付けるためにも差別化を意識しましょう。オリジナルのエピソードを具体的に伝えれば、ほかの求職者とは違ったエピソードになります。
たとえば、「リーダーとして責任感を発揮し、成果を出しました」だけでは、同じような経験をしている求職者は多くいます。差別化をしたいのであれば、「どのように行動したか」が大切です。
「責任感をもち、自分が先頭に動くことで信頼を得るリーダー」もいれば、「自分の言動に責任を持ち、安心感によって信頼を得るリーダー」もいます。あいまいな表現であるほどほかの求職者と同じになってしまうので、具体性を出すことで差別化につなげてください。
自己PRで評価されるためには、内容はもちろん、熱意や意欲も重要です。「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説」のコラムを参考に、よりよい表現を考えてみてください。
自己PRで責任感を差別化するための言い換え例5選
ほかの求職者と差別化するために、責任感を言い換えるのもおすすめです。ここでは、責任感を言い換える例を5つ紹介するので、ぜひ使ってみてください。
1.真面目な性格をしている
責任感を持つ人は、真面目な性格をしています。「任されたことはやりきろう」「最善を尽くそう」のように、仕事と真剣に向き合えるので評価されます。
仕事を行ううえで、真面目にコツコツと努力を続けることは欠かせません。どのような会社でも評価されるので、言い換えて表現しても良いでしょう。
2.周囲から頼りにされる
責任感のある人材は、周囲から頼りにされやすい人材です。自分の言動に責任を持ち、堂々とした振る舞いができるため、安心感を与えます。
周囲から頼りにされる人材は、リーダーとしてもメンバーとしても活躍できる人材です。組織にいることで、周囲との良い関係も築きやすいイメージを与えられます。
3.主体性がある
責任感を持つ人は、自分で行動する主体性を持つ人です。自分の責任だと考えているので、ほかの人に任せずに自分で行動できます。
自ら考えて行動できる主体性は、どの会社でも求められる能力です。指示を待つのではなく、積極的に行動する人ほど、仕事での成果も出しやすくなります。
4.問題解決力がある
責任感がある人は、問題を解消し、結果を出そうとする姿勢も持ちます。問題を放棄せず、自分事として行動できるでしょう。
どのような会社であっても、仕事をしていると問題はつきものです。その際、自ら考え、解決に向けて行動できる人材は、多くの企業で評価されます。
5.向上心がある
責任感のある人は、最後までやり抜こうとするため、向上心も持ち合わせています。困難と向き合っても、自分が努力し、成長することで成し遂げるためです。
向上心があれば成長しやすく、成長することでより高い成果が出せます。また、現状に満足せず、よりよい結果を求める姿勢も評価されるでしょう。
向上心がある人の特徴については、「上昇志向が強い人とは?特徴や注意点などとあわせて解説!」のコラムも参考にしてください。責任感を伝える際に、一緒に見ておくと表現の幅が広がります。
転職活動の自己PRで責任感を伝える際の例文
自己PRで責任感を伝える場合、志望する職種に応じて内容を変える必要があります。ここでは、職種別に3つの例文を紹介するので参考にしてください。
1.営業職に応募する場合の例文
私の強みは「頼まれごとは最後までやりぬく責任感」です。同僚やお客さまから依頼されたことは、何があっても全力で、最後まで取り組みます。
前職では取引先の方に、「△△の部品を100個、月末までにどうしても欲しい」と依頼されることがありました。通常は1ヶ月以上かかるものであり難しいとは思いましたが、お客さまのために全力を尽くすことにしました。
まずは部品を作成している工場に連絡。電話では難しいとの回答でしたが、何度もお願いし、最後には直接工場まで伺い、実現できないか依頼しました。その結果、なんとか月末までに100個の納品に成功。一度の依頼であきらめるのではなく、なんとしても実行すると決めることで成果につながりました。
御社でも最後までやり抜く責任感を発揮して、営業職として誰よりも成果を出したいと思います。
2.事務職に応募する場合の例文
私の強みは責任感をもってミスなく業務を行うことです。事務職は資料作成や請求書作成など、ミスの許されない仕事が多くあります。自分の責任だけではなく、資料を使う営業や請求書を送付した取引先などにも迷惑をかけてしまう仕事です。
そのため、一切のミスがないように、責任をもって毎日仕事に取り組んでいます。事務職として3年間勤務していますが、これまでに事務作業でミスをしたことは一度もありません。御社でも責任をもって仕事に取り組み、ミスなく円滑な連携を実現したいと思います。
3.販売職に応募する場合の例文
私の強みは、責任感をもってお客さまに説明を行えることです。商品やサービスについては自分が納得いくまで情報を調べ、自分で学んだことだけを伝えるようにしています。
入社直後は商品に対する知識がなく、マニュアル通りにしか話せていませんでした。マニュアルの言葉をそのまま読んでいるだけなのでお客さまに信頼されない状況が続きました。しかし、お客さまに案内する以上、責任をもって伝えることが使命だと思い、自ら商品の勉強を始めました。新商品が入荷するたびに勉強し、既存の商品も変化がないか、毎日調査しています。
責任をもって案内することで、説得力も生まれ、お客さまからの信頼を得られる機会も増えました。御社でも責任をもってお客さまへの案内を行い、売上に貢献していきたいと思います。
自己PRは例文をそのまま使うのではなく、自分の言葉に変えるようにしましょう。自分の経験ではないことでアピールしようとすると、深掘りされた際に答えられず苦しみます。自分なりの自己PRを作りたい方には、「自己PRの例文を自分流にアレンジ!面接で好印象のアピールとは」のコラムがおすすめです。例文を参考にしながら、オリジナルのエピソードでアピールしてください。
転職活動の自己PRで責任感を伝える際のNG例文
自己PRで評価されにくい、NG例文についても知っておきましょう。ここでは、3つのNG例文を紹介するので参考にしてください。
1.あたりまえのことを責任感だと認識している
前述したように、社会人としてあたりまえのことは、責任感には入りません。たとえば、「時間を守る」「嘘をつかない」などは責任感ではありません。あたりまえの内容をアピールしてしまうと、社会人の意識が低いと思われてしまいます。自己PRを考える前に、仕事や人に対しての責任感かどうか、改めて確認してみてください。
NG例文
私の強みは責任感です。時間は必ず守り、遅刻をしたことはありません。大学生のアルバイトを3年、社会人経験も2年ありますが、無遅刻無欠席です。
御社でも遅刻せず、責任感をもって仕事に取り組みます。
2.責任感に具体性がない
どのような責任感なのか具体性がないと、評価にはつながりません。ほかの求職者との差別化にもならないので気をつけましょう。
たとえば、「リーダーとして責任感を発揮しました」だけでは、内容がわかりません。仕事を達成するために責任感を発揮した、部下を率いる際の責任感を発揮したなど、責任の内容も状況によります。どのように責任感を発揮したのか、エピソードも交えるように意識してください。
NG例文
私の強みは責任感です。前職ではリーダーとして責任感を発揮し、売上に貢献しました。御社でもリーダーとしての経験と責任感を発揮し、貢献したいと思います。
3.仕事内容と関連していない
責任感が仕事内容で活かせない場合、アピールしても評価につながりません。希望する仕事や職種と関連するかどうか、確認してから自己PRを作成しましょう。
NG例文
私の強みは責任感です。任された仕事は責任をもって、最後までやり切ります。
御社のマーケティング職では、市場のニーズを把握し、施策に取り入れることが大切だと伺いました。情報収集力を身につけて、御社で活躍したいと思います。
自己PRだけではなく、面接全体のNGも確認しておきましょう。思わぬ行動や言葉で、評価を下げる恐れもあります。詳しいNG内容は、「面接のNGワードを大公開!間違った言葉遣いや行動、逆質問にも注意しよう」のコラムで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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