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行動力とは?言い換え例や効果的な自己PRのコツも詳しく解説
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この記事のまとめ
- 行動力とは、目的を達成するために実際に行動を起こす力のこと
- 行動力は向上心や主体性にもつながるため積極的にアピールしたい要素といえる
- 就活で行動力をアピールするなら、根拠とともに伝えることが大切
転職活動の自己PRで「行動力」をアピールしたいと考えていませんか?行動力はやるべきことを実際に行動に移す力のことを指し、ビジネスシーンでは重宝されます。このコラムでは、行動力を自己PRとして伝えるコツや注意点を解説。具体的な例文もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。自分の長所を面接で適切にアピールし、好印象を与えましょう。
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行動力とは?
行動力とは、目的を達成するために、実際に行動を起こす力のことです。
多くの仕事では1日やひと月、1年ごとに目標が掲げられており、そのノルマを達成することが求められます。ノルマは社員一人ひとりに課せられる場合もあれば、部署やチームごとに出されているなどさまざまですが、どのような状況でも目標を達成する力は重要だといえるでしょう。
行動力と好奇心旺盛の違い
好奇心旺盛とは、自分の知らないことに興味を持ち、積極的に知ろうとすることを指します。知らないことを知ろうとするため、好奇心旺盛であることは行動力があるとも言い換えられるでしょう。ただし、好奇心旺盛の対象となるのは、自分の興味のあることに限られる傾向があり、転職活動での使い方には一層の注意が必要です。
好奇心旺盛を就活で活かすコツは「「好奇心旺盛」を自己PRに活かそう!伝える方法とOK・NG例文を紹介」にて、詳しく解説しています。ぜひ、参考にしてください。
企業から見た「行動力がある人」の印象
行動力をアピールする人に対して、企業はおおむねポジティブな印象を抱きます。行動力があれば多くのビジネスチャンスを獲得できたり、業務に主体的に取り組むイメージがあるからです。
ただし、後述しますが根拠なく「行動力がある」と伝えるのは避けるべき。なぜ行動力があるといえるのか、根拠となるエピソードを合わせることで説得力が増します。
「行動力がある」は伝え方に注意
行動力は、スピード感を伴って発揮されていることが多いです。ビジネスでは計画性や周りとの歩幅を合わせて進めることも重視されるため、スピード感がある=「計画性や協調性に乏しい」と判断される可能性もあるでしょう。
アピールするときは行動力があることだけでなく、綿密な計画を行ったうえで活動していること、周りの人のペースも見ながら進めていることにも軽く触れると、マイナスイメージが払拭できます。
行動力がある人の5の特徴
ここでは行動力を持つ人の特徴について紹介していきます。以下の特徴を併せ持っていると、行動力を活かし高いパフォーマンスの発揮にもつながるでしょう。
1.向上心を持っている
自ら目標を設定し、その目標に向かって努力を実践することは行動力の源泉です。「向上心」があるといわれる人材には、常にポジティブな行動や気持ちが見受けられます。
向上心を持っている人は、前向きなモチベーションを維持させるために、自らで定めた目標に向かって「自分を成長させたい」といった気持ちが強い傾向にあるようです。
成長し続けようとする気持ちが強い
向上心を持っている人材やチャレンジする勇気を持っている人材に共通しているのは、「成長したい」という意欲が強いこと。成長に対して強い意欲や意思があることが向上心、行動力につながるでしょう。
2.自ら進んで動ける主体性がある
自発的に行動を起こせる人は、より当事者としての問題意識を持っている傾向にあります。
加えて、物事を成し遂げるための動機付けも自分で高く設定することができるため、自ら進んで動ける人材は自然と行動力が備わっています。フットワークの軽さもこれに付随する特性の1つといえます。
迷わずに決断できる
行動に移すことができることは、言い換えれば「決断までのスピードが速い」ということです。行動力を持つ人は常に自分の中で価値基準が明確化されているため、主体性を伴った早い判断力と決断力があるでしょう。
3.チャレンジする勇気を持っている
行動力を持つ人材は、失敗するリスクがあっても、チャレンジする勇気と覚悟を持っています。ただ行動するだけではなく、失敗を周りの人や状況・環境のせいにせず、自分の成長につなげるためのチャレンジと捉えている人が多いようです。
4.環境の変化に柔軟に対応できる
行動力を持つ人は、環境の変化に柔軟に対応することができます。自らの成長によって次の高いステップ・ステージへと進むことができるからです。
変化を恐れることなく、その刺激を吸収し自らの成長に活かすことで、人生を豊かにしていく傾向にあります。
5.目的意識を持っている
行動力を持つ人は、常に明確な目的意識を持っているのも特徴です。明確な目的・目標があることでその時点でのゴールを定めることができます。
行動力がある人は、現状と理想(目的)のギャップを適切に捉えることができ、またその理想に向かって精進しようとする人が多いようです。
「行動力」を自己PRにするときの4つのコツ
行動力を伝えるにあたり、ほかの応募者よりも印象的な自己PRを作成するには、下記の4つのポイントがあります。
1.企業が求める「行動力」を把握する
一口に「行動力」といっても、「すぐに行動に移せる」だけでなく「顧客の要望を的確に把握して実行できる」「目標に向けてコツコツ行動できる」など多くの捉え方ができます。応募先の企業がどんな「行動力」を求めているか、企業研究などでしっかりと把握し、ズレのないアピールに仕上げましょう。
2.表現を工夫する
行動力はアピールポイントにしている応募者が多いので、ただ「行動力があります」だけでは多数のなかの一つとして埋もれる可能性があります。
たとえば、「私は思い立ったら即時にプランを練り、実行に移す行動力があります」というように、ワンフレーズつけ足してみるだけでも印象が違ってくるでしょう。
「行動力」の言い換え例
行動力の言い換え例として、下記が挙げられます。
・フットワークが軽い
・レスポンスが早い
・実行力がある
・実践力がある
それぞれ少しニュアンスが異なるため、アピール内容に合わせて言い換えてみましょう。
3.具体的な動機とエピソードを述べる
ただ「行動力がある」ということを述べるだけでなく、「なぜその行動をとったのか」「目的を達成するためにどのような工夫をしたか」「それによってなにを得たか」など、裏付けとなる具体的なエピソードを沿えましょう。明確な目標を持って計画的に実行に移したということをアピールでき、説得力が増します。
4.仕事でどんな風に活かせるかも添える
自己PRを通して企業が知りたいことは、応募者が入社後にどのように活躍してくれるかです。
自分の長所や関連するエピソードをアピールしたら、それを応募先の企業でどのように活かしていくかを具体的に述べましょう。長所と結びつけた今後の展望を最後に添えることで、企業側は応募者が自社で働く姿を想像しやすくなります。
自己PRが思いつかないという方は「自己PRが書けないときの原因と対処法は?転職やニート向けの書き方も解説」にて、自己PRの考え方を解説しています。ぜひ、参考にしてください。
「行動力」の自己PR例文
「私の強みは、なにかを思い立ったらすぐに計画を練り、実行に移す行動力です。
私は幼い頃からミュージカルが好きで、自分でも演じてみたいという思いから、大学入学を機にミュージカルサークルを立ち上げました。
設立した当初は集まる人も少なかったものの、少人数でもできる演目を用意し、数人の部員で練習をしました。後日、大学に許可を取り、勧誘活動としてその演目を講堂の一部を借りて披露しました。
それが好評を博して徐々に人数が増えていったことに加え、空き時間で小まめにチラシを配っていた効果もあり、部員数は40人規模となりました。
今では大学内だけでなく、年2回のペースで外部の小劇場を借りて公演をしています。
この行動力を御社の営業活動にも活かし、売上の向上に貢献していきたいと考えています。」
上記はあくまで参考までの例文です。「行動力」で自己PRする際はお手本だけに頼らず、自分ならではのエピソードと言葉、表現で的確に述べましょう。自分の思いもしっかり伝えられるようにしてください。
行動力を鍛えるために必要なポイント
行動力に対してネガティブなイメージを抱く人は少ないため、就活では積極的にアピールしましょう。行動力に自信のない場合は、以下を参考にしながらアピール材料にできるまで鍛えてみるのもおすすめです。
1.できることから始める
まずは、自分の能力や実力を適切に理解することがポイントです。
知識や能力が不十分なうちに難しい問題を解こうとしても、学習効果は得られません。自分の能力を適切に理解し、できることから実践してみることが重要となります。
2.目指す方向性を決める
行動力を鍛えるうえで、明確な目的や目標を定めることも重要です。行動力を持っている人材は常に明確な目的・目標を定め、それに向かって行動を起こしています。
日常生活の中でも、目指す方向性や方針を固める習慣をつけておくと効果的です。これによって、自分の中で価値基準が明確となり判断力や決断力を養うこともできます。
3.自ら行動する
行動力を発揮するうえで、重要なことは自発的な行動です。行動力を発揮してもそれが受動的であれば、本当に「行動力がある」とはいえません。
物事に対して自らが考え、自らが率先して行動する習慣を形成しておくことが行動力を鍛えるうえでポイントとなります。
4.周りの人は気にしない
行動力を鍛えるうえで始めは、周囲の人と比較をしないこともポイントの一つです。行動力を発揮したいあまり見切り発車をしないよう、まずは自分の基礎能力を鍛えることに重きを置きましょう。
5.気持ちのコントロール力を身に付ける
自分の気持ちをコントロールできる力を身につけることは、行動力を鍛えるうえで非常に重要な要素となります。行動力を鍛える過程の中で、必ず失敗という壁に突き当たるからです。
そのようなときに一喜一憂せずに、感情を制御できる力が必要となります。また感情の起伏時に行動力を発揮しても、良い結果に結びつかない可能性ももあるため、この能力は非常に重要です。
転職活動の中で自分の行動力をどの程度活かすことができるのか不安な方は、第三者からアドバイスを貰うのも有効です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。