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ニートから大手企業に就職できる?就活成功を目指すには
更新日
この記事のまとめ
- ニートから大手企業に就職したい場合は、段階を踏んで就活の準備をする
- ニートから大手企業を目指すには、まずはアルバイトや派遣で実績を積むのも手
- ニートから大手企業を目指す際は、「IT系」「介護系」などの業種がおすすめ
- 就活ではニートとフリーター向けの支援サービスや民間のエージェント利用がおすすめ
「ニートから大手企業に就職したい」と考える方はいるでしょう。
ニートから大手企業の内定獲得を目指すには、ステップを踏まえた選考対策が必要です。また、就職しやすい業界や業種を知ることで、大手企業で働ける可能性はアップするでしょう。
このコラムでは、ニートから大手企業に就職するための方法について解説します。これから始まる就活を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ニートから大手企業に就職できる?
ニートから大手企業に就職することは可能です。しかし、ただ求人に応募して選考を受ければ良いわけではありません。就活をするうえでは、ニート期間がマイナス評価にならないような対策をすることが大切。また、挑戦しやすい業界や自分の特性を理解することも重要です。
ニートから大手企業に就職したい場合は、企業が求める人物像やスキルのレベル、自分ができることなどもしっかりと調べてから選考に臨みましょう。
ニートから大手企業に就職するのが難しい理由
ニートから就職活動をしていると、「大手企業の選考はハードルが高い」と感じることがあるようです。
就活で大きな壁となることの一つに挙げられるのが、空白期間。
一般的に、ニートになることで通学やバイトなど何もしない空白期間ができると、選考の通過率が下がりやすい理由の一つです。また、大手企業の求めるスキルや能力が中小企業より高い傾向にあることも、ニートからの就職が難しくなりやすい理由といわれています。
ニートから大手企業への就職を目指すのであれば、中小企業に正社員として就職して実績を積み、大手企業が求める人物像やスキルのレベルに合った人材になってから転職するのも手です。
ニートから大手企業への就職は焦らずステップを踏む
ニートからの大手企業を目指すことに厳しさを感じることがあっても、全く方法がないわけではありません。ニートから正社員になるためには、手順を踏むことが重要です。働くことに身体を慣らすことにもつながるため、入社する際もスムーズに業務に取り掛かりやすくなるでしょう。
生活リズムを整える
昼夜逆転の生活をしているのであれば、生活習慣を見直して、就寝時間と起床時間を正常に戻すことから始めましょう。
朝早くに起きたらカーテンを開けたり、窓から朝日が差し込むよう少し開けておいたりすると、体内時計が整いやすくなります。夜は、21時を過ぎたら携帯やPCを閉じて、自然に眠れるよう環境を整えるのがおすすめです。適度に身体が疲れているほうが入眠しやすくなるため、昼間は軽めの運動をすると良いでしょう。まずは近所の散歩から始めて徐々に距離を増やしたり、軽いジョギングをしたりすると、次第に体力も身につきます。
アルバイトから始める
いきなり正社員就職を目指すのが難しく感じる場合、まずはアルバイトや派遣社員で経験を積むのも良いでしょう。アルバイトは、時短勤務や就業日数を調整しやすいことが多いため、少しずつ身体を慣らしながら働けます。正社員として働きたい業種が決まっている場合は、その仕事に活かせる知識が身につくアルバイトを選ぶと良いでしょう。
なかには、アルバイトから正社員登用を目指せる職場もあります。「正社員登用制度とは?読み方や必要な実績・試験について解説!」で詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
働くことに慣れたら正社員の求人に応募しよう
ある程度の経験を積み働く自信がついてきたら、正社員への応募に進みましょう。正社員の求人に応募する際も、ステップを踏んで焦らず進めることが大切です。
企業規模にこだわって大企業のみに応募するのは、避けたほうが無難。正社員として無理なく働き続けられるかも軸にすることで、結果的に内定を得やすくなる可能性があるでしょう。
ニートから大手企業就職をする前に意識すること
ニートから大手企業就職を目指したり、アルバイトや派遣の仕事を探したりする前に、やっておくと良いことを解説します。以下にまとめたので、ぜひご覧ください。
就活に活かすことを見据えて経験を積む
アルバイトや派遣の仕事を探す際は、収入を得るための労働として捉えるだけではなく、正社員の選考を受ける際にアピールできるスキルが身につくかどうかを考えると良いでしょう。
アルバイトでの経験やスキルは、業務内容や勤続年数によっては選考で高く評価される場合もあります。なかには「アルバイトは職歴と見なさない」という企業もありますが、長期間続けた仕事や応募企業と関連のある業務内容は、アピール材料になり得ます。
自分の得意不得意を把握する
自分のやりたい仕事や向いている業務、苦手意識のある業務などを知っておきましょう。たとえば、人とコミュニケーションを取ることのなかでも、特にお年寄りと接するのが好きなのであれば、介護系の仕事が向いている可能性があります。一方、人とのコミュニケーションを取ることが苦手なら、営業や接客業は避けた方が良いでしょう。せっかく就職できたとしても、モチベーションを持てず長く続けることが難しくなってしまう可能性が高いからです。
向き不向きを考慮したうえで仕事を探すことも、大手企業就職への近道となるでしょう。
自己分析をする
自分のやりたいことや向いている仕事を知るには、自分自身と向き合い探求する自己分析が必要です。就活時には本格的な自己分析が求められますが、アルバイトや派遣の仕事を探す前にも、自分としっかり向き合っておくことをおすすめします。
自己分析の方法は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでも解説しています。就活前にぜひご一読ください。
ニートからの大手企業就職におすすめの業種
以下のような業種は、ニートからの就職に向いているといわれています。自分に合う仕事選びに迷っている場合は、参考にしてみてください。
【IT系】
IT系の業種は学歴や経験不問の求人が多く、ニートからの就職に向いている業種の一つ。実際にパソコンを使った作業で何ができるのかを重視されることもありますが、未経験者を歓迎する企業が多い傾向です。人手不足の業界であることも、未経験から採用されやすい理由に挙げられます。
目指しやすい人気のあるIT系のスキルとは
ハタラクティブの「若者しごと白書2023 6-4.リスキリングで身につけたいスキル」によると、リスキリングで身につけたいスキルとして、26.8%のフリーターの方、16.3%の正社員の方がパソコンスキルを選んでいます。目指しやすいだけでなく、働くうえで強みになることが分かるでしょう。参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2023
【介護系】
人材不足が深刻な介護業界では、無資格・未経験者歓迎の求人が多く出ている傾向です。資格を取りたい場合も、働きながら「介護職員初任者研修」からチャレンジすると良いでしょう。
介護業界の仕事内容に興味がある方は、「就活アドバイザーが教える!社会福祉士・介護士・ホームヘルパーのお仕事」のコラムもあわせてご覧ください。
【製造系】
製造業は、自動車や家電、日用品、食品など、製造するものは多岐にわたります。
ものづくりに興味があったり、コミュニケーションを取ることに苦手意識があったり、「黙々と仕事をこなしたい」といった方に適している業種でしょう。
【営業系】
営業職は、資格を必要としない職種の一つとして挙げられます。
どの業界にも必要な職種であるうえ人手不足の傾向にあるため求人数が多く、学歴・資格を問わない営業の仕事はニートからチャレンジしやすい職種です。コミュニケーション能力が問われますが、経験によって営業スキルは磨けるため、長期的なキャリアビジョンの実現にも役立つ職種でしょう。
ニートから大手企業就職するにはプロのサポートを受ける
ニートから大手企業への就職を目指すには、就職支援サービスの利用がおすすめです。
就職支援サービスは、地域若者サポートステーションやジョブカフェ、各自治体で設けている自治体の就職支援プログラムが挙げられます。なかでも、ニートやフリーターを対象としたサービスを探して活用すれば、優良企業の選考も対策しやすくなるでしょう。職員による客観的な判断によって求職者に合う求人を紹介してもらえるので、早期退職を防ぐことにもつながります。
自治体のサービス以外にも、民間の就活エージェントを頼ってみるのも一つの方法です。無料でプロの就活アドバイザーが相談に乗るため、経済的なことを心配する必要はありません。
若年層向け就職エージェントのハタラクティブでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで就活をサポート。未経験歓迎の求人数も豊富で、一人ひとりの適性に合った求人の紹介を行います。応募書類の書き方や自己分析の仕方、面接対策なども細かくお伝えするので、安心して就活を進められるでしょう。また、性格から分かる1分程度の適職診断を受けることも可能です。
一人で就活を進めるのが不安な場合は、お気軽にご相談ください。
ニートから大手企業に就職するときに関するQ&A
ここでは、ニートから大手企業に就職したい方向けによくある疑問をまとめています。ホワイト企業への就職や資格についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ニートからホワイト企業で働きたいけど難しそうで不安です
ホワイト企業は離職率が低い傾向にあるため、求人が出にくいうえ、応募できても倍率が高くなる可能性があります。しかし、若いうちはポテンシャル採用を狙える可能性があるので、年齢を重ねる前に行動を始めるのが良いでしょう。「ニートからホワイト企業に就職するために必要なこととは」では、ホワイト企業に就職するためのコツを解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
ニートからの就職は時間がかかりますか?
ニートからの就職にかかる時間は、人によって異なります。ただし、ニート生活をするうえで生まれる空白期間は短い方が好ましいため、3ヶ月程度を目安に内定獲得まで達成できると良いでしょう。
ニートからの就活期間については、「就活の時間配分は?自己分析・企業研究にかかる期間や面接の長さを解説!」のコラムをご参照ください。
資格があればニートから就職しやすいですか?
「資格があれば必ず就職できる」とは限りませんが、専門知識があることは大きなアピール材料となるでしょう。資格について興味がある方は、「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」のコラムもあわせてご覧ください。
面接練習を頼めそうな人が自分の周囲にいません
面接練習や履歴書添削を含む選考対策は、就職エージェントのキャリアアドバイザーと行うと良いでしょう。エージェントを利用すると、企業ごとの面接方法や質問の傾向を教えてくれる可能性があります。
若年層向け就職エージェントのハタラクティブでは、プロの視点の選考対策やフィードバックを提供します。練習を重ねて面接本番に臨みたい方は、ぜひお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。