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履歴書の職歴は省略しても良い?書ききれないときの対処法を解説!
更新日
この記事のまとめ
- 正社員としての職歴は省略せずに、基本的に履歴書にすべて記載しよう
- 履歴書に職歴が書ききれないときは、職務経歴書を作成することで対処できる
- 職歴欄に書く企業名や部署名は、省略せずに正式名称で記載する
- 入社や退社の年月は西暦でも和暦でも良いが、どちらかで統一する
- 下書きで職歴がすべて書ききれるか確認しておくことで、書き直しの手間が省ける
「履歴書の職歴は省略しても良い?」と疑問に思う方もいるでしょう。基本的に、履歴書にはすべての職歴を省略せずに書く必要があります。ただし、転職回数によっては書ききれないというケースもあるでしょう。このコラムでは、履歴書の欄に職歴が書ききれないときの書き方や対処法を解説。また、履歴書に職歴を記載する際のルールや注意点もまとめました。転職を考えている方はチェックしてみてください。
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履歴書に職歴が書ききれない際の4つの対処法
履歴書には通常、すべての職歴を詳しく記載するのが望ましいですが、書ききれない場合にはちょっとした工夫が必要です。以下で、4つの対処法についてご紹介します。
1.学歴を省略してスペースを空ける
履歴書に職歴が書ききれない場合、学歴を省略することで解決できるケースがあります。履歴書の多くは、学歴と職歴を同じ欄に書くようなレイアウトです。つまり、学歴の部分を簡潔に記載すれば、それだけ職歴を記載する部分が増えます。基本的に学歴は義務教育修了の中学校卒業から記載するのがルールですが、高校の入学や卒業から記載することでスペースを節約できるでしょう。履歴書の職歴があと1、2行足りない場合にはこの方法が役立ちます。
2.職歴は1社1行にする
履歴書に職歴が書ききれない際の別の対処方法は、1社につき1行を使うことです。職歴は、一般的に入社年月と退社年月を2行に分けて記載します。しかし「令和×年◇月株式会社○○に入社(令和△年□月一身上の都合により退社)」のように1行にまとめて記載すれば、2倍の職歴が書けるはずです。
本来であれば、入社年月と退社年月以外にも、所属された部署名や業務内容、どのようなキャリアを積んだかなどについても書くのが望ましいですが、職歴が書ききれない場合にはこうした対処法もあります。
3.職歴欄の広い履歴書を使用する
職歴欄の広い履歴書を使用するのも効果的な対処法といえます。転職を希望する方向けの履歴書は職歴欄に大きなスペースを割いているものもあり、今までの経歴が書ききれないと悩んでいる方におすすめです。また、就職や転職を支援するサイトでは、ExcelやWordで編集可能な履歴書のテンプレートがダウンロードできます。こうしたソフトを使っている方は、テンプレートを編集して職歴欄を増やすこともできるでしょう。
4.職務経歴書を使用する
職歴があまりに多く、どうしても履歴書に書ききれない方は、職務経歴書の使用を検討しましょう。履歴書には主要な経歴や要点だけを書き、最後の行に詳細は職務経歴書を見てほしい旨を記載します。履歴書とは異なり職務経歴書には枚数制限がないので、入社年月や退社年月、配属された部署、担当した業務などを詳細に記載することが可能です。履歴書に職歴が書ききれない際の解決方法についてさらに詳しく知りたい方は、「履歴書の職歴欄にはどこまで書くの?すべて記入できないときの工夫」もご覧ください。
履歴書の職歴は省略せずにすべて記載した方が良い理由
履歴書に職歴が書ききれないと思える場合でも、原則としてすべてを記載する必要があります。転職を数多く繰り返してきた方の中には、「すべてを正直に記載する必要はないのでは?」と感じる方も少なくないでしょう。しかし、履歴書で職歴を省略した場合、不自然な空白期間ができてしまうことがあります。また、空白期間ができないように実際とは異なる日付を入社日や退社日として記載してしまった場合は、経歴詐称となってしまう可能性も。黙っていれば分からないと思うかもしれませんが、入社後の年金や確定申告の手続きなどの際に職歴が分かってしまうこともあるので、正直にすべて書くようにしましょう。正社員として働いたことについては漏らさず書くことが重要です。
ただし、アルバイトとして働いたことは記載しなくても問題ありません。アルバイトに関する職歴の書き方については、「履歴書にバイトの職歴は書かない?書き方やポイントについて解説」をご覧ください。
履歴書に職歴を書く際の4つの注意点
履歴書に職歴を書く際にはいくつかの注意点に留意しなければなりません。職歴が書ききれない場合も、応募先企業の採用担当者に好印象を持ってもらえるような履歴書を作成することが重要です。履歴書に職歴を書く際の注意点を4つ見ていきましょう。
1.入社年月、退社年月は西暦か和暦で統一する
履歴書の職歴欄には、これまで働いてきた会社の入社年月や退社年月を記載します。その際、必ず西暦か和暦で統一しましょう。西暦と和暦を混ぜてしまうと、いつ入社や退社したのか相手に分かりにくくなります。西暦でも和暦でも問題ありませんが、どちらかでそろえることが重要です。
2.企業名などは省略しない
履歴書の職歴欄では、企業名や部署名、課名はすべて正式名称で記載するのが基本です。株式会社の場合、「(株)」のように省略せず、正式な表記で記載しましょう。部署名や課名も同様に、正式名称を書くのがマナーです。
3.下書きして職歴がすべて書けるか確認する
職歴が多くて履歴書に書ききれない場合、下書きをしていないと最初からやり直しになってしまいます。特に複数の企業に応募している場合、複数の履歴書を作成しなければなりません。下書きをすることで書き直しの手間を省けます。職歴が書ききれるかどうか、職務経歴書を別に作成しなければならないかを判断するためにも、いったん鉛筆で下書きしておくのが賢い方法といえるでしょう。
4.パソコンの文字化けに注意する
もしWeb上で履歴書を作成しているのであれば、文字化けにも注意が必要です。志望動機などで漢字の旧字体や機種依存文字を使うことはほとんどありませんが、職歴ではこれらの文字を使用する可能性は十分にあります。個人名や事務所名、法人名などの固有名詞では特に文字化けが起こりやすいので、記載する際には細心の注意を払うようにしましょう。履歴書の職歴を書く際の注意点について、異動や昇進があった場合のことを知りたい方は、「履歴書の職歴の書き方。異動や昇進のときは?」もご覧ください。
履歴書の職歴の書き方に困ったら転職エージェントを活用するのも一つの手
履歴書に職歴が書ききれないという悩みがある方も、ちょっとした工夫で問題を解決できます。しかし、職歴の書き方以外にも、履歴書の作成方法についてさまざまな疑問が浮かぶこともあるでしょう。志望動機の書き方や訂正の方法など、相手に好印象を持ってもらうための履歴書の書き方を知りたい場合は、転職エージェントを活用してみるのも一つの方法です。転職活動の知識に長けたアドバイザーが、あなたをサポートしてくれます。転職エージェントについては「就職エージェントとは?活用するメリットやデメリットを知ろう」で詳しく解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。