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フリーター女性の結婚事情は?リスクや正社員を目指しやすい7業種を紹介
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この記事のまとめ
- フリーターの女性だからといって結婚は不可能ではない
- フリーターの女性は、金銭面において男性から不安視されることがある
- フリーター女性で結婚しやすい人の特徴は、「正社員になろうとしている女性」など
- フリーターから正社員になるためには資格取得や転職エージェントを活用すると良い
フリーターとして働いている女性のなかには、フリーターで結婚できるのか気になる方もいるでしょう。フリーターのまま結婚を見据えることにはリスクもあります。フリーターというだけで、出会いが減ったり、相手の家族から理解を得られないことも。結婚を視野に入れているのであれば、正社員になるのも手です。このコラムでは、フリーター女性の結婚リスクや正社員を目指すコツについて解説していきます。
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フリーター女性は結婚できる?
フリーターの女性だからといって結婚できないわけではありません。しかし、フリーターの女性は、正社員の女性に比べると結婚しにくいことはあるようです。結婚を望むフリーター女性は、後ほど紹介するフリーターから正社員を目指しやすい仕事を参考に、将来設計してみると良いでしょう。
女性フリーターから正社員になれた割合は「フリーター女性は正社員になれる?おすすめの仕事や就活のコツもご紹介」のコラムで解説しています。あわせてチェックしてみてください。
フリーター女性が持つ結婚に関するリスク
フリーター女性の結婚が難しいといわれている理由は、フリーターならではのリスクがあるからです。ここでは、フリーター女性が結婚前に直面するリスクを紹介します。
1.金銭面で不安に思われる
フリーターは正社員に比べて収入が少なく、不安定な傾向にあります。現在の収入で結婚生活をまかなえるのか不安に思う人もいるでしょう。
結婚生活で大切なことの一つは、経済面が安定していること。結婚費用やマイホーム購入、出産や子育てなど、結婚後はお金が必要になる場面が多々あるからです。将来的に自身が働けなくなる可能性もあることから、女性に経済力やしっかりした金銭感覚を求める人も多いでしょう。
結婚後に何かあれば生活が厳しくなる
結婚をしたものの、将来的に離婚する可能性はゼロではありません。思いがけないケガや病気で男性が働けなくなることも考えられます。子どもがいる場合は支出が多くなるため、非正規雇用で働き続けるとなれば、生活が難しくなる場合も。正社員として働くことで、余裕のある生活を送れるでしょう。
2.将来の計画を立てていないと思われる
フリーターの女性は定職についていないことから、将来の計画を立てていないと思われることもあるでしょう。真面目に働いているとしても、ずるずるとフリーターを続けることで、相手からあまり良い印象を得られない場合も。結婚において、相手に良い印象を与えられないことはリスクとなるでしょう。
年齢を重ねると正社員になるのが難しくなる
フリーターは、性別に関わらず年齢を重ねると正社員に就くチャンスが減っていくといわれています。「そのうち正社員になる」「いつか就職する」という考えに対し、「将来をしっかり考えていない」「先のことを考えない人とは結婚できない」と思われてしまう可能性も。結婚を意識するなら、正社員として就職して経済面で自立しておくのも選択肢の一つといえるでしょう。
フリーター歴が長いと就活が不利になる理由は「フリーター女性が就職するには?おすすめの仕事や就活で内定を得るコツ」のコラムで詳しく解説しています。自分に合う仕事やキャリアについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
3.結婚相手が見つかりにくい
フリーター女性の場合、企業務めの正社員より結婚相手を見つけにくい環境の場合が多いといえるでしょう。アルバイト先では年下の学生が多く、社員はなかなか現場に出てくることが少ない傾向があるからです。また、フリーターのなかには土日休みでない働き方をしている人も多いでしょう。土日休みの正社員男性と休日が合わず、関係が発展しないケースも少なくありません。
4.付き合う相手の両親が認めてくれない
フリーター女性の場合、付き合う相手の両親に結婚を反対されるリスクがあります。フリーターの働き方に理解を示してくれる恋人は見つかっても、結婚となると話は別です。恋人の両親が金銭的な理由で結婚に反対する可能性も否めません。今後の結婚や出産、子育てに掛かる費用を考えれば、フリーター女性と結婚することは、相手の両親にとって不安要素となる場合もあるでしょう。
フリーター女性のままでいい?老後のリスクも知っておこう
フリーターを続けることで、自分の老後にリスクがあることを理解しておきましょう。フリーターは正社員より収入が不安定なことから、貯蓄できる余裕がないことも。貯蓄がない場合、老後の生活が困窮する可能性が高くなります。「老後はゆっくり過ごしたい」と思うあなたは、正社員で安定した収入を得て、老後資金を貯蓄するのも方法の一つです。フリーター女性で結婚しやすい人の4つの特徴
フリーター女性のなかには、素敵な男性と巡りあい結婚を決めている人もいます。以下に、結婚しやすい女性の特徴を紹介します。
1.真面目にコツコツ頑張る女性
真面目にコツコツと頑張っている女性は、フリーターとして働いている場合も男性から良い印象を持たれやすい傾向があります。家をきれいに整えて自炊をしたり、毎月コツコツと貯金していたりする女性は、男性にとって好感度が高いでしょう。
2.特別な事情を抱えている女性
結婚を決めているフリーター女性のなかには、持病がある人や、家業を手伝いながらフリーターとして働く人もいます。そのような特別な事情を抱えてフリーターをしている女性は、「自分は正社員として働きたくないから」といった理由で就職をしないわけではありません。事情を理解してもらえれば、フリーターであることが結婚に不利に働くことはないでしょう。
3.将来の目標や夢がある女性
自分の将来の目標や夢、キャリアを追いかけていて、その合間にフリーターとして働いている人もいます。なんとなくずるずるとフリーターをしているわけではなく、将来の目標や夢のために、フリーターとして働いているにすぎません。そのような明確な目標や夢のある女性に惹かれ、結婚にいたることがあります。
4.正社員になろうとしている女性
正社員として働くために、必要なスキルやキャリアを身につける目的でフリーターとして働く女性もいます。先述のとおり、フリーターとの結婚に「金銭面で後悔したくない」と感じる男性もいますが、正社員を目指してキャリア形成しているなら話は別です。前向きなあなたの努力に惹かれる男性は、多くいるでしょう。また、将来安定した家庭を持つための伴侶として、フリーターの女性を選ぶ男性もいます。
フリーターの女性が就職しやすい6つの仕事
ここまで、フリーターの女性が結婚前にぶつかるリスクを紹介してきました。これらのリスクを回避して結婚をするなら、正社員として就職するのも手です。ここでは、フリーター女性が正社員として就職しやすい業種をご紹介します。ぜひ、自分の将来設計を考えるきっかけにしてください。
1.事務
事務職は、「書類の作成」や「資料整理」「電話応対」「来客応対」「データ入力」など、さまざまな仕事があります。事務職は基本的に資格不要の求人が多いため、「自分は未経験で経歴に自信がない」という方も挑戦しやすい職種です。スキルやキャリアのないフリーターから、アピール次第で採用の可能性があるでしょう。
なお、厚生労働省が発表している「令和4年版働く女性の実情」によると、事務従事者は、雇用者総数に占める女性の割合が6割前後で推移しています。事務職は職場に女性が多く、結婚後も働きやすい環境である可能性が高いでしょう。
年 | 雇用者総数に占める女性の割合(%) |
---|---|
2018 | 59.9 |
2019 | 60.0 |
2020 | 59.5 |
2021 | 59.5 |
2022 | 60.0 |
引用:厚生労働省「職業別雇用者数の推移(108p)」
ただし、他社員の方のサポートが主な仕事なので、周囲への気配りや、ある程度の事務処理能力が必要です。また、複数の業務を同時に進める場面も多いので、物事を並行して行える人に向いている職種だといえます。事務の仕事内容を詳しく知りたい方は、「未経験から事務職を目指すには?転職成功のコツや志望動機の書き方も解説」を参考にしてください。
参照元
厚生労働省
令和4年版働く女性の実情
2.接客・販売
接客・販売業は、お客さまにサービスを提供したり商品を売ったりする仕事です。未経験・無資格歓迎の求人が多いので、フリーターから採用されやすい職種といえるでしょう。
接客・販売職は、基本的にお客さまと関わりながら仕事をするので、ある程度のコミュニケーション能力や対人マナーが求められます。アルバイトで接客業務をしていた方は、その経験を十分に活かせるでしょう。接客業に興味がある方は、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」もあわせてご覧ください。
3.営業
営業職は、自社のサービスや商品を売り込み、契約へ繋げる仕事です。営業の求人は、経験や資格を重視されにくいため、フリーター女性もチャレンジしやすい職種です。
営業の売り込み方は十人十色。プレゼン能力や、良好な対人関係を築いていくコミュニケーションスキルが求められるでしょう。また、営業はノルマを設けられることが多く、プレッシャーを感じやすい仕事でもあります。ある程度のストレス耐性も必要ですが、ノルマがあることで達成感を得られることも。営業活動を通じて多くの人と出会えるため、結婚相手と出会える確率も高くなるでしょう。「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」では、営業職のメリットやデメリットについても触れているので、営業職の求人が気になっている方は参考にしてください。
4.介護
介護業界は求人の数が多く、未経験・無資格の場合も就職のチャンスが豊富。少子高齢化の現在、業界全体が多大な人手不足に陥っているため、フリーターから就職しやすい仕事といえます。
介護の仕事は、老人ホームやデイサービス、またはご自宅などで高齢者の生活サポートを行うこと。起床後の着替えや食事のサポート、入浴介助など、仕事内容は多岐に渡ります。無資格・未経験からスキルアップができる職種なので、キャリアを形成しながら成長していきたい女性には特におすすめです。
5.美容
美容系は、フリーターの女性におすすめの仕事といえます。美容業界のユーザーは女性が多いため、女性の観点から物事を見て判断することが求められるでしょう。美容系の仕事として、美容師やネイルサロンなどで働く機会もあります。まずアルバイトや契約社員として入社後、正社員になる道が開かれることも美容の知識やスキルを得られるうえ、人脈も増やしやすいためおすすめの職種といえるでしょう。
6.IT関連
IT関連の仕事のなかでも技術者の需要は高く、未経験者を歓迎する求人も見られます。研修制度が充実している企業や求人を選べば、フリーターの女性も活躍しやすい職種といえるでしょう。
IT関連の資格がない場合、フリーターのうちに資格を取得してから就活するのも手です。IT業界の求人に興味がある方は、「ITとは?簡単に解説!関連用語15選や仕事の種類、未経験から目指す方法」も参考にしてください。
フリーター女性が正社員を目指すコツ
フリーターとして働いている女性が結婚を意識するなら、正社員としてのキャリアを積むことも手段の一つ。具体的に、正社員になるためのコツを4つ紹介します。
1.働きたい仕事で役立つ資格・スキルを取得する
より自分に有利に就活を進めたいと考えている方は、資格の取得を目指してみるのも良いでしょう。志望職種が決まっていない方は、簿記や秘書検定など、どのような職種やキャリアでも活かせる資格がおすすめです。
もし、医療や不動産関係など、必須資格がある職種で働きたいのであれば、試験日を調べ、計画的に取得を目指しましょう。資格を取得していると、就ける職業の幅が広がります。結婚や育児にともなってライフスタイルが変化した場合も、資格があれば就職先が見つかりやすくなることも。興味をもてる資格があれば、取得してみましょう。
2.未経験者を歓迎する求人を探す
フリーターから正社員を目指すなら、未経験・無資格OKの求人を検討するのがおすすめ。一般的に、フリーターとして経験した仕事は職歴にはならないためです。
また、未経験者を歓迎する職場は、基本的な研修や教育制度が整っているケースが多いため安心して正社員をスタートさせられるでしょう。「未経験でもできる仕事は?正社員として就職しやすいおすすめの業界・職種」のコラムも参考にしてください。
3.ハローワークを利用する
ハローワークを利用することも、フリーターから正社員を目指す方法の一つ。公共職業安定所とも呼ばれるハローワークは、各都道府県に設置されている公共職業紹介所です。失業した人が利用するイメージを持たれがちですが、フリーターの正社員就職支援も行っています。職業紹介のほか、資格取得のための研修や、失業保険の手続き窓口の役割も。
利用の際は、ハローワークカードの登録が必要です。まずは、お近くのハローワークへ出向き、受付で登録作業を完了させましょう。なお、ハローワークには「マザーズハローワーク」といって、子育て中の女性が就業しやすい求人を紹介してくれるサービスもあるので、結婚後も活用できるでしょう。
4.就職エージェントを利用する
フリーターから正社員を目指すために、就職エージェントを利用するのも良いでしょう。就職エージェントは、民間の職業紹介サービスです。求職者それぞれに専任の担当者が付き、あなたの希望条件など就活をするためのカウンセリングを行います。ヒアリングした内容を元に求職者に合った求人を紹介してくれるので、ミスマッチが起こりにくいというメリットも。「自分にはどういった仕事が合っているのかわからない」「初めての就活がうまくいくか不安」という方は、エージェントに相談してみましょう。
フリーターから正社員を目指したい方は、ハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、フリーターなど若年層に特化した就職エージェント。一人ひとりに専属のアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを行います。求人情報の提供だけでなく、応募書類の添削や面接対策など就活支援から、内定後の相談まで一貫してサポートするので、正社員として働いたことのない方も安心して就活できます。ご登録・ご利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
フリーターの女性に関するQ&A
ここでは、フリーターから正社員としての就職を目指す際によくあるお悩みを、Q&A方式で解決していきます。
何歳までをフリーターと呼びますか?
厚生労働省によると、フリーターと呼べるのは15歳から34歳までとされています。
年齢が重なるにつれて就職が難しくなるため、「34歳までフリーターでいよう」と考えず、若いうちに就活した方が有利といえるでしょう。年齢が若い方が有利に就活を進められる理由は「フリーターとして何歳まで働く?就活開始のタイミングやコツ」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
フリーターの女性の末路はどうなりますか?
結婚しないまま女性がフリーターを続けた場合、生活費が厳しくなる可能性があります。
フリーターは雇用が安定していないため、「ケガや病気で働けなくなる」「社会的信用度が低い」などのリスクも。将来、安定した生活を送るためにすべきことを「フリーターに不安を感じたときにすべきことは?就活の進め方も解説!」のコラムで紹介しています。あわせてご覧ください。
フリーターの女性は印象が悪いでしょうか?
一概に「印象が悪い」と言い切れないものの、良くない印象を持たれる場合もあります。
フリーターをしていることで、「真剣に将来を考えていないのでは」と思われ、結婚相手としてみられないことも。コラム内の「フリーター女性が持つ結婚に関するリスク」で、フリーター女性がなぜ結婚が難しくなるのか解説しています。チェックしてみてください。
フリーターのまま就活できるか自信がありません。
就活に自信がない場合は、就活の準備をしっかりするなど対策を行いましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。