職種図鑑

未経験からプログラマーを目指すには?仕事内容や探し方も紹介

未経験からの就職

この記事のまとめ

  • 未経験からプログラマーを目指すことは十分可能だが、努力や向上心が必要
  • 未経験の人がプログラマーを目指すなら、どの分野で活躍したいかを決める
  • プログラマーの求人にはWeb系や汎用系、制御系などさまざまな種類がある
  • 未経験でも将来性を重視する企業が増えているが、30代以降の求人数は減少する
  • 未経験からプログラマーになるには独学やスクール、職業訓練で学ぶ方法がある

未経験からプログラマーを目指すにあたって「プログラミングの知識は必要か」「実際に求人はあるのか」気になる方もいるでしょう。プログラマーは人手不足のため、未経験でも採用される可能性はありますが、30代以降は難しくなるといわれています。このコラムでは、未経験からプログラマーになる方法や求められるスキル、求人の実態を解説。採用率を高めるポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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プログラマーを未経験から目指すときに必要なことは?

プログラマーは、日々進歩するIT技術に合わせて自分のスキルを磨き続ける必要があります。常に新しい技術を習得し続ける職業のため、経験・未経験問わず多くのことを学ぶ覚悟・努力・向上心が必須です。

人材育成の観点からプログラマーの求人は20代が最も多く、30代以降から減少し、40代では厳しくなるといわれています。その理由は、早いスピードで進化するIT業界では、新しい技術を素早く習得できる若い人材を求めているためです。
IT業界全体の平均年齢は他業種と比べても若いため、プログラマーを目指す場合は早めに就職・転職活動をするのがおすすめ。未経験からプログラマーを目指すのであれば、IT業界で役立つスキルを取得したうえで、即戦力をアピールしましょう。

未経験者向けのプログラマー求人はある?

厚生労働省の職業情報提供サイト jobtag「プログラマー 職業詳細」で、プログラマーとして働いている人の37.5%が「入職前の実務経験は特に必要ない」と答えていることからも、未経験者向けのプログラマー求人は比較的多いといえるでしょう。

また、人材不足と人材育成の観点から、積極的に未経験者の採用をしている企業も多くあります。経験の有無にこだわらず将来性を重視する企業も増えているため、長く貢献できる旨をアピールすれば採用される可能性が高まります。

参照元
サイト名:厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET)jobtag

プログラマーを未経験から目指す4つの方法

未経験からプログラマーになる方法には、アルバイトから始めるほか、経歴によって「新卒で挑戦する」「第二新卒で挑戦する」「中途採用で挑戦する」などがあります。自分に最適な方法で、プログラマーを目指しましょう。

1.アルバイトからはじめる

プログラマーが自分に向いているか見極めたい方や知識を身につけてから正社員に挑戦したい方は、アルバイトとして働くのがおすすめです。アルバイトであれば正社員より入社のハードルが低く、働きながら知識を深められ、適性の有無や社風もある程度確認できます。

アルバイトとしてプログラマーを経験し、そのまま正社員として働きたいと考えたら改めて就職活動を行ったり、アルバイト先で正社員登用制度を活用したりすることを検討してみるのも良いでしょう。

2.新卒で入社する

アルバイトと同様に、ハードルが低いのが新卒での入社です。新卒は社会人未経験のため、企業も業務経験なしを前提に採用活動や教育を行います。新入社員教育のほか、社会人マナー・プログラミングの基礎・専門知識などを一から教えてもらえるので、プログラマーだけではなく、社会人としても成長できます。

3.第二新卒で入社する

社会人経験がある方は第二新卒で入社し、プログラマーになるのがおすすめです。第二新卒は社会人経験こそあるものの、新卒と年齢が近いため採用されやすい傾向にあります。企業によっては新卒枠で応募できることもあるので、プログラマーになりたい方は求人を探してみましょう。

第二新卒が、プログラマーとして就職できるのか詳しく知りたい方は「プログラマーは未経験の第二新卒からなれる?就職のコツも解説」を参考にしてください。

4.中途採用で入社する

人手不足の影響で、未経験者歓迎の中途採用も増えています。しかし、業務は未経験でもプログラミングのスキルが必須条件の企業もあるため、求人選びは慎重に行いましょう。

また、中途採用は、社会人としてのマナーを身につけているのが前提となります。

プログラマーに向いている人

プログラマーに向いているのは、ロジカルシンキングができたり主体的に学ぶ姿勢を持っていたりする人。プログラミングでは論理的思考が重要なため、普段から気になることに対して「なぜ△△なのか?」と自問自答できる人は向いているでしょう。設計書をもとにシステムを構築するため、自ら学ぶ姿勢や根気強さも求められます。

大学中退からプログラマーへ!仕事内容と就職までの道とは」のコラムでも、プログラマーに向いている人の特徴を詳しくまとめているので、併せてご覧ください。

知っておきたいプログラマーの仕事内容

プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書に基づき、プログラミング言語を使用してシステム開発を行うほか、アプリケーションの開発・メンテナンスなども担当します。大きなやりがいや達成感を味わえるのが魅力。

また、常に最先端の技術を学べるため、いち早く新しいものに触れたい方におすすめの職種です。詳しくは「未経験からプログラマーを目指せる?主な仕事内容とは」のコラムも参考にしてください。

プログラマー未経験者に求められるスキル

ここでは、プログラマー未経験者に求められる主なスキルを5つ紹介します。スキルをバランス良く身につけることで、未経験者でもプログラマーとしての道を切り開くことができるでしょう。

1.基本的なプログラミングスキル

プログラミングの基礎を学ぶことは、最初のステップ。PythonやJavaScriptなどの主要なプログラミング言語の基本的な使い方を覚え、簡単なコードを書けるようになることが重要です。

また、データを効率的に扱うためのデータ構造やアルゴリズム、コードの変更を管理するためのGitの使い方、そしてプログラムを書くためのツールの基本操作も身につけておくと良いでしょう。

プログラミングの代表的な言語

「プログラミング言語」は、携わる業務によって使用するものが異なります。前もって知識を身につけるのであれば、代表的なものを勉強すると良いでしょう。代表的なプログラミング言語は以下のとおりです。

言語名特徴
HTML・Webページを作成する際に使われるプログラミング言語
・マークアップ言語とも呼ばれる
・別リンクの挿入や装飾に関する指示を出して、Webサイトを見やすくする
・CSSとJavaSciptを組み合わせてサイトを作る
CSS・文書の色やレイアウト、文字のサイズなどを指定するためのプログラミング言語
・スタイルシート言語とも呼ばれる
・HTMLと同様にJavaSciptを組み合わせてサイトを作る
Java・Sun Microsystems社が開発したプログラミング言語で、現在はOracle社が提供
・幅広い分野で使用されているのが特徴
・難易度が比較的高い
JavaScript・Webページに動きを付けるためのプログラミング言語
・別ウィンドウで開くほか、アニメーションに使用される
・覚えることは多いが、基礎から勉強すると初心者も使いこなせる
C言語・半世紀の歴史があるプログラミング言語
・処理速度が速いことが特徴
・メモリ操作やハードウェアにアクセスできるようにシステムを構築する
C++・C言語を拡張して作られたプログラミング言語
・高度な処理が得意でゲームやロボット制御、AIの開発などにも用いられる
C#・Microsoft社がJavaとC言語をもとに作ったプログラミング言語
・幅広い分野で使用されている
・Javaをもとに作られているため、一緒に学ぶことも可能
COBOL・事務処理のために作られたプログラミング言語
・基幹システムや事務処理に用いられることが多い
・汎用系プログラマーを目指すなら必須の言語
Swift・Appleが開発したプログラミング言語
・Apple製品のアプリ開発に用いられる
・高速な動作が実現できる
Kotlin・2011年に登場したプログラミング言語
・Androidのアプリ開発に用いられる
・Javaの簡易版で相互利用ができる
Python・アプリ開発のほか、データ分析や人工知能などに用いられるプログラミング言語
・比較的シンプルなコードで学習しやすいのが特徴
Ruby・日本で開発され、国際規格認定を受けているプログラミング言語
・アプリのソフトウェア開発で使われる
・ブログサイトやショッピングサイトの構築も可能
PHP・Webアプリの開発やサーバサイドで使われるプログラミング言語
・データベースとの連携を通じて動的なコンテンツを生成
・ユーザーが入力した情報やセッション管理、ファイル操作などができる
R言語・統計の解析やデータ分析などに用いられるプログラミング言語
・統計学者が開発しており、データ分析に関する機能が豊富
・使用するには基本的な統計分析のスキルが必要

プログラミング言語は使用する分野が異なるため、自分が挑戦しようと考えている分野を勉強するのがおすすめです。未経験なら需要が高いといわれている、PythonやJavaに取り組んでみましょう。

2.論理的思考力(ロジカルシンキング)

プログラミングでは、問題を論理的に考え、解決策を順序立てて組み立てる力が求められます。「起こった物事を体系的に整理をし、矛盾や飛躍のない筋道を立てて考える力」が論理的思考力ですが、プログラムを組み立てるにあたって必須といえるでしょう。

3.問題解決能力

プログラマーは、さまざまな問題に直面します。問題が発生したときに冷静に対処し、解決するための方法を見つける能力が必要です。例えば、プログラムが予想通りに動かないとき、その原因を特定し、修正するスキルが求められます。

4.コミュニケーション能力

プログラマーは、チームで働くことが多いため、ほかのメンバーと効果的にコミュニケーションをとる能力が必要とされます。また、自分の考えや問題点を明確に伝え、メンバーからのフィードバックを受け入れる姿勢も大切です。

5.情報収集能力

プログラミングは常に進化しているため、新しい情報や技術を学び続けることが重要です。インターネット上のリソースを活用して必要な情報を収集し、自分の知識をアップデートする能力が求められます。

未経験からプログラマーになるメリットとデメリット

未経験からプログラマーになるメリットとデメリットが気になる方もいるでしょう。メリットだけでなく、デメリットも理解したうえで、プログラマーの道へ進むかどうかを検討するのがおすすめです。

プログラマーになるメリット

人材不足の解消が課題となっているIT業界では、プログラマーの需要は高い状態が続くでしょう。多くの企業がプログラマーを育成したいと考えているため、さまざまなスキルを身につけながら経験を積めるのは大きなメリットです。プログラミングをはじめとする、システム関係の知識や技術の習得は、IT業界全般で活躍できるきっかけとなるでしょう。

プログラマーの将来性

ほかの職種と比べて、プログラマーの将来性はあるといえます。経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、2019年をピークに日本国内のIT人材供給力は低下し続けており、2030年には最大約79万人の人材不足の可能性があるとしています。労働人口に対してプログラマーの需要が上回るため、将来性は確保されているといえるでしょう。

参照元
経済産業省
第1回 「第4次産業革命スキル習得講座認定制度(仮称)」に関する検討会

プログラマーになるデメリット

プログラミングの知識や技術はすぐには身につかないため、常に進歩するIT技術を学び続けなければいけません。さらに、IT業界の慢性的な人員不足に伴い、仕事量が多くなる可能性も。スキルを習得して仕事に慣れるまでは、業務内容が大変で割に合わないと感じることもあるでしょう。

また、プログラマーはスキルがあれば高収入を目指せる一方で、スキルや知識が浅い未経験者は、経験を積んでいる期間は収入が低い傾向にあります。まずは、スキルを身につけることに集中して、仕事に慣れることが大切です。

プログラマーの平均年収目安

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、プログラマーが属する「情報通信業」の平均年収は381.2万円となっています。年齢別の平均給与は、以下のとおりです。

年齢平均年収
20~24歳243.1万円
25~29歳283.5万円
30~34歳329.4万円
35~39歳387.1万円

引用:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査の概況(5)産業別にみた賃金

年齢やスキルにより個人差はありますが、未経験でプログラマーになった場合は上記を下回る可能性が高いでしょう。ただし、所有資格や経歴によっては高収入を期待できる可能性もあります。

また、プログラマーは前述したように人手が足りていない仕事の一つ。未経験からスタートして長く働き、スキルや経験を身につけることで、転職が有利になったり独立したりと収入を上げる選択肢が増える可能性があるともいえます。

参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況

プログラミングの知識を身につける3つの方法

プログラマーとしての勤務経験がなくても、スキルを身につけることで就職・転職が成功しやすくなります。プログラミングを学ぶ方法を一つずつみていきましょう。

プログラミングの知識を身につける方法

  • プログラミングスクールに通う
  • 独学で学ぶ
  • 職業訓練を利用する

1.プログラミングスクールに通う

本格的にプログラミングを学びたい方は、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。スクールや通信講座は、プログラミングの知識が豊富な講師の指導を直接受けられることがメリット。分からないことや行き詰まったときはその場で質問ができ、安心して学習を進められるでしょう。1ヶ月程度でプログラミングの基礎スキルを習得できる講座のほか、インターネット上で学べるオンラインスクール・通信講座など、自分に合うものを選べます。

プログラミングスクールを選ぶ際の7つのポイント

プログラミングスクールを選ぶ際のポイントは、以下の7つです。

  1. 1.自分が学びたい言語の講座があるか
  2. 2.カリキュラムや講師は一定以上の質か
  3. 3.受講料を払えるか
  4. 4.自分のスケジュール内で無理なく取り組めるか
  5. 5.受講条件を満たしているか
  6. 6.最後まで続けられそうか
  7. 7.就職先を紹介してくれるか

プログラミングスクールによって扱う言語のほか、受講生の対象・受講料・開講期間などが異なります。安さや受講期間の短さなどで安易に選ぶと、失敗する可能性もあるため注意が必要。オープンスクールに行ったり資料を取り寄せしたりして、本当に自分に合っているかどうかを見極めましょう。

2.独学で学ぶ

「スクールに通う時間がない」「自分のペースで学習したい」という方は、独学でプログラミングを学ぶのも一つの手です。インターネット上には多くの無料動画や学習サイトがあり、働きながら学習できます。

サイトによっては、基礎部分は無料で応用部分は有料のところもありますが、月の出費は数百円〜数千円程度のため、費用を抑えられるのが独学のメリットです。しかし、高度な専門知識を覚える必要があり、分からない部分を人に聞けないので、挫折しやすい点がデメリットといえます。

3.職業訓練を利用する

ハローワークが提供する職業訓練は、受講条件を満たした方が無料、もしくは格安でスキルを身につけることができます。「退職後にスキルを身につけてから就職したい」「転職のサポートを受けたい」という方は、職業訓練を利用するのもおすすめです。

費用を抑えてスキルを身につけられる一方で、失業期間が長くなることとコースのスキルに差があることがデメリットのため、しっかりと検討してから申し込みましょう。職業訓練の受講方法やコース内容を知りたい方は「ハローワークの職業訓練を受けるには?具体的な内容や受講給付金制度を解説」のコラムをご覧ください。

プログラマーの採用率を高めるには?

プログラマー未経験での採用率を高めるには、業務経験はなくても仕事についての知識や基礎を身につけておくことが大切です。なかでも、プログラミングについての理解を深めておけば、仕事に対する意欲が高いと評価されることもあるでしょう。

プログラマーの採用率を高める方法

  • 基本的な知識を押さえる
  • どの分野のプログラマーになりたいかを決める
  • キャリアプランを立てておく

基本的な知識を押さえておく

採用率を高めるためには、業務内容やプログラミングの基本的な知識を押さえておくことが重要です。プログラマーとして活躍するためには、ハードウェアのほか、ソフトウェア・データベース・ネットワークなどの専門用語や、それぞれがどのような働きをするのか把握しておく必要があります。

また、どのようにシステムを構築するのか、設計書を実現するためにはどのようにしたら良いかなど、ITに関する知識を幅広く押さえておかなければ、実務をこなすのは難しいといえます。プログラマーを目指すのであれば、前もって業界知識や仕事内容などを調べておきましょう

プログラミングの勉強をする

たとえ未経験okの求人であっても、プログラミングの知識が全くない状態で採用されるのは難しいもの。プログラマーの求人に応募する前に、一つでもプログラミング言語を習得しておくのが望ましいといえます。

スキルをアピールするために、ポートフォリオを作るのもおすすめです。実際に目に見える成果物があれば、採用担当者があなたのスキルを把握しやすくなります。

どの分野のプログラマーになりたいかを決める

プログラミングを学ぶ前に、まずどの分野のプログラマーになりたいのか決めましょう。プログラマーはフロントエンドとバックエンド・サーバーサイドに分けられ、それぞれの業務内容は以下のとおりです。

種類業務内容
フロントエンド・スマートフォンアプリやWebサイトの外観部分の作成を担当
・ユーザーが見やすく、全体像が把握しやすいページを作る
バックエンドサーバーサイド・スマートフォンアプリやWebサイトの動作部分を担当
・データベースやサーバーの作成や管理
・動作確認とメンテナンス

フロントエンドとサーバーサイドの業務内容は異なるため、あらかじめ自分がどちらを担当したいかを絞っておくのがおすすめです。

プログラマーとしてのキャリアプランを立てておく

キャリアプランとは、理想の働き方を実現するための計画のことです。計画を立てることで、今後必要となるスキルや、いつまでに行動すれば良いのかが明確になります。キャリアプランを立てる際は、身につけたいスキルのほか、今後どのような業務に関わりたいか、いつまでに何をすれば良いのかを考えましょう。

キャリアプランについて知りたい方・計画の立て方が分からない方は「キャリアプラン例や具体的な立て方を解説!面接で効果的な答え方もご紹介」のコラムを参考にしてください。

未経験okのプログラマー求人を探す3つの方法

未経験歓迎のプログラマー求人を探すときは就職サイトを利用するほか、ハローワークや就職エージェントを利用する方法があります。それぞれのメリット・デメリットも理解したうえで、自分に最適な方法で求人を探しましょう。

未経験OKのプログラマー求人を探す方法

  • 就職サイトを利用
  • ハローワークを利用
  • 就職エージェントを利用

就職サイトを利用する

就職サイトは手軽に未経験okの求人を探せるので、とりあえず募集内容を見たい方におすすめです。インターネットが使えればいつでも利用でき、気になる求人があったらすぐに応募できます。

しかし、企業情報のほか、社風や実際に働いている人などの情報はあまり書かれていないため、自分に合う職場かどうか判断できない点がデメリットといえるでしょう。

ハローワークで紹介してもらう

ハローワークで未経験okの求人を探してもらうのも、一つの手です。ハローワークで職業訓練を受ければ、修了後に求人を紹介してくれる場合もあります。

しかし、ハローワークは中途採用の求人が多かったり、未経験okの求人が少なかったりする可能性も。新卒・第二新卒の方は求人が見つからないケースもあるため、その点を理解したうえで利用しましょう。ハローワーク求人については、「ハローワークで転職を成功させたい!利用するメリットや良い求人の見つけ方」のコラムもご確認ください。

就職エージェントで紹介してもらう

未経験okの求人がないか、就職エージェントに尋ねてみるのも良いでしょう。就職エージェントとは民間企業が運営する就職支援サービスのことで、企業と求職者の橋渡しをしています。エージェントによって扱う業界や支援対象者が異なるため、IT業界を扱っていたり、職務経験が比較的少ない人を対象にしていたりするサービスを選ぶと、未経験okの求人が見つかりやすくなります。

転職エージェントを利用するメリットは、就活アドバイザーに直接悩みを相談したり気になる企業の情報を聞いたりできること。面接対策のほか、応募書類の添削・業界事情・職場の様子を知ることも可能です。就職エージェントの利用については、「転職エージェントの賢い使い方を解説!基本の流れと使い倒すコツ」のコラムも参考にしてください。

未経験からプログラマーを目指すなら、ハタラクティブへご相談ください。
ハタラクティブは、20代〜30代の若年層に特化した就職・転職エージェント。就業経験やスキルに自信のない方に向けて、人柄やポテンシャルを重視する企業の求人を多数取り扱っています。実際に足を運び、直接目で確認した企業のみ取り扱っているため、入社後のミスマッチを防げるのも大きな魅力です。

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プログラマーを未経験から目指す人向けのQ&A

最後にプログラマーを未経験から目指す人に向けて、よくある質問を紹介します。

文系出身もプログラマーになれる?

文系・理系関係なく、決意さえあればプログラマーになれます。
プログラマーは、ITに関する知識とプログラミング言語習得が必須のため、コツコツと努力を積み重ねられるかどうかが最も重要です。詳しくは「文系は技術職として働ける?向いている人の特徴や就職のコツ」のコラムをご覧ください。

採用選考までにプログラムを勉強しておくべき?

プログラミングの勉強は必須ではありませんが、できる限り知識を習得しておくのがおすすめです。
勉強と合わせてポートフォリオを作っておくと、選考段階でどれくらいプログラミングの知識があるかを採用担当者にアピールできます。未経験からIT関連職へ転職したい方は、「IT業界は未経験者も挑戦できる?おすすめな職種と転職成功のコツをご紹介」のコラムを参考にしてみてください。

プログラミングは独学で習得可能?

プログラミングのスキルは独学で習得可能とはいえ、険しい道のりになるでしょう。
無料の教材も豊富にあるため一度挑戦してみるのも良いですが、学習中の不明点を誰にも聞けないうえ、長期間学習する必要があります。そのため、独学が難しいと感じた際は、プログラミングスクールやハローワークの職業訓練を利用するのがおすすめです。

未経験okの求人はどう探したら良い?

就職サイトやハローワークを利用しても求人を探せますが、IT業界に詳しい就職エージェントの利用がおすすめです。
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