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フリーターは高収入を目指せる?正社員就職におすすめの仕事も紹介
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この記事のまとめ
- フリーターで高収入を目指すことはできるが、時間と体力的な負担が大きい
- フリーターにおける高収入の相場は時給1,500円以上、日給2万円が目安
- フリーターでより高収入を目指すのであれば、正社員就職がおすすめ
- フリーターから正社員就職で高収入を狙うなら営業やIT、飲食関係の仕事がおすすめ
- 未経験のフリーターを歓迎している企業は多く、正社員就職できるチャンスは多い
フリーターで高収入を得られるのか知りたい方は多いでしょう。フリーターの時給・月給は地域や職種によって異なりますが、働き方次第では正社員よりフリーターの方が稼げる場合もあります。このコラムでは、フリーターにおける高収入の相場や、収入を増やす働き方などを解説。フリーターと正社員の収入・待遇の違いや、未経験から正社員を目指す方におすすめの仕事も紹介します。ぜひ参考にして高収入を目指しましょう。
職種や働き方によってはフリーターで高収入も可能
フリーターで高収入を目指すことはできますが、職種や働き方に左右されます。地域によって多少の差はあるものの、フリーターで高収入といわれる相場は、時給なら1,500円以上、日給であれば2万円以上が一つの目安です。塾講師や家庭教師のようにスキルを要する職種なら、さらに高い時給を目指せるでしょう。ダブルワークをすれば、正社員よりフリーターの方が稼げる場合もあります。
ただし、アルバイトのような時間給で高収入を目指すと、長時間労働が常態化して体力的にきつくなりがちです。労働時間には限界があるので、高収入を稼げるアルバイトがあったとしても、フリーターで年収500万、1,000万を得るのは現実的に難しいといえます。
今後、年齢を重ねても今と同じ働き方ができるか不安を感じているフリーターの方は、5年後、10年後の将来を考えて正社員での就職を検討しましょう。
フリーターの平均月収は「バイトの平均月収相場は?正社員との比較や収入アップのコツも解説」や「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」のコラムで紹介しています。フリーターが平均収入をアップさせて高収入を得る方法も解説しているので、ぜひご覧ください。
フリーターの収入は年齢に比例して増やすのが難しい
フリーターの場合、同じ職場での勤続年数や年齢に応じて昇給しにくい傾向があります。フリーターとして長く勤務しても役職や責任があるポジションに付くのは難しいため、昇給の機会は減るでしょう。しかし、正社員ならスキルアップやインセンティブ、昇進などにより昇給するタイミングがあります。高収入を狙うならフリーターより正社員就職がおすすめ
高収入を望むなら、フリーターよりも正社員として就職するのがおすすめです。フリーターから正社員就職を目指すうえで、知っておくべきポイントを紹介します。
フリーターより正社員の方が給与や福利厚生の面で有利
高収入を望む場合、フリーターと正社員では給与水準が異なるため、本気で稼ぐなら正社員での就職を目指すのがおすすめです。フリーターのメリットは働き方が自由であること。しかし、高収入を得るために長時間シフトを入れ、ダブルワークで休みなく働くと、労働時間は正社員と変わりないか、それ以上になってしまいます。
一方、正社員は月給制のため、体調不良で1日欠勤してもその月の給与が減らないのがメリットです。勤務先が祝日休みの場合、時給制のフリーターだと祝日が多い月は勤務時間が減るので給与が下がります。しかし、月給制なら祝日が多い月も給与は変わりません。
また、正社員は企業の福利厚生が適用されることも魅力です。企業によっては実質的な給与アップにつながる住宅手当や、健康診断の補助、カフェテリアプランなど、生活や余暇が充実するさまざまなサポートを受けられます。
フリーターから正社員になりたいなら早めの行動がカギ
本人のやる気さえあれば、フリーターから正社員を目指すことは十分可能です。特に、20代の若手を求める企業は多いので、年齢が若ければ若いほどチャンスは広がります。
就職を希望するなら、1日も早く行動を起こすのが賢い選択になるでしょう。「正社員への道!フリーターから挑戦できる?」のコラムでも、フリーターから正社員を目指す際のポイントを解説しているので、参考にしてください。
フリーターから正社員を目指すなら適性の見極めが大切
フリーターから正社員就職を目指す場合、事前に自分の適性を把握しておくことが大切です。一般的に正社員経験のないフリーターの方が就活をする場合は、「未経験歓迎」の求人に応募します。しかし、「合格できそうだから」「高収入だから」といって闇雲に応募するのは控えるのが無難です。
仕事には適性があるため、自分に向いていない仕事を選ぶと能力を発揮しにくく、長く続けられない可能性があります。就活を始める前に、自分の性格や価値観などを振り返り、適性に合う仕事を見極めましょう。
やりたい仕事がわからない方は、自分が苦手なこと、やりたくないことをリストアップするのもおすすめです。苦手分野を明確にすると、自分に向いている仕事を分析するヒントになるでしょう。適性を知りたい方は「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」のコラムにも目を通してみてください。
フリーターで培った経験をアピールしよう
フリーターから正社員就職に臨む際、自分が入社後にできることを把握するのが重要です。アルバイトで経験したことと応募企業での業務が関連しているとアピールポイントになるでしょう。たとえば、接客業ではコミュニケーション能力やきめ細やかさ、配送業ではスケジュール管理能力やコツコツと作業を進める能力などをアピールできます。自分の持つ経験とそこで得たスキルを入社後に活かす意欲を示しましょう。「フリーターの就活、バイト経験はこう活かす!─スキルの棚卸し編」のコラムでも、フリーターが就職活動を始める際にアピールできるポイントを解説しています。高収入を目指す人へ!フリーターと正社員の違い
フリーターと正社員では、得られる給料や社会的信用度などに違いがあります。フリーターと正社員で生じる差は決して小さくありません。高収入を目指して正社員就職を検討中のフリーターの方は、ぜひ参考にしてください。
フリーターより正社員の方が高収入になりやすい
フリーターよりも正社員の方が得られる収入は高い傾向があります。厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 雇用形態別に見た賃金」をもとに、フリーターを含む非正規職員と正社員の平均月収を年齢別にまとめました(一部抜粋)。
年齢階級 | フリーターを含む非正規社員 | 正社員 |
---|---|---|
20~24歳 | 19万4,800円 | 22万8,700円 |
25~29歳 | 21万6,400円 | 26万3,600円 |
30~34歳 | 22万1,400円 | 29万4,100円 |
35~39歳 | 22万500円 | 32万7,000円 |
引用元:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 雇用形態別に見た賃金」
上記の調査結果から、どの年齢層においても正社員の方がフリーターの収入を上回っていることがわかります。さらに、正社員は給与水準が高いだけではなく、能力や勤続年数によって昇給があり、年齢とともに年収は高くなる傾向があることも利点です。企業によっては、年数回のボーナスが出たり、退職時におよそ500〜1,000万円の退職金が出たりする点も、大きな魅力といえるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
フリーターより正社員の方が社会的信用を得やすい
正社員はフリーターより社会的信用を得やすいことも大きな違いです。正社員は雇用や収入が安定しているため、社会的信用度が高いと判断される傾向があります。たとえば、正社員なら家や車のローンを組んだり、クレジットカードを作ったりする際の審査が容易です。
しかし、フリーターは雇用が不安定なことが多いため、高収入でも社会的信用を得にくいことがあるでしょう。フリーターと正社員の違いは「フリーターと正社員の収入の違いはどれくらい?就職のためのコツも解説」のコラムも参考にしてください。
フリーターはリスクを伴う場面が多い
フリーターとして働くことは、職場や自身に万が一のことがあった際にリスクが大きい点がネックです。たとえば、会社の都合による倒産・人員整理のために解雇された際、正社員へは退職金や給付金、再就職先の紹介などのフォローが受けられます。しかし、一般的に非正規社員には適用されないことが多いでしょう。また、フリーターは勤務した時間で収入が発生するため、自身の体調不良や親の介護などで働けないときは、収入が減ってしまうことも難点です。「一生フリーターでい続けるのはリスクが高い?正社員になるメリットを解説!」では、フリーターを続けることのリスクについて解説しています。フリーターであり続けることに不安を感じる方は、ぜひご覧ください。
フリーターからの正社員就職で高収入を狙える仕事4選
フリーターからの正社員就職で高収入を狙える仕事としては、営業職・IT関連・飲食関係・不動産関係の4つが代表的です。以下で詳しく解説します。
1.営業職
営業職は、学歴や職歴を重視しない企業が多く、経歴に自信がないフリーターの方におすすめです。未経験歓迎の求人も多く、フリーターから正社員を狙いやすい仕事でもあります。営業職の仕事は、自社の製品を取引相手に紹介して購入を促すこと。
法人営業や個人営業、ルート営業など、営業職にはさまざまな種類があります。結果が給与に直結しやすい仕事であるため、頑張り次第で高収入が期待できるでしょう。営業職については「営業の仕事の種類はどんなものがある?魅力や事務との違いを解説」のコラムを参考にしてください。
2.IT関連
IT関連の仕事は収入が高い傾向があるため、高収入を狙うフリーターの方に向いています。IT関連の主な求人は、エンジニアやプログラマーなど、PCやプログラムに関係した業務がほとんどです。学歴不問・未経験歓迎の企業も多いので、フリーターの方が挑戦しやすいといえるでしょう。
入社後に経験を積むことでスキルを磨ける点も特徴です。IT関連の仕事は「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムもチェックすると良いでしょう。
3.飲食関係
飲食関係の仕事は学歴や職歴を問わないことが多いので、フリーターから挑戦しやすいでしょう。特に、接客や調理でのアルバイト経験のある方におすすめです。飲食店でアルバイトをしたことがあるなら、経験を活かして正社員へとキャリアアップを目指せる可能性があります。飲食関係の仕事は、未経験でも店長候補として働ける場合があり、高収入を狙えることも見逃せません。
4.不動産関係
不動産関係の仕事も未経験歓迎の求人が多いため、フリーターから正社員就職を狙えます。未経験のフリーターの方には、資格や実績がなくても始めやすい賃貸営業職がおすすめです。不動産関係の仕事は、成果が給与に繋がりやすいところが魅力といえます。成果を上げれば高収入を狙える可能性があるでしょう。
高収入を狙える正社員の仕事は「高収入を目指せる正社員求人とは?給料が高い職種ランキングも紹介」のコラムでも紹介しています。フリーターから高収入を狙える仕事への就職を検討している方は、ぜひご覧ください。
今よりも高収入を得たいと考えているフリーターの方は、就職エージェントを利用し、正社員として就職することをおすすめします。就職エージェントでは、求人紹介や応募書類の添削、面接対策も実施しているため、初めて就活を行うフリーターの方も安心して利用できる点が魅力です。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、フリーターや第二新卒、既卒などの若年層を中心に就職・転職支援を実施しています。プロのアドバイザーが丁寧にカウンセリングを行うので、希望や適性に合ったお仕事を見つけられるでしょう。サービスの利用はすべて無料です。まずはお気軽にご相談ください。
フリーターで高収入を目指す場合に関するFAQ
高収入を目指すフリーターが、就職や仕事上で抱きやすい疑問をQ&A方式で解決します。正社員就職に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
フリーターと正社員ならどちらが高収入ですか?
一般的に高収入なのはフリーターより正社員といえます。
正社員は社会保険や厚生年金など、目に見えないメリットも少なくありません。フリーターは福利厚生を得られないため、月々の給与と福利厚生の2点において不利になりやすいでしょう。フリーターと正社員の収入の違いは「フリーターの平均年収は?20代・30代の年齢別に正社員の収入と比較!」で詳しく紹介しています。あわせてご確認ください。
未経験でもフリーターから正社員になれますか?
未経験や経歴不問の条件で募集している求人は多数あります。
関連した資格があれば有利に進められますが、ジャンルによっては未経験でも十分就職できる可能性はあるでしょう。近年は、採用の売り手市場と呼ばれるほど、どの企業も人材を欲しがっています。求職者に有利な環境下にあるため、正社員採用に挑戦する絶好のチャンスといえるでしょう。未経験から正社員を目指す方は「未経験でもできる仕事は?正社員として就職しやすいおすすめの業界・職種」のコラムもチェックしてください。
フリーターから就職するには資格が必要ですか?
高収入が見込める職種には、資格が必須のジャンルもあります。
たとえば、ドラッグストアで医薬品を販売する仕事に従事するには「薬剤師」や「登録販売者」の資格が必要です。資格のなかには専門機関の卒業歴や実務経験がなくても取得できるものもあるため、フリーターをしながら資格の勉強をするのをおすすめします。資格取得を検討中の方は「フリーターからの就職に役立つ「資格選び」のポイントとは?」のコラムも参考にすると良いでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。