契約社員の履歴書はどう書けば良いの?正社員以外の職歴の書き方を解説!

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この記事のまとめ

  • 履歴書の職歴欄は、契約社員や正社員などの雇用形態がわかるように記載する
  • 履歴書の職歴欄には、「契約社員」を括弧でくくって記載するのが一般的
  • 派遣社員の履歴書の職歴欄には、派遣元と派遣先を記載する必要がある
  • 契約社員の履歴書は空白期間や退職理由の書き方が重要

「履歴書の職歴欄には契約社員の経歴を書いた方が良いの?」とお悩みの方もいるでしょう。このコラムでは、契約社員や派遣社員の履歴書の書き方を解説しています。採用担当者が履歴書をチェックするポイントや各項目ごとの書き方もご紹介。転職活動をするうえで欠かせない履歴書は、できるだけ魅力的な内容にしたいものです。書き漏らしや書き間違いがないように履歴書の書き方をしっかりと確認しておきましょう。

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契約社員として働いた場合、履歴書に書くべきか

契約社員として働いていた場合、履歴書にはその旨を記載する必要があります。企業によっては契約社員のことを準社員や嘱託社員、臨時社員、非常勤職員と呼ぶこともありますが、いずれにしても履歴書には明記しておきましょう。

また、契約社員の雇用期間中に正社員へと契約が移行した場合は、履歴書に「平成◯年◯月 同社正社員採用」と記載して自己PRに繋げるのがポイントです。

職歴欄の書き方に悩んでいる人は、正社員以外の職歴の書き方を詳しく解説している記事「履歴書に契約社員の経験は書ける?正社員以外の職歴の書き方」も併せてチェックしておきましょう。

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契約社員の履歴書の職歴欄の書き方

契約社員の履歴書は雇用形態が伝わるように記載するのが重要です。
在職中や契約満了による退職など、自身のケースに当てはまる書き方を参考にして履歴書を作成してみてください。

在職中の場合の職歴欄

契約社員として在職中である場合は履歴書に以下のように記載します。

2017年 4月 〇〇株式会社 入社(契約社員)

ほかにも、「◯◯株式会社に契約社員として入社(現在に至る)」という書き方もあります。重要なのは書き方を統一することです。

契約満了した場合の職歴欄

契約満了した契約社員の場合の職歴は以下のように書きます。

2017年 4月 〇〇株式会社 入社(契約社員)
2019年 3月 契約満了により退職

契約を満了したことを忘れずに履歴書に記載しましょう。

自己都合や会社都合で退職した場合の職歴欄

自己都合や会社都合で退職することになった契約社員の場合は以下のように書きます。

2017年 4月 〇〇株式会社入社(契約社員)
2019年 9月 自己都合により退職

会社都合の場合は、「自己都合」の部分を変更して履歴書に記載しましょう。

派遣社員として働いた場合、履歴書にどう書くべきか

派遣社員も契約社員と同様に雇用形態がわかるように履歴書に記載しましょう。
派遣社員は、登録した派遣会社から各企業に派遣されて勤務します。雇用形態は「派遣社員」となるため、履歴書に記載する際も正社員や契約社員とは異なる書き方をするのが一般的です。
また、派遣社員は「派遣先の企業」と「派遣元の企業」の両方を記載する必要があります。

派遣社員経験者で履歴書の書き方に悩んでいる人は、派遣社員の職歴の書き方を詳しく解説している記事「派遣社員は職歴になる?ならない?履歴書の書き方とまとめる方法をご紹介」を確認してみてください。

派遣社員の履歴書の職歴欄の書き方

派遣社員の履歴書の職歴欄の書き方を以下で詳しく解説しています。
同じ派遣会社からいくつかの企業へ派遣されて勤務した場合は、各企業の勤務開始日を順に明記し、最後に派遣会社の登録終了の旨を記載しましょう。
自身のケースに当てはまる書き方を参考にして履歴書を作成してみてください。

在職中の場合の職歴欄

派遣社員として在職中である場合は履歴書に以下のように記載します。

2017年 4月 〇〇派遣会社に派遣社員として登録
       〇〇株式会社 営業事務職として勤務

派遣社員の職歴欄には、派遣元と派遣先両方の会社名を記載する必要があります。忘れずに履歴書に書きましょう。

契約満了した場合の職歴欄

契約満了した派遣社員の職歴は以下のように書きます。

2017年 4月 〇〇派遣会社に派遣社員として登録
         〇〇株式会社 営業事務職として勤務

2019年 3月 契約満了より退社

登録日と勤務開始を記載したあと、改行して派遣会社の登録を終えた年月日を履歴書に書きましょう。

自己都合や会社都合で退職した場合の職歴欄

自己都合や会社都合で退職することになった派遣社員の職歴は以下のように書きます。

2017年 4月 〇〇派遣会社に派遣社員として登録
       〇〇株式会社 営業事務職として勤務
2019年 9月 自己都合により退職

契約社員と同様に派遣社員も退職理由に合わせて履歴書に記載しましょう。

パートやアルバイトの職歴は履歴書に書けるのか

正社員への転職を目指している場合、基本的にパートやアルバイトの職歴は履歴書に書かないのが一般的です。しかし、職歴が極端に少ない場合や希望する職種に関連のある仕事をしていた場合は履歴書でアピールするのも良いでしょう。

パートやアルバイトの職歴の書き方

パートやアルバイトの履歴書の職歴欄は以下のように書きます。契約社員や派遣社員と同様、雇用形態である「アルバイト」を括弧でくくって記載しましょう。

2017年 4月 〇〇株式会社 メディア事業部 入社(アルバイト)
2019年 3月 〇〇株式会社 メディア事業部 退社

職歴が極端に少なく、アルバイトの経歴を書く場合には、配属先の部署名や職種名なども明記するとアピールに繋がる可能性が高くなると考えられます。希望する職種に関連の深い仕事をしていた経験がある人は、雇用形態に関係なく、履歴書で職歴を記載するのがおすすめです。
空白が目立つ履歴書よりも、応募者のことがわかる情報が盛り込まれた履歴書の方が魅力的でしょう。しかし、空欄をなくそうとするあまり、希望している職種に関係のないアルバイトまで記載しないように注意してください。

採用担当者が契約社員の履歴書でチェックするポイント

契約社員経験者の履歴書でチェックされるポイントは、長期的に働くことが可能なのか、仕事内容と求職者のしたいことが合っているか、あなたにどのようなスキルがあるかです。
以上のポイントを見るために採用担当者が履歴書において注目する部分を解説します。

退職理由

採用担当者は、退職理由から求職者が長期的に働けるのかチェックします。退職理由がネガティブな場合は「嫌なことがあったら辞めてしまうのでは?」と思われてしまうことも。懸念を抱かれないためにも前向きな転職理由を伝えたいものです。
契約社員や派遣社員は前職を契約満了で退職した場合、職歴欄にその旨を記載しましょう。契約期間中、しっかり役目を果たし切ったことをアピールできて効果的です。また、自己都合で退職した場合、履歴書には「自己都合により退職」「一身上の都合により退職」と記載し、面接で詳しい退職理由を伝えましょう。前職の不平不満やネガティブな理由は述べず、ポジティブな言い回しに変換するのがポイントです。

空白期間

仕事に就いていない空白期間があると、「働くことに意欲的でないのかも」と思われてしまう可能性も。転職活動による空白期間は問題ありませんが、長期的な空白期間がある場合は理由を簡潔に書いておくと良いでしょう。
資格取得や留学による空白期間は前向きな理由といえます。業務に関する勉強をしておくと、仕事に対する意欲や熱意もアピールでき、身につけたスキルによっては採用に有利になる可能性もあるでしょう。

雇用形態

採用担当者は、雇用形態からあなたの経験やスキルを推察します。正社員か契約社員かで仕事の経験や責務の重さも変わるため、雇用形態はひとつの目安といえるでしょう。
契約社員の人は、職歴に部署名を記載することで、どんな業務をしていたのかアピールできます。雇用形態は契約社員だったとしても、正社員と同様の仕事をしていた場合は、そのことを面接で伝えるようにしましょう。

「履歴書の職歴欄でアピールポイントを伝えきれない…」という人は、職務経歴書について解説している記事「履歴書は職歴欄がポイント!書き方に気をつけよう」をチェックしておきましょう。

契約社員が履歴書を作成するための基本的なポイント

採用担当者に好印象を与える履歴書を作成するためのポイントを解説します。

丁寧な字で落ち着いて書く

契約社員や派遣社員といった雇用形態に関わらず、履歴書には誤字脱字がないようにしっかりとチェックしましょう。何枚も履歴書を書いていると、作成することが作業のようになってしまうこともありますが、一枚一枚丁寧に落ち着いて書くことが大切です。走り書きしたものは採用担当者にも誠意のなさが伝わってしまうでしょう。
また、履歴書が汚れていたり、折れていると大雑把な印象を与えてしまうことも。履歴書は郵送もしくは手渡しするまで大切に取り扱いましょう。

年号を統一する

学歴や職歴の年号は和暦か西暦のどちらかに統一しましょう。契約社員や派遣社員としての経験が長い人は職歴が多いことも。年号を統一すれば見やすい履歴書になります。

履歴書に嘘は書かない

当たり前のことですが、履歴書に嘘を書いてはいけません。たとえ契約社員としての職歴に自信がなくても、あたかも正社員だったように記載するのは避けましょう。
入社後に嘘が露見すると、「経歴詐称」と見なされ、それまでに築いた信頼を失ってしまう可能性も。胸を張って働けるように、嘘をつかず、あなたの実力で内定を獲得しましょう。

履歴書の項目ごとの書き方

契約社員や派遣社員の職歴の書き方を理解したら、履歴書の各項目ごとの書き方も押さえておきましょう。

氏名

氏名は大きく、丁寧に書きます。ふりがなは履歴書の形式に合わせて、ひらがなかカタカナで記載しましょう。姓と名の間に少し間をあけると読みやすくなります。

日付

履歴書の日付は作成日ではなく、郵送の場合は投函日、持参する場合は持参日を記載します。

写真

写真は履歴書作成日の3カ月以内に撮影したものを使用します。万が一剝がれてしまったときに備えて、写真の裏には氏名を記載しておくと良いでしょう。
写真は採用担当者に与える印象を大きく左右するので、好印象を与える表情・服装で撮影します。

住所

都道府県からマンション名、部屋番号まで省略せずに記載します。番地も「◯丁目◯番地」と書きましょう。

連絡先

電話番号は固定電話でも携帯電話でも構わないので、日中連絡が取れる番号を書きましょう。メールアドレスもフリーアドレスで問題ありませんが、自分の名前などを使ったシンプルな就職活動用のアドレスを用意しておくのがおすすめです。ニックネームや趣味に関するワードなどを入れたメールアドレスは、プライベートとの区別がついていないとされ、採用担当者の印象を悪くする恐れがあります。

学歴

一般的に学歴は中学校卒業から記載し、学校名は省略せずに書きます。学部や学科、コース名も忘れないようにしましょう。

職歴

学歴を記載したら一行あけて職歴を記載します。上記で解説したように契約社員や派遣社員などの雇用形態もわかるように時系列順に書きましょう。最後の行の右側に「以上」と記入して締めくくります。

免許・資格

免許や資格は正式名称で記載します。また、業務に関連していて、取得するために現在勉強中の資格があれば記載しておくと良いでしょう。

志望動機

志望動機欄は8割以上は埋めるようにすることが大切です。空白が多いと、やる気や熱意を疑われて、印象が悪化する恐れもあります。かといって、文字を大きく書きすぎないように注意しましょう。反対に文字を詰め過ぎても読みづらい履歴書になってしまうので、下書きをしてからペンで書くようにするのがおすすめです。

通勤時間・扶養家族

通勤時間は自宅から勤務地までの最短距離を記載します。扶養家族は配偶者の有無や扶養人数などを履歴書の形式に沿って記入しましょう。

本人希望欄

勤務条件や待遇面については「貴社規定に準じます」と記入するのが一般的です。勤務地や職種を選択する必要がある場合は本人希望欄に記載します。

履歴書の職歴欄は契約社員や派遣社員などの雇用形態もわかるように書くことが重要です。
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