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新入社員の年収はどれくらい?平均を知って就職活動に役立てよう!
更新日
この記事のまとめ
- 4月入社の新入社員の年収には、1~3月の3ヶ月分は含まれていないと考える
- 新入社員の平均年収は学歴が高くなるほど上がる傾向にある
- 社会人2年目になると住民税が天引きされるため、手取りが減ることがある
- 新入社員の年収は、学歴だけでなく働く地域や業界によっても異なる
- 年収だけでなく自分に合った企業を探すことも大切
新入社員の年収について気になる人もいるでしょう。就職活動を行う際、仕事内容や職場環境についてはもちろん、年収がどのくらいなのかをチェックすることは大切です。こちらのコラムでは、そんな新入社員の年収についてまとめてみました。新入社員の平均年収や、計算するうえで知っておきたいポイントなども解説しています。年収の高い企業に入社したい人もぜひ当コラムをチェックしてみてください。
新入社員の年収の計算で気をつけたいポイント
新入社員が年収を計算する際には、いくつか気を付けておきたいポイントがあります。まず、年収の計算とは本来1〜12月の収入を元に行うものです。しかし、4月に入社している新入社員の場合、1〜3月は働いていないため、12ヶ月で計算すると実際の収入と誤差が生じます。そのため、3ヶ月分の収入がないことを前提に9ヶ月で計算しましょう。なお、求人票のデータの多くは12ヶ月分で換算されています。そのため、新入社員の場合は求人票に記載されている年収よりも少なくなることも知っておきましょう。
また、社会人1年目は給与から住民税が天引きされませんが、2年目からは住民税を給与から支払うことになり、手取り額が減少します。今後の手取り額が気になるという人は、「給与から税金はいくら引かれる?割合や計算方法を知って手取りを確認しよう」のコラムも参考にしてみてください。
新入社員はいつからボーナスがもらえる?
年収には賞与も含まれますが、新入社員には夏のボーナスは支給されないことが多いでしょう。夏のボーナスは前年10月〜3月の成果に対して支払われるものです。その期間に会社に在籍していない新入社員には支払われなかったり、支給されるとしても寸志程度だったり、というケースが多いようです。賞与として大きな金額を貰えるのは、冬のボーナスからというのが一般的といえます。新入社員のボーナスに関しては、「新入社員のボーナスはいつからもらえる?支給のタイミングと平均額を紹介」のコラムでも紹介しています。
新入社員の平均年収は?
まずは、新入社員の1ヶ月の平均賃金について見ていきます。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況 (p15)」によると、新規学卒者の学歴別にみた賃金は、男女計で、高校卒で18万6800円、専門学校卒は21万4500円、高専・短大卒は21万4600円、大学卒は23万7300円、大学院卒は27万6000円です。以下の表に、学歴別・性別の平均賃金をまとめました。
学歴 | 男性 | 女性 | 男女計 |
---|---|---|---|
高校卒 | 18万9000円 | 18万3200円 | 18万6800円 |
専門学校卒 | 21万800円 | 21万7000円 | 21万4500円 |
高専・短大卒 | 22万2800円 | 21万1700円 | 21万4600円 |
大学卒 | 24万300円 | 23万4300円 | 23万7300円 |
大学院卒 | 28万3200円 | 26万800円 | 27万6000円 |
引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況 (p15)」
上記のデータをもとに、4月入社の新入社員の平均年収を計算します。「1ヶ月の平均賃金×9ヶ月分」で平均年収を計算すると、高校卒は168万1200円、専門学校卒は193万500円、高専・短大卒は193万1400円、大学卒は213万5700円、大学院卒は248万4000円になりました。賞与や手当が加わると、さらに金額が上がる可能性はあるため、あくまで目安として捉えておくと良いでしょう。
この結果からは、学歴によって賃金は大きく異なり、学歴が高いほど平均年収も高くなることが分かります。ただし、企業や業界によっても必要とされる学歴が異なるため、高学歴が高収入に繋がるとは一概にはいえないでしょう。学歴が就職にどのくらい影響を及ぼすのか気になる人は、こちらのコラム「就職に学歴は関係ある?学歴フィルターがある理由や就活でのアピール方法」をご一読ください。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査の概況
年収の高い企業に入社するためのポイント
新入社員として高い年収が見込める企業に入社するためには、いくつかのポイントがあります。前項でも紹介したように年収は学歴ごとで異なり、四大、または修士課程を修了した方が年収は高くなる傾向にあるようです。また、年収は地域ごとでも異なり、東京や神奈川、大阪府などの都市部のほうが高い傾向があります。さらに、業界や企業の規模によっても年収は異なるため、これらを加味しながら企業を選ぶことがポイントです。
しかし、年収が高い企業に入社することだけを目的にしてしまうと、企業風土が合わずに辛い思いをしたり、ハードワークで身体を壊したりすることも考えられます。年収ばかりにとらわれず、自分に合う企業を探すことが大切です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。