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面接の回答文章を作成するコツは?よくある質問や文章力を高める方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 面接官は、面接の回答文章から応募者の仕事への考え方や人柄を確認している
- 面接の回答文章を作成するには、面接官の質問の意図を理解することが重要
- 面接の回答文章を作る前に自己分析や業界分析をしよう
- 面接の回答文章を作成するときは、結論から始めるのがコツ
「面接の回答文章を作るのが難しい」と悩んでいる人もいるでしょう。面接では、面接官の質問の意図を理解して回答することが大切です。よく聞かれる質問をチェックし、回答方法や伝え方を事前に用意しておきましょう。
このコラムでは、回答文章を作成するコツを解説します。よく聞かれる質問や基本的な面接の流れも紹介するので、参考にして面接対策を進めてみてください。
面接の回答文章から面接官は何をチェックしているのか
面接での受け答えから、面接官は応募者の人間性や仕事への意欲、社会人としての基礎的な力を確認しています。それぞれチェックポイントをご紹介するので、確認してみてください。
応募者の人間性や価値観
面接官が面接でチェックする項目として、応募者の人間性や価値観があります。「学生時代に頑張ったことは」「企業を選ぶうえで重要視していることは」などがこのパターンにあたるでしょう。
また、「最近のニュースで気になっていること」など、時事問題と絡めて自分の考えをまとめさせる場合もあるようです。回答内容から考え方や人柄を把握し、会社とマッチするかどうかを検討しています。
チェックポイント
・一般論に終始した当たり障りのない文章になっていないか
・経験も絡めて、自分の考えを分かりやすく伝えられているか
・根拠に基づいて自分の意見をはっきりと述べられているか
応募者の意欲や仕事に対する考え方
面接官は、応募者の自社に対する志望度や、仕事に対する考え方もチェックしています。「10年後はどのようになっていると思うか」「あなたが会社に求めること」などのテーマがこのパターンです。あなたの適性がストレートに問われていることを意識して、熱意や意欲をアピールしていきましょう。
将来について書こうとすると、根拠が弱くなりがちです。体験に基づくあなたの意見と絡めて、説得力のある文章に仕上げるよう心掛けましょう。
チェックポイント
・志望企業の経営方針や理念に合っているか
・これまでの労働体験からどのような気づきや発見を得たのか
・現実を踏まえたうえで、どのような志をもっているのか
社会人としての基本的な文章力
間違った敬語や分かりにくい文章は、あなたの印象を悪くしてしまう可能性があります。回答の内容だけでなく、社会人として適切な受け答えができるか、基本的な敬語を使えるかなどもチェックされるようです。
チェックポイント
・敬語が正しく使え、社会人として基本的な文章力があるか
・論理的な思考や具体性のある回答ができているか
・誤字脱字がなく丁寧に書かれているか
面接の回答文章を考える前にやっておくこと
面接の回答文章を作る前に、自分の考えを整理しておくとスムーズに進みやすいです。自己分析や業界分析・企業分析を行って、理解を深めておきましょう。
自己分析
応募書類を作成した際に自己分析を行った人が多いかもしれませんが、面接対策をする前にもう一度自己分析を行ってみてください。面接では、書類よりも深堀りした質問をされるからです。
過去の出来事や気持ちを振り返り整理すれば、自分の価値観や大切にしたいことがより明確になります。就職活動をしている間にも新たな気づきや出会いがあり、心境に変化が起こるかもしれません。一度行ったから必要ないと考えず、面接対策前に再度確認しましょう。
自己分析の方法は「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」で詳しく紹介しています。
業界研究・企業研究
志望する企業や業界について理解を深めておくと、面接の回答を作成しやすいためおすすめです。製品に関することや他社との差別化についての質問をされた場合でも、業界研究や企業研究をしっかりと行っていれば答えられます。
一方、回答から知識理解が十分でないと判断された場合、志望熱意が高くないと評価されてしまう可能性も。業界研究や企業研究は、面接対策には必須といえます。
企業研究のやり方については、「企業研究ってどうやるの?基本的なやり方と目的を解説」のコラムをご一読ください。
書類の内容と矛盾する回答にならないように注意する
面接での回答を用意するときは、書類の内容と矛盾しないように注意しましょう。履歴書や職務経歴書でアピールした内容と矛盾していると、面接担当者があなたの人物像をうまくイメージできません。提出書類も確認しながら回答文章を用意しましょう。事前準備が重要!面接の回答文章の作り方
面接の回答文章を作る際は、面接官の質問意図を理解して回答することが重要です。また、伝わりやすい回答の組み立て方にはコツがあります。
順に解説するので、参考にしてみてください。
1.面接官の意図を考える
まずは、面接官がどのような意図で質問するのかを理解しましょう。自分なりに回答を用意してみても、面接官の意図に沿っていなければ評価が低くなる可能性も。意図が理解できれば伝えるべきポイントが明確になり、分かりやすい回答を用意できます。
2.回答の内容を決める
次に、回答の内容を決めましょう。面接官の意図に沿った「伝えるべきこと」を明確にします。伝えたいことに対する補足エピソードや根拠も挙げられれば用意しておきましょう。
3.結論から始める
回答文章を組み立てるときは、結論から始めます。聞かれた質問に対して分かりやすく結論をまとめて、最初に書きましょう。結論から始めるのは、口頭での回答も同様です。
4.数字を使って具体的に伝える
結論を説得力のあるものにするために、エピソードや根拠を添えます。特に、数字を使って説明すると面接官に誤解なく伝わるでしょう。
【基本編】面接で聞かれやすい質問
この項では、面接で聞かれやすい基本的な質問を紹介します。自分の回答を用意する参考にしてみてください。
自己紹介
自己紹介の質問例は以下のとおりです。
・1分で自己紹介をしてください
・3分で自己紹介をしてください
・あなたの特徴を教えてください
自己紹介は、面接の序盤に聞かれることが多いものです。自己紹介にもさまざまな聞かれ方があるため、いくつかの回答を用意しておきましょう。
志望動機
志望動機の質問例は以下のとおりです。
・志望動機を教えてください
・この業界を選んだのはなぜですか
・弊社のことをどう思いますか
多くの場合、面接では志望動機を聞かれます。なぜこの企業なのか、なぜ選んだのかを分かりやすく伝えましょう。
転職理由
転職理由に関する質問例は以下のとおりです。
・以前の会社を退職した理由を教えてください
・転職を決めた理由は何ですか
転職者の面接では、転職理由もよく聞かれます。自社への転職によって問題が解決されるか、また同じ理由で転職してしまうことがないか確認するためです。
就活の軸
就活の軸に関する質問例は以下のとおりです。
・就職するのに譲れない条件を教えてください
・就職活動で大切にしている価値観はありますか
・どのような基準で志望企業を選んでいますか
面接官は就活の軸に関する質問から、応募者の価値観が会社に合っているかや、志望度などを確認しています。なぜその軸を大切にしているのか、具体的なエピソードを添えて説明できると説得力のある回答になるでしょう。
長所・短所
長所や短所の質問例は以下のとおりです。
・自分の強みを教えてください
・短所を改善するために工夫していることを教えてください
長所や短所も定番の質問です。自己分析の結果を参考に回答文章を用意してみてください。エピソードを交えて回答すると、説得力が増すでしょう。
自己PR
自己PRに関する質問例は以下のとおりです。
・自己PRをお願いします
・今までの仕事で印象に残っているエピソードを教えてください
自己PRも面接でよく聞かれる質問です。企業が求める人材を意識しながら、自分の強みをアピールします。単純に強みや特徴のアピールに留まらず、仕事にどのように活かせるかも伝えましょう。
キャリアビジョン
キャリアビジョンについての質問例は以下のとおりです。
・5年後どのようになりたいですか
・今後のキャリアプランを教えてください
・就職後はどのようなことがしたいですか
入社後のキャリアビジョンが明確にある応募者は、長期的な活躍を期待されやすいでしょう。面接官は、「採用するなら長く働いて欲しい」と考えています。キャリアビジョンを聞かれたら、具体的な目標をもって回答しましょう。
スキルや能力
スキルや能力に関する質問例は以下のとおりです。
・あなたの強みを教えてください
・会社にどのように貢献できますか
これまでに身につけたスキルを説明しましょう。具体的にどのように身につけ、入社後にどのように活かすのかを伝えます。
学生時代の経験
学生時代の経験に関する質問例は以下のとおりです。
・最も苦労したことを教えてください
・学生時代にやり遂げたことを教えてください
・学部ではどのようなことを学びましたか
面接官は学生時代の経験を聞き、物事に取り組む姿勢や人柄を確認しています。経験や学びを入社後にどのように活かせるかを意識して回答できると良いでしょう。
自社や雇用条件について
自社や雇用条件についての質問例は以下のとおりです。
・希望する部署に配属されなかったときはどうしますか
・繁忙期は土日出勤がありますが、大丈夫ですか
面接官は、質問の回答から応募者との間に認識のずれがないかを確認しています。指定された勤務条件で問題ないことを伝え、自分の経験からその理由を述べられると良いでしょう。
時事問題
時事問題についての質問例は以下のとおりです。
・最近のニュースで気になるものを教えてください
・最近読んだ本を教えてください
時事問題もよく聞かれる質問です。社会への興味関心や物事の捉え方、応募者の考え方などを見ています。日ごろから、ニュースを見たときに自分の意見をまとめる練習をしておきましょう。
他社の選考状況
他社の選考状況に関する質問例は以下のとおりです。
・ほかの企業は受けていますか
・弊社が第一希望ですか
他社の選考状況を聞かれる場合もあります。答えにくい質問ですが、誠実に答えましょう。
逆質問
面接の最後に「何か質問はありますか」と聞かれる場合があり、これを逆質問といいます。調べても分からなかったことや実際の業務内容について知るチャンスです。「特にありません」という回答は、熱意が感じられないため避けましょう。
逆質問では面接担当者の立場を考えて質問します。現場責任者が面接官なら業務に関する質問を、社長が面接官の場合は経営方針など会社全体に関する質問をすると良いでしょう。逆質問については「逆質問とは?聞き方のポイントと有効的なアプローチ方法」のコラムも参考にしてみてください。
【業界別編】面接で聞かれやすい質問
面接で聞かれやすい質問を業界別に紹介します。業界や企業に対する熱意が伝わるよう、企業研究をして回答を準備しましょう。
商社
商社に関する質問例は以下のとおりです。
・総合商社を希望する理由は何ですか
・海外勤務についてはどのように考えていますか
商社では、企業が関わる事業や地域の特徴を押さえ、どのように貢献できるのか伝えられるようにしましょう。
メーカー
メーカーに関する質問例は以下のとおりです。
・弊社の製品で知っていることを教えてください
・ものづくりに興味をもったきっかけは何ですか
ものづくりの仕事を選んだ理由を明確にしておきましょう。企業によって製造するものは異なるため、製品についての理解も深めておくことをおすすめします。
小売
小売業界に関する質問例は以下のとおりです。
・インターネットショップが増加するなか実店舗が存在する意義を教えてください
・お客さまと関わるなかで大切にしたいことはありますか
百貨店やスーパーなどの小売業はお客さまと直接関わる仕事のため、接客に関する質問にも対応できるよう準備が必要です。企業の商材や販路についても理解しておきましょう。
金融
金融業界に関する質問例は以下のとおりです。
・銀行や証券会社の役割は何だと思いますか
・お客さまが当行を選ぶ理由は何だと思いますか
金融業界のなかにもいろいろな業種があるため、なぜその業種を選んだのか明確にしておきましょう。一般的に、銀行や保険の仕事はノルマを課せられることが多く、プレッシャーに対する対応力を確認される場合もあります。
サービス・インフラ
サービスやインフラに関する質問例は以下のとおりです。
・サービスを受けるとき、価格以上の価値を感じた経験があれば教えてください
・チームで何かを成し遂げた経験はありますか
サービス・インフラ業界では、サービスを提供した経験やサービスを受けた際に感じたことを質問される傾向にあります。また、この業界はチームで働くことが多く、応募者の価値観とマッチするかどうかを確認するための質問も多いでしょう。
広告・マスコミ
広告・マスコミに関する質問例は以下のとおりです。
・デジタル化は業界にどのような影響を与えると思いますか
・流行に敏感なほうですか
広告やマスコミ業界では、自社のサービスや商品に関する質問をされる可能性があります。企業研究をしっかりと行い、自分の考えも述べられるようにして臨みましょう。
通信
通信業界に関する質問例は以下のとおりです。
・弊社の製品はどこで使われているか知っていますか
・ITで何かを改善するとしたら何をしたいですか
最新技術に関する話題や情報収集の方法、興味のある技術などを聞き出し、IT業界への熱意を確認されることがあります。今後需要が増えると予想される業界のため、仕事の負荷がかかることを想定した質問をされるかもしれません。
官公庁・公社
官公庁や公社に関する質問例は以下のとおりです。
・民間企業と公務員の違いは何だと思いますか
・ルールやマナーは何のためにあるのだと思いますか
「なぜ民間企業ではないのか」という視点から質問される傾向があります。また、公務員は仕事の幅が広いため、自分が志望する職種に関する理解を深めておきましょう。
面接の回答を作成する文章力を高めるには
文章力は、社会人にとって欠かせない基本スキルです。この項では、文章力を高めるためのコツをご紹介します。
繰り返し練習を重ねて慣れる
文章力を鍛えるためには、とにかく練習を重ねるのがおすすめです。結論から始める、エピソードを入れるなど意識しながら数をこなせば、簡潔で分かりやすい文章が書けるようになります。
上手な文章に触れて使える表現をストックする
文章力をつけたいなら、正しい日本語で書かれた文章を多く読むことが大切です。歴史物やノンフィクション、自叙伝など、興味のある本を読む習慣を身につけましょう。普段から文章に触れていると、自然と表現方法や組み立て方が身につくものです。使えそうな表現をストックしておくのも良いでしょう。
作成した回答は第三者にチェックしてもらう
作成した文章を第三者に添削してもらうと、文章力を効率的に高められます。分かりやすい文章を作るためには、自身で推敲を重ねることも大切です。
しかし、文章の癖や欠けている視点などは、他人にチェックしてもらって初めて気がつくことも。文章をまとめたら、チェックをお願いしてアドバイスをもらうことをおすすめします。
模擬面接で話す練習をしよう
面接の回答文章を用意できたら、実際に声に出して練習してみましょう。書くことと話すことは別物です。ハキハキと適切な声量で話せるよう、模擬面接で実際に回答してみることをおすすめします。模擬面接については「何をチェックすればいい?模擬面接のやり方とは」のコラムもご一読ください。
面接中に回答文章が思いつかないときの対処法
予想できる範囲で回答を用意しても、面接中に頭が真っ白になり困ってしまう場面もあるでしょう。その際の対処法をまとめたので、以下で確認しておきましょう。
答えられる範囲で回答する
分からない部分があったとしても、答えられる範囲で回答してみてください。面接では、完璧に解答しなければと焦ってしまう場合もあるでしょう。
しかし、面接官がチェックしているのは、自分なりの仮説をたて、できる限りの回答をする応募者の姿勢です。事前に行った業界研究や企業研究の内容を踏まえて、自分の考えをできる範囲でまとめましょう。
考える時間をもらう
考えを整理するための時間をもらうのも一つの方法です。
ただし、長くても1分程度でしょう。面接はコミュニケーションの場のため、面接官が長過ぎると感じる時間を待たせるわけにはいきません。質問を繰り返してもらう間に考えをまとめたり、「申し訳ありませんが回答がすぐに出てこないため、時間を頂戴いたします」などと断ったりして対応しましょう。
「分かりません」と素直に回答する
「分かりません」と素直に回答する方法もあります。時間をもらっても太刀打ちできない質問の場合、てきとうなことを言ったり、いつまでも言い淀んだりしているより、正直に「分からない」と回答するほうが良い印象を与えることも。「この部分は回答できますが、この部分は分かりません」のように、分からない部分を明確にして回答しても良いでしょう。
面接前に確認しておきたいマナーや流れ
ここでは、面接前に確認しておきたいマナーや流れを紹介します。面接の準備は回答の用意だけではありません。基本的なマナーを確認して、良い印象を与えられるようにしましょう。
面接のマナー
面接では、「身だしなみを整える」「忘れ物をしない」「約束の時間を守る」の3つは最低限のマナーとして守る必要があります。
服装や髪型を整える
面接官に失礼のないよう、ふさわしい服装や髪型に整えましょう。スーツを着れば問題ないと考えるのではなく、清潔感やTPOに合っているかどうかをチェックするのが重要です。
サイズが合っていなかったり、ボタンがとれていたりすると印象が悪くなることもあるため、事前に確認しておきましょう。
持ち物を確認する
応募書類のコピーや募集要項を持参しましょう。面接後にアンケートを記入する場合があるため、筆記用具も必要です。配布資料があったときに困らないよう、A4サイズの書類が収まる鞄を持っていきましょう。
時間を守る
面接は時間厳守です。早く着けば良いわけではないので、受付の5~10分前に到着するのが良いでしょう。前日までに面接会場への道のりを確認しておくと安心です。
1分でも遅れそうなときは事前に連絡をしましょう。「面接に遅刻しそう…どう対応すればいい?」のコラムで、連絡方法を詳しく紹介しています。
Web面接の場合
Web面接の場合も基本的に対面の面接と同じですが、事前にインターネット環境をチェックしておきましょう。インターネットを安定して使用でき、周囲の音が入りにくい場所が必要です。当日、指定されたURLに落ち着いてアクセスできるよう、操作方法の確認もしておきましょう。一般的な面接の流れ
一般的な面接の流れは次のとおりです。なお、アイスブレイクや企業からの説明は行わない場合もあります。基本を押さえたうえで、その場に応じて対応しましょう。
入室
3回ノックをして、返事があったら「失礼いたします」と声をかけて入室しましょう。ドアのほうを向いて静かに扉を閉めます。第一印象は大切なので、表情にも気をつけてハキハキと挨拶しましょう。
アイスブレイク
企業や面接担当者によっては、はじめにアイスブレイクの時間を設けてくれる場合もあります。緊張をほぐし、場の雰囲気をやわらげるために行われるもののため、「ここまでどうやってきましたか」「(Web面接で)オンライン面接の経験はありますか」のように簡単なことしか聞かれません。落ち着いて答えましょう。
企業からの説明
質問の前に、企業の説明や募集職種の説明をされる場合があります。企業からの指示に従いましょう。
応募者の自己PR
自己PRや自己紹介をお願いされることもあります。定番の質問のため、あらかじめ回答を用意しておきましょう。
質疑応答
面接の質疑応答では面接官の質問をしっかりと聞いて、意図を把握したうえで回答しましょう。質問が終わらないうちに回答を始めたり、自分が話したいことに話題を逸らすのは良くありません。
退室
面接が終了しても最後まで気を抜かないようにしましょう。お礼を伝えてお辞儀をし、立ち上がったら再度椅子の横でお辞儀をします。退室する際にも「失礼いたします」と声をかけ、礼をしてから退出しましょう。
会社を出るまでが面接です。緊張感を保ち、まっすぐに建物の出口を目指しましょう。
面接のマナーについては「対面面接の流れやマナーを解説!入退室の仕方や持ち物も確認しよう」のコラムでも紹介しているので、確認してみてください。
面接では目を見てハキハキと話す
面接では、面接官の目を見てハキハキと話しましょう。表情や話し方は印象に大きく影響するからです。小さな声では、いくら回答の内容が良くても伝わりにくくなってしまいます。事前に模擬面接で練習しておくと良いでしょう。ハタラクティブは、若年層を対象とした就職・転職エージェントです。プロのキャリアアドバイザーがあなたの希望に合った求人をご紹介します。「文章力が思うように身につかない」「準備しても、いざ面接記試験になると頭が真っ白に」といったお悩みにもしっかりと対応。書類の添削や面接対策などのサービスもすべて無料です。どうぞお気軽にご相談ください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。