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自分の適性に合う仕事の探し方とは?
更新日
この記事のまとめ
- 仕事における自分の適性は、活かせる能力があるかや性格が合っているかで判断できる
- 自分の適性が分からないときは、自分の強みや仕事への理解が足りていない可能性がある
- 自分の適性に合う仕事に就くと、モチベーションが上がり成長に期待できる
- 適職探しは自己分析や適職診断で自分を知ることから始めるのがおすすめ
- 人には得意不得意や向き不向きがあるため、自分の適性に合った仕事を探すことが大切
「自分の適性に合った仕事が分からない」とお悩みの方もいるでしょう。適性に合った仕事は、「その仕事に活かせる能力があるか」「価値観や性格が仕事内容と合っているか」で判断することが可能です。
このコラムでは、自分に合った仕事の探し方や職種別の適性をまとめました。また、適職診断を利用する際の注意点にも触れています。自分の適性を知り、どのような仕事が向いているかを確認しましょう。
仕事における自分の適性とは
仕事における適性とは、「その仕事に活かせる能力があるか」「価値観や性格が仕事内容に合っているか」といった要素から判断します。自分の性格や能力が仕事に合っているかによって、仕事のしやすさや能力の活かし方、やりがいを感じられるかどうかなどは変わるもの。そのため、自分の適性を知ることは仕事探しをするうえで重要なポイントの一つです。
職種別の適性
ここでは、どのような職種にどのような性格・能力が求められるか、一般的に考えられる職種別の適性をまとめました。
職業 | 適性 |
---|---|
営業・販売、サービス系の職種 | ・コミュニケーション能力 ・人付き合いのスキル ・細やかな気配り力 |
研究職 | ・専門分野に関する知識や技術 ・論理的思考能力 |
事務系の職種 | ・基本的なパソコンスキル ・コツコツと物事に取り組める忍耐力と集中力 ・コミュニケーション能力 |
医療系の職種 | ・携わる分野の知識や技術 ・細やかな気配り力 ・責任感 |
Web・クリエイター系の職種 | ・パソコンやツールの知識や技術 ・新しいものへの知的好奇心 ・表現力 |
工場・軽作業系の職種 | ・コツコツと物事に取り組める忍耐力と集中力 ・体力 |
IT・エンジニア系の職種 | ・プログラミング言語やシステムの知識や技術 ・新しいものへの知的好奇心 |
上記の職種とそれぞれの適性として挙げたものは、ほんの一例です。実際は、企業の規模や事業内容によって同じ職種であっても仕事内容が異なる場合もあり、適性を知るには細かい部分を調べる必要があります。
就職・転職先を探すとき、職種別の適性は判断材料の一つとしてとらえるのが大切です。「自分が何をしたいのか」「将来どうなっていたいのか」といった要素と合わせ、総合的に判断しましょう。
自分の適性や向いてる仕事が分からない4つの理由
自分にどういった仕事が向いているか分からないときは、自己分析や仕事への理解が足りていない可能性があります。「自分の適性が分からず仕事が選べない…」と悩んでいる方は、以下に当てはまる理由がないか確認してみましょう。
自分の適性や向いてる仕事が分からない理由
- 自分の強みや得意なことが分からない
- 将来の目標ややりたいことがはっきりしていない
- 仕事に関する知識が不足している
- 現職に馴染めていない
1.自分の強みや得意なことが分からない
適職を探すためには、自分にどのような強みがあるかを把握することが大切です。自分の得意分野を理解していないと、仕事の向き・不向きは分かりません。自分の適性は、性格やスキル、仕事で重視する点によっても変わってきます。給与や待遇だけで就職先を選んでしまうと、不得意な仕事を任せられたり会社の雰囲気に合わなかったりといったミスマッチで、早期退職してしまう可能性もあるでしょう。
2.将来の目標ややりたいことがはっきりしていない
自分が好きなことややりたいこと、将来的な目標などが不明瞭だと、自分の適性は分析しにくくなります。多少なりとも関心がある仕事内容でなければ、自分に向いている仕事とはいいにくいでしょう。叶えたい目標がはっきりしていれば、その目標に向けて努力することで適性を身につけられる可能性もあります。
3.仕事に関する知識が不足している
仕事への理解や知識が足りていないと、自分の適性が分からなくなる可能性があるようです。「具体的にどのような仕事内容なの?」という疑問から「自分に合っていないかも…」という不安を抱くこともあるでしょう。特に、未経験の業界や職種だと、情報を集めて仕事のイメージを固めなければ自分の適性に合うかどうかは分かりません。世の中には多くの仕事があるため、雑誌やインターネットで仕事の情報を集める必要があります。
4.現職に馴染めていない
自分の適性が分からず悩んでいる方には、現在勤めている会社に馴染めていないという方もいるでしょう。「今の仕事が辛い」「努力が評価されない」と感じる期間が長いと、自分には向いていないと思ってしまうことも。自信をなくして「他の仕事も向いていないかも…」という不安から、自分の適性が分からない状態になる可能性も考えられます。
仕事選びの際に自分の適性を知るメリット
人には得意・不得意、向き・不向きがあるため、自分の性格や能力に合った仕事探しをすることが大切です。ここでは、適性を知ったうえで仕事探しを行うメリットをご紹介します。
仕事選びの際に自分の適性を知るメリット
- 自分の性格に向いてる仕事を考えやすくなる
- 自分の得意分野を活かせる仕事を見つけやすくなる
- 自己PRや長所を考えるときに活用できる
1.自分の性格に向いてる仕事を考えやすくなる
自分の適性を知っていると、自分に合っている仕事が分かるため、応募する企業をスムーズに決められます。たとえば、「自分は人と話すのが好き」という適性があることを理解している場合、営業職や販売職、介護職といったコミュニケーションの機会が多い仕事に絞り込めるでしょう。
反対に、自分の適性を知らなかったり上手く言語化できていなかったりすると、「自分にはどのような仕事が向いているか分からない」という状況に陥りがちです。向いていない仕事や自分の性格・価値観と合わない仕事に就くと、仕事をするなかで適性とのギャップに気づくことも。「自分には合っていなかった」「続けられない」と感じると、早期退職の恐れがあるでしょう。
自分に向いている仕事を探し長く働き続けるためにも、自己分析と企業研究を念入りに行い、自分の適性を理解することが大切です。自分に向いてる仕事を診断したい人は、「自分に向いてる仕事とは?性格タイプ別の向いてる仕事や診断方法をご紹介!」のコラムもチェックしてみてください。
2.自分の得意分野を活かせる仕事を見つけやすくなる
仕事選びの際に自分の適性を把握しておけば、得意な分野の仕事を探しやすいでしょう。適職に就くと自分の得意分野を活かせるため、「仕事がスムーズに進む」「仕事にやりがいを感じやすくなる」「知識を身につけようという意識が高い」と感じられる傾向があります。
反対に、自分に向いていない仕事に就いた場合、「仕事への関心が持てない」「仕事に対してストレスが溜まる」「思うような成果が出ない」など、仕事と自分の能力とのギャップに苦しむ場合もあるようです。
自分の適性を知っているのと知らないのでは、就職後の状況が大きく変わる恐れがあります。得意分野ではない職種に就くと必ず後悔するとは限らないものの、自分の適性に合う職業に就いたほうがより自分の力を発揮でき、成長していけるでしょう。
「適職の見つけ方を解説!好きなことだけでなく得意なことを探そう」のコラムでも自分にあった職業の見つけ方をまとめているので、ぜひご覧ください。
3.自己PRや長所を考えるときに活用できる
履歴書・職務経歴書作成や面接の際に役立つのも、自分の適性を知るメリットの一つです。自分の適性を知っていれば、どのような業務にどのような強みを活かせるかをアピールしやすいでしょう。たとえば、人と関わることに適性がある場合、コミュニケーション能力を活かした自己PRや長所を考えると効果的にアピールできます。
自己PRの書き方は「面接でどう自己PRする?好印象を与えるコツや例文もご紹介」で、長所の書き方は「長所とは?面接で使える例文や短所との言い換え方・探し方のコツを解説」で触れています。それぞれ例文やコツを解説しているため、ぜひ参考にしてみてください。
自分の適性に合った仕事に就くメリット
自分の適性に合う仕事に就くと、早期退職のリスクを防げたり、仕事のうえでの成長が見込めたりといったメリットがあります。以下で詳しく確認していきましょう。
自分の適性に合った仕事に就くメリット
- モチベーションが上がり早期退職しにくくなる
- 結果を出しやすく成長に期待できる
- 就職・転職市場での価値が上がる
1.モチベーションが上がり早期退職しにくくなる
自分の適性に合う仕事に就くと、業務に携わるモチベーションを維持でき、前向きに取り組めるようになります。仕事を続けていくうえで、モチベーションの維持は重要です。自分に向かない仕事を続けてストレスをためてしまうと、ミスマッチを感じて早期退職につながりかねません。
2.結果を出しやすく成長に期待できる
結果を出しやすくなることも、自分の適性に合った仕事に就くメリットです。自分の得意分野の仕事であれば、仕事を覚える早さやスキルアップの効果も期待できます。仕事で成長を続けていけば、昇給や昇進の機会も増える可能性があるでしょう。
適職に就き、結果を出して出世したいという方は「出世する人の特徴は?仕事への向き合い方や習慣についても解説!」のコラムもあわせて参考にしてみてください。
3.就職・転職市場での価値が上がる
自分の適性に合った仕事に就き、スキルを磨くことで、将来的に就職・転職市場での価値を上げられる可能性があります。現在は転職を目指していない場合でも、状況の変化や会社の将来性などもふまえて転職を考える機会もあるでしょう。適職で即戦力になれるようなスキルを身につけておけば、転職先を見つけやすくなる効果に期待できます。
自分の適性に合う職業の探し方
自分に合った仕事を探すには、自分を知ることから始めましょう。自分の性格や傾向、得意分野を知るには、自己分析や適職診断が効果的です。ほかにも、第三者の意見を聞いたり、業界研究を進めたりすることで、客観的に自分の適性を判断できるでしょう。
ここでは、適職探しの方法をご紹介するので、参考にしてみてください。
自分の適性に合う職業の探し方
- 自分の性格や普段の行動をふまえて自己分析をする
- インターネットで適職・適性診断をする
- 就職・転職エージェントなど第三者の意見を聞く
- 仕事や業界への理解を深める
- キャリアプランを明確にする
- 実際に応募してみる
1.自分の性格や普段の行動をふまえて自己分析をする
就職・転職活動をする際に欠かせないのが、自己分析を行うことです。自己分析から分かったことを自分の強みにし、応募書類や面接で採用担当者へアピールすれば、志望動機や自己PRの説得力が増します。
自分で自己分析をする際は、以下の方法を試してみましょう。
- ・過去の経験を一覧にする…幼少期から現在までの経験で「面白かった」「苦労した」「頑張った」などのエピソードを書き出してみる
・エピソードを強み/弱み、好き/嫌いなどに分ける…自分の長所や短所を見つける
・長所、短所を分析する…自分の性格、興味があること、何に対してモチベーションをもつのかなどを考える
・適性にあった職業を考える…将来的にどうなっていたいのかを考え、自分の志向を実現させるためにはどのような仕事が適しているのかを考える
「自己分析が大事!『やりたいこと探し』の方法とは」のコラムでも、自己分析のポイントややりたい仕事の探し方を解説しています。気になる方はぜひご覧ください。
自分が「仕事で何を重視するか」を分析する
自分に合った職種を探すこと以外にも、企業を選ぶ際に見ておきたいポイントがいくつかあります。適職に就いたはずなのに、仕事を始めてみたら「何かが違う…」と思わないためにも、以下の項目に注意して仕事を探しましょう。
- ・会社のビジョンに納得できるか…自分の考えが会社の方針に合っているか
- ・職場環境が自分と合ったものか…風通しの良い職場か
- ・評価基準が自分と合ったものか…年功序列か実力主義か
- ・その会社でのワークライフバランスが自分の送りたい生活に合致しそうか…残業時間、給与面、待遇面、休暇制度など
仕事において、何を重要視するかは人によって違います。自分の希望を分析することで、入社後のミスマッチを防ぎましょう。
希望条件のなかで優先順位をつける
自己分析で希望条件を洗い出したら、「どの条件を一番重視するか」「この条件は譲れない」といった順位付けも行いましょう。自分の希望条件をすべて満たす企業を見つけるのは、難しいといえます。「条件を満たさない項目があるから」という理由で候補から外してしまうと、応募できる求人がなくなってしまう恐れも。仕事に対する希望条件が複数ある場合は、優先順位をつけて仕事を探すと良いでしょう。
2.インターネットで適職・適性診断をする
自分の適性に合う仕事の探し方は、インターネットで仕事の適性診断テストをする方法もあります。「適職診断」「職業適性検査」「診断テスト」などで検索すれば、無料で受けられるサービスやツールが見つかるでしょう。どれも短い時間で気軽に受けられ、自分の性格や志向性からどのような仕事が合っているかを自動で診断してくれます。
職種の種類が豊富なので、就職活動を始めたばかりの人や、自分では気づかない傾向を知って選択肢の幅を広げたいと考えている方におすすめです。ハタラクティブでも、1分程度で適職候補を絞り込める適職診断をご用意しています。このコラムの上部から受けられるので、お気軽にお試しください。
適職・適性診断の活用方法を知りたい方は、「やりたいことがない人向け!仕事探しで適職診断を活用してみよう」のコラムをご一読ください。
3.就職・転職エージェントなど第三者の意見を聞く
自分の適性に合う仕事を見つけるためには、客観的な視点で得意分野を探してもらうことも効果的です。自分について客観的に知りたいときは、家族や友人、先生、先輩などの身近な人の意見を聞いてみると良いでしょう。自分では気づいていない性格の傾向などを知るきっかけになることもあります。
身近に意見を聞けそうな人がいない場合は、就職・転職エージェントへ相談するのがおすすめです。就職・転職のプロであるアドバイザーがあなたの適性を分析したうえで、希望に適した求人の紹介を提案してくれるでしょう。
就職・転職エージェントの利用方法については「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢く使い倒すコツ」のコラムでまとめています。
4.仕事や業界への理解を深める
仕事内容や業界の動向を理解しておけば、どのような能力が役立つか分かり、自分の適性に合うかどうかを判別しやすくなるでしょう。たとえば、IT系の営業職は、最新のIT技術についての知識やコミュニケーション能力が必要とされます。IT系の知識に関する興味や関心がある場合や、人と接するのが好きな場合は、適性があるといえるでしょう。
業界研究については「業界研究のやり方は?就活に役立つノートの作り方とポイントを紹介」のコラムで方法を解説しています。
5.キャリアプランを明確にする
将来的な目標を決め、明確なキャリアプランを考えることで、適職を見つけやすくなる可能性があります。自分の適性に合う仕事で、将来的にどのようなポジションを目指すのか、目標とする年収はどれくらいかを決めることで、具体的な行動につなげられるでしょう。
キャリアプランが思いつかず悩んでいる方は、「面接でキャリアプランを質問されたら?答え方のコツと状況別の例文をご紹介」のコラムもあわせてご覧ください。
6.実際に応募してみる
適職診断や第三者の意見をふまえ、自分の適性に合いそうな仕事を見つけたら、実際に応募してみましょう。働いてみないと、本当に自分にとって適職かどうか判別するのは難しいといえます。希望条件を満たしており、自分も納得できたり興味があったりする仕事であれば、思い切って応募してみると良いでしょう。
応募の際は、企業が求める人材や業界に必要とされる能力などを分析し、自分の強みをアピールするのが大切です。
自分の適性を探す際はさまざまな方法を試そう
自分の適性に合う仕事を探す際は、上記に挙げた方法を一つだけ試すのではなく、まんべんなく活用すると、より良い結果を見出しやすくなります。また、一つひとつの結果を鵜呑みにし過ぎないことも大切です。「自己分析の結果をもとに適職診断を試してみる」「適職診断の結果を友人や家族に見せ、客観的な意見をもらう」というように、それぞれの方法を組み合わせることで、仕事選びの選択肢が広がる可能性がありますよ。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
自分の適性職業をタイプ別にチェック
ここでは、性格や行動傾向のタイプ別に適性のある職業をご紹介します。自分の適性が分からないとき、「自分はこのタイプかも…」と当てはめながら確認してみてください。
なお、以下のタイプは一例であり、必ずしも適性があるとは限りません。あくまでも参考程度にチェックしてみましょう。
1.スキルアップして成長したいタイプ
向上心や成長意欲が高く、積極的にスキルアップしたい人には、営業職や開発・研究職などがおすすめです。営業職や開発・研究職などは、ノルマやゴールがはっきりしている場合が多いため、目標達成のため自発的に行動できるタイプに向いているといえます。
営業職について知りたい方は「営業って何をする職種?求められるスキルや向いているタイプを紹介」のコラムを参考にしてみてください。開発職については「開発(開発職全般)の仕事」、研究職については「研究職にはどんな種類がある?就き方や向いている人の特徴も解説」で情報をまとめています。
2.コミュニケーションを取りながら手助けしたいタイプ
社交的で人と関わりながら仕事がしたいという方は、企画職や販売職などが合う可能性があるでしょう。チームを組んでアイデアを出す企画職や、直接のやり取りが多い傾向にある販売職は、自分の適性に合う仕事といえます。
どちらも対人能力が求められるので、コミュニケーション力に自信があったり、人を助けるのが好きだったりする場合は向いている職業です。企画職については「企画の仕事」で、販売職については「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」で詳しく解説しています。興味のある方はあわせてぜひご覧ください。
3.物事を冷静に分析したいタイプ
マーケティングやコンサルタントは、物事を筋道立てて考えるのが得意なタイプに適性のある仕事といえます。企業や業務で問題が発生した際に、原因を追究し改善に導くためには、冷静さや論理的思考力が求められるでしょう。分析力に自信があるなら、自分の適性に合う職業と考えられます。
マーケティングは「マーケティングの仕事」のコラムで、コンサルタントは「コンサルタントの仕事」のコラムで詳しい仕事内容を解説しています。「適職かもしれない」と思う方は、あわせて参考にしてみましょう。
4.何かを生み出したりアイデアを形にしたりしたいタイプ
何かを作ったり思いついたりすることが得意なタイプは、デザイナーやライターなど、クリエイティブな仕事に向いている傾向があります。クリエイティブ職は発想力やセンスも大切ですが、仕事を妥協しないこだわりの強さや、最後までやり遂げる根気強さも必要とされる職業です。
「クリエイティブな仕事がしたい!おすすめの職種20選や向いている人を解説」のコラムでは、おすすめのクリエイティブ職を紹介しています。自分の適性に合う職業だと思った方はぜひ参考にしてみてください。
5.計画力や行動力に自信があるタイプ
目標を決めて計画するのが得意だったり、すぐに行動に移せたりするタイプの場合、営業職や企画職などがおすすめです。スピード感や判断力が求められるため、これらの能力に自信があると自己分析できている人にとっては、自分の適性に合う仕事といえるでしょう。
行動力については「行動力とは?言い換え例や効果的な自己PRのコツも詳しく解説」のコラムでご紹介しています。
6.責任感が強くルールを重視するタイプ
マニュアルを遵守し、仕事のミスが少ないタイプなら、経理や医療系、公務員などに向いている可能性があります。決められた仕事やルーティンワークが多い仕事は、真面目で根気強い性格の人に向いているでしょう。経理や医療の仕事ではミスが許されない場面もあるため、「正確で丁寧な仕事が得意」という人にとっては「自分の適性に合う仕事だ」と思えるかもしれません。
公務員の仕事については「公務員とはどんな職業?転職を目指す前に知っておくべきこと」のコラムもあわせてご覧ください。
7.マイペースに仕事を進めたいタイプ
マイペースに仕事を進めたいタイプの場合は、IT系やデザイン系の技術職に適性がある可能性も考えられます。自分のペースを大切にしているタイプは、「自分の裁量で仕事を進めるのが得意」「自分一人で完結する仕事がしたい」という傾向にあります。コツコツと仕事をこなす持続力もある場合は、研究職もおすすめです。
「マイペースな人に向いている仕事は?おすすめの職種12選と働き方のコツ」でも、マイペースさを活かせる仕事を紹介しているため、参考にしてみてください。
自分の適性を知るために「適職診断」を利用する際の注意点
「2.インターネットで適職・適性診断をする」でも記載したとおり、自分の適性探しに適職診断を利用することは、適職探しの際に効果的です。ここでは、適職診断を利用する際に知っておきたい注意点について解説します。
1.無料・登録不要で診断できるかチェックする
適職診断や適性診断サービスのなかには、有料だったり登録しなければ利用できなかったりすることもあるため、利用前にチェックしておきましょう。簡易的な診断で自分の適性を把握したい場合は、有料のサービスを使い過ぎると思わぬ出費になることも。ただし、有料や登録が必要な適職診断は無料のものよりも精度が高い傾向にあるため、簡易診断で満足できなかった場合は試してみるのも良いでしょう。
2.複数サイトの適職診断を利用する
適職診断は1つのサイトだけを利用するのではなく、複数サイトで試してみるのがおすすめです。サービスによって診断の項目が変わるため、より詳細な自己分析ができ、自分の適性について理解を深められるでしょう。
性格をベースにしたものや、身につけたスキルから適職を診断してくれるサービスなど、適職診断の内容はさまざまです。複数の結果を取り入れて分析しつつ、自分の適職を探してみてください。
3.適職診断の結果を鵜呑みにしない
適職診断の結果だけで「自分の適性に合う仕事は△△の仕事」と決めつけるのではなく、ほかの情報も収集して総合的に判断するのが重要です。適職診断はあくまでも一般的な性格や特性から判断しているため、参考程度にしておくと良いでしょう。
「自分に合う仕事か」「適性のある仕事か」の判断は、最終的には自分で行うものです。診断結果を鵜呑みにし過ぎて自分の可能性を狭めることのないよう、注意しておきましょう。
適職診断ツールは信頼性の高さで選ぼう
適職診断ツールは、信頼性の高さを重視して選ぶのがおすすめです。具体的には、診断結果の情報量が少なくないか、診断の評判が悪くないか、具体的なアドバイスがあるかなどの点に注意しましょう。
結果だけでなく、診断の解説や似たようなおすすめの職業を紹介してくれるサービスも、信頼性が高い適職診断といえます。納得できる適職診断ツールを活用し、自分の適性に合う仕事探しに役立てましょう。
適性だけじゃない?仕事を選ぶうえで大切なこと
仕事選びの際は、自分の適性に合う仕事を探すのも必要ですが、好きな仕事や得意分野に限らず広い視野で仕事を探すのが大切です。たとえば、好き嫌いに関係なく、長時間集中して作業ができるのなら、その仕事は向いている可能性があります。
また、自分に向いている仕事は、必ずしも「自分が好きなこと」と一致するとは限りません。仕事の探し方によっては、なかなか適職を見つけられないこともあるでしょう。そういったときは、第三者や就職支援サービスに相談するのも手段の一つ。誰かに相談することで得た客観的な意見から、自分に合っている意外な仕事を見つけられる可能性もあります。
「自己分析をしてもどこに注目して良いか分からない」「1人では企業選びがなかなか進まない」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。第二新卒や既卒、フリーターなどの若年層向け就職・転職エージェントのハタラクティブでは、仕事探しの方向性を専任のキャリアアドバイザーに相談しながら考えられます。
希望やお悩みをじっくりと伺い、一人ひとりの適性を判断。数ある求人のなかから、厳選した求人のみをご紹介するので、「自分の適性が分からない」という方も安心です。求人を扱う企業の詳しい仕事内容や職場の雰囲気なども把握しているため、入社後のイメージがしやすいでしょう。選考対策や企業とのやり取り代行といった就職支援も含めてすべて無料で利用できるため、ぜひお気軽にご相談ください。
自分の適性に合う仕事を探すためのFAQ
ここでは、自分の適性に合った仕事を見つけ、納得のいく就職・転職を叶えるためのヒントをまとめました。適職探しをしている方はぜひ参考にしてみてください。
自分の適性を面接で聞かれた際の例文は?
「自分の適性は?」と面接で聞かれた際は、適職診断や第三者の意見を参考にした自分の強み、得意分野などをアピールすると良いでしょう。企業に求められている人物像を分析し、「御社の△△の事業で必要なスキルをもっています」など、具体的に説明できると効果的です。
「長所とは?面接で使える例文や短所との言い換え方・探し方のコツを解説」のコラムは長所の例文を紹介していますが、適性の内容にも応用できるため参考にしてみてください。
どうすれば自分に合った仕事が分かりますか?
適職を探すには、自分を知ることが大切です。自己分析を行い、過去の経験から自分の性格や価値観、強み・弱みを明らかにしましょう。また、世の中にある仕事を知らないと適職は見つかりません。業界研究・企業研究で今まで知らなかった仕事を調べ、視野を広げることも重要です。
自己分析のやり方は「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムを、業界研究については「業界研究のやり方から情報収集の仕方・ノートのまとめ方まで徹底解説!」のコラムをご一読ください。
やりたい仕事がないときはどうしたら良い?
特にやりたい仕事がないときは、自分が「できる」仕事を考えましょう。長所や特技から、「これはできるかも」と思える仕事を探します。得意なことは、成果を出しやすくスキルアップしやすいため、取り組むうちにモチベーションが上がる可能性があるでしょう。
やりたいことが分からない方は、「やりたいことの見つけ方とは?自分が本当にしたい仕事を見つける方法」のコラムもご確認ください。
自分に適性に合う仕事の就職難易度が高い場合は?
適性がありそうなものの、よく知らない分野で難しそうなイメージがある仕事は、具体的な業務内容を調べてみるのがおすすめです。就職難易度が高いと感じる理由の一つには、「仕事内容を詳しく知らないから」というものも考えられます。思い込みで難しい仕事だと考えず、企業研究や業界研究で理解を深めてみましょう。
企業研究の方法は「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
「やりたい仕事」と「向いてる仕事」はどちらを選ぶべき?
状況にもよりますが、「やりたい仕事」を選んだほうが後悔が少ないこともあるようです。得意な仕事を選んでストレスなく働くことも大切ですが、将来的に「あのとき、あの仕事を選んでいれば…」と考えてしまう可能性があります。どうしてもやりたい仕事であれば、一度挑戦してみるのも人生設計の一つといえます。
仕事選びに不安を感じている場合は、エージェントの活用も視野に入れてみましょう。就職・転職エージェントのハタラクティブは、求職者一人ひとりに合った求人をご提案します。適職診断も受けられるので、ぜひ一度ご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。