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仕事が向いていないというのは甘え?悩み解決のヒントや対処法を紹介
更新日
この記事のまとめ
- 仕事が向いていないと感じることは甘えではない
- 仕事が向いていないと感じる原因は複数あるため、まずは分析が必要
- 仕事が向いていないと感じた場合は上司や同僚、転職エージェントなどに相談がおすすめ
「仕事が向いてない」と感じる方へ。仕事が向いていないと感じた時「甘えなのでは」と悩むこともあるでしょう。しかし、その気持ちが甘えかどうかを判断するために、このコラムでは仕事に向いていないと感じた際に知りたい対処法をご紹介。コラムを通して、仕事を辞める本当のタイミングを考えてみましょう。
仕事が向いていないと感じる人は少なくない
仕事で失敗をしてしまったり周囲とうまくコミュニケーションが取れなかったりすると「この仕事に向いていないのでは」と感じることがあります。実際に「今の仕事は自分に向いていない」と感じる人は一定数いるようです。
下記は厚生労働省が発表する「令和3年雇用動向調査結果の概況」です(一部抜粋)。
離職理由 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
満足のいく仕事内容でなかったから | 28.3% | 24.6% |
能力・実績が正当に評価されないから | 17.8% | 13.3% |
賃金が低かったから | 27.6% | 21.4% |
労働条件(賃金以外)がよくなかったから | 27.3% | 27.0% |
人間関係がうまくいかなかったから | 16.9% | 18.8% |
雇用が不安定だったため | 10.6% | 11.3% |
会社の将来に不安を感じたから | 31.0% | 15.6% |
引用:厚生労働省「-令和3年雇用動向調査結果の概況- 2 離職理由」
データによると仕事を辞めた理由として多い要因は労働条件や賃金ですが、「満足のいく仕事内容でなかったから」も高い数値が出ていることが分かります。仕事内容が合わない、自分に向いている仕事ではないと考えて離職する人もいることが予想できるでしょう。
参照元
厚生労働省
令和3年雇用動向調査結果の概要
「仕事が向いてないから」で退職するのは甘え?
結論から述べると、しっかりと理由や原因を考えたうえで退職を選択しているなら、「仕事が向いていないから」という理由で退職するのは甘えではありません。
人には適性というものがあり、それに合わない仕事や作業はどれだけ取り組んでもうまくいかないことがあります。適性に合わない仕事を無理に続けても、自分がつらくなったり周囲からの評価を得られなかったりするでしょう。
「仕事を辞めたいのは甘え?辞めるべきかどうかの判断基準を解説」のコラムでも、仕事を辞めることに対する考え方を紹介しています。
今の仕事に向いてないと思う理由
仕事が合わないと思い至るには、何か理由があるはず。仕事が合わない時の対処法を知る前に、なぜ今の仕事に不満が生じるのか、まずはその理由から考えていきましょう。
自分の成長を実感できない
仕事を通してのスキルアップが実感できないと、長期に渡ってその業務を続けていくのは難しくなります。日々業務を行う中で、変化を感じられなかったりミスが減らなかったりすると自分の成長が感じられず「向いていない」と感じるのでしょう。
ミスを多発したとき
ミスは誰でも起こすものですが、繰り返してしまうなど改善が見られない場合は成長を感じず「この仕事は向いてないのでは」と考えがちに。「仕事でミスを連発する原因とは?対策方法をご紹介!」で紹介している対策を講じても改善されなければ、適性に合っていない可能性を考えましょう。
努力をしているけれど改善されないとき
業務上でミスをしてしまい、自分で改善策を考え努力しているけれど一向に改善されない場合も「向いていない」と感じます。自分なりの努力が報われない場合はネガティブな気持ちが膨らみます。
仕事に対してやりがいを感じない
仕事のやりがいや目標が見つからない場合も、ミスマッチを感じます。給与か仕事の内容か、何をやりがいとするかは人それぞれですが、やりがいがないとモチベーションの維持は困難でしょう。
数年後のビジョンが持てない
やりがいをもって仕事に取り組めないと、将来のビジョンが見えなくなってしまいます。たとえば、入社してから3年経つものの、来年の自分はどんな業務をしているのか見通しが立たない場合、将来性を感じられず「自分には合っていないのではないか」と考えてしまうこともあるでしょう。
イメージしてた仕事と違う
入社前にイメージしていた業務内容と実際の仕事が違うパターン。自分が思い描く業務内容や社内環境とのギャップから向いていないと感じるのは、就活・転職活動時の業界・企業研究の不足が原因です。
希望と違う部署に配属された
「営業部でお客さまと関わりながら働きたい」と強く志望して入社したにもかかわらず総務や人事に配置されたなど、まったく異なる部署に配属された場合はミスマッチから向いていないと考えてしまうこともあるでしょう。
仕事が向いていないと感じてもすぐに転職しないほうがいいケース
ここでは仕事が向いていないと感じても少し待った方がいいケースを2つ紹介します。「仕事が向いていないから」と安易に考えてすぐに退職するのはもったいないこと。まずは自分なりに仕事に向き合い、取り組んでみてください。
入社から間もない場合
入社から1ヶ月や3ヶ月など間もない場合は、すぐに退職せずもう少し待ってみましょう。入社して間もない頃は業務内容を覚えることに忙しく、適性があるかどうか分からないことも多いです。まずは目の前の仕事を覚えたり疑問点を解消したりして業務の全貌をつかみましょう。
人間関係に問題がない場合
職場の人間関係が円滑な場合も、すぐに辞めずもう少し仕事を続けてみましょう。どれだけミスをしても周囲の人がフォローをしてくれたり丁寧に仕事を教えてくれたりする場合、まだ今の職場で続けても問題ありません。
仕事は自分一人でやるのではなく、周囲の人と協力しながら行います。そのため、周囲の人と楽しく働けるのであれば、退職はもう少し待ってみましょう。
仕事が向いていない…甘えかなと思った時に試したい対処法
「仕事が向いていない…自分は甘えているのかも」と自己嫌悪に陥った場合、これから紹介する3つの方法を試してみましょう。
上司に相談してみる
まずは直属の上司に相談がおすすめです。上司に「ミスばかりしてしまう。仕事が向いていない」と気持ちを率直に伝えましょう。上司からアドバイスがもらえたり、別の部署に移動させてもらえたりする可能性もあります。まずは1人で悩むのではなく、相談することがおすすめです。
仕事の何に躓いているかを分析する
仕事が向いていないと感じた場合、何につまずいているかをじっくり分析してみましょう。例えば、接客においてミスが多発しているという場合、顧客とのコミュニケーションに問題を抱えてる可能性も。また、なかなか案件を獲得できない場合は手法が間違っている可能性もあるでしょう。何につまずいているかを分析すると解決法を見いだせ、前向きに業務に取り組めるようになります。
転職エージェントに相談してみる
原因が見当たらない場合は転職エージェントに相談もおすすめです。転職を決めていなかったとしても今の職場での悩みを相談し、自己分析を手伝ってもらうことで自分の得意不得意が見えてくることも。転職エージェントでは求人の紹介はもちろん、自分に向いている仕事探しのサポートも行ってもらえます。
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仕事が向いていないと感じた時に知りたいFAQ
ここでは、「今の仕事に向いていないのでは」と悩む人に向けたQ&Aをまとめています。
ミスを連発する場合は辞めた方が良いですか?
仕事が向いていないと何度も思う場合、原因を探ってみましょう。入社してから期間が経っていないのなら、仕事を覚えきれていないことが原因の可能性があります。まずは仕事を一通り覚えてみて、それでも向いていないと感じた場合は退職や転職を検討しましょう。
なお、仕事を辞めたいと思った時の対処法は「仕事を辞めたいと思った時の対処法とは?退職を検討すべき状況も解説!」こちらもあわせてご覧ください。
仕事が楽しくないのは向いていないからでしょうか?
仕事が楽しくない原因として、「向いていないから」という理由以外に、やりがいを見いだせなかったり、先が見通せなかったりすることも。決まった作業を続けたり、変化が少ない仕事だとやりがいを感じにくい、という人もいるようです。「仕事は考え方次第で楽しむことが可能!できる人の特徴や行動パターンを紹介」のコラムを参考に、仕事を楽しむ思考を身に着けてみましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。