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年下上司との接し方とは?うまく付き合うための方法を紹介!
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この記事のまとめ
- 年下上司との接し方のポイントは、敬語で話し積極的にコミュニケーションを取ること
- 年下上司との接し方で意識したい点は、上下関係ではないという認識を持つこと
- 年下上司との接し方の注意点は「過度なアドバイスは避ける」「素直に指示に従う」など
- 努力をしても年下上司との関係がうまくいかない場合は、転職も視野に入れよう
年下上司との接し方に悩む人の中には、「うまく付き合うための方法を知りたい」と思う方もいるでしょう。年下上司と接する際は、「敬語で話す」「積極的にコミュニケーションを取る」などがポイントです。また、お互いの目標を共有することを意識するのも良いでしょう。このコラムでは、年下上司との上手な接し方を紹介します。また、年下上司との仕事で働きづらさを感じる理由についてもまとめました。
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年下上司とうまく付き合うための4つの接し方
年下上司とうまく付き合うための接し方を4つ紹介します。以下の方法を参考に、良好な関係を築いていきましょう。
1.敬語で話す
たとえ上司の年齢が年下であっても、ビジネスマナーとして敬語を使用するのは基本です。職場内で上司や先輩と話す際には、敬語を使いましょう。名前を呼ぶ際も呼び捨ては避け、きちんと「さん」を付けて呼びます。
2.積極的にコミュニケーションを取る
年下上司との信頼関係を築くには、積極的にコミュニケーションを取るのも有効な方法です。業務中は小まめに声掛けをしたり、分からないことや不安なことがあったら素直に質問をしたりして、上司が安心して指示を出せる土台を整えましょう。また、飲み会のようなリラックスして話ができる場を設けるのも効果的です。
3.自分の強みを活かしてサポートする
自分の強みを活かして年下上司をサポートすることも効果的です。上司と部下という立場であったとしても、仕事をするうえで大切なパートナーであることに変わりはありません。会社の利益を考え、上司と部下が力を合わせて業務をこなしていくことが重要です。
そのためには、部下は上司をしっかりとサポートし、上司は部下を信頼して任せるといった関係性が求められます。自分が持っている強みを活かし、上司や同僚、後輩を支えながら会社に貢献していきましょう。
4.年下上司の気持ちに寄り添う
自分の現状だけでなく、年下上司の立場も考慮しましょう。上司として仕事を任されることは、大きな責任を背負うことにつながります。表には出さなくても、上に立つ者としてのプレッシャーを感じている可能性があります。また、年上の部下との接し方に悩みを抱えていることもあるでしょう。「自分が年下上司に戸惑いを感じているように、相手も自分の立場に悩んでいるのでは?」という視点を持ち、年下上司の気持ちに寄り添うことが大切です。
客観的に自分を見つめることが大事
第三者の視点に立ち、自分自身を客観的に見つめることも大切です。このとき、上司だけでなく、周囲全体に意識を向けることがポイントです。「自分と年下上司との関係を周りはどのように見ているのか」を冷静に考えることで、2人だけの世界ではないのだと気づき、上司とどう接すれば良いかが分かってくるでしょう。
年下上司と接するときに意識すると良いこと
年下上司と接するときは、上下関係ではないという認識を持つよう意識してみてください。また、お互いの目標を共有することを意識するのも良いでしょう。以下で詳しく紹介します。
上下関係ではないという認識を持つ
年下上司と接する際は、上下関係ではなく、パートナーであることを意識することが大切です。上司はチームの目標を立て、方向性を定めることを、部下は自分の能力を活かしてチームに貢献することを主な役割としています。上司と部下ではそれぞれ役割が異なるという考えを持てば、相手に敬意を持ちながら接することができるでしょう。
お互いの目標を共有する
年下上司と接するときは、お互いの目標を共有し、それに向かうよう意識するのもポイントです。人間関係そのものではなく、チームが進むべき目標に目を向けることが大事です。年下上司を含めたチーム全体で、一つの目標を達成するという方向性で仕事を行うと良いでしょう。
年下上司の良いところを探してみよう
年下上司に苦手意識を持っている場合、良いところを探してみるという対処法があります。「仕事が正確である」「指示が的確である」など、長所を見つけることで、年下上司に対する印象も変わるでしょう。苦手な上司との接し方については「嫌いな上司との上手な付き合い方とは?ストレス解消法と避けるべき行動を解説」でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
年下上司への接し方で気をつけること
年下上司と接するときは、素直に指示に従い、過度なアドバイスは避けるのが無難です。詳しくは以下で解説していくので、確認してみましょう。
素直に指示に従う
年下上司の指示に、素直に従うようにしましょう。勤続年数が長くなるにつれて、仕事のやり方にこだわりを持つ人もいるようです。しかし、年下上司からアドバイスを受けた際には、意固地にならないよう注意する必要があります。年下上司からのアドバイスを受け入れ、柔軟に対応することが大事です。
過度なアドバイスは避ける
年下上司に過度なアドバイスを行うのは避けるようにしましょう。年上部下からすると、「こうすればもっと良くなるのに」という思いから、年下上司にアドバイスしたくなることもあるようです。しかし、年下上司は自分自身の考えで成長することを望んでいる可能性もあるため、過度なアドバイスは避けるのが賢明です。
仕事での人間関係と割り切ることが大切
年下上司と接することにストレスを感じる場合は、「仕事上だけの関係である」と捉え、プライベートではあれこれ考えないようにしましょう。年下上司について考える時間が減れば、ストレスを感じることも減る可能性があります。「『上司が嫌いでストレス』と感じる原因とは?避けるべき行動や対処法を紹介」では、上司との関係でストレスを溜めないための対処法を詳しく解説しているので、あわせてご一読ください。
年下上司が増加傾向にある理由
年下の上司が増えてきている理由として、「成果主義の会社が増えてきたため」が挙げられます。1980年代後半~1990年代の初めにあたるバブル期に行われた大量採用によって、ポスト不足となった会社もありました。その後、成果主義の会社が増えたことで、年齢が上がるにつれて役職に就くはずだった人たちが出世の機会を失い、「いつの間にか年下上司の下で働いていた」という状況になったようです。また、転職する人が増加傾向にあることも理由の1つといえます。
年功序列制度で働いてきた人の中には、年下が上司になることを受け入れ難く感じている人もいるでしょう。しかし、年下上司は今後も増加していくと予想されているため、年下上司との関係を良好に保つ必要があります。年上としてのプライドを保ちつつ、年下上司とうまく付き合える方法を知ることが大事です。
年下上司との仕事で働きづらさを感じる4つの理由
自分よりも年下の上司がいる職場で、働きづらさを感じている方もいるでしょう。働きづらいと感じる要因は「年齢の若さから不安を感じてしまう」「上司と自分に能力の差が感じられない」などさまざまです。しかし、場合によっては客観的に自分を見つめ直さなければいけないこともあります。以下に働きづらさを感じる理由を挙げているので、思い当たるものがないか確認してみてください。
1.年齢の若さから不安を感じてしまうため
上司の年齢が自身より年下だと、「経験が浅い」と感じて不安になったり、指示を出されて不満を感じたりすることもあるようです。所属している会社が成果主義の場合、年齢は関係なく評価されるため、上司の現在のポストは経験や実力が反映された結果です。年功序列とは違うことをきちんと認識し、年齢ばかりにこだわらず上司のスキルや人間性に目を向けることが大切といえます。上司が尊敬に値する人物であることを冷静に見極めることで、敬意を持って対応できるようになるでしょう。
2.上司の指示の出し方に不満があるため
年下上司の指示の出し方に対して、「自分だったらこう指示するのに…」とつい不満に思ってしまうのも、働きにくさを感じる理由の一つです。たとえ相手に不満があっても、基本的に上司の指示には従う必要があります。「人にはそれぞれやり方がある」と割り切り、素直な気持ちで対応しましょう。
3.上司と自分に能力の差が感じられないため
上司と自分に大きな能力の差が見られない場合、「なぜあの人が?」と疑問に感じてしまうこともあるでしょう。上司は人をまとめる立場のため、仕事ができるだけでは就くのが難しいポジションです。企業によって評価基準は異なりますが、仕事の能力以外にも柔軟性やコミュニケーション能力など、さまざまな要素を吟味したうえで年下上司を現在のポジションに抜擢していると考えられます。上司と自分を比較するばかりではなく、「自分にはない資質があるのかもしれない」という視点を持つと良いでしょう。
4.上司の態度が気に入らないため
「言葉遣いが気に入らない」「君づけや呼び捨てで呼ばれるのが不満」など、年下上司の態度を生意気に感じてしまう場合もあるようです。しかし、部下が年上だからといって、年下上司が態度や言葉遣いを改めなければならないとは限りません。なぜかというと、年齢が下であっても立場が上である以上、上司として部下を指導・管理する必要があるからです。相手は若くして部署内をまとめなければいけない立場であることを忘れず、思いやりを持ちましょう。
上司の態度が気に入らないと感じたら「むかつく上司はどう対応したら良い?あるあるや対処法をご紹介!」のコラムに掲載の対処法を試してみてください。
年下上司とのトラブル事例
年下上司と信頼関係を築けていないままだと、「お互いが意固地になる」「ハラスメントが発生する」といったトラブルに発展することも考えられます。以下を参考に、自分の考え方や現状と向き合ってみましょう。
お互い意固地になってしまう
年上部下は「自分のほうが年齢が上な分、知識も能力もある」、年下上司は「年下だからといって甘く見られたくない」とお互いが意固地になり、社内の雰囲気が悪くなってしまう場合もあるでしょう。たとえば、年上部下の「年下上司の指示に素直に従わない」「ことあるごとに文句を言う」といった行動は、業務の進行に支障をきたす恐れもあります。もちろん、上司が出す指示の内容や決定があまりにも合理性に欠けている場合は、意見を出したほうが良いでしょう。
しかし、上司の発言に正当性があるにも関わらず素直に従えない場合は業務の妨げになり、ほかの社員にも迷惑を掛けてしまいかねません。上司の年齢だけで決めつけて意地を張らず、きちんと話の内容に耳を傾けることが大切です。
ハラスメントが発生する
基本的に、年下上司を「生意気だ」と感じても、立場を弁えて指示に従う必要があります。しかし、「上司の言葉遣いや態度があまりにも横柄である」「理不尽な要求ばかりされる」という場合は、パワハラの可能性があるので注意が必要です。1人で溜め込まず、社内の専用窓口や公的な機関に相談しましょう。
また、部下が上司にハラスメント行為をする「逆ハラ(逆パワーハラスメント)」と呼ばれる事例もあります。上司が年下だからといって横柄な態度を取る、指示を無視するなどの行為は、逆ハラに該当する可能性もあります。上司だけでなく、自分にも普段の勤務態度や周囲との接し方に問題がないか注意すると良いでしょう。
年下上司とうまくいかないときは転職も考えよう
自分を見つめ直したり、上記の方法を試したりしても年下上司との接し方がうまくいかない場合は、そもそも根本的な相性が悪い可能性もあります。年下上司との関係がストレスになっているなら、思い切って転職を考えてみるのも解決策の一つです。ただし、転職後も年下上司の下で働くこともあります。それを踏まえたうえで、「問題は年齢ではなく人間関係だ」と思えるなら、転職を検討してみるのも良いでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。