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フリーターが土日休みを実現するには
この記事のまとめ
- フリーターとして働く場合、土日休みは収入面などのデメリットがある
- 土日休みで働きたいときは、収入だけでなく勤務条件や企業の休日を応募前に確認しよう
- 現在フリーターで土日休みを希望する場合は、正社員を目指すのも一つの方法
- 正社員はフリーターに比べると、雇用が安定し昇給や賞与のチャンスが多い傾向にある
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フリーターとして働く人のなかには、「土日休みで働きたい」と考える方もいるでしょう。フリーターの方が平日のみの働き方を実現するには、企業の休日やシフト提出時の制度について確認しておくことが重要です。
このコラムでは、フリーターの方が土日休みで働くメリット・デメリットを解説します。フリーターから正社員になるメリットにあわせて、土日休みが多い代表的な職種も紹介しているので、就活を始める際にお役立てください。
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フリーターは土日休みで働ける?週末休みを実現する方法
社会人にとって「平日にしっかり働き、休日はプライベートを満喫する」という生活は、理想的な暮らしといえるでしょう。多くの会社は土日や祝祭日が休みになりますが、業界や企業によっては、土日に休みをとるのは難しい場合があります。
また、時給制が多いフリーターの場合、土日勤務は平日に比べて高時給に設定されているケースも少なくありません。フリーターの方にとって土日勤務は給与アップが期待できる機会となるため、 土日休みを満喫しながら働くためには、時給のほかに職種や勤務シフト、休暇制度などの諸条件を充分に検討し、ワークライフバランスを実現しやすいアルバイト先を選ぶことが重要です。
シフトを土日休みで提出する
フリーターとして平日だけ仕事をしたい場合、シフトを出すときに土日休みを希望する方法があります。土日は固定休業になりにくいサービス業も、「土日に休みたい」旨を職場に提出することで、考慮される可能性があるでしょう。
土日休みの業界や企業でアルバイトをする
もともと土日休みの業界や企業で、フリーターとして働く選択肢もあります。事務職をはじめとするオフィスワークや、稼働時間が決まっている工場・製造業などでアルバイトを募集していることがあるので、フリーターとして働きながら土日休みの仕事が叶えられるでしょう。
フリーターは接客業・販売業が多い傾向にある
「若者しごと白書2025 01. 就業状況について」によると、フリーターとして働く方のうち、接客業や販売業に就いている人の割合が多いことが分かります。一般的に、これらの職種の勤務形態はシフト制のため、土日休みの企業は珍しいといえるでしょう。
しかし、希望する労働時間帯や勤務地で働けるという理由から、自分の生活スタイルに合わせた働き方が叶いやすいようです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
フリーターが土日に休みたい理由は?週末休みのメリット
フリーターの方が土日休みを希望する理由には、プライベートの予定を立てやすいことが挙げられます。土日を休みとする仕事は多くあるため、周囲と予定を合わせやすくなるでしょう。また、土日が休みだと必然的に連休になるのもメリットの一つです。
家族や友人と予定を合わせやすい
土日休みの場合、家族や友人とスケジュールを合わせやすい点がメリットと考える方もいます。シフト制は休日が変動しがちなので、土日休みの相手とスケジュールを合わせるのが困難なことも。土日休みの仕事に就くことで、休日が同じ家族や友人などと予定を合わせやすくなるでしょう。
イベントに参加できる
土日休みの仕事であれば、参加したいイベントのために休みをとる必要が少ない点もメリットといえます。冠婚葬祭や親戚でのイベントなどは、土日に実施されやすい傾向に。また、コンサートや催し物といった趣味のイベントごとも土日開催が多いため、週末が休みの仕事の場合、参加しやすくなるでしょう。
必然的に連休になる
土日休みだと、必然的に2連休が確保されている点にも魅力を感じる方がいるようです。シフト制の場合、従業員が交代で勤務や休みをとるのが一般的。代わりの人員を確保するのが困難なことも多く、連休を取りづらい職場もあるでしょう。平日勤務かつ土日休みの仕事であれば、気兼ねなく連休が叶います。
「完全週休二日制とは?土日祝日が休みになる?週休二日制との違いも解説」では、多様な休日のパターンについて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
フリーターにとって土日休みはデメリットにもなる
サービス業など土日のほうが忙しくなる仕事の場合、土日勤務は平日に比べて高時給に設定されていることが多いようです。 フリーターとして働きながら少しでも高収入を得るために、「収入アップ」と「希望する働き方」との間でジレンマを感じてしまう方も少なくないでしょう。
土日を休みにすることで収入面の不安が大きくなる場合は、高時給のアルバイトに転職したり、収入が安定する正社員になったりすることを検討してみましょう。
土日休みを希望するフリーターの方は正社員を目指すのがおすすめ
「安定した収入とワークライフバランスを大切にしたい」「土日休みにすると、収入が減ってしまい生活が厳しくなる」というフリーターの方は、正社員を目指すのがおすすめです。業界や職種によって休日は異なりますが、応募前にしっかり確認することで、自分に合う働き方を実現できるでしょう。
次の項目でご紹介する正社員として働くメリットを確認し、今後のワークスタイルについて考えるための参考にしてみてください。
正社員が必ず土日休みとは限らない
正社員の職種は多岐にわたるため、すべての仕事が土日休みとは限りません。接客をメインとするサービス業や介護業、24時間稼働するメーカーの工場などはシフト制の勤務が多いでしょう。「どちらが好ましいか」というよりも「どちらが自分に合っているか」を見極めることが大切です。自分の生活スタイルを考慮し、希望に合った働き方を見つけましょう。正社員として働くメリット
正社員になると雇用が安定し、フリーターのときよりも収入アップが期待できます。ここでは、正社員として働くメリットを紹介するので、就職を考えているフリーターの方はぜひ読み進めてみてください。
社会的信用度が高まる
正社員は、安定した雇用と収入源があることによって、フリーターと比べて社会的信用度は高い傾向にあります。仕事を失うリスクが低く毎月一定の収入が見込めるため、クレジットカードや保険、住宅ローンなどの審査に通過しやすいのがメリットです。住宅の購入や結婚など、将来的なライフプランも立てやすいでしょう。
雇用が安定する
正社員は、企業と無期限の雇用契約を結んでいるため、勤務態度や会社への損害など大きな問題がない限り解雇されることはほぼありません。雇用や収入に対する不安が少ない状態で業務に専念できる点は、正社員として働くメリットといえます。
フリーターは有期雇用契約
フリーターは企業と直接雇用を結んでいるものの、雇用期限の定めがある「有期雇用契約」です。企業と働き手の双方に不満や問題点がなければ、基本的に雇用契約は更新されますが、経営状況が悪化すれば更新されない可能性もあるでしょう。「一生フリーターでいるのはリスクがある?正社員になるメリットを解説!」のコラムで、フリーターが抱えるリスクについても確認してみてください。勤続年数やスキルに合わせて収入が上がる
多くの企業では、正社員として勤続年数を重ねることで収入が上がる傾向にあるようです。後述する教育制度の活用や勤続年数により、経験やスキルに合わせた相応の収入を得られるでしょう。そのほか、正社員として実績やスキルを積むことで、転職時のアピールポイントにもなります。
業務のスキルを高めやすい
社員の長期雇用を期待し、スキルとキャリアアップのための教育制度を導入している企業も少なくありません。企業によっては独自の研修制度でスキルアップを図れるため、高いモチベーションで仕事に取り組めるでしょう。
各種手当や賞与に期待できる
企業によって異なりますが、家賃補助が受けられる住宅手当や配偶者・子供に対する家族手当といった、正社員が利用できる手当を設ける企業もあります。また、正社員のみが利用できる休暇制度がある場合も。そのほか、インセンティブや賞与があれば、仕事で実績を積むほど年収アップが期待できるでしょう。
正社員として働くメリットは、「正社員のメリット・デメリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラム内でも詳しく解説しています。あわせてご覧ください。
代表的な土日休みの正社員の仕事
現在の日本では、土日休みを取り入れている業界・企業が多い傾向にある現状です。ここでは、土日休みで正社員として勤務できる代表的な職種を紹介します。仕事選びに悩んでいるフリーターの方は、参考にしてみてください。
1.メーカー
メーカー企業は、土日休みが多い取引先や顧客に合わせる形で土日を休みとする傾向にあります。ただし、生産ラインでの大きなトラブルやアクシデントなどがあった場合、突発的に休日出勤が発生することがあるでしょう。
また、企業や部署により月1〜2回の休日出勤がある場合も。新商品の発売イベントが土日に実施されるときは休日出勤となるものの、平日に代休を取れることもあります。メーカーで働きたい場合は、休日出勤の有無を事前に調べておくのがおすすめです。
2.法人営業
取引先企業に土日休みが多い法人営業も、業務を円滑に進めるために休日を合わせる傾向があります。法人営業は、営業先の顧客は個人ではなく企業単位であることが多く、顧客がビジネス上で抱える課題をヒアリングし、商品やサービスを提案するのが主な仕事です。
正社員
法人営業・カスタマーサクセス
年収 360万円 ~ 576万円
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未経験OK,昇給あり
3.金融機関
銀行や信用金庫、郵便局など金融機関は土日休みが一般的です。銀行においては、法律で土日祝日や年末年始などは休日にするよう定められています。平日のみで、メリハリのある働き方をしたい方におすすめの業界といえるでしょう。
利用者の側から見ると「土日休みで営業時間が午後3時まで」という印象ですが、実際の勤務時間は営業時間終了後も続き、時期によっては残業が発生することもあるようです。
4.事務職
企業や公務員などの事務職は、基本的に土日休みとされています。なかでも、売上や入出金の確認、従業員の給与計算のほか経費精算などの金銭面の管理を行う経理事務は、金融機関とのやり取りが発生するため、土日休みが多い職種です。ただし、年度末や決済前後といった繁忙期には、残業や休日出勤が必要になることもあります。
ほかにも、「土日休みの仕事一覧!メリット・デメリットや仕事を探すコツも解説」のコラムで土日休みの職業とその働き方について解説しているので、ぜひご一読ください。
フリーターから正社員を目指すなら早めに行動しよう
フリーターから正社員を目指す際は、早めに就職活動を始めるのがおすすめといえます。年齢が若いほどポテンシャル採用のチャンスがあり、未経験の業界・職種にチャレンジしやすいためです。アルバイト経験が活かせる企業に応募する場合は、積極的にスキルをアピールしましょう。具体的にどのように貢献できるかを伝えることで、即戦力としての活躍を期待してもらえる可能性が高まります。
「フリーターからの就活が上手くいくか不安…」という方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや第二新卒、既卒などの若年層を中心に就職支援を行っています。一人ひとりに合った求人の紹介をはじめ、応募書類を作る際のアドバイスや面接対策などをマンツーマン体制でサポート。「未経験歓迎」「土日休み」の求人を多数取り扱っているほか、応募先企業とのやり取りも代行します。サービスのご利用はすべて無料のため、お気軽にお問い合わせください。
フリーターの方が土日休みの仕事に就くことに関するQ&A
ここでは、土日休みを希望するフリーターの方が抱く疑問を、Q&A形式で解決していきます。
土日休みの仕事に就くには何をするべきですか?
「土日休み」という記載がある求人を探してみましょう。気をつけたいのは、「週休2日」「完全週休2日」の求人が土日休みとは限らないことです。「完全週休2日(土・日)」のように、曜日の表記があるかも確かめましょう。なお、週休2日制とは、月に1回以上2日休みの週があるという意味です。完全週休2日制は、毎週2日休みがあることを指します。
土日に休める仕事はどのようなものがありますか?
公務員や事務系の仕事、銀行やメーカーなどは土日休みが多い傾向です。
一方、飲食店やアパレルショップ、ホテルなどのサービス業は、一般的に平日休みとされています。なお、シフト制が多いサービス業であっても土日休みの希望を提出すれば、休みを考慮してくれる可能性があるでしょう。詳しくは「『シフト制の正社員はきつい』って本当?メリット・デメリットを詳しく解説」をご覧ください。
カレンダーどおりに休むには年間で何日の休日が必要ですか?
カレンダーどおりに休むには、年間およそ120日の休日が必要です。
年間休日が120日以上となると、土日だけではなく、祝日やお盆、年末年始が休みとなっている企業が大半でしょう。週休2日制で年間休日120日以上は難しいため、休みを増やしたい場合は「完全週休2日制」の求人を選ぶのがポイントです。「年間休日120日はしんどい?内訳や業界別の詳細も解説」では、業界別の年間休日事情に触れています。
土日休みにデメリットはありますか?
病院や銀行、役所へ行きにくかったり、休日に出掛ける先が混んでいたりするデメリットがあるでしょう。
一方で平日休みの場合、休みの日に行く行楽地や各種施設が空いているのがメリットといえます。土日休みと平日休みのどちらを選ぶかは、自分のライフスタイルと希望する働き方を照らし合わせたうえで考えるのが望ましいでしょう。休日も含めて自分に合った仕事を探したい方は、ぜひハタラクティブにご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。