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就職しないまま大卒ニートになった人の割合は?就活成功のコツも紹介
更新日
この記事のまとめ
- 大卒で就職しないままニートになった人の割合は、2023年3月時点で8.2%
- 就職しないまま大卒ニートになる理由は、就活や大学院試験の失敗など
- 大卒ニートで生活習慣が乱れている場合は、就職に向けて生活リズムを整えよう
- 就職しないまま大卒ニートになった方は、できるだけ早く就活を始めることが大事
- 大卒ニートの方が就職するには、就職・転職エージェントを利用するのもおすすめ
就職しないまま大卒ニートになった方のなかには、同じ状況の人がどのくらいいるのか気になる方もいるでしょう。2023年3月時点における大卒ニートの方の割合は、8.2%です。ただし、ここには就職希望者や家事手伝いなども含まれているため、実際はさらに少ないと考えられます。このコラムでは、就活成功のコツもまとめているので、大卒ニートから就職したいとお考えの方は、ぜひお役立てください。
大卒で就職しないままニートになる人の割合
文部科学省の「令和5年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値を公表します。」によると、2023年3月に大学を卒業した人のうち、進学も就職もしていない人の割合は8.2%で、前年度の9.4%よりも減少しています。
ただし、ここには就職準備中の人や家事の手伝いをしている人も含まれるため、全員がニートになっているというわけではありません。なお、大学卒業後の就職者の割合は75.9%となっており、就職しない人は少数であるといえます。
空白期間が長引くほど就職率は下がる可能性がある
ニート期間別の就職率を示す資料がないため、ここでは、フリーター期間別にみた就職率からニートの方の就職難易度を解説します。独立行政法人労働政策研究・研修機構の「労働政策研究報告書No.213」に記載のデータは、以下のとおりです。
引用:独立行政法人労働政策研究・研修機構「労働政策研究報告書No.213 図表4-33 男女別 フリーター継続期間と正社員になれた割合(p.128)」
フリーター期間が1年以内だと男性の就職率は74.7%、女性が64.6%ですが、5年以上になると男性は44.3%、女性が24.5%という結果に。期間が長くなるほど、一般的に就職率が下がるのは明らかです。フリーターは非正規雇用で働いている人を指すため、ニートの方はさらに就職が難しくなる可能性があることを念頭に置く必要があるでしょう。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和5年度 結果の概要-
独立行政法人労働政策研究・研修機構
労働政策研究報告書 No.213 大都市の若者の就業行動と意識の変容―「第5回 若者のワークスタイル調査」から―
大卒者が就職しないままニートになる主な原因
大卒者が就職しないままニートになる主な原因として、「大学在学中に就職先が決まらなかった」「大学院へ進学できなかった」があります。以下でそれぞれ詳しく解説するので、参考にしてみてください。
大学在学中に就職先が決まらなかった
大卒ニートになる原因の一つに、「大学在学中に就職先が決まらなかった」が挙げられます。在学中に就活していたものの内定をもらえず、就職したい気持ちが薄れていくパターンも少なくないようです。
また、面接で何度も失敗した経験によって就活に対する苦手意識ができ、就職を諦めてしまう人も。あるいは、内定が決まっていたにもかかわらず「第一志望ではないから」という理由で辞退し、大学在学中に就職先を決められずに大卒ニートになる人もいるでしょう。
一旦就職したあとに退職してニートになる場合も
大卒ニートの方のなかには、一度は就職したもののすぐに退職してその後ニートになる人もいるようです。若者しごと白書の「1-3. 正社員の仕事を辞めた理由」によると、退職の原因として、「人間関係が悪かったから」「労働環境に不満があったから」などが挙げられています。
仕事や職場に不満があると、働くことに対してのイメージも悪くなりがちです。なかには、働くことそのものに嫌気がさしてしまい、ニートになる人もいると考えられるでしょう。
大学院へ進学できなかった
大学院へ進学できずにニートになる人もいます。大学院進学を希望していた人が、入試に失敗したからといってすぐに就職へと気持ちを切り替えるのは難しいものです。なかなか就活に踏み切れず、ニート生活を続けているという人もいるでしょう。
大卒ニートになる原因については、「大卒ニートになる原因や末路とは?就職活動を成功させるコツをご紹介」のコラムでも解説しています。
大学3年生で就活しない人の進路は?
大学3年生で就活しない方には、「留学する」「フリーター・ニートになる」といった進路があります。ほかにも、「フリーランスとして働く」「起業する」といった選択肢もありますが、正社員として就職するよりも収入面で不安定になりやすい点には注意が必要です。
「『就活しない』生き方はアリ?大学生が就職以外で選べる進路を紹介」のコラムを参考に、自分に合った進路を考えてみましょう。
就職しないまま大卒ニートになりやすい人の特徴
大卒ニートになりやすい人には、「やりたいことや目標がない」「自分に合う仕事がないと感じる」など、さまざまな特徴があります。以下で詳しく解説するので、チェックしてみてください。
やりたいことや目標がない
大学卒業後にやりたいことや目標がない人は、ニートになりやすいといえます。明確な目標がないと、豊富な求人のなかから自分がやりたいと思える仕事を見つけたり、就活のモチベーションを維持したりするのは難しいためです。
大卒ニートの方のなかには、過去に「就職したい企業」や「大学院へ進学」などの目標や夢を抱いていた方もいるでしょう。しかし、挫折したり周囲から反対されたりして目標を見失うことも。その後、「自分が何をしたいか分からない」「やりたいことがない」など、将来について前向きに考えられなくなり、ニートになる人もいるようです。
自分に合う仕事がないと感じる
就活を進めるなかで、「自分に合う仕事がない」と感じる人も大卒ニートになりやすいでしょう。
自分に合う企業を探すのは、就活するうえで大事なことです。しかし、最初から希望のすべてが叶う仕事を見つけるのは難しいため、理想を追い求め過ぎるのは良くありません。理想を追い求めてニート期間が長くなるほどに、就職の難易度は高くなってしまいます。
働くうちにやりがいや適性を見出せることもあるため、早い段階で妥協点を見つけて社会人としての経験を積むことも大切でしょう。
コミュニケーションが苦手
人とのコミュニケーションが苦手な人も、大卒ニートになりやすいといえます。たとえば、面接で過度に緊張したり面接官の言動を気にし過ぎたりして、本来の力を発揮できないというように、コミュニケーションへの苦手意識が、就職を妨げる壁となることもあるようです。
コミュニケーションがうまくいかない経験を繰り返すうちに、人と関わることに恐怖心が芽生えてしまう場合も。次第に自分に自信がもてなくなり、他者との交流が少ないニートとして過ごすことを選択する人もいるでしょう。
働かなくても生活できる
自分が働かなくても生活できる場合、就職に意義を見出せず大卒ニートになる人もいます。親が現役で働いていたり、生活に支障がないくらいの貯金があったりする場合は、経済的な不安を感じにくいでしょう。「自分が働かなくても生活できるのに、わざわざストレスやプレッシャーを感じながら仕事をしたくない」と感じれば、就職や自立に対し消極的になることも考えられます。
過去の就活がトラウマになっている
「面接でうまく受け答えできなかった」「第一志望に落ちてしまった」などの挫折経験から就活を続けられず、そのまま大卒ニートになる人もいます。また、新卒で入社した会社で仕事や人間関係がうまくいかず、その後は働かない道を選ぶ場合もあるようです。
ニートになりやすい傾向は、「ニートになった理由とは?性格の傾向は?就職のための対処法も紹介」のコラムでも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
就職しないまま大卒ニートになるメリットとデメリット
ここでは、大卒ニートのメリットとデメリットを紹介します。双方を比較し、自分にとって最善の道は何かを考えてみてください。
大卒ニートのメリット
就職しないまま大卒ニートになるメリットは、自由に時間を使えることや、人間関係の悩みが少ないことなどです。以下でそれぞれ解説します。
自由に時間を使える
大卒ニートのメリットの一つに、自分の時間を比較的自由に使える点が挙げられます。就職すると仕事の都合で自由な時間がある程度制限されてしまうことも。場合によっては、休日も仕事や職場の付き合いに参加しなくてはならないときもあるでしょう。
時間や仕事に縛られるのを嫌い、就職しない選択をする人もいると考えられます。気兼ねなく自分の好きなことに時間を使えて、スケジュールを自由に組めるのが大卒ニートになる大きなメリットといえるでしょう。
人間関係の悩みが少ない
大卒ニートは仕事をしている人と比べ、人間関係で悩むことが少ないでしょう。ニートの場合、身近な家族以外の人と関わる機会が少ないためです。
そのため、過去の人間関係でトラウマがあったり、相手の反応が気になり過ぎたりする人にとってニートとしての生活はストレスを感じにくいかもしれません。
コミュニケーションへの苦手意識から働くのが怖いと感じている人は、「コミュニケーションが苦手…原因や仕事に与える影響は?改善方法も解説!」のコラムもご覧ください。
大卒ニートのデメリット
大卒ニートになるデメリットは、収入が不安定なことや、今後の就職が不利になる可能性があることなどが考えられます。メリットとデメリットの両方を知って、今後の進路選択に役立ててみてください。
収入が不安定になる
収入が不安定なことが、就職しないまま大卒ニートになるデメリットの一つです。ニートとは、就業や通学していない人を指す言葉なので、基本的に収入がありません。現在は親の収入で生活できているとしても、親が定年を迎えたり病気になったりして仕事を続けられなくなれば、生活が困窮する恐れがあります。
今後就職する際に不利になることがある
大卒ニートは、就職をする際に不利になる可能性があります。ニートの期間が長くなるほど、企業側に「働く意思がないのでは」とネガティブな印象を与えてしまう恐れがあるためです。
ただし、その間充実した時間を過ごしていた、就職するために資格の勉強をしていたなど、自分なりに空白期間の使い方をポジティブにアピールできるなら問題にならない場合も。ニートになった理由や、空白期間の過ごし方をしっかりと説明できるように準備しておくのがおすすめです。
社会的信用を得にくい
大卒ニートのデメリットとして、社会的な信用を得にくいことも挙げられます。就業先がないため住宅ローンを組めなかったり、クレジットカードの審査に通らなかったりする場合も。欲しいものが手に入らなかったり、思い描いていた人生設計が実現できなかったりすることに不便さを感じる人もいるでしょう。
「就職したい気持ちはあるけどなかなか行動を起こせない…」というニートの方は、「正社員のデメリット・メリットとは?派遣や契約社員についても解説!」で紹介している正社員のメリットを読んで、就活へのモチベーションアップを図ってみてください。
大卒ニートが就職に向けてできる5つの行動
大卒ニートの方が就職に向けてできる行動としては、規則正しい生活リズムを作ったり、短期のアルバイトから始めたりすることなどが挙げられるでしょう。以下で解説するので、すぐに始められるものがないかチェックしてみてください。
大卒ニートが就職に向けてできる行動
- 規則正しい生活のリズムを作る
- 短期アルバイトから始める
- 資格の勉強をする
- 職業訓練に通う
- 社会復帰の支援をしている機関へ相談する
1.規則正しい生活のリズムを作る
ニート期間中に生活リズムが乱れてしまった場合は、生活リズムを整えることから始めましょう。生活リズムを整えるには、毎日決まった時間に寝起きすることが大切です。夜なかなか眠りにつけない場合は、日中に軽い運動をしてみると良いでしょう。
生活習慣の改善方法は「ニートから脱却する方法をご紹介!就職までの流れをチェック」でも触れています。
2.短期アルバイトから始める
いきなり就職することに不安を感じる大卒ニートの方は、短期のアルバイトから始めてみるのもおすすめです。アルバイトは、基本的に勤務日や時間を自由に決められるので、自分のペースで少しずつ仕事に慣れていけるでしょう。
正社員登用制度がある会社であれば、アルバイトとして入社したあとに正社員になることも可能です。しかし、必ずしも正社員登用されるとは限らないため、就職活動を並行して行うのが無難といえるでしょう。
アルバイトを検討している方は、「ニートにおすすめのアルバイト18選!探すときの方法や面接のコツを解説」もご覧ください。
3.資格の勉強をする
就職前に資格の勉強をするのも、大卒ニートの方ができる行動の一つです。資格を勉強するときは、「応募先の業務で役立つ資格を選ぶ」「いつまでに資格を取るか決める」などの点を意識しましょう。資格の取得が必須条件でないにもかかわらず、資格を取ることだけにこだわってしまうと、空白期間が延びて就職難易度が上がる場合があるので注意してください。
ニートの方におすすめな資格は、「ニートは資格を取れば就職できる?おすすめの勉強法もご紹介!」のコラムで紹介しています。
4.職業訓練に通う
大卒ニートの方には、職業訓練の活用もおすすめ。職業訓練とは、就職に必要なスキルや知識などを習得できる公的制度です。職業訓練は「ハロートレーニング」とも呼ばれています。
厚生労働省の「ハロートレーニング(公共職業訓練・求職者支援訓練)の全体像」によると、職業訓練は大きく分けて「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の2つです。職業訓練のコースはパソコンスキル習得や簿記、建設関連など多種多様にあり、地域によって異なります。訓練期間もコースごとに異なるため、職業訓練に興味がある方は、厚生労働省のWebサイトでご確認ください。
「ニートから受けられる職業訓練とは?受講方法や費用についてご紹介」でも、職業訓練の概要や申し込み方を解説しています。
5.社会復帰の支援をしている機関へ相談する
大卒ニートの方が就職を目指す際は、社会復帰の支援を行っている機関へ相談するのも一つの手です。自治体やNPO法人の支援窓口を利用すれば、就職活動の進め方や働くうえで必要なマナーについてアドバイスを受けられます。職場での人間関係の構築や、社会へ出ることに対し不安がある方は一度利用してみましょう。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
大卒ニートが就職を成功させる7の方法
この項では、大卒ニートの方が就職を成功させる方法を7つご紹介します。就職しないまま卒業したものの、ニートから正社員を目指したいとお考えの方はぜひ試してみてください。
1.できるだけ早く行動を起こす
就職を成功させたい大卒ニートの方は、できるだけ早く行動を起こしましょう。大卒ニートの期間が長くなるほど自分と社会との間に距離を感じて、就職への第一歩が踏み出しづらくなる可能性があるためです。
また、就職活動では、「空白期間に何をしていたのか」と聞かれる傾向にあります。明確な理由がある場合は問題ありませんが、空白期間が長いほど採用担当者を納得させる理由を述べるのが困難になりやすいので注意しましょう。
空白期間の説明方法は、「ニートからの就活で空白期間を上手く説明して就活を成功させよう」でご確認ください。
大卒ニートは「空白期間」を履歴書にどう書く?
空白期間を伝える際に嘘をつくと、経歴詐称になるので正直に書きましょう。大学卒業後に就職しないままニートになった場合は、履歴書の職歴欄は空白にしておきます。
なお、アルバイトの経験があれば記載してOKです。特に、志望先で活かせる経験があれば積極的に書きましょう。履歴書の書き方に困ったら、「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」のコラムをご覧ください。
2.ニートになった理由を明確にしておく
大卒ニートの方は、就職しないままニートになった理由を明確にしておきましょう。就職活動において、「なぜ就職しなかったのか」という質問が定番だからです。いざ面接で聞かれたときに動揺しないよう、事前に答えを用意しておくのが得策といえます。
なお、ニートになったことに後ろめたさを感じている場合も、事実を隠さずに答えましょう。過去を省みたうえで「現在は働く意欲がある」という意思も一緒に伝えることで、企業側に前向きな姿勢を評価してもらえる可能性があります。
3.自己分析をして就活の軸を決める
就職しないまま大卒ニートになった方が正社員を目指す場合、自己分析をして就活の軸を決めることが大切です。自己分析とは、過去の経験を振り返って自分の強みや価値観を客観的に把握する作業のこと。自己分析を行うメリットには以下のようなものがあります。
- ・自分に合った仕事を見つけやすくなる
- ・アピールポイントが明確になる
- ・説得力のある志望動機を考えやすくなる
年月を経ると自己分析の結果は変わる可能性があるため、「過去にやったことがある」という方も、再度行うのがおすすめです。詳しいやり方は、「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムで解説しています。
4.幅広い業界・職種を視野に入れる
大卒ニートの方は、幅広い業界や職種を視野に入れて就職活動を進めましょう。特定の業界・職種にこだわり過ぎると、自分に合う企業との出会いを逃してしまう恐れがあります。はじめから「合わない」と決めつけず、さまざまな求人に目を向けてみてください。
ニートの方におすすめの業界・職種は、「ニートから就職しやすい職種とは?おすすめの仕事をご紹介!」で詳しくご紹介しています。
インターンシップに参加するのも手
大卒ニートの方は、就職する前にインターンシップに参加するのも一つの手です。インターンシップとは、一定期間企業で仕事を体験できる制度。就職を決める前に実際の仕事内容を知れるうえ、その分野での実績も積めます。インターンシップについては、「インターンシップとは?参加のメリットや目的を解説!社会人は参加できる?」で詳しく紹介していますので、参考にしてみてください。
5.経歴や経験が不問の求人に注目する
経歴不問・未経験歓迎の求人に注目して求人を選ぶのも、大卒ニートの方が就職を成功させるコツの一つです。経歴や経験を問わない求人を出す企業は、採用後に人材を育成する前提で募集を掛ける傾向にあります。また、人柄やポテンシャルを重視してもらえる可能性があるため、大卒ニートの方も採用されるチャンスが大きいといえるでしょう。
正社員
Bizops
-
年収 600万円
-
未経験OK,学歴不問
6.求人サイトやハローワークを利用する
大卒ニートの方が就職を目指す際は、求人サイトやハローワークを利用して仕事を探すのも有効です。若者しごと白書の「3-7. 就職活動・転職活動の情報収集の方法」によると、正社員やフリーターの方の約8割が「求人サイトや就職・転職情報サイト」を利用し就活・転職活動の情報収集をしていることが分かります。
求人サイトや就職・転職情報サイトは、スマートフォンやパソコンでいつでも求人を検索できます。ただし、自分で企業とやり取りをしなければならない点をデメリットと捉える方もいるでしょう。
また、ハローワークは、厚生労働省が管轄している職業安定所です。無料で就職相談や求人紹介、各種セミナーなどを利用することが可能。地域ごとに設置されているので、地元の求人が集まりやすいのが特徴です。ハローワークの利用方法は、「ハローワークが初めてのニートも仕事を探せる!利用方法や支援内容を解説」で解説しているので、参考にしてみてください。
7.就職・転職エージェントを活用する
就活を効率良く進めて就職を成功させたい大卒ニートの方は、就職・転職エージェントを活用しましょう。就職エージェントは、企業と求職者のマッチングを行うサービスです。専任のアドバイザーがつき、求人紹介や選考対策、企業とのやり取りなど、就職活動を一貫してサポートしてくれます。
一人で就職活動を進めるのが不安な場合は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、既卒や第二新卒、ニート、フリーターなどの若年層に特化した就職・転職支援サービスです。カウンセリングをもとに一人ひとりに合った求人をご紹介します。
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就職しないまま卒業した大卒ニートが抱えるお悩みQ&A
ここでは、「大卒ニートは何人に一人?」「大卒ニートの末路は?」など、大卒ニートの方が抱えるお悩みをQ&A方式で解決します。
大学卒業後に就職しなかった理由は?
「在学中に就職先が決まらなかった」「大学院への進学を希望していたが試験に受からなかった」などが挙げられます。そのほか、家庭の事情や体調不良など、やむを得ない理由で大卒ニートになる方もいるようです。
大学卒業後にニートになる原因について詳しく知りたい方は、「大卒ニートの就活事情とは?正社員の目指し方やポイントを解説」のコラムもご覧ください。
大卒ニートは何人に一人の割合?
文部科学省の「令和5年度学校基本統計(学校基本調査の結果)確定値を公表します。」によると、2023年3月の大卒者のうち、進学も就職もしていない人は8.2%です。この数値だけで見ると、約10人に1人は大卒ニートの可能性があるといえます。しかし、ここには、就職に向けて活動している人や家事を手伝っている人も含まれるので、実際のニートの割合はさらに少ないと考えられるでしょう。
参照元
文部科学省
学校基本調査-令和5年度 結果の概要-
就活しないまま大学を卒業してニートになる末路は?
人との関わりが減ることから孤独を感じたり、周囲の目が気になって外出しづらくなったりする場合があります。また、大卒ニートのまま年齢を重ねた場合、いざ就職をしようと思っても、空白期間の長さを不安視され採用されにくくなることもあるようです。
詳しくは、「ニートの末路とは?現状を打開する方法や就活のポイントを解説!」で解説しているので、あわせてご参照ください。
大卒ニートが就職を成功させるには?
大卒ニートの方が就職を成功させるコツは、ニートになった理由を明確にしたり、できるだけ早く行動を起こしたりすることなどが挙げられます。また、就職・転職エージェントを活用して効率良く就職活動を進めるのもおすすめです。
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※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。