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第二新卒の転職で公務員を目指すには
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この記事のまとめ
- 安定性があり信頼度の高いことが、公務員のメリット
- 公務員を目指すデメリットは、転職活動に時間がかかる可能性が高いこと
- 公務員は、国家公務員と地方公務員の2つに大別できる
- 職種や自治体によって試験内容が異なるため、募集要項をよく確認して対策をとろう
- スクールでも独学でも合格は目指せる
- 基礎力をつけたら、過去問で試験の感覚をつかもう
- 学習計画を立て、軌道修正しながら勉強を進めよう
第二新卒で転職を考える際、公務員を選択肢に入れる方は多いかもしれません。
当コラムでは、公務員を目指すメリット・デメリットや、公務員試験の概要などをご紹介します。第二新卒で公務員を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
※当コラムの情報は2017年1月時点の情報です。最新の公務員試験などの情報については人事院や各自治体のホームページをご確認ください。
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公務員を目指すメリット・デメリット
公務員として働くと、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
・給与、福利厚生面が安定している
・一般的に公務員に対する信頼度は高い
・職種や部署によっては、残業が少ない
・年功序列の文化が根強く、昇給やキャリアアップのプランをイメージしやすい
デメリット
・民間企業への転職時と比べると、転職活動に時間がかかる可能性が高い
・昇給やキャリアアップのチャンスは、民間企業と比べて少ない
・基本的にはトップダウンの組織運営のため、やりづらく感じる場合がある
・会社員のときよりも給与が減少する可能性がある
第二新卒の方が公務員の魅力として多く挙げるのが、安定した待遇面。
特に前職が多忙な業界や不規則な勤務時間の場合、「公務員=定時で帰れる」というイメージを持ち、公務員に魅力を感じる方が多いようです。
また、「とにかく長く安定的に勤めたい」という方にとって、ライフプランの立てやすい公務員の環境はメリットとなるでしょう。
ただし、メリットだけではなく、デメリットも理解した上で公務員への道を選ぶことが大切です。
正社員を通年採用している民間企業があるのに対し、公務員は募集期間が限定的。
また、公務員試験の勉強期間も必要なため、人によっては民間企業への転職時よりも期間が長くなります。
入職後に「イメージと違った」と後悔することのないよう、目指す公務員の仕事内容やデメリットも理解した上で、転職活動に臨みましょう。
国家公務員と地方公務員、第二新卒者はどちらを選ぶべき?
公務員は、国家公務員と地方公務員の2つに大別でき、それぞれの特徴は以下のとおりです。
国家公務員
国全体に関わる仕事を担い、各省庁や裁判所、国会など、国を運営する機関に所属しているのが特徴です。
国を運営するという特性上、全国を対象に異動があります。仕事によっては、海外に行く機会もあるでしょう。
また、総合職と一般職に分かれることがあり、総合職は組織の中枢、一般職は現場のスペシャリストとして活躍できます。
政策の立案などスケールの大きい仕事に関わるため責任重大ですが、その分やりがいも大きいでしょう。
一般的に試験の難易度・倍率は高く、予備校に通って試験や面接対策をする人が多いようです。
地方公務員
地域住民の生活を支える存在で、いわゆる役所勤務だけでなく、学校や図書館などの公共施設なども活躍の場となります。土木や建築などの技術職では、屋外で業務を行うことも多いでしょう。
採用される自治体に勤務地が限定されるため、特定の地域(または地元)で長く働きたいという方には魅力的。
地域住民と距離が近く、仕事の手応えを感じやすい点は地方公務員ならではのメリットといえます。
3~5年おきに異動があり、その間に経験を積めるため、ゼネラリスト志向の人には嬉しい環境です。
公務員試験の内容と採用までの流れ
この項目では、採用までの流れの例や、公務員試験の概要をご紹介します。
採用までの流れの例
(1)受験案内
(2)受験申込
(3)第一次試験(教養試験/専門試験)
(4)第一次試験合格発表
(5)第二次試験(論作文・面接・適正検査など)
(6)最終合格発表
(7)採用内定(翌年4月より入職。状況によって4月以前から勤務の場合も)
採用までの流れの例は、上記のようになります。
国家公務員は、(6)の後に官庁訪問がある場合も。また、地方公務員は(6)の後に採用候補者名簿に登載され、人員補充の請求があった場合に面談し、合格すれば採用となります。
「試験に合格=内定」ではないため、注意が必要です。
第一次試験の内容
教養試験
複数の分野からなる筆記試験で、人文科学、社会科学、自然科学、文章理解、数的処理、時事問題などから出題されます。
回答は、五肢択一式のマークシートで行うことが一般的。出題範囲が広いため、関連書籍や予備校で試験勉強、受験対策を行う人が多いようです。
専門試験
職種や試験によって、専門試験の内容はさまざま。教養試験とは異なり、記述式(または択一式と記述式の組み合わせ)の回答が多いのが特徴です。
行政職(一般事務)を例にすると、行政や法律、経済などの分野から出題され、専門的な知識の有無が問われます。
第二次試験の内容
第一次試験の合格者を対象に、第二次試験では個人面接や集団面接、グループディスカッションなどが行われます。
職種や自治体によって試験内容が異なるため、募集要項などをよく確認し対策をとりましょう。
勉強にはどれくらい期間がかかるの?
試験合格までにかかる時間は人によって異なり、1年かけて勉強したという人もいれば、半年や3ヶ月で合格できたという人もいます。
また、在職中の方は使える時間が限られているので、合格までの期間は長くなる傾向にあるようです。
一般的な目安としては、市役所レベルでは半年から1年、国家公務員総合職レベルでは10ヶ月から15ヶ月程度の期間がかかるといわれます。
また、単純に勉強は長い時間すれば良いというわけではなく、試験のポイントを押さえた質の良い学習が大切です。
試験突破のポイントは?
試験は毎年異なる内容ですが、設問には一定の傾向があるので過去問を解いて感覚を掴むことが大切です。
ただ、何も基礎がない状態で過去問にあたるのはあまり意味がないないので、まずは過去問で力試しできるくらいの基礎力を身につけましょう。
主な学習方法は、市販の問題集を使うか、スクールに通うかの2つ。中には「時間や経済的な制約からスクールに通えないので、公務員は無理…」と考える人がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
確かにスクールでは有益な情報が得られますが、独学で勉強して試験に合格している人も存在します。
独学は自分のペースで勉強できたり、好きな問題集を選べたりという良さもあるので、必ずしもスクールが有利というわけではないでしょう。
そして、勉強をする際は事前に計画を立てることがとても大切。
在職中の方は現職の繁忙期なども考慮して、それぞれの科目を勉強し始める時期を決めます。苦手科目や公務員試験で重要といわれる「数的処理」は早い段階で学習をスタートさせるのがおすすめ。
本番までに必要な勉強時間を科目ごとに概算し、そこから1ヶ月、1日の必要時間を考えましょう。もちろん、勉強は計画通りにいくとは限らないので、予定通りにいかなかったらその都度計画を修正する作業も必要です。
あらかじめ計画を立てると勉強の進捗状況や目標までの距離が見えやすくなるので、学習をスタートさせる前に必ずスケジュールをつくりましょう。
今回は、公務員を目指すメリット・デメリットや、公務員試験の概要をご紹介しました。第二新卒で公務員への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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