波風の立たない転職を…退職理由はどう伝えるべき?

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この記事のまとめ

  • 会社に退職意思を伝えるときは、愚痴や不平不満にならないように
  • 転職の面接で本音の退職理由はNG。面接官が受ける印象を考えよう
  • ネガティブな退職理由は、ポジティブなイメージになるように工夫する
  • 退職理由の答え方に疑問や不安のある人は、転職エージェントに相談しよう!

仕事がつらい、労働環境が悪い、人間関係が上手くいっていない…など、転職を考えるきっかけは人それぞれあるでしょう。

前向きな理由、やむをえない事情で会社を辞める人もいますが、そうでない理由が原因の場合、正直な退職理由を言いづらいと感じる人もいるかもしれません。

円満に退職するためにも、本音と建前の使い分けのコツを学んでおきましょう。 

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上司に伝えるときのポイント

退職の意思を上司に伝える場合には、どのような言葉を選ぶべきなのでしょうか。

上司に退職の意志を伝える時は、一方的に「○日に辞めます」と言うのではなく、相談という形をとって退職の意思を伝えるのがポイントです。

真剣に考え抜いた末の結論であること、会社や上司への感謝の気持ち、周囲に迷惑をかけないよう引き継ぎなど配慮をすること、退職後も良好な関係を続けたいことなどを、丁寧に伝えましょう。

また、辞める理由に関しては、会社や同僚、上司への不平不満をぶつけるのではなく、「資格取得のために勉強したい」「新たな環境で自分の力を試したい」など、ポジティブな答えを心掛けましょう。

円満退職を目指すなら、繁忙期を避け、引継ぎ期間を考えて余裕をもって退職を申し出るなどの配慮も必要です。

日本の企業では、退職の相談はまず始めに自分の直属の上司にするのがマナー。事前にアポイントメントをとり、ほかの人に話を聞かれない会議室などを予約し相談を切り出しましょう。

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転職の採用面接では本音をぶつけてもいい?

退職理由が「前向きにな理由」の場合、採用面接で本音を言うことに抵抗を感じる人は少ないでしょう。

専門知識や技術をつけて今よりキャリアアップしたい、ほかにやりたいことができた、など次のステップのための過程として退職が必要なのであれば、ポジティブなイメージのため、退職の目的をスムーズに話せるのではないでしょうか。

しかし、職場に不満があるから、人間関係が上手くいっていないから、というネガティブな理由での退職を希望する場合、これらを本音で伝えると面接官の印象を悪くする恐れがあります。

こういったネガティブな内容が退職理由の場合は、採用面接などで本音を言うのはNG。

たとえ問題の原因が自分になくても、採用担当者は応募者の働き方を実際に見わけではないので、会社への不満や人間関係の悩みは「この人に問題があるのでは?」と思われてしまうかもしれません。

退職理由で不満はNG!面接官が聞きたいのは「前向きな展望」

採用面接では、ネガティブな退職理由を前向きな転職動機に変換するのがポイント。

たとえば付き合い残業をする職場の雰囲気が嫌だという人は、「効率的に仕事をする能力主義の職場で働きたい」「今より残業を減らしてスキルアップに使う時間を確保したい」といった具合に、職場への不満を今後の展望に変換できます。

ワンマンな社長のもとで一方的な指示を受けるのが嫌な人は、「主体性を持って働きたいから」。

人間関係に不満がある人は「チームワークを大切に働きたいから」。

シビアに数字を求める仕事に疲れたという人は、「これからは顧客と時間をかけて向き合うスタイルで仕事をしたい」と説明しても良いでしょう。

ほとんどの場合、転職の動機は現在の職場や仕事への不満にあります。不満というとネガティブな響きのある言葉ですが、転職で環境を変えたいと思っている人は「今後はこうしていきたい」という希望を持っているはず。

現状の不満とその裏にある「こうなりたい」という希望を分析することで、面接官を納得させられる転職理由を導けるのではないでしょうか。

どうしても自分では上手な退職理由が思い浮かばない、第三者に意見を仰ぎたいという人は、就職・転職サポートサービスのハタラクティブに相談してみてはいかがでしょうか。

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