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職務経歴書

職務経歴書の書き方を解説!フォーマットの種類や例文も紹介

職務経歴書

2025.02.10

この記事のまとめ

  • 職務経歴書とは、スキルや実績を企業へアピールするための書類
  • 採用担当者は、職務経歴書で「入社後に活かせるスキルを備えているか」を見ている
  • 職務経歴書の作成前に経歴を振り返って、アピールポイントを整理しておく
  • 職務経歴書では専門用語の多用を避け、年号を統一する
  • 職務経歴書を提出するときはマナーに気をつける

「職務経歴書の書き方が分からない」と悩んでいる方もいるでしょう。職務経歴書には、応募先の企業で活かせる経験やスキル、前職の実績を記載して、採用に適した人材であることをアピールすることが大切です。

このコラムでは、職務経歴書の書き方や例文を紹介します。また、職種別の書き方のコツや注意点もまとめました。効果的に強みをアピールできる職務経歴書を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

  • 職務経歴書とは
  • 職務経歴書の必須項目
  • 職務経歴書のフォーマット
  • 職務経歴書で企業が見ていること
  • 職務経歴書を書くときの事前準備
  • 職務経歴書の簡単な書き方と例文
  • 職種別の職務経歴書の書き方
  • 職務経歴書の書き方で気をつけたい9つのポイント
  • 職務経歴書は手書きとパソコンどちらで作成する?
  • 職務経歴書を提出するときのマナー
  • 職務経歴書の書き方が分からないならプロに相談しよう
  • 職務経歴書に関するFAQ

職務経歴書とは

職務経歴書とは、職歴や業務内容、スキルなどを記入して応募先に提出する書類のことです。転職活動では履歴書とセットで提出を求められる傾向にあり、実務スキルのアピールに役立ちます。各項目を通して、応募先企業での業務内容に自分の強みを活かせることを示しましょう。

ただし、職務経歴書を選考に使用しない企業もあります。選考を受ける際は、求人情報で応募に必要な書類をしっかりとチェックすることが大切です。必要書類について記載がない場合は、応募先の企業に確認してみましょう。

職務経歴書が必要かどうかについては、「転職時に職務経歴書は必要?履歴書との違いや書き方の注意点を解説」のコラムもチェックしてみてください。

職務経歴書の必須項目

職務経歴書に記載する項目は、主に以下の5点です。以下では、項目別に詳しい内容を紹介します。

1.タイトルと提出日

始めに書くのが、「職務経歴書」というタイトルと提出日です。提出日は最新の情報である証拠になるので、持参する場合は面接当日の日付、郵送する場合は投函日を記入しましょう。西暦と和暦どちらでも問題ありませんが、書類内で統一するのが大切です。

職務経歴書の日付の書き方は、「職務経歴書の日付がわからない…手書きや履歴書と違うのは問題ない?」のコラムでも詳しく解説しています。

2.職務要約

職務要約の欄では、職歴や職種の概要を200~250字程度、3~5行前後に要約して書きましょう。採用担当者は複数の応募者の職務経歴書に目を通すため、分かりやすい文章でアピールするのがポイントです。実績を書く際は、具体的な数字を盛り込むとより説得力を持たせられます。

職務要約の詳しい書き方を知りたい方は、「職務要約・職務概要とは?書き方や例文を紹介!転職回数が多い場合の対策も」のコラムをご一読ください。

3.職務経歴(勤務先企業の情報)

職務経歴の欄では、企業名や部署名、事業内容、在籍した期間のほかに、社員数や年商などの企業規模を記入しましょう。企業名は、省略せずに正式名称で記載するのがマナーです。また、自分が携わった業務内容や雇用形態も記載しましょう。

4.活かせる資格・スキル

取得した資格や業務で得たスキルなどを箇条書きで記載します。使用できるパソコンのソフトや語学スキルも書くと好印象につながるでしょう。

資格の書き方

資格は、取得年月日とともに正式名称で記入しましょう。複数保有している場合は、志望先企業や職種に関係のあるものを優先的に記載するのがおすすめです。

また、資格をとる予定がある場合は、「△△の資格を勉強中」「△年△月に取得見込み」と書いてアピールしてみましょう。

5.自己PR

職務経歴書の自己PR欄には、スキルや資格、経験などの強みを応募先の企業で活かしたいという意欲を記入します。なお、履歴書にも自己PR欄がある場合は内容が同じでも問題ありません。職務経歴書は履歴書より記入スペースが広いため、エピソードを交えて厚みをもたせるのが望ましいでしょう。

自己PRが思いつかない方は、「履歴書と職務経歴書の自己PRは同じ内容で良い?書き方のコツを解説」のコラムで書き方のコツを確認してみてください。

職務経歴書と履歴書の違い

職務経歴書と履歴書は、用意する目的が違います。職務経歴書は応募者が経験してきたことをアピールするための書類であるのに対し、履歴書は氏名や住所などのプロフィールを記載する書類です。
「履歴書との違いを交えて職務経歴書の書き方を解説!」のコラムでも解説しているので、ご確認ください。

職務経歴書のフォーマット

職務経歴書には、「編年体式」「逆編年体式」「キャリア式」の3つのフォーマットがあります。基本的に決まった形式がないため、自分の経歴を効果的にアピールできるものを選ぶことが重要です。

下記で各形式の特徴を解説しているので、自分に合った職務経歴書を選ぶための参考にしてみてください。

編年体式

編年体式は、自身の経歴を時系列順で記載する形式です。「どのような事業に携わったか」「いつ資格を取得したか」などを、順を追って説明できます。履歴書と同じ形式のため、キャリアが浅い方や転職回数の少ない社会人にとっても書きやすいといえるでしょう。

逆編年体式

逆編年体式とは、新しい実績から記載する書き方のこと。直近の経歴を最初に記載してアピールできる形式のため、社会人経験を長く積んだ方におすすめです。編年体式に比べて成長のプロセスが分かりにくくなる恐れがあるので、自己PR欄や面接の受け答えで補う必要があります。

キャリア式

キャリア式は、時系列に関わらず、業務経験やプロジェクトごとに職歴をまとめるフォーマットです。同職種での転職を目指す方や、専門的なスキルを分かりやすく伝えたい方におすすめの形式といえます。

職務経歴書に書きたい内容をあらかじめ別紙に書き出して優先順位をつけておくと、採用担当者にとって分かりやすい書面を作成できるでしょう。

 

フォーマットをダウンロードして作成するメリット

職務経歴書は、Webサイトにあるフォーマットをダウンロードして作成することも可能です。Webサイトで探せば、数多くのフォーマットのなかから自分の使いやすい形式を選べるのがメリット。

また、ダウンロードしたフォーマットで作成することで書類の購入費を節約できたり、パソコンスキルをアピールできたりするメリットもあります。

ただし、ダウンロードするフォーマットを選ぶときは、応募先企業から指定された形式がないかをしっかりと確認することが大切です。指定された形式以外のフォーマットを使用すると、「募集要項をよく読んでいない」とみなされ書類選考に通過できない恐れがあります。
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職務経歴書で企業が見ていること

職務経歴書で企業が何を見ているかを事前に把握しておくと、選考対策がしやすくなるでしょう。ここでは、採用担当者が職務経歴書でチェックするポイントを解説します。

職務経歴書で企業が見ていること

  • 前職の業務内容
  • 過去の実績
  • 入社後に活かせるスキル

前職の業務内容

採用担当者は、職務経歴書から応募者の過去の経験を確認するようです。応募者がどのような業務に携わってきたのかを知り、仕事への取り組み方や人柄を把握したいという意図があると考えられます。

履歴書と同様、面接の際に職務経歴書をもとに質問をされることがあるため、深掘りされても答えられる内容を記載するのがおすすめです。

過去の実績

採用担当者は職務経歴書を通して、応募者の過去の実績をチェックしているでしょう。そのため、職場内での役職や仕事で積み上げてきた実績を、数字を用いてアピールするのがポイントです。

ただし、アピールしたいことを書き過ぎてしまうと、本当に伝えたいことが分かりにくくなってしまう可能性もあります。内容が分かりにくいとすべてに目を通してもらえない場合もあるので、書きたいことに優先順位をつけて整理してみましょう。

入社後に活かせるスキル

企業側は、採用後に活かせるスキルも確認しています。たとえば、過去に接客業の経験がある場合、コミュニケーション能力が評価され、顧客と関わる営業職に向いていると判断される可能性があるでしょう。

過去の経験を活かしてどのように活躍できるかを、採用担当者に具体的に想像してもらうことが大事です。

アピールすべきスキルが分からない方は、「転職に役立つスキル一覧!ポータブルスキルとそのアピール方法も紹介」のコラムにもぜひ目を通してみてください。

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職務経歴書を書くときの事前準備

職務経歴書を書く前にしっかりと準備を行うことで、完成度の高い書類を作れるでしょう。応募先企業に完成度の高い書類を提出できれば、就業意欲や熱意のアピールにもつながります。以下に、職務経歴書を書くときの事前準備をまとめました。

これまでの経歴を振り返る

職務経歴書を作成する前に、経歴を振り返っておきましょう。時系列に沿って、行った業務や身につけたスキルを書き出して整理しておくのがおすすめです。

また、仕事で評価されたことや前職の実績も一緒にまとめておきましょう。限られたスペースのなかで効率的にアピールできれば、完成度の高い書類になります。

応募先企業の求める人物像を把握する

職務経歴書を作成するにあたって、応募先の企業がどのような人材を希望しているのかを把握することが大切です。企業の公式サイトをじっくりと読んでみると、求める人物像について情報を得られることがあります。

たとえば、社長の経営理念や方針では「どのような人物が求められているのか」、社員紹介では「どのくらいの年代の人材を探しているのか」を推測することが可能でしょう。求められている人物像を知ることで、自分が企業にマッチしていることをアピールしやすくなります。

志望企業で活かせる能力や強みを言葉にする

職務経歴書を通して効果的な自己アピールをするために、応募する企業で活かせる能力は何か、あなたの強みを言葉にすることが重要です。たとえば、海外に拠点を移そうとしている企業であれば、英語力が強みとなる可能性があります。「海外経験があり、外国人とのコミュニケーションには自信がある」とアピールできれば、企業側に魅力を感じてもらえるでしょう。

入社後に活かせるスキルがあることをアピールし、採用担当者に「即戦力になる」と判断してもらうことが大切です。

市販の職務経歴書はどこで手に入る?

職務経歴書は、コンビニエンスストアや文具店、100円ショップなどで購入できます。履歴書とセットで売っている場合もあるので、チェックしてみましょう。

ただし、店舗によって扱っている種類が異なり、自分が求めている形式がない場合もあります。そのため、市販の職務経歴書を購入する場合は早めに探しておくのが得策です。「職務経歴書は100均で買える?購入方法や書き方で気を付けるポイント」のコラムでも職務経歴書を買える場所を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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職務経歴書の簡単な書き方と例文

ここでは、職務経歴書の簡単な書き方を例文とあわせて解説します。自分のスキルを効果的にアピールするための参考にしてみてください。

職務要約(職務概要)

職務要約の例文は以下のとおりです。

職務要約(職務概要)の画像

短い文章で要点を伝える必要があるため、志望する部署やポストで必要な実績に絞って記載します。職務経歴書の最初の項目なので、簡潔でありながら採用担当者の目を引くような内容を考えましょう。

職務経歴

職務経歴の例文は以下のとおりです。

職務経歴の画像

自身の経歴だけでなく、企業の情報も記載します。事業内容や資本金、従業員数、売上高などを分かりやすく書きましょう。業務内容にはただ経験したことを書くのではなく、実績や努力したこともまとめてみてください。

アルバイトやパートの経験は職務経歴として書ける?

アルバイトやパートの経験も職務経歴として書いて問題ありません。志望する仕事に関係する経歴がある場合は、職務経歴書に書くとスキルのアピールにつながります。アルバイトの経験をどのように書こうか迷っている場合は、「職務経歴書にアルバイト経験は書く?状況別の書き方を例文付きで徹底解説」のコラムもご一読ください。

活かせる資格・スキル

以下は、職務経歴書の資格・スキル欄の例文です。

活かせる資格・スキルの画像

資格やスキルごとに箇条書きで書き、レベルも併記します。資格を書く際は、取得日やスコアも記入しましょう。

スキルを活かして働いた経験がある場合は、業務内容を添えるのもおすすめです。具体的に書くと、採用担当者に入社後の働きを想像してもらいやすくなるでしょう。

自己PR

以下は、職務経歴書に記入する自己PRの例文です。

自己PRの画像

自己PRでは、前職の実績や仕事をするうえでの強みを述べます。一つの経験に絞ってアピールすると、分かりやすくまとめられるでしょう。努力の結果、成果が出た場合は、客観的なデータを盛り込むと内容に説得力が増します。

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職種別の職務経歴書の書き方

応募する職種に合わせて職務経歴書を作ると、採用担当者に実績やスキルを評価してもらえる可能性があるでしょう。以下では、職務経歴書の書き方のポイントを職種別に解説します。

営業職

営業職の経験がある場合は、売上実績や社内順位をアピールすると高評価につながりやすいといえます。具体的な数値を記載すると、自身の営業スキルに説得力を持たせられるためです。

また、「目標達成のために何をしたか」をアピールすることもポイント。具体的な行動を記入すると、働き方を採用担当者にイメージしてもらいやすいでしょう。

事務職

事務職を志望している場合は、職務経歴書でこれまでの業務内容や経験年数を具体的に述べることが大切です。事務職の職種は、一般事務のほかに経理や総務、営業事務、貿易事務などさまざま。主な業務内容も、書類作成から電話応対、データ入力まで多岐にわたります。事務職の経歴がある場合は、応募先の仕事で活かせる経験やスキルをしっかりと伝えましょう。

データ入力に役立つPCスキルや、社内外の人との協力に欠かせないコミュニケーション力をアピールするのもおすすめです。

販売職

販売職の職務経歴書では、コミュニケーション力や周りの人と関わるうえで大切にしていることなどを伝えましょう。仕事でお客さまと関わる業務があるため、コミュニケーション力や人柄をアピールすると高く評価される可能性があります。

販売職の経験がある場合は、売上や目標達成のために努力したことを書くのも望ましいでしょう。販売職を目指す方は、「職務経歴書の書き方は?販売系へ転職するときの記載内容を例文で紹介」でも職務経歴書の書き方をご確認ください。

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職務経歴書の書き方で気をつけたい9つのポイント

職務経歴書を書く際には、「専門用語は多用しない」「誤字脱字に気をつける」「守秘義務は守る」などの注意点があります。以下で、職務経歴書の書き方で気をつけたいポイントを9つ解説するので、作成するときの参考にしてみてください。

職務経歴書の書き方で気をつけたいポイント

  • 専門用語の多用は避ける
  • 誤字脱字に気をつける
  • 根拠のある文章を意識する
  • 見やすい職務経歴書を作る
  • 守秘義務を守る
  • A4用紙1~2枚程度にまとめる
  • 内容に過不足がないかチェックする
  • 年号は統一する
  • 企業が求める人物像に合った職務経歴書を作る

1.専門用語の多用は避ける

職務経歴書では、仕事上で使っていた略語や専門用語を多用しないように気をつけましょう。なぜなら、応募先企業の採用担当者がその業務に詳しいとは限らないためです。

社内用語や業界用語で説明すると、採用担当者が内容を理解できなかったり、入社後の働き方を具体的にイメージしにくくなったりする可能性があります。応募書類は、誰が見ても分かりやすい内容に仕上げることが大切です。

2.誤字脱字に気をつける

職務経歴書を含む応募書類には、誤字脱字がないように気をつけましょう。誤字脱字があると、「注意力が欠けている」「志望度が低いのでは」など、採用担当者にマイナスイメージを与えてしまう場合があります。

書き損じがないように気をつけるだけでなく、書類が完成したあとにもう一度読み返してみるのがおすすめです。「履歴書に誤字・脱字があると落ちる?ミスしたときの対処法や防ぐ方法を解説」も参考に、誤字脱字を予防してみてください。

3.根拠のある文章を意識する

職務経歴書を作る際は、根拠を盛り込みましょう。「私はコミュニケーション能力が高いです」「リーダーシップがあります」など抽象的な内容だけでは説得力が弱く、採用担当者に評価してもらえないことも。

一方、業務の実績や経験を具体的かつ客観的に述べると、選考時に好印象を与えられる可能性があるでしょう。

4.見やすい職務経歴書を作る

見やすさを意識して職務経歴書を作成することも大切です。以下を参考に、レイアウトを考えてみましょう。

  • ・フォントや文字のサイズを統一する
  • ・適度に余白を残す
  • ・箇条書きや見出しを入れる

見やすい職務経歴書を作ると、採用担当者に内容が伝わりやすくなる可能性があります。アピールしたい部分がひと目で分かるようにレイアウトを工夫するのがおすすめです。

5.守秘義務を守る

職務経歴書に前職での業務内容を記載する際、守秘義務を守ることを意識しましょう。顧客名や経営に関わる数字を明かしてしまうと、守秘義務違反として採用担当者からモラルの低さを懸念される恐れがあります。たとえば、「国内シェアトップクラスの洗剤のパッケージ開発」のように、特定の名前や情報は伏せて説明しましょう。

6.A4用紙1~2枚程度にまとめる

職務経歴書は、A4用紙1~2枚にまとめるのが一般的です。「職歴が多い」「アピールしたい内容が複数ある」といった場合も、3枚程度に収めましょう。長くなり過ぎると、アピールポイントが分かりにくくなる恐れがあります。

7.内容に過不足がないかチェックする

職務経歴書が完成したら、内容に過不足がないかもチェックしましょう。空欄がある状態で提出すると、採用担当者に「モチベーションが低いのでは」「書き忘れているのでは」と懸念される場合があります。

一方、一つの項目で長々と説明してしまうと冗長的な印象を与えかねません。箇条書きや体言止めを取り入れつつ簡潔な書き方を意識しましょう。

8.年号は統一する

職務経歴書を作成するときは、年号を統一しましょう。「1.タイトルと提出日」で先述したように、職務経歴書で使用する年号は西暦と和暦のどちらでも構いませんが、全体で統一したほうが読みやすくなります。職務経歴書と履歴書での統一感にもこだわってみましょう。

9.企業が求める人物像に合った職務経歴書を作る

企業が求める人物像を把握したうえで、職務経歴書を作ることも重要です。応募先がどのような人物を求めているかを確認し、それに合わせてアピールポイントを考えましょう。複数の経験やエピソードを書き出したあと、応募先に合わせて内容を選択するのがおすすめです。

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職務経歴書は手書きとパソコンどちらで作成する?

職務経歴書は、手書きでもパソコンで作成しても問題ありません。手書きの場合、人柄や熱意が伝わりやすいのがメリットです。一方、パソコンを使うと効率的に職務経歴書を作成できます。

なお、応募企業からの指定がある場合はそれに従いましょう。どちらにするか迷っている方は、「職務経歴書は手書きで問題ない?メリット・デメリットと書き方を解説」のコラムを参考にしてみてください。

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職務経歴書を提出するときのマナー

職務経歴書を提出するときは、マナーを押さえておく必要があります。完成度が高い応募書類ができても、提出時のマナーがなっていないことでマイナスイメージを持たれる恐れがあるので注意しましょう。以下で、職務経歴書を提出するときのマナーを解説します。

郵送の場合

職務経歴書や履歴書などの応募書類を郵送する際は、書類を折らずに入れられるサイズの封筒を選びましょう。封筒は、無地の白色がおすすめです。郵送中に書類が曲がらないように、クリアファイルに挟んでから封筒に入れると安心でしょう。

封筒の表面に宛先を書いたら、赤い文字で「職務経歴書(応募書類)在中」と記載します。裏面には、自分の住所と氏名を明記しましょう。

メールの場合

応募書類をメールで提出するときは、書類をPDFに変換したものを添付し、パスワードをかけて送付するのが基本です。設定したパスワードは、情報流出のリスクを避けるために応募書類を添付したメールと別に送りましょう。

採用担当者がひと目でメールの内容を判断できるように、「応募書類送付の件/△△△△(氏名)」と分かりやすい件名をつけます。

面接時に持参する場合

面接時に持参する場合は、クリアファイルに挟んだ職務経歴書を白の封筒に入れましょう。受付で提出を求められたら、封筒に入れたまま手渡しします。一方、面接官に渡す場合は、封筒からクリアファイルを出しましょう。

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職務経歴書の書き方が分からないならプロに相談しよう

職務経歴書は、転職活動の結果に影響する大切な書類。書き方に不安がある場合は、プロに添削してもらうのがおすすめです。

応募書類の添削をしてもらいたい場合は、ハローワークや就職・転職エージェントの利用を検討してみましょう。以下でそれぞれの特徴を解説するので、利用しやすいほうを選択してみてください。

ハローワーク

職務経歴書の書き方に不安があるなら、ハローワークに相談してみましょう。ハローワークとは厚生労働省が設置する公共職業安定所で、誰でも利用することが可能です。

ハローワークは応募書類の添削のほかに、求人紹介や紹介状の発行などを無料で行っています。パートから正社員まで、幅広い求人情報を扱っているのが特徴です。全国各地に設置されているので、厚生労働省のWebサイト「ハローワーク」で近い施設を探してみましょう。

ハローワークの利用を検討している方は、「ハローワークに履歴書は持っていく?書き方を添削してもらおう」のコラムもチェックしてみてください。

参照元
厚生労働省
ハローワーク

就職・転職エージェント

応募書類の添削をしてもらうなら、就職・転職エージェントを活用するのも手です。就職・転職エージェントはサービスの一貫として、応募書類の添削や面接対策などさまざまな支援を行っています。

また、キャリアアドバイザーが就職・転職活動の不安や希望の働き方をヒアリングしてくれるので、あなたにぴったりの仕事が見つかりやすくなるでしょう。

「職務経歴書の書き方が分からない」「内容に自信が持てない…」という方は、ぜひハタラクティブをご利用ください。ハタラクティブは、若年層を対象とした就職・転職エージェントです。専任のキャリアアドバイザーが、求人紹介から内定獲得後のフォローまで一貫したサポートを行います。

応募書類の添削も実施しているため、選考対策に不安を感じている方におすすめです。あなたの強みを引き出す自己分析を一緒に行うので、「職務経歴書に何を書くべきか分からない」という場合もまずはお気軽にご相談ください。

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職務経歴書に関するFAQ

ここでは、職務経歴書の書き方に関するお悩みをQ&A方式で解決します。職務経歴書の作り方に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

職務経歴書はテンプレートをダウンロードして使っても大丈夫?

問題ありません。ただし、テンプレートの文章の使いまわしは避けましょう。使いまわしがバレると、採用担当者からの印象低下につながる恐れがあります。テンプレートは、自分なりの職務経歴書を書くための参考程度と考えましょう。

スマホで職務経歴書を作れる?

スマホのアプリでも職務経歴書を作成できます。コンビニで印刷できる職務経歴書を作っておけば、郵送や面接時の提出を求められても安心です。スマホで職務経歴書を作りたい場合は、「職務経歴書はアプリで作成しても大丈夫?書き方のポイントや注意点を解説」もご一読ください。

転職経験が多い場合の職務経歴書の作り方は?

転職経験が多い方は、キャリア形式で職務経歴書を作るのがおすすめです。職務内容や分野ごとに経歴をまとめられるため、転職回数が多い場合も見やすく仕上げられるでしょう。

職務経歴書の書き方が分からないときは?

職務経歴書の書き方に悩んだら、ハローワークや就職・転職エージェントに相談してみましょう。就職・転職エージェントのハタラクティブでは、応募書類のチェックだけでなく面接対策も実施しており、職務経歴書の内容をアピールする方法をお伝えできます。サービスはすべて無料なので、ぜひご相談ください。

ハタラクティブ
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こんな人におすすめ
  • 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
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後藤祐介
監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント

一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!

京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。

資格
  • 国家資格キャリアコンサルタント
  • 国家資格中小企業診断士
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  • 「働く」をmustではなくwantに。建設業界の担い手を育て、未来を共創するパートナー対談
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