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24歳フリーターの正社員就職は厳しい?就活のポイントと心構え
更新日
この記事のまとめ
- 24歳フリーターの方は、高卒大卒問わず就職のチャンスがある
- 24歳フリーターの方は、若さとポテンシャルを武器に就活しよう
- 24歳以降もフリーターを続ける場合、正社員との収入差が懸念される
- 24歳フリーターからの就職には、営業職や事務職などの仕事がおすすめ
- 24歳フリーターから就職を成功させるには、自己分析や企業研究を徹底することが大切
「24歳でフリーターはやばい?」「今から就職は厳しい?」と不安に感じている方もいるでしょう。24歳は企業にポテンシャルを期待されている年齢のため、若さをアピールして就職するチャンスです。就職を考えている方は、思い切って自分から行動してみましょう。このコラムでは、24歳フリーターの就活事情や正社員就職を成功させるポイントをご紹介。就職活動の参考にしてみてください。
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24歳でフリーターから正社員への就職は遅くない
フリーターの方で24歳なら、正社員として就職するチャンスに恵まれている年齢のため、「遅い」わけではありません。24歳フリーターの方は、高卒・大卒といった学歴関係なく正社員就職を目指せるでしょう。
「社会人経験が浅いからこそ研修や教育がしやすい」と、学歴を気にせず熱意や将来性などのポテンシャルを見てくれる企業もあります。そのため、「フリーターだから」「正社員経験がないから」とネガティブに考えず、「正社員で働きたい」という前向きな気持ちで就活をするのがおすすめです。
24歳フリーターが就職できる確率は?
24歳のフリーターの方が正社員として就職できる可能性は、「比較的高い傾向にある」といえるでしょう。厚生労働省の「令和5年 雇用動向調査結果の概要」によると、20~24歳の入職率は男性が14.6%、女性が16.5%。25〜29歳の入職率は男性が15.6%、女性が19.1%となっています。
年齢・男女別の入職率
入職率を年齢と男女別にまとめたので、以下をご確認ください。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
19歳以下 | 16.6% | 17.5% |
20~24歳 | 14.6 % | 16.5% |
25~29歳 | 15.6% | 19.1% |
30~34歳 | 10.0% | 14.2% |
35~39歳 | 8.5% | 12.4% |
40~44歳 | 6.3% | 11.4% |
45~49歳 | 5.3 % | 8.9% |
50~54歳 | 5.6% | 9.0% |
55~59歳 | 6.6% | 7.6% |
60~64歳 | 13.5 % | 7.6% |
65歳以上 | 12.6% | 6.6% |
参照:厚生労働省「令和5年 雇用動向調査結果の概要(p.14)」
上記の表から、24歳の入職率はほかの年齢と比べると比較的高い傾向があることが分かるでしょう。
「24歳でフリーターはやばい」「手遅れ」と思う必要はない
24歳で就職を考えているフリーターの方は、焦りや不安を過剰に抱えないようにしましょう。就職のために早く行動することは大切ですが、必要以上に焦燥するとかえって就活に支障が出る可能性があります。「今からならチャンスはある」とポジティブに捉えるのがおすすめです。また、一人で抱え込まず就職エージェントに相談することで、今まで気づかなかった自分の可能性を見出せる場合もあるでしょう。24歳フリーターは企業からどう見られる?
24歳フリーターは、企業から若さや柔軟性といった「ポテンシャルが高い若者」として評価される可能性があります。採用担当者に熱意をアピールすれば、より好印象を与えられるでしょう。ここでは、企業が24歳フリーターに求めているポイントをまとめました。
ポテンシャルの高い人材
20代前半のうちであればポテンシャルを評価してもらえる可能性があるでしょう。ポテンシャルとは、その人の「潜在している力や可能性」のことです。仕事に積極的に取り組み、何事も前向きに捉えて自分の力を発揮できる方は、「ポテンシャルが高い人材」として評価される可能性があります。
現状維持ではなく、今よりも上を目指すための計画や努力をする姿勢をアピールすることで、ポテンシャルが評価されやすいでしょう。
正社員経験にかかわらず熱意があれば採用したい
24歳のうちであれば、正社員経験よりも熱意を評価してもらえる可能性があります。「この企業で働きたい」「成長したい」という前向きな気持ちは、選考における大事な評価基準の一つです。「何となく正社員になりたい」といったぼんやりとした理由ではなく、「ここで正社員として働きたい」という熱意を表現することが採用につながるでしょう。
正社員経験があれば第二新卒として就活できる
24歳のフリーターで正社員経験がある方は、第二新卒として就活できます。第二新卒とは、学校を卒業後就職し、3年以内に退職した方を指す言葉です。第二新卒の方は「年齢が若く、ある程度の社会経験が身についている」とされるため、採用に積極的な企業もあるでしょう。第二新卒の就活については、「第二新卒の割合とは?現状と転職成功のポイントをご紹介!」のコラムでも解説しているので、あわせてご覧ください。
参照元
厚生労働省
令和5年 雇用動向調査結果の概要
24歳以降はやばい?フリーターを続けるデメリット
年齢を重ねるごとにフリーターの状況も変化し、30代に近づくにつれ不安なことも増えるようです。下記で、24歳以降もフリーターを続ける場合のデメリットを解説するので、ぜひご一読ください。
正社員との年収の差が出てくる
24歳の場合はフリーターと正社員との年収差はさほどないようですが、20代後半から徐々に差が開く傾向にあります。正社員の場合は昇給やボーナス、手当などがつくため、勤続年数が長いほど年収が高くなるのが一般的です。有給の日数もあるため、体調不良で休む日があったとしても収入への影響は少ないでしょう。
一方、フリーターは基本的に時給制のため、休んだ日数分の収入が減ります。正社員と同じような昇給も難しいのが現状です。年齢を重ねるにつれ、正社員とフリーターの収入差は大きくなることが考えられます。
生涯賃金にも差が出る
先述したように、正社員は昇給やボーナスがあるため、生涯賃金も高い傾向があります。独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)の「ユースフル労働統計2023 ―労働統計加工指標集―」を参考に、正社員と非正規社員(フリーターを含む)の生涯賃金を比較してみましょう。
※正社員、非正規社員ともに学校を卒業後ただちに就職し、フルタイムで働いた場合の統計
【学歴・男女別の正社員の生涯賃金(退職金を含まない)】
ここでは、正社員で退職金を含まない場合の生涯賃金の違いを学歴と男女別にまとめました。
学歴/男女 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
高校卒 | 2億300万円 | 1億4,920万円 |
大学卒 | 2億4,740万円 | 1億9,800万円 |
参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2023 (p.300)」
【学歴・男女別の非正規社員の生涯賃金】
非正規社員で退職金を含まない場合の生涯賃金の違いを学歴と男女別にまとめました。
学歴/男女 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
高校卒 | 1億2,610万円 | 1億440万円 |
大学卒 | 1億4,010万円 | 1億1,920万円 |
参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計 2023(p.315)」
2つの表を比較すると、同じフルタイムであっても、正社員と非正規社員では生涯賃金に4,000万〜1億円ほどの差が開いていることが分かるでしょう。また、上記の統計は退職金を含めていないため、退職金を支給される企業の場合はより差が生じると考えられます。
アルバイトの給与だけでは貯金がしにくい
フリーターは正社員のようにボーナスが出ないこともあり、まとまった貯金をしにくいのが現状です。老後に必要な資金といった、将来のことを考えれば若いうちから安定した給料を得て貯金しておくことをおすすめします。
フリーターから正社員就職した場合の給与の変化
「正社員の平均給料はどれくらい?フリーターとの差は?年齢別の給与も紹介」によると、正社員と非正社員では、平均で10万円ほどの差が出ているようです。正社員になることで一時的に手取り額が減る場合もありますが、昇給や賞与によって収入はアップする可能性があります。正社員として就職活動を検討している方は、無料の就職・転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。これまでの経験から「何を強みとして就活を進めるのか」客観的なアドバイスをもらえるでしょう。参照元
独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)
ユースフル労働統計―労働統計加工指標―
24歳でフリーターから正社員を目指すきっかけは?
ハタラクティブの「若者しごと白書2024」によると、フリーターやニートの方が正社員を目指すきっかけは、「今よりも多くの収入を得たい」が79.4%と最多です。ほかにも、以下のような理由があります。
正社員になりたい理由 | 割合 |
---|---|
今よりも多くの収入を得たいため | 79.4% |
長期的に安定して働きたい | 51.2% |
賞与を得たいため | 31.1% |
親や周囲を安心させたいため | 21.8% |
福利厚生や制度が充実したところで働きたいため | 15.4% |
参照:「若者しごと白書2024(p.46)」
上記の結果から、収入アップや安定を求めて正社員を目指す方が多いことが分かるでしょう。「現状に不安を感じている」「変えたい」と考えている24歳のフリーターの方は、正社員への就職を検討してみるのもおすすめです。
フリーターから正社員になりたくないと考える理由
ハタラクティブの「若者しごと白書2024(p.48)」によると、フリーターやニートの方が「正社員になりたくない」と考える理由で最も多いのは、「プライベートの時間が制限されると思うため(32.1%)」でした。そのほかにも、「組織に縛られたくないから(31.3%)」や「正社員になると簡単に辞めづらいため(14.8%)」というように、自由がなくなることへの懸念を抱いている人が多いことが分かるでしょう。しかし、正社員になったからといって自由な時間が一切なくなるわけではありません。正社員のワークライフバランスを考えている企業もあるため、幅広い求人をチェックするのがおすすめです。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
24歳フリーターから正社員になった方の体験談
ここでは、実際に24歳フリーターから正社員としての就職を実現した方の体験談を紹介します。
24歳フリーターからインテリアコーディネーターに
大学卒業後、呉服店の店員としてアルバイトをしていたY.Kさん。呉服店のアルバイトにもやりがいを感じていたものの、「一定の場所で腰を落ち着けて働きたい」「せっかく正社員を目指すなら自分のやりたい仕事に就職したい」という想いから、インテリアコーディネーターとして正社員就職を実現しました。エージェントのハタラクティブに未経験のインテリアコーディネーターの求人募集があったため、迷わず応募。キャリアアドバイザーからヒアリングや面接対策のアドバイスを受けていたため、面接本番は焦らずに臨めたそうです。
詳細は、「『インテリアコーディネーター』になる夢を叶えた、24歳呉服店アルバイトの覚悟」をご覧ください。
24歳フリーターから1ヶ月弱で正社員に
中古の本や家電を販売・買い取りをするチェーン店でアルバイトリーダーをしているT.Sさん。交際相手との結婚が決まったことをきっかけに正社員としての就職を決意し、1ヶ月弱で小型の食品スーパーマーケットの店長候補の内定を獲得しました。就職活動の際はエージェントを活用し、面接のマナーや書類の書き方など、分からないことは積極的に相談していたそうです。就職支援サービスを利用する際は、「分からないことが恥ずかしい」と思わず、疑問に思うことは相談するよう心掛けましょう。
この体験談を詳しく知りたい方は、「大切なのは『軸を持つこと』と『熱意』。面接に失敗しながらも切り開いた正社員への道」をご一読ください。
参照元
ハタラクティブ
フリーターからの正社員就職エピソード
24歳フリーターから正社員になるための3つの心構え
24歳のフリーターから正社員になるには、経歴を前向きに考えて行動することが大切です。これから正社員としての就職を考えている方は、下記の心構えを参考にしてみてください。
24歳フリーターが正社員になるための心構え
- 「正社員経験なし」をネガティブに捉えない
- 「就職できればどこでも良い」と考えない
- 就職するか迷ったら一旦行動してみる
1.「正社員経験なし」をネガティブに捉えない
「24歳で正社員経験なしのフリーターだから手遅れかもしれない…」とマイナス思考になると、積極的に行動できなくなる可能性があります。24歳という若さを活かすためにも、前向きな行動を心掛けましょう。「24歳で正社員経験なし」であることに後ろめたさを感じる必要はありません。正社員でなくても、フリーターの経験が何かの役に立つことは十分あるからです。「フリーターの経験は正社員になっても活かせる」と前向きに捉えて就職活動を進めてみてください。
2.「就職できればどこでも良い」と考えない
不採用が続くと精神的な負担を感じやすくなりますが、「正社員であればどこでも良い」と投げやりにならないようにしましょう。ある程度の妥協が必要な場合もありますが、「どこでも良い」と初めから諦めるのは避けるのが無難です。適当に就職先を決めると、自分の希望に沿わない企業に就職する恐れもあるので気をつけましょう。長く働き続けていけるよう、自分に合った仕事や職場を見つけることが重要です。
3.就職するか迷ったら一旦行動してみる
就職・転職活動では、迷ったらひとまず行動してみる意識と実行力が大切。24歳という若さは時間とともに過ぎていきます。就活のなかで興味がある仕事や職場に出会ったら、「説明会に参加する」「アポイントを取って企業を訪問する」など、積極的に行動しましょう。
24歳フリーターから就職しやすい未経験OKの仕事
フリーターを続けていた方が就職を目指す場合、「未経験OK」「学歴不問」で応募可能な求人が多い仕事を選ぶのがおすすめです。ここでは、24歳フリーターから挑戦しやすい仕事をご紹介します。ハタラクティブにある求人もあわせて紹介するので、興味があれば気軽にお問い合わせください。
24歳フリーターから就職しやすい未経験OKの仕事
- 営業職
- 事務職
- 販売・接客業
営業職
24歳フリーターから就職を目指すなら、未経験から挑戦できる求人が豊富な営業職がおすすめです。営業職は実務経験が重視されにくい傾向にあるため、未経験の方も働きやすいのが特徴といえます。専門的なスキルや経験よりもコミュニケーション能力や提案力を重視されやすいので、フリーターの方もチャレンジしやすいようです。
営業職に対して「飛び込みしないといけない」「ノルマを達成しないと怒られる」という印象を抱く方もいるでしょう。営業ノルマを設けている企業はあるものの、達成できないからといってむやみに怒られるとは限りません。ルート営業や内勤営業であれば、新規開拓業務を行わない場合もあるようです。
営業職は会社の業績に直結する仕事のため、比較的求人が出やすく、就職のチャンスにも恵まれています。「営業の種類別にやりがいを解説!求められる能力や仕事の魅力を知ろう」のコラムを読んで、営業職について理解を深めてみましょう。
形がない商品の法人営業がおすすめ
営業職のなかでも、無形商材の法人営業は特におすすめの仕事です。形のない商品を売る営業は難しい傾向にありますが、そのぶんインセンティブも高く、多くの収入を得られる可能性があります。インターネットサービスのような無形商材は、これからも需要が高まるでしょう。今後長期にわたって働き続けたい方におすすめです。事務職
事務職も営業職と同様、経験や専門的なスキルのない24歳フリーターの方も挑戦できる可能性があります。事務職で身につくスキルは、基本的なビジネスマナーや事務処理能力、相手の要望を汲み取る傾聴力やコミュニケーション能力など。ほかの企業に転職しても役立つ可能性があるので、将来さらにステップアップしたい方におすすめです。
正社員
事務職 (派遣スタッフの業務管理)
-
年収 315万円 ~ 360万円
-
残業少なめ,賞与あり,プライベート重視,昇給あり,諸手当あり
24歳フリーターが就活で上手くいかない場合の4つの理由
就活が上手くいかない理由として挙げられるのが、「書類の書き方」や「面接での失敗」です。同じ失敗を繰り返さないためにも、応募書類や面接のマナーについて見直してみましょう。ここでは、24歳フリーターの方が就活に失敗しがちな主な理由を4つ挙げているので、ぜひ参考にしてみてください。
24歳フリーターが就活上手くいかない場合の理由
- 応募書類を正しく書けていない
- 面接対策が足りていない
- ビジネスマナーが身についてない
- 自信のない態度で就活に臨んでいる
1.応募書類を正しく書けていない
24歳フリーターの方が就活で上手くいかない場合の原因の一つとして、「応募書類を正しく書けていない」ことが挙げられます。字が乱雑であったり、誤字脱字が多かったり、写真がめくれていたりすると、企業に「仕事が雑そう」「いい加減」といった印象を与える可能性があるようです。応募書類を書く際は、内容を充実させるのはもちろん、誤字脱字やミスがないよう見直しを行いましょう。また、手書きに自信がない方は、パソコンで作成するのもおすすめです。
自己PRで熱意を伝えよう
履歴書のなかでも、自己PRは企業に熱意を伝えるための大事なポイント。応募する仕事に合わせて自分の経験や意欲を書きましょう。自己PRは就職・転職の面接でも重要になるので、嘘をつかずに正直に書くことが大切です。年齢が上がるにつれスキルや経歴が重視される傾向にあるため、フリーターからの就活は難しく感じることがあります。しかし、これまでのアルバイトの経験が強みとなることも。これまでの経験で培ったスキルや取り組んだエピソードを具体的に説明できるよう振り返りましょう。
自己PRの書き方については、「フリーターの自己PRの書き方と例文を紹介!書けない場合の対処法も解説」のコラムでも解説しています。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
2.面接対策が足りていない
面接対策が足りていないのも、24歳フリーターの方が就活で失敗しがちな原因です。面接対策が十分にできていないと、本番で緊張して上手く話せなかったり、想定外の質問をされて返答できなかったりすることがあるでしょう。
面接で大切なのは、「きちんとした言葉で自分の気持ちを表現し、相手に伝わるように説明すること」。事前に、想定される質問への回答は用意しておきましょう。24歳フリーターの方の場合は、「就職せずにフリーターを続けていた理由」を聞かれる可能性があるため、きちんと説明できるようにしておくと安心です。
3.ビジネスマナーが身についてない
ビジネスマナーが身についていないと、選考に影響する可能性があります。ビジネスマナーとは、「社会人が企業で働くなかで守るべき礼儀作法」のことです。働きながら身につけていくマナーもあれば、常識として求められているものもあります。24歳フリーターの方が意識するビジネスマナーは、主に言葉遣いや身だしなみ、時間の管理などです。面接時はもちろん、企業からの電話連絡でとっさに出る言葉遣いにも気をつけましょう。
4.自信のない態度で就活に臨んでいる
自信がない態度も、就活が上手くいかない原因になり得ます。就活に臨む態度は、応募書類や面接で伝わることもあるようです。「24歳でフリーターだから」と自信がないままでいると、上手くできたこともマイナスに捉えてしまい、志望する企業に対して十分に自分をアピールできないことも考えられます。就活に自信をもつためには、きちんとした書類作成や面接対策が重要です。一つひとつの積み重ねが自信につながるでしょう。
正社員になる理由や目的を明確にしよう
正社員になる理由や目標を明確にすれば、自信がもてない状態を解消できる可能性があります。「正社員になったあとにどうしたいか」具体的なイメージができると、選考で適切なアピールができるようになり、企業に「将来のことをきちんと考えている」という印象を与えられるでしょう。24歳フリーターの方が就活を成功させるコツ
24歳フリーターの方が就活を成功させるには、自分をしっかり見つめ直すことが大切です。自己分析をして自分の言葉でしっかり相手に伝えましょう。ここでは、24歳フリーターの方が就活成功を目指す際のポイントをご紹介します。
24歳フリーターの方が就活を成功させるコツ
- 自己分析を行う
- 企業研究を行う
- 面接でフリーターをしていた理由をきちんと説明する
自己分析を行う
自己分析を行い、今までの自分を振り返ってみましょう。企業が知りたいのは、求職者の特徴や強みです。自分のアピール内容と企業が求めるものがマッチすれば、採用に一歩近づくでしょう。フリーターとして働いているときに「努力したこと」「工夫したこと」などもアピールするのがおすすめです。
「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムでは、就職・転職活動における自己分析の必要性や基本作業を紹介します。参考にしながら自分の特徴や強みを発見してみてください。
企業研究を行う
企業研究では、事業内容や社風、企業が求める人物像、職場環境などを多角的に調べます。企業のWebサイトや転職サイト、働く人の口コミなどから求められている人物像を読み取り、自分の強みと照らし合わせてみましょう。企業が求める人材と自分がマッチしているかどうかをチェックすることで、就職先の候補を絞れる可能性があります。
詳しい企業研究のやり方については、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムでご確認ください。
面接でフリーターをしていた理由をきちんと説明する
面接時に「なぜフリーターになったのか」と聞かれた際の説明をしっかりできるようにしましょう。フリーターをしていた期間をどのように説明するかで、採用の合否に影響する可能性があります。理由は嘘をついたり、見栄を張ったりする必要はないので、フリーターをしていて感じたことや反省したことなど、経験を素直に伝えましょう。
「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムでも、採用担当者に好印象を与える答え方を解説しているので、面接対策の参考にしてみてください。
就活に集中できる環境も大切
24歳フリーターの方の就活では、集中できる環境を整えておくことも大切。たとえば、「アルバイト先に相談してシフトを調整してもらう」「スーツや履歴書など必要なものを事前に揃える」といった準備をしておきましょう。就活は費用が掛かるため、ある程度貯金しておくと安心です。詳しくは、「就活貯金はしておくべき?必要になる費用とあわせて解説!」のコラムをご一読ください。
24歳フリーターの方が就職への不安を解消する方法
就職を考えている24歳フリーターの方のなかには、「本当に正社員になれるのだろうか」「面接で失敗するかも…」など、就職に関する不安を抱いている方もいるでしょう。ここでは、24歳フリーターの方が就職への不安を解消する方法を紹介しているので、参考にしてみてください。
不安の原因を深掘りする
就職に不安を感じる24歳フリーターの方は、その原因を深掘りしてみましょう。「なぜ不安を感じているのか」「どこに不安の要素があるのか」を客観的に考えることで、自分の就職・転職活動に関する課題を明確にできる可能性があります。不安要素を深堀りすることで解消するだけでなく、就職・転職活動における自分に必要な対策も見えてくるでしょう。
身近な人に相談する
就職や転職に関する不安を自分だけで抱え込まず、身近な人に相談するのもおすすめです。家族や友人など、信頼している第三者に相談することで、客観的な意見をもらえる可能性があります。第三者の視点からのアドバイスを受けることで、思考の整理や現状の客観視ができるでしょう。
就職・転職エージェントならプロに相談できる
24歳フリーターの方には、求人紹介から内定まで、就活のプロによるトータルサポートを受けられる民間の就職・転職エージェントもおすすめです。就職・転職エージェントでは丁寧なカウンセリングを行ったうえで、希望や能力に沿った求人を紹介してもらえます。応募書類作成のアドバイスや面接対策、スケジュール調整など、キャリアアドバイザーによるフォローもあるので、「自分に合った仕事が探せない」「就職・転職活動の方法が分からない」という方も安心です。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、若年層向けの求職サポートを無料で提供しています。カウンセリングから選考対策まで一貫して専任のキャリアアドバイザーが担当。一人ひとりに合わせた履歴書の添削、日程調整、面接対策などもしているので、初めて就活をする方も安心して選考に臨めます。所要時間1分程度でできる、性格から分かる適職診断もおすすめ。就職に関して不安や疑問がある方は、お気軽にご相談ください。
24歳前後のフリーターの就職に関するQ&A
フリーターをしていると、「正社員になったほうが良いのでは」と考える方もいるでしょう。ここでは、フリーターの就職に関する疑問をQ&A方式で解決します。
30代フリーターから正社員を目指せますか?
30代も正社員を目指すことは可能です。ただし、30歳は即戦力になるかどうかを見られるため、職歴がない場合は就職に一定の難しさがあるかもしれません。30代でフリーターを脱するために就職活動をする際は、人手不足の業界や若手の採用に積極的な企業を中心に求人を探すのがおすすめです。
詳しくは、「30歳職歴なしから正社員になれる?おすすめの職種や就職成功のコツとは?」のコラムに掲載しています。
正社員として働くメリットは何ですか?
正社員は昇給制度や福利厚生が充実している傾向がある点がメリットです。フリーターと比べて雇用が安定しており、社会的信頼も厚いといわれています。
「正社員のメリットを解説します!非正社員との違いは?」のコラムでは、正社員以外の雇用形態についても掲載しているので、ぜひご一読ください。
実家暮らしで扶養に入っています…就職したほうが良いですか?
実家暮らしで家族の扶養に入っている24歳フリーターの方も、就職することをおすすめします。将来的に定年退職や傷病などで家族が働けなくなった場合、経済面で不安を感じる可能性も。そのため、今のうちから正社員としての就職を考えておくと、生活面の安心につながるでしょう。
家族の扶養に入っている24歳フリーターの方は、「フリーターが親の扶養を外れるとどうなる?抜けるタイミングや手続きを解説」のコラムもご一読ください。
フリーターから正社員になる方法は?
現在働いているアルバイト先で正社員を目指すのであれば、正社員登用制度を利用する方法があります。ただし、正社員登用制度がない場合は、自分で求人を探して就職活動を行わなければなりません。その場合は、中途採用に応募することになるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。