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ノンバイサーの文系・理系学生に向けた、就活を成功させる方法
更新日
この記事のまとめ
- ノンバイサーとは、アルバイトもサークル活動もしていない大学生を指す言葉
- ノンバイサーは就活で語れるエピソードが少ない可能性がある
- 就活では、アルバイトやサークル以外のエピソードで自己PRしてOK
- 熱中したことであれば趣味を取り上げても問題ない
- ノンバイサーは時間がある分、学校の成績に気をつけよう
「ノンバイサーでアピールできることがない」という学生に向けて、アルバイトやサークル活動以外でアピール材料になる事柄を紹介します。実は、自己PRなどで取り上げるエピソードは、人柄が伝わる内容であれば、趣味に関連する話題でも問題ありません。コラムでは、文系と理系それぞれの学生に向けたアドバイスもまとめたので、就活に行き詰まっている方はぜひご覧ください。
ノンバイサーとは
ノンバイサーとは、アルバイトもサークルも経験したことのない大学生を指す言葉。「ノン(やっていない)+バイ(バイト)+サー(サークル)」という略語を合わせて生まれた造語です。
主に新卒の間で使われており、就活を始めるにあたって「サークルやアルバイト経験がなく自己PRのネタがない」という焦りから生まれたものと考えられます。
コロナ禍で大学生活を過ごしたためアルバイトもサークルもできなかった学生も多く、不安に思っている方も多いようです。
「履歴書の『学生時代に力を注いだこと』の例文をご紹介!書き方のコツも解説」では、ガクチカの例文を紹介しています。アルバイトやサークルのほかに、ゼミや資格、留学、インターンシップを題材とした例文も掲載しているので参考にしてください。
ノンバイサーだと就活で不利になる?
ノンバイサーだからといって、就職できないわけではありません。ノンバイサーだからと自信を失う人も多いようですが、大学のサークルやアルバイト経験がないからといって人より劣っているわけではないので、安心してください。
エピソードが少ない点ではノンバイサーは不利になる
ノンバイサーが就活で不利になるとすれば、志望動機や自己PRで使えるエピソードが少なくなることです。就活では、サークルやアルバイト経験を通して自分をアピールする学生が多いので、「ノンバイサーだから就活でアピールできることがない」と思い込んでしまうのも無理はないでしょう。
ノンバイサーだと企業側がどんな人物かイメージしにくい
アルバイトやサークル活動の経歴は、企業側が学生の人柄を推し量る材料となります。たとえば、運動系のサークルに入っていた学生は、「チームワークが得意そう」という印象を持たれがちです。体力が必要なアルバイトをしていた学生であれば、「仕事も粘り強く取り組めそう」と思われるかもしれません。
その点、ノンバイサーの学生は分かりやすいバックボーンがない分、企業が人物像をイメージするのに手間取る可能性があります。担当者によっては、「バイトやサークルをやっていた時間に何をしていたのろう?」と疑問を抱く場合もあるでしょう。
アルバイトやサークルに変わるエピソードがあればOK
ノンバイサーであっても、アルバイトやサークル以外で自分の強みや人柄が伝わるエピソードを見つければ大丈夫です。企業は学生のパーソナリティーや自社との相性、強みを理解したいと思っており、根拠となるエピソードは何でも構いません。資格取得や留学、ボランティアはもちろん、夢中になっている趣味を取り上げても大丈夫です。
過去のエピソードを探したり、自分の強みを把握したりするには、自己分析が役立ちます。「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」では、動画で分かりやすく自己分析のやり方を紹介しているので、ご覧ください。
文系・理系のノンバイサーが就活するときのポイント
ここでは、文系・理系のノンバイサーが就活するときのポイントを紹介していきます。
文系ノンバイサーの場合
個人や大学にもよりますが、文系は理解の学生と比べて実験やレポート課題に追われることが少なく、自由になる時間が多い傾向にあります。
「特別勉強に力を入れたわけではない…」という文系ノンバイサーの人は、無理に学業をアピールするよりも、趣味や友達との活動を通して、自分の人柄を伝えるのがおすすめです。自分らしさが出ていることや、熱心に取り組んだことであれば、趣味や遊びに属する領域もアピールの材料になります。
たとえば、長年続けている趣味を通しては、継続性をアピールすることが可能です。旅行が好きなら、旅のエピソードを通して行動力や計画性、コミュニケーション能力などを伝えられるでしょう。
理系ノンバイサーの場合
学業に注力している理系のノンバイサーは、研究に向かう姿勢を通して自分の能力や資質を伝えられます。研究について取り上げるときは、「なぜその分野を選んだのか」「どんなやりがいがあるのか」「どのような努力をしたのか」といった内容を盛り込むと良いでしょう。
研究内容についての説明では、難しい専門用語は避け、誰が聞いても分かりやすい表現を使うことがポイントです。
研究職に応募する場合は、今までの経験が企業でどのように役立てられるかを具体的に説明することも重要。「研究内容をアピールしたいが、専門性に自信がない…」という場合は、趣味やスポーツ、ボランティア活動といった学業以外のエピソードを加えて、多面性をアピールしても良いでしょう。
ノンバイサーは成績に注意
ノンバイサーはバイトやサークルに時間を使わない分、学業に力を入れている姿勢を示すと好印象です。
選考中に学業について聞かれなくても、企業によっては後日成績表の提出を求めることもあります。成績が良いと「真面目で向上心がある」といった評価を得られるので、日ごろから学校の成績を意識して勉強に取り組みましょう。
「「学業で力を入れたこと」の回答法や例文を紹介!分からないときの対処法も」では、学業をアピールする際の例文をまとめています。ノンバイサーの人に役立つ情報を掲載しているので、自己PRの書き方に迷う方は参考にしてください。
勉強にも趣味にも力を入れてこなかった人は、エピソード作りが困難だと感じる場合があります。そのようなときは、プロに相談しながら自分を振り返るのがおすすめです。
就活支援サービスのハタラクティブでは、履歴書の書き方や面接対策をトータルサポート。専門の就活アドバイザーがカウンセリングを行い、就活に必要なノウハウを提供しながらお悩みを解消します。
「ノンバイサーで就活がうまくいかない」とお悩みの方は、ぜひハタラクティブにご相談ください!
こんなときどうする?バイトやサークル経験のない方が直面するお悩みQ&A
バイトやサークル経験がなくても就活でアピールすることはできます。しかし、やはり経験者に比べて不利になるのでは、と不安になる方もいるでしょう。ここでは、ノンバイサーの方が抱える疑問や質問に回答します。
就活で高評価が狙えるエピソードはなんですか?
一概にはいえませんが、リーダーシップやコミュニケーション能力は高評価の傾向にあります。
ただし、すべての企業が上記のような人物を求めているとは限りません。大切なのはエピソードの内容だけでなく、企業の求める人材に合っているか・相手が納得できる根拠を示しているか・分かりやすく話しているかの3つ。詳しくは「自己PRは熱意が大切!伝えるための具体的なポイントを解説!」をご覧ください。
「何かに打ち込んだ」という経験が何もないのですが…
自己分析をしてみましょう。
「自己PRで書く材料がない!書き方のポイントとは」のコラムでも解説していますが、企業は求職者の自己PRに華やかな実績や経験は求めていません。チェックするのは、自社との相性や将来性。自己分析をしっかり行い、自分の強みや適性を把握すれば、応募先企業のニーズに合う経験が見つかるはずです。
自己分析の方法が分からなければ、就職支援サービスのハタラクティブをご利用ください。専任の就職アドバイザーが自己分析のお手伝いをいたします。
コミュニケーション能力以外で、企業が重視するポイントはありますか?
転職者なら実務経験、若年層には素直さやポテンシャルを求める企業が多いようです。
企業にとって20代は若く、長期雇用が見込める人材。そのため、実務経験やスキルが少なくても、柔軟な考え方や素直さなど、人間性や将来性を重視する傾向が見受けられます。詳しくは「20代前半はどう見られている?気になる就活事情」のコラムでも触れていますので、参考にしてください。
よく「就活では自己分析が重要」といいますが、それはなぜですか?
自分をよく理解することが、自分に合う企業探しにつながるからです。
自己分析を行うと、これまでの経験やスキルだけでなく、仕事に対する考え方ややりがいを感じるとき、得意なことが明確になります。それを踏まえて仕事を探せば、より適性にマッチした求人を見つけられ、離職の可能性を低くできます。自己分析については、「転職活動の要!自己分析の重要性とは」で詳しく説明しています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。