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仕事が憂鬱…乗り切る方法は?会社に行きたくないと感じるときの対処法
更新日
この記事のまとめ
- 仕事が憂鬱だと感じるのは、職場環境や仕事量の多さなどの原因が考えられる
- 仕事が憂鬱なまま働き続けると、ミスが多くなったり体調が悪くなったりする恐れがある
- 仕事に対する考え方や生活習慣を変えると、憂鬱な気持ちが解消することがある
- 仕事が憂鬱な状態から抜け出せない場合は、転職を検討してみるのも一つの手
1週間が始まる月曜日の朝などに「仕事が憂鬱」と感じてお悩みの方もいるでしょう。人間関係や仕事への不満など、憂鬱を感じる原因は人それぞれ。どうしても仕事が憂鬱な気分から抜け出せない場合は、転職も選択肢の一つです。
このコラムでは、仕事を憂鬱に感じる際の原因と、乗り切るための対処法について解説。憂鬱な気分で仕事を続けるリスクや転職先の探し方もまとめているので、ぜひご覧ください。
「仕事が憂鬱」「会社に行きたくない」と感じる4つの理由
「仕事が憂鬱」「出社したくない」と感じる原因には、職場の人間関係や社内の雰囲気、担当業務の多さなど、さまざまな内容が考えられます。
直接的な理由がなくても「なんとなく仕事が憂鬱で行きたくない」と思う方もいるかもしれませんが、以下で「仕事が憂鬱」と感じる理由を4つご紹介するので、自身の状況と比べてみましょう。
仕事が憂鬱と感じる理由
- 仕事場の人間関係が良くない
- 仕事場にハラスメントがある
- 仕事が多過ぎて残業が発生しやすい
- 今の仕事は向かないと感じている
1.仕事場の人間関係が良くない
「理不尽なことで怒る上司がいる」「同期と馴染めない」など、職場の人間関係にストレスを抱えている場合、仕事を憂鬱に感じてしまうことがあります。周囲との人間関係が良好ではないと、苦手な人と働くことを苦痛に感じてしまい、「仕事が憂鬱だから行きたくない」と考えてしまうこともあるでしょう。
2.仕事場にハラスメントがある
職場にパワハラやセクハラといったハラスメントが横行していると、仕事に行くのが憂鬱に感じやすいでしょう。自分がハラスメントを受けていなくても、周囲に被害が及んでいれば職場の雰囲気は悪くなってしまいます。感受性が豊かな方だと、ハラスメントの現場を見ただけでストレスになることもあるでしょう。
パワハラは、大きく6つに分類されます。分類については、「パワハラ対策でストレスを溜めない!ハラスメントの原因や対処法を徹底解説」で詳しく解説しているので、「これはパワハラに該当するの…?」とお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。
3.仕事が多過ぎて残業が発生しやすい
仕事が多過ぎて毎日のように残業をしていることで、徐々に憂鬱な気持ちが募ってしまう場合もあるようです。たとえ好きな仕事であっても、残業があまりに多ければ疲労が溜まり、モチベーションを保ちづらくなります。「今日も定時に帰れないだろうな…」という気持ちがあると、仕事へのやる気が低下してしまうこともあるでしょう。
4.今の仕事は向かないと感じている
今の仕事が自分に向いていないと思っていると、働くことが憂鬱になる可能性があります。たとえば、単純作業が好きな方が応用力を求められる仕事を任されたり、コミュニケーションが苦手な方が営業部に配属されたりすれば、思うように仕事をこなせずストレスが溜まってしまうかもしれません。
「仕事が憂鬱」と感じてもあまり気にしないことが大事
「仕事が憂鬱」と感じるのは誰にでもあり得ることで、悪いことではありません。仕事をしていると、人間関係や将来への漠然とした不安などでストレスを感じる場面は多いため、憂鬱に感じる日もあるかもしれません。仕事を憂鬱に思い過ぎると余計に辛くなり、ストレスや疲労につながることも。仕事が憂鬱なときは、あまり不安になり過ぎずに、「何が辛いんだろう」「どうしたら抜け出せるだろう」と、自分の気持ちと向き合ってみることから始めましょう。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
仕事が憂鬱なまま働き続ける3つのリスク
ここでは、仕事が憂鬱なまま働き続けるリスクを3つ解説します。何も対処せずに憂鬱な気分を我慢していると、以下のような悪影響につながる可能性があるでしょう。
仕事が憂鬱なまま働き続けるリスク
- 仕事でミスをしやすくなる
- 仕事のストレスで気疲れする
- 無理を続けると体調不良を引き起こす場合がある
1.仕事でミスをしやすくなる
仕事が憂鬱過ぎるあまり集中できないと、ミスをしやすくなる可能性があります。ミスをすれば注意され、さらに憂鬱になり、またミスを繰り返すという悪循環に陥ってしまう恐れもあるでしょう。
仕事でミスが多いと思う方は、「仕事でミスが多いのはなぜ?辞めたいと思ったら理由を振り返って対策しよう」のコラムで対処法を確認してみてください。
2.仕事のストレスで気疲れする
「仕事が憂鬱」と思いながら毎日を過ごすのは、自分自身にとって大きなストレスになり得ます。ネガティブな気持ちが長い間解消できないと、気疲れしてしまうことも。また、ストレスを溜めると集中力が落ちたり常にイライラしたりするなど、憂鬱以外のネガティブな状態に陥るリスクもあるでしょう。
3.無理を続けると体調不良を引き起こす場合がある
憂鬱な状態のまま無理して仕事を続けると、体調不良を引き起こす場合があります。元々健康な人であっても、緊張や不安などのストレスが体調に影響することはあるので、注意が必要です。
仕事が憂鬱で朝起きれないのはなぜ?
仕事が憂鬱で、朝に起きづらさを感じる方もいるでしょう。朝起きれないのは、「これから憂鬱な仕事へ向かわなければならない」「職場で嫌なことがあるかもしれない」など、働くことにネガティブな気持ちを持っているのが原因の可能性もあります。そのようなときは、朝早めに起きて好きなお店で朝食を食べたり、散歩してみたりするなど、自分の気持ちがリフレッシュされる朝活を取り入れてみるのがおすすめです。
仕事が憂鬱と感じたときに乗り切るための対処法
自分がなぜ仕事が憂鬱と感じるのか、原因が明確になったら、次は対処法を考えてみましょう。仕事が憂鬱に感じた際は、以下の方法で対処してみるのがおすすめです。
仕事が憂鬱と感じたときに乗り切るための対処法
- 仕事場に行くときの生活習慣を変えてみる
- 自分のやる気を出すルーティンを作る
- 「仕事」の考え方を変える
- 朝や仕事終わりに楽しみを作る
仕事場に行くときの生活習慣を変えてみる
仕事が憂鬱なときは、本来の起床時間から30分〜1時間ほど早く起きて、生活習慣を変えてみるのがおすすめです。朝の時間に余裕がもてると、心にも余裕が生まれるだけでなく、いくつかのメリットを得られる可能性があります。たとえば、普段よりも早い時間の電車で通勤すると、満員電車に乗るストレスを避けられるでしょう。また、時間に余裕を持って行動するなら、カフェやファミレスなどでゆっくりしてから仕事に向かうことも可能です。仕事場に行くまでの習慣を変えてみると、いつもとは違う新鮮な気持ちで一日を始められるでしょう。
ほかにも、通勤の交通手段を変えてみるのもおすすめです。電車やバスで通勤している方は、通える範囲であれば車やバイク、自転車に変えてみると、気分がリフレッシュするかもしれません。
自分のやる気を出すルーティーンを作る
仕事そのものよりも、職場へ向かうという行動自体が憂鬱に感じる人は、職場への準備や道中などに、仕事を始めるためのルーティーンを取り入れてみましょう。
たとえば、「気合いの入る音楽を聞く」「早めに家を出て職場近くでコーヒーや朝食を摂る」などが例として挙げられます。毎日仕事前に決まったルーティーンを行うことで、憂鬱な気持ちから仕事モードへと気持ちを切り替えやすくなるでしょう。
「仕事」の考え方を変える
仕事に対する憂鬱な気持ちは、考え方を変えることで解消される場合もあります。たとえば、「人間関係が憂鬱で仕事に行きたくない」と感じているなら、「上司や先輩からの要求はゲームのミッションのようなもの」と考えてこなしてみるのがおすすめ。ほかにも、「自分の仕事は誰かのために役立っている」と考えるのも、モチベーションを上げるのに有効です。
働いている環境を今すぐに変えることは難しいですが、仕事に対する考え方は自分次第で変化させられます。モチベーションを上げやすいポジティブな見方で仕事に取り組むよう心掛けましょう。
仕事の前後に楽しみを作る
仕事が憂鬱で会社に行きたくないときは、朝や仕事終わりに何か楽しみを作るのもおすすめです。たとえば、「朝起きたら美味しいコーヒーを淹れて豪華な朝食を準備する」「寝る前に1話だけ好きなアニメを見る」など、自分が楽しみと思えることを探してみてください。1日の始まりや終わりに楽しさを感じられると、日常に充実感を得られるでしょう。
仕事の前後に楽しみが待っていると考えるだけで、1日の仕事が捗ることもあります。仕事以外の時間に楽しみを作れば、憂鬱な気持ちが薄れるでしょう。
「仕事が憂鬱な時の過ごし方!マイナスな気分から抜け出すための方法は?」のコラムでは、仕事が憂鬱に感じたときの過ごし方について詳しくまとめているので、あわせてご覧ください。
憂鬱でも今の仕事を続けたほうが良いか迷ったときは?
仕事が憂鬱で辞めたいと思っている方のなかには、簡単に辞めてしまって良いのか悩む方もいるでしょう。ここでは、「憂鬱な気持ちのまま仕事を続けたほうが良いかどうか」「迷ったときはどうしたら良いか」をまとめました。
憂鬱の原因を明確にする
仕事を辞める決断をする前に、まず憂鬱の原因を明確にしましょう。「なぜ辞めたいと思ったのか」「憂鬱の原因は何だったのか」などを曖昧にしたまま退職すると、転職先でもまた仕事が憂鬱になってしまう可能性があります。
場合によっては、仕事を辞めずに解決できることもあるので、憂鬱の原因ははっきりさせるのがおすすめです。
ストレスによる憂鬱が体調に表れていないか確認する
ストレスが体調に表れているかどうかも、仕事を続けるか迷ったときの一つの判断基準です。「仕事が憂鬱なまま働き続ける3つのリスク」でも触れたように、ストレスを我慢したまま無理を続けると体調不良を引き起こす恐れがあります。
ストレスが体調に表れている状態であれば、退職や休職も選択肢の一つです。
仕事で頑張る期間を決める
仕事を辞めるかどうかで悩むなら、自分のなかで仕事を頑張る期間を決め、全力で働いてみるのも一つの方法です。仕事と真剣に向き合うことで、今までは気付かなかったやりがいや楽しさなどを発見できる場合があります。仕事にやりがいを感じられれば、憂鬱な気持ちも解消される可能性が高いでしょう。
仕事の長期的なキャリアプランを考える
仕事が憂鬱で辞めるか迷ったときは、長期的なキャリアプランを考えてみましょう。「自分はこの先どのような仕事をしたいのか」「どう働きたいのか」を想像したとき、今の仕事で理想のキャリアを実現できるかどうかを判断基準の一つにできます。仕事が憂鬱だからという理由だけで転職を繰り返さないよう、自分のキャリアプランを一度見つめ直してみてください。
キャリアプランを考える際は、「キャリアプランシート」を作成すると頭が整理され、今何をするべきかを判断するヒントを得やすくなるでしょう。キャリアプランシートの作り方について知りたい方は、「キャリアプランシートとは?就職・転職のときに役立つ?」のコラムをご一読ください。
仕事が憂鬱にならない転職先を選ぶには?
ここでは、仕事が憂鬱にならない転職先を選ぶ方法について解説します。転職しても、新しい職場で同じように仕事が憂鬱になってしまっては意味がありません。同じことを繰り返さないためにも、転職先を探す際は就職支援サービスを利用してプロのアドバイスを受けてみるのがおすすめです。
ハローワークを利用して仕事を探す
ハローワークは厚生労働省が運営する職業紹介所です。求職者は誰でも無料で利用可能で、自分で求人を検索したり職員に転職先の相談をしたりすることもできます。ハローワークは所在地域の求人を多く扱っている傾向があるため、自宅から近い場所で転職したいと考えている方におすすめです。
最寄りのハローワークは、厚生労働省の「ハローワーク」で探してみてください。始めて利用する方は、事前に「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムで概要を確認しておくと、スムーズに利用できるでしょう。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
転職エージェントを利用して仕事を探す
「転職先の仕事も憂鬱になって辞めたらどうしよう…」と不安がある方は、転職エージェントを利用するのも選択肢の一つといえます。転職エージェントではハローワークと同じく求人を紹介してくれる民間のサービスです。アドバイザーがカウンセリングを行い、希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、転職に関する相談をすることもできます。履歴書の添削や面接対策を行ってくれる場合もあるので、しっかり対策をしてから選考に臨めるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。