- 「ハタラクティブ」トップ
- 記事トップ
- 「経歴別」の記事一覧
- 「正社員・契約社員・派遣社員」についての記事一覧
- 「正社員の就職」についての記事一覧
- 正社員になりたくない理由は何?パートや派遣で働くリスクも紹介!
正社員になりたくない理由は何?パートや派遣で働くリスクも紹介!
この記事のまとめ
- 正社員になりたくない理由には「責任を負いたくない」「転勤をしたくない」などがある
- 正社員は収入が安定するうえ、働きながらスキルアップできるのがメリット
- 正社員になりたくない場合は、非正規で働き続けるリスクも把握するのがおすすめ
- 正社員になりたくないなら、専門スキルを磨いて独立するのも手
「正社員になりたくない」「非正規で働きたい」と感じる方もいるでしょう。正社員になりたくない理由は「責任が重い」「転勤がある」など、人によってさまざまです。しかし、非正規雇用の場合、「収入が不安定」「スキルアップが難しい」などといったリスクがあります。
このコラムでは、正社員になるメリットや非正規で働くリスク、状況別の対処法をご紹介。「正社員になりたくない」と悩む方は、ぜひチェックしてみてください。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
「正社員になりたくない」と悩む理由
ここでは、正社員になりたくないと思う理由を紹介します。正社員として働くうえでのデメリットともいえる点なので、自分はどれに当てはまるか考えてみましょう。
「正社員になりたくない」と悩む理由
- 責任を負いたくない
- 残業をしたくない
- 転勤をしたくない
- スキルに自信がない
- 給与が下がる
責任を負いたくない
重い責任を負いたくないために「正社員になりたくない」と思うことがあるでしょう。正社員は長期で働くことを前提として雇用され、責任のある重要な仕事を任されます。事業に見合った成果を求められ、仕事の結果に責任を持つ姿勢が必要です。
一方、アルバイトやパート、派遣社員は有期契約なので、正社員に比べて責任がそれほど重くない傾向にあります。仕事は、社員からの指示に従って進める場合が多いでしょう。責任の重さからプレッシャーを感じてストレスになることもあるため、精神的な余裕を保つために「正社員になりたくない」と考えるようです。
責任を負いたくないので正社員になりたくないですが、将来のことを考えて悩んでいます。責任を負いたくない気持ちはどのようにすれば解消できますか?
一人で抱えようとせずに「集団責任」ととらえましょう
正社員になることは、「企業」という組織に長く属する前提があります。組織とはお互いに支え合うものですから、責任は一人が背負うものではありません。
仕事に対して過剰に責任を感じてしまう人は、多くの場合は一人で全部を抱えてしまいがちです。「自分自身の力で何とか解決しよう」とする癖があり、仕事を一人で完璧に遂行しようとするばかりに重圧に押し潰されてしまいかねません。
しかし、協力して物事を進めていく企業は、一人で抱えずに相談できる環境が整っています。「責任はみんなでわかち合うものだ」ととらえることで、働きやすさを感じられる可能性があるでしょう。
正社員になることで仕事は周囲との集団責任となり、上司や同僚など相談相手ができ、互いに仕事のフォローがしやすくなります。また、企業は社員の労働環境を整える義務があるものです。労務環境の改善や福利厚生制度の活用など、正社員として受けられるメリットがあります。
社員は責任が求められるポジションではありますが、周囲と連携して仕事を進められるようになると、気持ちに余裕が生まれていくことでしょう。
残業をしたくない
残業したくないという理由で「正社員になりたくない」と考える場合も。残業によって家事や育児に充てられる時間が減ったり、趣味や習い事に費やすプライベートの時間が減ることもあるでしょう。アルバイトやパート、派遣で働くと残業が発生する頻度が少ないことから「正社員になりたくない」と思うようです。
転勤をしたくない
「転勤を命じられる可能性があるため、正社員になりたくない」という場合もあるようです。大きな会社になるほど支店や営業所が多く、転勤する可能性は高くなります。家族がいたり、引っ越したばかりだったりすると、「転勤をしたくない」と感じることもあるでしょう。
会社から転勤の辞令を受けたら、従うのが原則です。転勤の場所や時期は、自分の希望に合うとは限りません。そのような正社員の状況を見て、「正社員になりたくない」と感じる人もいるようです。
スキルに自信がない
「正社員経験がない」「仕事にブランクがある」という場合は、自分のスキルに不安を感じて「正社員になりたくない」と考えることもあるようです。特に、20代後半や30代になると、リーダーや管理職を務める同世代の社会人が増える傾向にあります。周りと比べて「できることが少ないと思われそう」「スキルがない状態で働くのが怖い」と感じる場合もあるでしょう。
自分に向いている仕事が分からないときは、「自分にできる仕事がわからない原因は?適職を見つける方法を徹底解説」のコラムもご一読ください。
給与が下がる
今より給与が下がる可能性があり、「正社員になりたくない」と考える人もいるようです。会社によっては、「みなし残業」として一定の時間分の残業代を給与に含んでいます。そのため、長時間残業をしても、一定の時間を超えなければ派遣やアルバイトで働いていたときより時給が下がる場合もあるでしょう。
また、特殊なスキルを活かした高時給のアルバイトや派遣社員などから正社員になると、会社の給与体系の基準によって給与が減る可能性があります。
給与を下げずに正社員として就職したい場合には、どのようなポイントに気を付けて就職活動するのが良いでしょうか?
給与を下げずに正社員就職を成功させるポイントは「スキルの棚卸し」と「需要のある職種選び」
アルバイトから正社員を目指す場合、給与を下げないためには「スキルの棚卸し」と「需要のある職種選び」が重要です。まず、自分が培った経験を整理し、特に即戦力としてアピールできるスキルを明確にしましょう。たとえば、接客業で培ったコミュニケーション力やリーダー経験は、営業職やカスタマーサポート職で評価されやすく、給与交渉にも活かせます。
次に、需要が高く給与水準が安定している職種を狙いましょう。特に「営業」「ITサポート」「物流管理」などは人手不足で未経験者にも門戸が開かれ、給与が下がりにくい傾向にあります。
さらに、面接では「正社員としての意欲」と「即戦力になれる理由」を具体的に伝えることが大切です。「アルバイト経験を通じて培ったスキルが御社でどう活かせるか」を具体的に説明し、強みをアピールしましょう。このように、経験を武器に需要の高い職種を狙えば、給与を下げずに正社員として就職できる可能性が高まります。
正社員になりたくないときは就職のメリットも把握しよう
正社員になりたくない理由を踏まえると、パートや派遣など非正規で働くほうが良いと感じることもあるでしょう。しかし、「正社員になりたくない」と考えるだけでなく、正社員のメリットも知ったうえで検討するのがおすすめです。以下では、正社員として働くメリットを解説します。
就職して正社員になるメリット
- 安定した収入を得られる
- スキルアップできる
- 社会的信用を得やすい
- 人脈が広がる
- 転職に有利
メリット1.安定した収入を得られる
毎月一定の収入を得られることは、正社員のメリットです。シフト制のアルバイトやパートで働く場合、働いた日数や時間によって給与が左右されるため、月によって収入が変動します。
また、正社員は契約期間に定めがありません。会社の倒産や業績悪化による解雇などがない限り、基本的に定年まで働けます。長期的に安定した収入が見込めると、プライベート面も余裕が生まれるでしょう。
メリット2.スキルアップできる
正社員は重要な仕事を担うことが多いため、働きながらスキルを磨きやすい点もメリットの一つ。新しい案件に関わったり難しいプロジェクトを進めたりする機会があれば、その場で得た知見を社会人としての財産にできます。経験を積んで仕事の幅を広げられるほか、評価されれば昇進や昇格も期待できるでしょう。
スキルアップによる昇給や昇進を踏まえると、正社員として働くほうが高い給与を得られる可能性もあります。
メリット3.社会的信用を得やすい
正社員は安定した収入が見込めると判断され、社会的信用を得やすいのがメリットです。具体例としては、クレジットカードや各種ローンの審査が通りやすくなります。住宅や車など高額な買い物をする際もローンが組みやすいため、将来の計画も立てやすいでしょう。
非正規で働く場合に比べて「結婚したい」「マイホームを持ちたい」といった目標を実現できる可能性が高まります。
メリット4.人脈が広がる
正社員として幅広い人と関わりを持てれば、自身の視野や将来の可能性が広がったり、今後につながる良い出会いに恵まれたりすることも。正社員は、同じ会社のメンバーだけでなく、他部署の社員や取引先、お客さまとも関わります。そのぶん人脈が広がるチャンスも多く、仕事やプライベートに良い影響を及ぼすことも考えられるでしょう。
派遣やアルバイト、パートで働く場合は、決められた仕事の範囲内での関わりに限られる傾向にあるため、正社員より人脈が広がりにくいといえます。
メリット5.転職に有利
正社員として働く最大のデメリットは、時間の自由度が減ることです。フルタイム勤務では自由にシフトを調整できないため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が難しくなります。
また、アルバイトでは働いたぶんだけ収入を増やせますが、正社員は固定給のため、残業しても収入に直結しない場合があります。
そのほかにも責任が増え、業務量も多くなるため、プライベートとのバランスを保つ工夫が必要です。
正社員は非正規社員よりも経験・スキルが身につきやすく、転職に有利といえるでしょう。現在「正社員になりたくない」と思っている場合も、経済的な不安や家庭の事情など、さまざまなきっかけから「正規で働きたい」という考えに変わる可能性があります。その際、転職活動で武器になるのは経験やスキルです。
若いうちは未経験の職種もポテンシャル採用してもらえる可能性がありますが、年齢が上がるにつれて経験豊富な転職者がライバルになるため、就職のハードルが上がります。基本的にアルバイトやパートの経験は職歴に含まれないので、正社員経験があるほうが将来の選択肢は広がるでしょう。
正社員就職をして得るメリット・デメリットについてより詳しく知りたい方は、「正社員のメリット・デメリットとは?派遣や契約社員についても解説!」のコラムもチェックしてみてください。
正社員になりたくない人がパートや派遣を続けるリスク
「正社員になりたくない」という理由で派遣やパート、アルバイトなどの働き方を選ぶ場合は、リスクも理解しておくことが大切です。非正規で働き続けると、いずれ収入や体力面で苦しい思いをする可能性も考えられます。
いつ仕事を失うか分からない
非正規で働き続けると、失業して無収入になるリスクを伴います。派遣社員やアルバイトは雇用期間に限りがあるため、同じ会社で長く働きたいと思っても、雇用側が認めなければ契約の更新はできません。
また、会社が業績不振で社員を解雇する場合は、正社員よりも先に派遣社員やパート、アルバイトで働く方が対象となる可能性が高いでしょう。すぐに働き先が見つかるとは限らないので、無収入になってしまうこともあります。
仕事内容や職場の環境が合わなくなる
体力を必要とする非正規の仕事を選んだ場合、年齢が上がると「仕事をするのがきつい」と感じる可能性があります。正社員であれば、自分に合った仕事内容や職場環境を求めて異動や配置転換を希望することも可能ですが、フリーターとして働く場合は職場を変えない限り大きな変化は望めないでしょう。
年齢・状況別に紹介!正社員になりたくないときはどうする?
正社員になりたくないときの対処法は、年齢や状況によって変わります。最終的にどのような道を選ぶかは自由ですが、より良い選択をするためには、自分の立場を客観的に見ることが大切です。
ここでは、正社員になりたくないときの対処方法について状況別に解説しますので、自分の立場と照らし合わせて考えてみてください。
20代の人が「正社員になりたくない」と感じる場合は、自己分析を行い職業人生を再設計しましょう
正社員にならない明確な理由があり、職業人生として迷いない選択ならそれも選択肢の一つです。一方で、理由が不明確かつ無計画な場合は「どうして正社員になりたくないのか」を、いま一度考えてみましょう。目的が不明確のままだとどんな仕事に就くべきか判断できず、キャリアの軸が定まりません。
短期的な視点では非正規雇用も魅力的な面がありますが、長期的な視点でキャリアを考えた際には、正社員だからこそ得られる安心感や働きやすさがあります。
正社員は責任が重くなり、不自由なイメージもあるでしょう。ですが、自由度は企業や職種によって異なり、なかには活発にジョブローテーションを行う企業もあります。また、正社員という比較的安定した環境を土台にして、スキルアップといった挑戦できることもたくさんあります。
まずは、自分の興味や特性を分析しましょう。そして「生涯を通じてどんな働き方をしたいのか」「仕事に何を求めるのか」「どんな企業なら自分らしく働けるのか」などを考えます。
自身の職業人生のなかで、正社員の選択がどれくらい有益なのかを分析し、検討してみましょう。
20代で正社員になりたくない場合
20代で正社員になりたくない場合、目指したい専門分野があればスキルを磨いて独立するのも一つの手です。20代のうちに多くの経験をして人脈を広げれば、今後の仕事の土台を形成できるでしょう。正社員のように毎月安定した収入は望めなくても、自分の腕次第で高収入を得られる可能性があります。
やりたい仕事がないときは自己分析をしてみよう
やりたいことがなく「正社員になりたくない」と思う場合は、自己分析を行って自分のやりたいことを絞ると良いでしょう。自分の適性が明らかになったら、若いうちに正社員を目指して就職活動をすることをおすすめします。
20代は、30代以上の方に比べて未経験からも仕事を選びやすい年齢。選択肢が多いうちに正社員を経験し、合わないと感じてから違う働き方を考えるのも手です。
自己分析のやり方は、「自分に向いてる仕事に就くには?性格タイプから適職を診断する方法!」のコラムを参考にしてみてください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
30代で正社員になりたくない場合
30代で正社員になりたくない場合は、派遣やパートで働いてみるのも一つの手です。過去に正規で働いた経験があり「正社員になりたくない」と考える場合は、正規と非正規でそれぞれのメリット・デメリットを考えてみましょう。違いを理解すればどちらが自分に向いているかが分かり、今後の方向性を決めやすくなります。
過去に正規で働いたことがなく専門的な資格やスキルがない場合は、できるだけ早い段階で正社員を経験したほうが良いでしょう。人手不足の職種を狙えば30代から正社員になりやすいうえ、働きながら資格を取れる会社もあります。選択肢があるうちに職歴を作るためにも、一度は正社員になるのがおすすめです。
また、実際に働くことで、正社員に対するマイナスなイメージを払拭できる可能性もあるでしょう。就職が難しくなる前に、選択肢を広げておくのが得策です。
40代で正社員になりたくない場合
40代で「正社員になりたくない」と考える方も、安定して収入が見込めるスキルや財源がなければ、正規で働くほうが良いでしょう。40代は、正社員と非正規社員の差が大きくなり始める年齢です。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査(6)雇用形態別にみた賃金」によると、20歳~24歳の場合は月収差が3万3,900円なのに対し、40歳~44歳では13万4,000円となっています。
40代では、親の介護や子どもの教育費などでまとまったお金が必要になる可能性があるため、長期的に安定して働ける仕事に就くほうが安心でしょう。40代の場合、現在の職場で正社員登用制度に応募したり、バイトの経験を活かせる仕事を探したりするなど、正社員を目指しやすい条件で就職を検討するのがおすすめです。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
主婦(夫)で正社員になりたくない場合
主婦(夫)の場合は、主婦(夫)業と両立できる働き方を探すのがおすすめです。未就学児がいてフルタイムで働くのが難しくても、正社員で時短勤務制度がある会社はあります。また、パートナーの休みが不規則な場合は、臨機応変に勤務しやすいシフト制の仕事が良いでしょう。
現在は生活費の心配がなくても、今後会社が業績不振に陥ったり、病気にかかったりすると収入が減るリスクがあり、非正規よりも正規で働くほうが安心といえます。
現在すぐに働ける状況でない場合も、いざというときに仕事を始められるように、アルバイトやパートで働きながら、専門的な資格やスキルを身につけるのもおすすめです。
「正社員になりたくない」ときは第三者に頼ってみよう
「正社員になりたくない」という気持ちがあるなら、ハローワークやエージェントに登録してみるのも良いでしょう。第三者の客観的視点を交えることで、「正社員になりたくない」と思う理由を明確化したり、自分の適性に合った仕事探しができたりします。
正社員として働くことに尻込みする方のなかには、閉塞感が苦手な方もいるでしょう。しかし、現代は正社員の働き方も多様化しており、自由度も選択肢も広がっています。正社員だから得られる安定と安心感のなかで、ご自身のスキルアップを目指すのも一つの手段です。
資格取得や専門知識を学ぶ支援に力を注ぐ企業も多くあります。経験やスキルを得る一つの選択肢として、正社員のキャリアを検討してはいかがでしょうか。自分に合った企業と出会うことで、今よりも自由を感じられるかもしれません。
正社員を目指す場合は、早めに就職活動を始めるのがポイントです。プロのエージェントに相談すれば、「正社員になりたくない」と思う理由に対処しながら、効率的に就職を目指せるでしょう。
「転職エージェントとハローワークの違いを比較!併用は可能?利用方法も紹介」では、転職エージェントやハローワークの利用方法について解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
自分で仕事を探せるか不安な場合は、就職エージェントのハタラクティブに相談するのがおすすめです。
就職支援を行うハタラクティブでは、若年層を対象に就職・転職のサポートサービスを実施。専任のキャリアアドバイザーが、丁寧なヒアリングを行って一人ひとりの適性や希望に合った求人情報をご紹介します。
また、応募書類作成のアドバイスや面接対策、スケジュール調整、会社との交渉代行なども行い、就職活動をトータルサポート。未経験者歓迎の求人も多く扱っていますので、就職活動が初めての方もお気軽にご相談ください。
キャリアアンカーを基準に自分に合う仕事を見つけましょう
正社員になりたくないと感じる理由を深掘りすると、自分に合った仕事が見つかりやすくなるでしょう。そこで役立つのが「キャリアアンカー」の考え方です。キャリアアンカーとは、個人がキャリアを選択・継続するうえで最も譲れない価値観や欲求のことを指します。簡単に言えば「これだけは譲れない、自分らしい働き方の軸」のことです。
たとえば、成長を求めるならスタートアップ、ワークライフバランスを重視するなら福利厚生が充実した企業が向いている可能性があります。
大切なのは、自分が譲れない価値観を明確にし、働き方の形にとらわれず選択肢を広げること。「自由と裁量を重視したい」なら、フリーランスやリモートワークが可能な職種が向いている可能性があります。「専門性を磨きたい」場合は、業務委託で複数の企業と関わる働き方も選択肢に入れてみてください。
反対に「安定を最優先にしたい」なら、契約社員や正社員登用を視野に入れた職場を探すのがおすすめ。また、短期間の業務から始めて自分に合うか確認できる「トライアル就業」も有効です。キャリアアンカーを意識し、自分にフィットする働き方を見つけましょう。
正社員になりたくないときの働き方に関するQ&A
ここでは、「正社員になりたくない」と感じる方の疑問をQ&A方式で解決します。非正規雇用の福利厚生やフリーターからの就職についてもお答えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
正社員のデメリットはありますか?
正社員は、非正規社員よりも責任の大きな仕事を任される機会が多くなります。成果を求められるため、プレッシャーと向き合わなくてはいけないことをデメリットに感じることもあるでしょう。
正社員を目指す際は、メリットとデメリットの両方を理解しておくことが重要です。正社員のメリットについては「正社員のメリット・デメリットは?その他の雇用形態との違いや特徴を紹介」で説明していますので、ぜひチェックしてみてください。
正社員以外は福利厚生を利用できないのですか?
法律で定めている「法定福利厚生」は、条件を満たせばアルバイトやパートにも適用されます。しかし、会社ごとに定めている「法定外福利厚生」は、アルバイトやパートには適用されない傾向にあるようです。詳しくは「福利厚生とはどんな制度?目的や適用条件を分かりやすく解説します!」をご一読ください。
正社員になると必ずボーナスが支給されますか?
定期的に支払われる賃金とは違い、会社側にボーナスの支給義務はありません。そのため、ボーナスを支給しない会社もあります。ボーナスの概要については「ボーナスは何ヶ月分?支給額が変動する理由も解説」のコラムをご覧ください。
正社員と契約社員の違いは何ですか?
正社員と契約社員の違いは「雇用期間に定めがあるかどうか」です。正社員は雇用期間に定めがありませんが、契約社員は雇用期間が定められています。詳しくは、「契約社員と正社員の違いは?メリット・デメリットを分かりやすく解説!」のコラムも参考にしてください。
フリーターも正社員になれますか?
フリーターから正社員を目指すことは可能です。正社員へのステップアップを図るときは、「バイト先の正社員登用制度を利用する」「正社員の求人に応募する」といった方法が挙げられます。
就活をしたことがなくフリーター経験しかない場合は、就職エージェントの利用がおすすめです。就職エージェントのハタラクティブでは、フリーターから応募しやすい未経験歓迎の求人を数多く取り扱っています。まずはお気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。