- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 土日出勤の仕事におけるメリットとは?
土日出勤の仕事におけるメリットとは?
更新日
この記事のまとめ
- 「接客サービス」がメインとなる業界などでは、土日出勤の仕事が多い
- 平日休みのメリットは混雑に巻き込まれにくいこと、デメリットは人と予定が合わせづらいこと
- 法定休日は企業によって異なるため、土日出勤だからといって休日手当が出るとは限らない
- 就職や転職前は、雇用契約をしっかりと確認することが大切
土日出勤がある業界はサービス業を中心に幅広く存在します。しかしながら、経験がない人にとっては働き方について不安な方もいるのではないでしょうか。
ここでは、土日に仕事をするメリットとデメリットについて、休日出勤手当の仕組みについてご説明します。しっかりと理解したうえで、自分の希望する仕事に挑戦しましょう。
土日出勤が多い業界とは?
一般的に土日祝を休みとする企業が多いため、飲食・販売・旅行・ウェディング・美容などのサービス関連業界は休日に需要が高まります。平日よりも週末に集客が見込まれるため、土日出勤が必然的に多くなるでしょう。
ただし、サービス業界で働くと必ず土日出勤になるわけではありません。サービス業界の多くは、従業員が働く時間や曜日を流動的にするシフト制を採用しています。これは、営業時間が一般的な企業より長かったり、定期的な休業日がなかったりすることが要因です。
シフト制の場合は自分が希望する休日を入れることもできるので、必ず毎週土日が出勤になるとは限りません。とはいえ、「毎週土日は休みたい」といった希望は通りづらいでしょう。シフト制については、「アルバイトや正社員にもあるシフト制とは?メリット・デメリットも解説!」のコラムで解説しています。
土日出勤で平日が休みになるメリットとデメリット
土日出勤をして平日が休みになるメリットは、混雑を回避できること。デメリットは友人や家族と予定を合わせづらいことです。ここでは、土日出勤で平日休みになるメリットとデメリットをまとめました。
土日出勤のメリット
冒頭でも述べたように、世の中の多くの企業は土日休みです。そのため平日はお店などが空いている場合が多く、混雑に巻き込まれないというのがメリットのひとつといえるでしょう。土日にデパートやレストラン、レジャー施設などへ行くときは、 混雑状況を確認したり、順番待ちをしたりするのが大変という意見もあります。
また、平日のみ利用できる割引券やプロモーションもあり、外食や旅行などをお得に楽しめるのも魅力。特に旅行は、お盆休みやゴールデンウィークなどは混み合い、価格が高騰する傾向にあるので、平日休みの方が安く楽しむことができるでしょう。
さらに、銀行や役所関係は平日しか開いていないところが多いため、仕事を休まずに済ませることができます。平日休みのメリットや魅力についてもっと知りたい方は、「平日休みのメリットは?土日休みとの比較や仕事の例をご紹介」や、「土日休みより楽しめる?平日休みの魅力」のコラムもご一読ください。
土日出勤のデメリット
土日出勤だと、土日休みの友人や家族、恋人と予定を合わせるのが難しいことが挙げられます。また、子どもの運動会や結婚式といった休日に開催される行事に参加しにくいことも、デメリットといえるでしょう。
土日が休みだと必然的に2連休になりますが、土日出勤の場合は平日休みが連休になるとは限りません。シフト制の場合は1日ごとの休みも多いため、連休が取りづらいことをデメリットと捉える人もいるようです。平日休みの仕事のメリット・デメリットについては、「平日休みの仕事にはどんな職種がある?メリットとデメリットも解説!」で詳しく紹介しているので、参考にしてください。
休日出勤だと休日手当は出る?
土日出勤をしても、会社によっては休日出勤扱いとならず、手当なしのケースもあります。
企業は週に1回、月に4回「法定休日」を決める必要がありますが、「法定休日」が日曜であった場合、土曜日は「法定休日」ではなく「法定外休日」になります。この「法定外休日」は、勤務をしても法律上における休日出勤にはなりません。
また、そもそも土日が出勤日となっており、土日以外で「週1日あるいは4週4日」の法定休日が設けられていれば、土日に勤務をしても休日手当の対象外。ただし、企業が土日を法定休日としているにも関わらず勤務をすれば、休日手当の対象になります。
休日手当については、「休日出勤の割増率の計算方法を解説!残業や代休についてもご紹介」、休日の概念については「労働基準法で定められている休日は?休暇との違いや休日出勤のルールを確認」のコラムをご覧ください。
休日出勤は無給の場合もある?
会社は、労働基準法36条に基づく「時間外・休日労働に関する労使協定(36協定)」を労働者と企業で結び、書面を労働基準監督署に届け出ることが義務づけられています。そのため、企業が法律で定められている賃金や労働時間、休日日数を守らず、労働者を休日出勤させ、無給で働かせることは違法です。ちなみに、代休に出勤した場合も、休日出勤扱いとなるため、法定休日と一緒で35%の割増賃金率が発生します。未払いや割増されているか給料明細などを見て確認し、未払いの場合は請求しましょう。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
土日に仕事をする可能性のある会社に就職する場合には、就業規則をよく確認しておくことをおすすめします。「何曜日が休みなのか」「週あたりの勤務時間はどのくらいか」といった点を確認しないまま就職・転職すると、ミスマッチを起こして早々に転職活動を行うことになりかねません。
しかし、「この雇用条件は一般的なのか分からない」ということもあるでしょう。そんなときは、転職エージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
ハタラクティブは20代のニートや、アルバイトで生計を立てているフリーターなどを中心に就職・転職サポートサービスを提供しているエージェントです。専任の就活アドバイザーが、求人紹介をはじめ、就職や転職にまつわるさまざまな悩みに対するアドバイス、面接対策などを行っています。
気になる企業の雇用条件について知りたい、希望に合った求人を探したいという人は、お気軽にご相談ください。
土日出勤に関する疑問Q&A
ここでは、土日出勤に関する疑問についてQ&A方式で解決します。
土日出勤の職場で結婚や子育ては難しいでしょうか。
土日に出勤する職場での結婚や子育てには、確かにいくつかの課題がありますが、工夫次第でうまくいきます。たとえば、土日開園している保育園やベビーシッター、ファミリーサポートセンターなどを利用するのが一つの方法。家族との時間は減ってしまいますが、パートナーに土日のことを任せたり、交代で休みを取ったりも出来るはずです。大切なのは、パートナーや周囲のサポートを得ながら、自分たちに合ったバランスを見つけることでしょう。
36協定について教えてください。
労働基準法第36条を根拠に、「1日8時間、1週間40時間」を超える時間外労働に関して、会社は労働基準監督署へ届け出を提出する必要があると定められています。他にも、労働者と使用者の間で、時間外労働や休日労働に関する協定を結ぶ必要がある旨も定められています。36協定についてもっと詳しく知りたい方は、「36協定って何?違反するとどうなる?」こちらのコラムを参照ください。
土日出勤の命令は拒否できますか?
就業規則や雇用契約書などで定められている場合、土日出勤・休日出勤を拒否することは基本的にはできません。会社側は、就業規則に休日出勤を命ずる旨を記載し、労働基準監督署に届け出をしていれば、企業は休日出勤を強制できます。そのため、正当な理由なく休日出勤を拒否を繰り返す社員は、減給や懲戒処分される恐れもあるので注意してください。
ハタラクティブは既卒者やニート、フリーターなど若者を中心に就職・転職サポートサービスを提供しているエージェントです。ワークライフバランスを大切にしたいあなたにもあう企業をご紹介しますので、ぜひご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。