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フリーター女性は結婚できない?リスクや正社員を目指しやすい7業種を紹介
更新日
この記事のまとめ
- フリーターの女性だからといって結婚は不可能ではない
- フリーターの女性は、金銭面において男性から不安視されることがある
- フリーターの女性が正社員になるなら事務や接客、IT関連の仕事などがおすすめ
- フリーター女性で結婚しやすい人の特徴は、「正社員になろうとしている女性」など
- フリーターから正社員になるためには資格取得や転職エージェントを活用すると良い
フリーターとして働いている女性のなかには、フリーターで結婚できるのか気になる方もいるでしょう。フリーターのまま結婚を見据えることにはリスクもあります。フリーターというだけで、出会いが減ったり、相手の家族から理解を得られないことも。結婚を視野に入れているのであれば、正社員になるのも手です。このコラムでは、フリーター女性の結婚リスクや正社員を目指すコツについて解説していきます。
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フリーター女性は結婚できる?
フリーターの女性だからといって結婚できないわけではありません。しかし、フリーターの女性は、正社員の女性に比べると結婚しにくいことはあるようです。結婚を望むフリーターの女性の方は、後ほど紹介するフリーターから正社員を目指しやすい仕事を参考に、将来設計してみると良いでしょう。女性フリーターから正社員になれた割合は「フリーター女性は正社員になれる?おすすめの仕事や就活のコツもご紹介」のコラムで解説しています。あわせてチェックしてみてください。
フリーター女性が持つ6つの結婚リスク
フリーター女性の結婚が難しいといわれている理由は、フリーターならではのリスクがあるからです。ここでは、フリーター女性が結婚前に直面する6つのリスクを紹介します。
1.金銭面で不安に思われる
フリーターは正社員に比べて収入が少なく、不安定な傾向にあります。現在の収入で結婚生活をまかなえるのか、不安に思う男性もいるでしょう。結婚生活で大切なことの一つは、経済面が安定していること。結婚費用やマイホーム購入、出産や子育てなど、結婚後はお金が必要になる場面が多々あるでしょう。将来、男性が働けなくなる可能性もあることから、女性に経済力やしっかりした金銭感覚を求める男性も多いようです。
2.将来の計画を立てていないと思われる
フリーターの女性は、定職についていないことから、将来の計画を立てていないと思われることもあるでしょう。真面目に働いているとしても、ずるずるとフリーターを続けることで、相手からあまり良い印象を得られない場合も。結婚において、相手に良い印象を与えられないことはリスクとなるでしょう。
3.結婚相手が見つかりにくい
フリーター女性の場合、企業務めの正社員より結婚相手を見つけにくい環境の場合が多いといえるでしょう。アルバイト先では年下の学生が多く、社員はなかなか現場に出てくることが少ない傾向があります。また、フリーターのなかには土日休みでない働き方をしている人も多いでしょう。土日休みの正社員男性と休日が合わず、関係が発展しないケースも少なくありません。先述したとおり、結婚相手の条件に経済力を含める男性も増えているようです。男性の稼ぎだけで、女性や子どもを養う余裕がない場合もあるため、男性のなかには、結婚相手として正社員で働いている女性を求めている人もいます。
4.結婚後に何かあれば生活が厳しくなる
結婚をしたものの、将来的に離婚する可能性はゼロではありません。思いがけないケガや病気で男性が働けなくなることも考えられます。子どもがいる場合、非正規雇用のかたちで働き続けるとなれば、生活が難しくなる場合も。働く必要があっても、すぐに正社員に就職できるとは限りません。万が一の事態に備えて正社員として働くことで、余裕のある生活を送れるでしょう。
5.年齢を重ねると正社員になるのが難しくなる
20代のフリーター女性は、30代になると正社員に就くチャンスが減ってくるといわれています。年齢を重ねるほど、正社員雇用だけでなく、契約社員にもなりにくくなるでしょう。これまで説明してきたとおり、フリーターは経済面で不安があるため結婚相手として見られにくいこともあります。結婚を意識するなら、正社員として就職して経済面で自立しておくのも選択肢の一つといえるでしょう。。フリーター歴が長いと就活が不利になる理由は「フリーター女性が就職するには?おすすめの仕事や就活で内定を得るコツ」のコラムで詳しく解説しています。参考にしてみてください。
6.相手の両親が認めてくれない
フリーター女性の場合、恋人の両親に結婚を反対されるリスクがあります。フリーターの働き方に理解を示してくれる恋人は見つかっても、結婚となると話は別です。恋人の両親が、金銭的な理由で結婚に反対する可能性も否めません。今後の結婚や出産、子育てに掛かる費用を考えれば、フリーター女性と結婚することは、相手の両親にとって不安要素となる場合もあるでしょう。
フリーター女性のままでいい?老後のリスクも知っておこう
フリーターを続けることで、老後にリスクがあることを理解しておきましょう。フリーターは正社員より収入が不安定なことから、貯蓄できる余裕がないことも。貯蓄がない場合、老後の生活が困窮する可能性が高くなります。「老後はゆっくり過ごしたい」と思う方は、正社員で安定した収入を得て、老後資金を貯蓄するのも方法の一つです。フリーターの女性が就職しやすい7つの仕事
ここまで、フリーターの女性が結婚前にぶつかるリスクを紹介してきました。これらのリスクを回避して結婚をするなら、正社員として就職するのも手です。ここでは、フリーター女性が正社員として就職しやすい業種をご紹介します。ぜひ、自分の将来設計を考えるきっかけにしてください。
1.事務
事務職は、「書類の作成」や「資料整理」「電話応対」「来客応対」「データ入力」など、さまざまな仕事があります。事務職は、基本的に資格不要の場合が多いため「未経験で経歴に自信がない」という人も挑戦しやすい職種です。スキルのないフリーターの方も、アピール次第で採用の可能性があるでしょう。
厚生労働省が発表している「令和3年版働く女性の実情」によると、事務従事者は、雇用者総数に占める女性の割合が6割前後で推移しています。事務職は職場に女性が多く、結婚後も働きやすい環境である可能性が高いでしょう。
年 | 雇用者総数に占める女性の割合(%) |
---|---|
2017 | 59.7 |
2018 | 59.9 |
2019 | 60.0 |
2020 | 59.5 |
2021 | 59.5 |
引用:厚生労働省「職業別雇用者数の推移(130p)」
ただし、他社員の方のサポートが主な仕事なので、周囲への気配りや、ある程度の事務処理能力が必要です。また、複数の業務を同時に進める場面も多いので、物事を並行して行える人に向いている職種だといえます。事務の仕事内容を詳しく知りたい方は、「未経験から事務職を目指して大丈夫?業務内容と求められるスキルをチェック」を参考にしてください。
参照元
厚生労働省
令和3年版働く女性の実情
2.接客・販売
接客・販売業は、お客さまにサービスを提供したり商品を売ったりする仕事です。未経験・無資格歓迎の求人が多いので、フリーターの人も採用されやすい職種といえるでしょう。接客・販売職は、基本的にお客さまと関わりながら仕事をするので、ある程度のコミュニケーション能力や対人マナーが求められます。アルバイトで接客業務をしていた方は、その経験を十分に活かせるでしょう。接客業に興味がある人は、「接客業とは?どんな職種がある?必要なスキルや志望動機の書き方も解説」もあわせてご覧ください。
3.営業
営業職は、自社のサービスや商品を売り込み、契約へ繋げる仕事です。営業の仕事は、経験や資格を重視されにくいため、フリーター女性もチャレンジしやすい職種です。営業の売り込み方は十人十色。プレゼン能力や、良好な対人関係を築いていくコミュニケーションスキルが求められるでしょう。また、営業はノルマを設けられることが多く、プレッシャーを感じやすい仕事でもあります。ある程度のストレス耐性も必要ですが、ノルマがあることで達成感を得られることも。また、営業活動を通じて多くの人と出会えるため、結婚相手と出会える確率も高くなるでしょう。「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」では、営業職のメリットやデメリットについても触れているので、参考にしてください。
4.介護
介護業界は、求人の数が多く、未経験・無資格の場合も就職のチャンスが豊富。少子高齢化の現在、業界全体が多大な人手不足に陥っているため、フリーターの人も就職しやすい仕事といえます。介護の仕事は、老人ホームやデイサービス、またはご自宅などで高齢者の生活サポートを行うことです。起床後の着替えや食事のお世話、入浴介助など、仕事内容は多岐に渡ります。無資格・未経験からスキルアップができる職種なので、キャリアを形成しながら成長していきたい女性には特におすすめです。介護のスキルは、結婚後も家族の介護で役立つでしょう。
5.美容
美容系は、フリーターの女性におすすめの仕事といえます。美容業界のユーザーは女性が多いため、女性の観点から物事を見て判断することが求められるでしょう。美容系の仕事として、美容師やネイルサロンなどで働く機会もあります。まずアルバイトや契約社員として入社後、正社員になる道が開かれることもあるでしょう。美容業界で正社員になることで、他店の社員との関わりなどが増え、結婚相手を見つけている方もいます。美容の知識やスキルを得られるうえ、人脈も増やしやすいためおすすめの職種といえるでしょう。
6.IT関連
プログラマーやシステムエンジニアの仕事は、IT関連の仕事のなかでも需要が高く、未経験者を歓迎する求人も見られます。研修制度が充実している企業を選べば、フリーターの女性も活躍しやすい職種といえるでしょう。IT関連の資格がない場合、フリーターのうちに資格を取得してから就活するのも手です。IT業界に興味がある方は、「ITとは何か?仕事の特徴や関連用語をご紹介します!」も参考にしてください。
7.コンサルタント
企業の課題を明らかにして解決策の提案をするコンサルタントの仕事も、フリーター女性が就職する職業としておすすめです。経営や建設に関わるコンサルタントの仕事では、企業側とのコミュニケーション能力や、課題を見つける論理的思考が必要になります。これらをカバーできれば、コンサルタントとしての仕事を見つけやすくなるでしょう。ただし、業務によっては残業が多く、プライベートな時間を確保しにくい可能性もあります。結婚を意識する場合、業務量も見極めて就職しましょう。
フリーター女性で結婚しやすい人の4つの特徴
フリーター女性のなかには、素敵な男性と巡りあって、結婚を決めている人もいます。以下に、結婚しやすい女性の特徴を紹介します。
1.真面目にコツコツ頑張る女性
真面目にコツコツと頑張っている女性は、フリーターとして働いている場合も男性から良い印象を持たれやすい傾向があります。家をきれいに整えて自炊をしたり、毎月コツコツと貯金していたりする女性は、男性にとって好感度が高いでしょう。
2.特別な事情を抱えている女性
結婚を決めているフリーター女性のなかには、持病がある人や、家業を手伝いながらフリーターとして働く人もいます。そのような特別な事情を抱えてフリーターをしている女性は、「正社員として働きたくないから」といった理由で就職をしないわけではありません。事情を理解してもらえれば、フリーターであることが結婚に不利に働くことはないでしょう。
3.将来の目標や夢がある女性
自分の将来の目標や夢を追いかけていて、その合間にフリーターとして働いている人もいます。なんとなくずるずるとフリーターをしているわけではなく、将来の目標や夢のために、フリーターとして働いているにすぎません。そのような明確な目標や夢のある女性に、男性が惹かれ、結婚にいたることがあります。
4.正社員になろうとしている女性
正社員として働くために、必要なスキルを身につけている間、フリーターとして働く女性もいます。先述のとおり、フリーターとの結婚に金銭面でリスクを感じる男性もいますが、正社員を目指しているなら話は別です。前向きな女性の努力に惹かれる男性は、多くいるでしょう。また、将来安定した家庭を持つための伴侶として、フリーターの女性を選ぶ男性もいます。
フリーター女性が正社員を目指すコツ
フリーターとして働いている女性が結婚を意識するなら、正社員になることも手段の一つ。具体的に、正社員になるためのコツを4つ紹介します。
1.働きたい仕事で役立つ資格・スキルを取得する
より有利に就活を進めたいと考えている方は、資格の取得を目指してみるのも良いでしょう。特に、志望職種が決まっていない方は、簿記や秘書検定など、どのような職種でも活かせる資格がおすすめです。もし、医療や不動産関係など、必須資格がある職種で働きたいのであれば、試験日を調べ、計画的に取得を目指しましょう。資格を取得していると、就ける職業の幅が広がります。結婚や育児にともない、引っ越しやライフスタイルが変化することもあるでしょう。有資格者というだけで、新たな仕事を探しやすくなることも。興味をもてる資格があれば、取得してみましょう。
2.未経験者を歓迎する求人を探す
フリーターから正社員を目指すなら、未経験・無資格OKの求人を検討するのがおすすめ。先述したように、接客業や介護職は、未経験を歓迎する求人が豊富です。求人サイトの条件検索を利用すると、未経験歓迎求人がヒットします。フリーター女性のなかには、「結婚したらフルタイムで働くのは厳しそう…」と考えている方もいるでしょう。そのような場合は、企業探しのポイントとして、結婚や育児に対して支援制度を設けているかもチェックしてみてください。
3.ハローワークを利用する
ハローワークを利用することも、フリーターから正社員を目指す方法の一つ。公共職業安定所とも呼ばれるハローワークは、各都道府県に設置されている、国営の職業紹介所です。失業した人が利用するイメージを持たれがちですが、フリーターの正社員就職支援も行っています。職業紹介のほか、資格取得のための研修や、失業保険の手続き窓口の役割も。利用の際は、ハローワークカードの登録が必要です。まずは、お近くのハローワークへ出向き、受付で登録作業を完了させましょう。ハローワークには「マザーズハローワーク」といって、子育て中の女性が就業しやすい仕事を紹介してくれるサービスもあるので、結婚後も活用できるでしょう。
4.就職エージェントを利用する
フリーターから正社員を目指すために、就職エージェントを利用するのも良いでしょう。就職エージェントは、民間の職業紹介サービスです。「早く正社員にならなきゃ」と急いで就職すると、企業とのミスマッチなどが起こる可能性が高くなります。転職エージェントは、求職者それぞれに専任の担当者が付き、希望条件など就活をするためのカウンセリングを行います。ヒアリングした内容を元に求職者に合った求人を紹介してくれるので、ミスマッチが起こりにくいというメリットも。「自分にはどういった仕事が合っているのかわからない」「初めての就活がうまくいくか不安」という方は、エージェントに相談してみましょう。
フリーターから正社員を目指したい方は、ハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、フリーターなど若年層に特化した就職エージェント。一人ひとりに専属のアドバイザーがつき、丁寧にヒアリングを行います。応募書類の添削や面接対策など就活支援から、内定後の相談まで一貫してサポートするので、正社員として働いたことのない方も安心して就活できます。ご登録・ご利用はすべて無料なので、お気軽にご相談ください。
フリーターの女性に関するQ&A
ここでは、フリーターから正社員としての就職を目指す際によくあるお悩みを、Q&A方式で解決していきます。
何歳までをフリーターと呼びますか?
厚生労働省によると、フリーターと呼べるのは15歳から34歳までとされています。ですが、年齢が重なるにつれて就職が難しくなるため、若いうちに就活した方が有利といえるでしょう。年齢が若い方が有利に就活を進められる理由は「フリーターは何歳まで名乗れる?就職を考えるべき年齢を知ろう」のコラムで解説しているので、参考にしてみてください。
フリーターの女性の末路はどうなりますか?
結婚しないまま女性がフリーターを続けた場合、生活費が厳しくなる可能性があります。「ケガや病気で働けなくなる」「社会的信用度が低い」などのリスクも。将来、安定した生活を送るためにすべきことを「フリーターに不安を感じたときにすべきことは?就活の進め方も解説!」のコラムで紹介しています。あわせてご覧ください。
フリーターの女性は印象が悪いでしょうか?
フリーターの女性は、将来設計をしている男性から良くない印象を持たれる場合もあります。フリーターをしていることで、「真剣に将来を考えていないのでは」と思われ、結婚相手としてみられないことも。コラム内の「フリーター女性が持つ6つの結婚リスク」で、フリーター女性がなぜ結婚が難しくなるのか解説しています。チェックしてみてください。
フリーターのまま就活できるか自信がありません。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。