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転職活動を辞めたい…中断したいと思ったときにやっておきたい対処法とは
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この記事のまとめ
- 転職活動を辞めたいと思う原因は、現職との両立が難しいことや転職を後悔しそうなこと
- 忙しくて遊びにいけないストレスも転職活動を辞めたいという気持ちにつながる可能性がある
- 転職活動を途中で辞めるメリットは、焦って妥協するリスクを避けられること
- 転職活動を途中で辞めるデメリットは、再開するときに動き出すのが億劫になる恐れがあること
- 転職活動を辞めずに成功させるには、「転職の目的を再確認する」「視野を広げる」など
「転職活動がなかなかうまくいかず辞めたい」と感じている方もいるでしょう。その背景には、「面接のスケジュールを合わせられず選考が長引いた」「不採用が続いている」などがあるようです。採用を得られるように努力をしていてもなかなか転職活動が終わらないと、落ち込むこともあるでしょう。
このコラムでは、転職活動を辞めたいと感じる理由や、長引く原因についてまとめているので、ぜひご一読ください。
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転職活動を辞めたいと感じる主な理由
転職活動には時間や労力がかかるため、思うように進まないと途中で諦めたくなることもあるでしょう。活動期間が長引くほど心身の負担が大きくなり、徐々につらさを感じ、「なんでも良いからもう終わりにしたい…」と投げやりになってしまうことも。ここでは、「転職活動を辞めたい」と感じる主な理由をまとめました。
現職と転職活動の両立が難しい
現職と転職活動の両立が難しく、「辞めたい」と感じる方もいるでしょう。在職中の転職活動では、仕事の合間に求人を探したり、履歴書を作成したりする必要があり、時間の確保が難しくなります。
特に業務が忙しい場合、面接のスケジュール調整にも苦労しがちなようです。面接は応募企業の営業時間に実施されるのが一般的。事情を話せば就業後や休日に設定してもらえることもありますが、なかなか自分からお願いしにくい場合もあるでしょう。
現職を退職していない場合、仕事のスケジュールを見ながら応募した企業の日程に合わせて面接日を決めるのがうまくいかずに疲れが溜まることで、「今の仕事を続けたほうが楽なのでは?」と転職活動を辞めたくなるようです。
転職したことを後悔しそう
転職は人生における大きな決断の一つです。そのため、「選択を誤れば後悔するのではないか」と不安になることもあるでしょう。特に、現職に大きな不満があるわけではなく、やりがいを感じていたり、人間関係が良好だったりする場合、今の環境の良さを再認識する可能性も。
「新しい職場でうまくやっていけるのか」「転職しなければよかったと思うのではないか」といった思いが強くなり、転職活動を辞めたくなることもあるようです。
不採用が続いて自分を否定されたような気持ちになる
転職活動では、書類選考や面接で不採用になることもあるでしょう。しかし、複数の企業に断られると「ニーズが合わなかった」のではなく「自分の可能性を否定されている」「自分にはなにか足りないものがあるのでは」と感じてしまう場合もあるようです。
特に、志望度の高い企業からの不採用通知を受けると、「自分には実力がないのでは」と自信を失い、転職活動そのものが辛くなることも。不採用が続くことで気持ちが消極的になり、「転職活動を辞めたい」となるようです。
スーツや交通費など出費が多い
出費がかさみ金銭的な余裕がなくなると、「お金を使ってまで転職する必要があるのか」と迷いが生じ、転職活動を辞めたくなることも考えられます。
転職活動では、証明写真の撮影代や履歴書・封筒の購入費用、スーツのクリーニング代に加え、面接の交通費が重なると金銭的な負担が大きくなります。特に、遠方の企業の面接に参加する場合や何社も応募している場合は、出費がかさみやすいです。
遊びに行けずストレスが溜まっている
リフレッシュする機会が少なくなると次第にストレスが溜まり、「これほど頑張るくらいなら現職のままでいいのでは」と考え、転職活動への意欲が低下したり辞めたくなったりすることもあるでしょう。
転職活動をしている間は、履歴書の作成や業界・企業研究などに時間を費やすため、自由な時間が減ります。特に休日を転職活動に使っている場合、友人との予定や趣味の時間を取れない場合もあるようです。
企業選びに疲れてしまう
求人情報をチェックし続けることで、どの企業に応募するか迷いが生じることもあるでしょう。希望条件に合う企業を探す作業は時間がかかり、選択肢が多いほど判断が難しくなりがちです。
また、応募後に企業の情報を調べる過程で「本当にここで働きたいのか」と悩むこともあります。こうした状況が続くと、転職活動そのものが億劫に感じられ、途中で辞めたくなるようです。
転職活動が終わらない原因
転職活動が長引いてしまう場合や中断したくなる場合には、共通する原因があるようです。転職がうまくいかない場合によくある原因をまとめました。
面接対策をしていない
書類選考は通るのに面接で落ちることが多い場合、面接対策が不十分な可能性があります。「ビジネスマナーはすでに身についている」「コミュニケーション力には自信があるから質問にも無理なく回答できる」と面接対策を怠るのは、転職活動が長引く原因の一つです。
自己PRや志望動機が明確でないと企業に熱意が伝わりにくくなります。また、質問に対して的確に答えられないと、「準備不足」と判断されることも。面接のたびに振り返りを行い、改善点を見つけることが重要です。
面接対策をしなければいけないと分かっているものの、具体的な方法が分からない方には、「面接練習をして就活・転職を成功させよう!一人で行う方法やよく聞かれる質問も紹介」のコラムがおすすめです。
情報収集が不十分
自分の中にある印象だけで応募先の職種や業界を定めていると、その会社がどのような人柄、能力を求めているのか正確に把握できません。企業研究や業界の動向を十分に調べずに応募すると、「思っていた職場と違った」と感じたり、企業が求める人物像を理解していないことから適切なアピールができず不採用になる可能性もあるでしょう。
企業のWebサイトや口コミ、業界ニュースなどをチェックし、事業内容や求める人物像などの情報を集めて応募先を選び、対策をしましょう。
応募先の会社を慎重に選び過ぎている
「今度こそ理想の職場に転職したい」と慎重になり過ぎると、選考が長引く可能性があります。応募の段階で迷い過ぎて選択肢が狭まったり、応募自体ができず転職活動が進まなかったりするからです。
完璧な企業を探そうとするよりも、希望条件に優先順位をつけ、ある程度の柔軟性を持つことが大切。興味のある企業には積極的に応募し、面接を通じて職場の雰囲気を確認してみましょう。
失敗を反省せず繰り返している
書類選考や面接で不採用が続く場合、原因を振り返らずに同じ方法で応募し続けると、転職活動が長引くことがあります。不採用になった場合は、履歴書や職務経歴書の内容、面接での受け答えを見直し、改善点を探ることが必要です。
志望動機を見直したり、職種や業界についてもう一度情報収集を行ったりして、次の採用面接に活かせるようにしましょう。
転職活動を途中で辞めるメリット
転職活動を途中で辞める場合、無理に転職を進めずに済むため、焦って妥協するリスクを避けられます。転職を急ぐあまり、自分に合わない企業に入社してしまうと、再び転職を考えることになりかねません。一度立ち止まることで、現在の職場の良い点を再認識し、今の環境でキャリアを築く選択肢を見直すきっかけにもなるでしょう。
また、転職活動のストレスから解放され、心身の負担を軽減できるのもメリットです。特に、在職中の転職活動では業務と並行して行うため、疲労やプレッシャーが大きくなりがちです。転職活動を中断したあとも、スキルアップや資格取得に時間を使うことで、次回の転職活動をより有利に進められる可能性もあるでしょう。
転職したけど3ヶ月や半年で辞めたいと感じることも...
「転職活動を辞めたい」という思いが強くなり、自分の希望する業界や職種ではないところに転職したことで、転職後1~3ヶ月でまたすぐに転職したいと考える場合もあるようです。そのため、いくら転職活動が辛いからといって、転職自体を目的にしないようにしましょう。
そして、新しい職場に転職した直後にまた転職を考える場合、次の転職活動への影響を踏まえた慎重な判断が求められます。どうしてもすぐ辞めたいと考える場合は、「転職先を今すぐ辞めたい!考えられるリスクや対処法を解説」こちらのコラムを一読していただき、リスクも把握したうえで選択しましょう。転職活動を途中で辞めるデメリット
転職活動を途中で辞めると、将来的に再開するときにブランクができ、再び動き出すのが億劫になる恐れがあります。一度辞めてしまうと、改めて転職活動を行う際に自己分析をやり直すほか、求人を探したり志望動機を考え直したりする必要もあるでしょう。「また準備をするのが面倒」と感じたり、転職市場の状況が変わって以前よりも条件の良い求人が減っていたりする可能性もあります。
また、現在の職場での不満が解決しないまま働き続けることになるため、結局、同じ理由で転職を考えることになり、時間を無駄にする恐れも。また、年齢を重ねるとスキルや経験を求められるため、応募できる求人の選択肢が狭まる傾向があります。「いつか転職したい」と思っている場合は、なるべく早めに行動するのがおすすめです。
転職活動を辞めずに成功させる方法
ここでは、転職活動を辞めずに成功させるための方法をまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひご一読ください。
転職の目的を再確認する
転職活動が長引くと、思うように進まないことに焦りを感じ、「本当に転職すべきなのか」と迷いが生じることもあるでしょう。そのようなときは、一度立ち止まって、「なぜ転職を決意したのか」を振り返ることが大切です。
「給与や待遇を改善したい」「やりがいのある仕事をしたい」「スキルを活かしたい」「職場環境を変えたい」など、転職活動の目的を思い出すことで、自分の中にある転職への意欲を再確認できるでしょう。
また、転職することで得られるメリットや、現職を続けることで感じるデメリットを書き出してみるのも効果的です。目的を明確にすれば、途中で諦めるのではなく、前向きな気持ちで活動を続けられるようになるでしょう。
計画的に進める
転職活動がうまくいかず、「辞めたい」と感じるときは、計画が曖昧なまま進めていることが原因の場合も。何となく求人を探して応募するのではなく、「1週間で△社応募する」「面接後は必ず振り返りを行い、改善点を整理する」など、具体的な目標を決めることが重要です。
また、「いつまでに転職を決めたいのか」という期限を設けることで、ダラダラと長引くのを防ぎやすくなるでしょう。計画的に行動すると、転職活動のモチベーションを維持しやすくなり、着実に転職成功に向かって進めるようになるはずです。
企業選びの視野を広げる
希望する条件にこだわり過ぎると、応募できる企業の数が限られ、なかなか内定を得られないこともあるでしょう。たとえば、「年収××万円以上」「○○業界に限定」「完全在宅勤務」など条件を厳しく設定し過ぎると、該当する求人が少なくなり、選択肢が狭まります。結果として転職活動が長引く原因になりかねません。
そのため、視野を広げて異業種や未経験者歓迎の企業も検討してみるのがおすすめです。業界や職種にこだわらず、今までとは違う分野にも目を向けることで、新たな選択肢が見つかるかもしれません。また、自分のスキルを活かせる職種がほかの業界にもある可能性があるため、柔軟な考えを持つことが大切です。
一人で抱え込まず第三者に相談しよう
転職活動をすべて一人で進めようとすると、悩みや不安を誰にも相談できず、精神的な負担が大きくなり、途中で挫折しやすくなることも。家族や友人に話すだけでも気持ちが整理され、冷静に状況を見直せるでしょう。
また、転職エージェントを活用するのも有効です。転職エージェントを利用すれば、自分に合った求人を紹介してもらえるだけでなく、職務経歴書の添削や面接対策などのサポートを受けられるため、転職活動をスムーズに進めやすくなるでしょう。特に、転職がなかなか決まらないときや、自分に合う企業が見つからないときは、キャリアアドバイザーの意見を参考にすることで、新たな道が開けることも。一人で悩まず、第三者の力を借りることで、転職成功の可能性を高めましょう。
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「転職活動の経験がなくて何から始めたら良いのか分からない」「自分に合った求人が見つからない」など、転職を目指す方をきめ細やかにサポートするので、ぜひ一度ご相談ください。
転職活動を辞めたい人によくある質問
転職活動を辞めたいという気持ちを持つ人から、よく聞かれる質問にお答えします。不安を解消させるための参考にしてみてください。
転職活動を続けたほうが良いのはどのような人?
キャリアパスが明確になっている人です。自分で思い描いたキャリアプランがあるのであれば、転職活動を続けるのがおすすめ。将来どのようになりたいか分かっていれば、転職後のミスマッチや後悔が少ないからです。
キャリアパスを明確にさせるためのコツは「キャリアパスとは?描き方やキャリアプランとの違いも解説!」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
転職することのメリットを教えてください
会社選びが良かった場合は、自分に合った会社で長く働けます。また、即戦力採用で転職活動をしているのであれば、年収が大幅に上がる可能性もあるでしょう。
転職エージェントに依頼するなどをして、プロの力も借りながら吟味することをおすすめします。
転職エージェントに依頼して進める場合の手順は、「転職エージェントの面談に必要な持ち物は?質問すべきことについても解説」で解説しています。
ハタラクティブは、若年層向けの転職・就職エージェントです。既卒・第二新卒・フリーターの方向けの求人も多く取り扱っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。