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一緒に働きたい人とは?転職に必要なヒューマンスキルを解説!
更新日
この記事のまとめ
- 採用されるポイントとしてスキルや経験のほかに「一緒に働きたい人か」という点も重要
- 一緒に働きたい人の特徴は、謙虚で感謝を忘れず身だしなみが整っている人材
- 「一緒に働きたい人」になることで良好な人間関係を築け、信頼を得られる
「一緒に働きたい人の特徴とは?」「一緒に働きたい人になる方法は?」と気になる方もいるでしょう。転職や就職で企業に採用されるためには「スキル」や「経験」のほかに「一緒に働きたい人」と思われることが大切です。このコラムでは一緒に働きたい人の特徴や、一緒に働きたいと思われるためのコツを紹介します。就職活動を行っている方や、転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「一緒に働きたい」と思われる人の特徴
企業側が採用を決定する際、スキルや経験のほかに重視する要素として「一緒に働きたいと思う人材」が求められています。「一緒に働きたい人」には、以下のような特徴があることが多いです。
礼儀正しく謙虚
社会では、挨拶をしたり敬語を使ったりという礼儀正しさが求められます。自分の立場や能力におごることなく、失敗したときは素直に認めるなど謙虚な姿勢を忘れないことが大切。
役職や年齢によって態度を変えず、相手が誰であろうと他人から学ぶ姿勢を持ち続けることを心掛けましょう。社内外で活躍できる人材となるためには、礼儀正しく謙虚な行動が求められます。
感謝の気持ちを大切にしている
職場は、人間同士の関わり合いで成り立っています。良い成績や成果を上げたときでも、「自分の頑張りは周りのサポートがあるおかげ」と、常に感謝の気持ちを持つことが大切です。
身だしなみが整っている
「一緒に働きたい」と思われるためには、見た目も重要。身だしなみを整えることは、自分のためだけではなく、相手を不快な気持ちにさせないためにも必要です。
身だしなみには人間性や内面が表れるともいわれているので、清潔感とTPOを意識した服装や髪型を心掛けましょう。
面接にふさわしい身だしなみ、入室・退室の仕方などを詳しく知りたい方や、面接のマナーに不安を感じている方は「面接マナーを解説!就職・転職活動に必須の礼儀作法と身だしなみとは」のコラムもご参照ください。
コミュニケーションが上手い
コミュニケーション能力が高い人は、相手の立場や状況を踏まえたうえで考えを伝えられるという特徴があります。相手のことを考えず、自分の伝えたいことだけを発言するのはコミュニケーションとはいえないでしょう。相手の気持ちを尊重しつつ、自分の意見や考えを伝えることが大切。共感や理解を示すことも、円滑な人間関係を築くうえで役立ちます。
また、面接など返答にスピード感を求められているときは、結論から述べて端的に理由を付け加えるなど、シーンに合わせた伝え方が必要です。
コミュニケーション能力を鍛える方法が気になる方、もっと人からの信頼を集めたい方は、「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」を参考にしてみてください。
仕事ができる
「一緒に働きたい人材」になるためには、仕事で成果を出すことも大切。
仕事ができる人になるためには、生産性を高める方法を考えることが非常に重要です。効率よく仕事を進めるために、ツールを積極的に活用し、仕事を抱え込み過ぎないように工夫しましょう。
また、主体的に業務に取り組むことも、「一緒に働きたい人材」になるためには必要です。視野を広く持ち、当事者意識を持って行動することを意識すれば、周囲から信頼と好感を持たれ「仕事ができる人だ」という印象を与えられるでしょう。
仕事ができる人になるためのコツは、「圧倒的に仕事ができる人の特徴とは?基本姿勢や業務に取り組むコツを解説」でも紹介しています。「圧倒的に仕事ができる人の特徴を知りたい」「どうすれば期待される人になれるの?」と疑問に思う方は、ぜひ確認してみてください。
周りの人を信頼して尊重している
周りの人を信頼し、尊重できる人は、周囲から「一緒に働きたい」と思われるでしょう。同じ職場で働く同僚に対して「自分がやったほうが早い」などと、信頼せずに決めつけてしまうと、言葉には出していなくても態度や行動から相手に伝わってしまいます。何でもひとりでやろうとせずに、適度に人を頼ることも相手との信頼関係を築くうえでは大切です。
相手を尊重し、思いやりのある行動を心掛けることで、自分も周囲から尊重してもらえるようになるでしょう。
「一緒に働きたい人」になるメリット
周りの人から「一緒に働きたい」と思われると、「信頼を得やすくなる」「目指すキャリアの達成に近づく」など多くのメリットが存在しています。
以下では、「一緒に働きたい人」になるメリットを5つ紹介していますので、ぜひ就活や仕事のお役に立ててください。
周囲からの信頼を得やすくなる
仕事をするうえでは、周囲との信頼関係が非常に大切です。信頼関係がないまま仕事を進めると、分担が必要な場面でもほかの人に仕事を任せることができず、業務の効率が低下してしまうことも。
信頼関係が築けている状態であれば、効率良く業務を進めることができ、業務の品質向上につながります。
希望する仕事につきやすくなる
希望する仕事につくことができれば、仕事で成果や結果を残せる可能性が高まります。興味のある分野や得意な分野で働くと、学ぶ意欲とやる気をもって業務を行うことができるでしょう。結果を残すことができれば、昇進や昇格につながることもあります。
また、好きなことを仕事にできれば、自主的にスキルや知識を身につけて自己成長していくことが可能です。
人間関係を構築しやすくなる
人と仕事をするうえで、人間関係を構築することはとても大切。コミュニケーションを活発に行うことでチーム力が高まり、情報共有などをスムーズに行うことができます。問題が起きてしまった際も、協力して原因や解決策を話し合うことで、迅速な問題解決につながるでしょう。
良い人間関係を築き、チームで協力して業務に取り組むことは、業務の効率を向上させるために重要といえます。
目指すキャリアの達成に近づく
キャリアを形成するうえでは、「信頼関係を構築していく力」「主体的に自己成長していく力」「人間関係を築く力」などが大切です。 この3つの力を意識して業務に取り組むことができれば、昇進や昇格などのキャリアアップにつながる可能性が高まります。
「一緒に働きたい人」と周囲に思われることで、目指すキャリアの達成に近づくことができるでしょう。
「一緒に働きたい人」とそうではない人の違いとは?
「一緒に働きたい人」とそうではない人の違いは、「仕組みで問題解決する思考があるかどうか」です。一緒に働きたくないと避けられる人は、問題が発生するとすぐに人の能力や行動に焦点を当て、「もっと頑張ってくれ」「なぜできないのか」といったように他人に原因を求める傾向があります。このようなアプローチは、周囲にストレスを与え、職場の雰囲気を悪化させてしまうでしょう。一方、「一緒に働きたい」と思われる人は、問題の原因を「仕組みやプロセス」に求めることが多い傾向にあります。たとえば、「指示が曖昧で時間を無駄にしていないか」「役割分担が明確でないため効率が悪くなっていないか」など、全体のシステムを見直し、改善する考え方です。
こうした仕組みの改善を重視することで、特定の人に依存せずに効率的に仕事を進めることができ、チーム全体の成功を促すことができます。
「一緒に働きたい人」になる5つの方法
「一緒に働きたい人」になるためには、いくつか方法があります。ここでは特に代表的な5つの方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
周囲に気を配る
「一緒に働きたい人」になるためには、周囲に気を配ることが大切です。自分に気を配ってくれる人がいたら、誰でも良い印象を抱き、一緒に働きたいと思うのではないでしょうか。
同じ職場の同僚へ積極的に声を掛けることもおすすめです。毎日コミュニケーションを取ることで、些細な変化などにも気を配れるようになります。
ポジティブな会話を覚えておく
日常会話の内容を覚えておくと、周りから好感を抱かれやすいです。ふとした会話の内容をすべて覚えておくことは難しいので、おすすめされたものや誕生日など、ポジティブな会話を覚えておくことを意識しましょう。おすすめされたものは試してみて、感想を伝えるなどすると喜ばれます。業務に関係ないことでも、些細なコミュニケーションを取ることで、良い人間関係を築きやすいでしょう。
指摘をアドバイスと捉える
人からミスを指摘されたときなどは、素直に受け入れることが大切。指摘されたことに対して嫌な表情をしたり何度も言い訳したりする人は、好感を持たれにくい可能性があります。
指摘を受けたときは、その指摘をアドバイスと捉えて前向きに改善することで、自己成長につながるでしょう。
チームで仕事をするうえで、未熟なところや、能力不足を周りに助けてもらう場面は必ずあります。自分には改善するべきところがあると理解して、誰に対しても謙虚な姿勢を心掛けましょう。
自分から言ったこと・約束は守る
「一緒に働きたい人」を目指すために、有言実行を心掛けましょう。
提示した提出期限はしっかり守る、電話などで確認する旨を伝えた場合はその日のうちに確認するなど、人との約束は必ず守るのがマナー。約束事をきちんと守ることは、人との信頼関係を築くうえで重要な要素です。
自分にとっての「一緒に働きたい人」を意識する
自分にとって「一緒に働きたい」と思える人とがいたら、その人の行動をメモなどにまとめてみるのがおすすめ。人の長所を見つけたら、「Aさんの声掛けが素敵」「Bさんのアドバイスは分かりやすくて、嫌な気持ちにならないからすごい」など具体的に書き出してみましょう。
自分にとっての「一緒に働きたい人」を意識して、尊敬できる部分を真似してみることが大切です。
良好な人間関係を築くコツ
良好な人間関係を築くためには意見の伝え方に注意することが大切。相手の立場や状況を踏まえた言葉で、自分の意見や考えを伝えましょう。常に笑顔を心がけ、話しやすい雰囲気をつくることも重要です。無表情にしているより、笑顔で挨拶や会話をする方が断然良い印象になります。
また、学ぶ姿勢を大切にすることも、良好な人間関係を築くうえでは必要といえるでしょう。常に相手の話や新しい情報に耳を傾け、吸収しようとする姿勢は信頼関係を築くのに効果的です。
以上の事柄に気をつけることで、コミュニケーション能力を磨くことができます。優れたコミュニケーション能力は、職場での人間関係をより良いものにし、業務の品質向上にもつながるでしょう。
「一緒に働きたい」と思われる人が使うワード
ここでは、「一緒に働きたい」と思われる人がよく使うワードを紹介します。9つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
相手のアイデアに共感を示す
同僚がアイデアや提案を出したとき、そのアイデアの良否を判断する前に、「この部分の発想が好きだ」など、相手のアイデアの良いところに共感を示すことが大切。
同僚の出したアイデアが、現実的に実現不可能な場合もあるでしょう。提案を不採用にするときは、「今回はその提案は不採用だけど、ここの部分の考え方はとても良い」のように、ただ提案を却下するだけではなく、良かった点も伝えると相手に好印象を持たれやすいです。
名前を読んで感謝の気持ちを伝える
人に感謝の気持ちを伝えたり、良いところを褒めたりするときは、相手の名前を呼びながら気持ちを伝えるのがおすすめです。「○○さん、ありがとうございます」「ありがとうございました、○○さんは流石ですね」のように、名前を呼びながら感謝の気持ちを伝えることで、承認欲求を満たす効果が期待できます。
助けられたことを強調する伝え方
周囲に助けてもらったときには、ただ「ありがとうございます」と感謝を伝えるだけではなく、「助かりました」というワードを付け足して感謝を伝えてみましょう。「○○さんのおかげで、助かりました」「助かりました、本当にありがとうございます」と伝えることで、言われた側は「自分の助けが役に立った」とより実感しやすくなります。
一緒に働く仲間への信頼を伝える
残業時や繫忙期など、業務が立て込んでいるときは「○○さんがいるから頑張れます」「○○さんと一緒だとやる気が出ます」など、一緒に働く仲間に声掛けをするのがおすすめです。「仲間がいるから頑張れる」と伝えることで、チーム全体に信頼感と結束感を与えることができるでしょう。
アドバイスに対して学びを強調する
先輩や同僚からアドバイスをもらったときは、「ありがとうございます。勉強になりました」など、アドバイスに対して学びを強調した返答をすると相手に好印象を与えやすいです。
「勉強になりました」とただ言うだけではなく、もらったアドバイスを実際に活かせるように努力することも大切。口先だけでは、かえって悪い印象を与えてしまう可能性があります。
なお、学びを伝えるときに「参考になります」という言葉をつい使ってしまいがちですが、目上の人に使うと失礼にあたりますので注意しましょう。
具体的な期限を示す
確認依頼をもらったときや、仕事を頼まれたときは、「今日中に確認します」「○時から取り掛かります」のように、具体的な期限を示して返事をするように心掛けましょう。
人によって基準が曖昧な言葉の使用は避け、誰にとっても明確な期限を用いて話す人は、相手から信頼を得やすくなります。
自分の意見を伝えつつ相手の考えを求める
相手に意見を求めてばかりの人は、「自分の考えがないから丸投げしている」と思われてしまいます。反対に、自分の意見ばかり話して人の意見を聞かない人は、自己中心的だと思われてしまうでしょう。
人に意見を求めるときは、「私は○○だと思いますが、あなたはどう考えていますか?」と、まず自分の意見を伝えてから相手に話を振ることが大切です。
相手の負担を気遣う言葉掛け
人に頼みごとをするときは、相手の負担を気遣う言葉掛けをすることが大事です。「お手数をおかけして申し訳ないです」「無理なお願いをしてすみません」など、謙虚な言い回しを心掛けましょう。
また、ただ謝るだけではなく、感謝の気持ちを伝えることも大切。先述した、「助けられたことを強調する伝え方」も参考にして声掛けを行うことで、快く頼みごとを引き受けてもらえるでしょう。
失敗を次に活かす前向きな姿勢
仕事で失敗をしてしまったときは、ただ落ち込むだけではなく、失敗を次に活かす前向きな姿勢が大切。失敗をしたときは謝るだけでなく、「今回の反省点を活かして、次回は計画的に進めるように改善します」というように、「反省点を活かして、どう改善するのか」を具体的に伝えるとよいでしょう。
ですが、口先だけで改善がみられないと、信頼を失ってしまいます。改善点を明確にして、実際に行動に移すことができれば、「失敗を次に活かせているな」と周囲に伝わるでしょう。
「一緒に働きたい人」になってさらなる成功を目指そう
周囲から「一緒に働きたい」と思われることは、働きやすさやキャリアアップにつながります。
良い人間関係や信頼関係を築いていくためには、忙しい業務のなかで忘れてしまいがちな些細なことにも気を配り、謙虚に働く姿勢が大切です。
このコラムでは、「一緒に働きたい」の特徴やメリット、「一緒に働きたい」と思われる人が使うワードなどを紹介していきました。紹介した方法やワードを取り入れながら、「一緒に働きたい人」になってさらなる成功を目指しましょう。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。