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仮病で会社を休むのは良いの?電話のかけ方やバレないための注意点を解説
更新日
この記事のまとめ
- 会社を仮病で休む原因には「疲れて息抜きを欲している」「やる気が出ない」などがある
- 会社を仮病で休むときには周囲への配慮や原因の特定、リスクの考慮が必要
- 会社を仮病で休むときに使える理由は風邪や吐き気、家族のケガや病気など
- 会社に欠勤の連絡をするときは、仮病がバレないよう注意を払うことが大事
- 会社が辛く仮病を繰り返してしまうときには、転職も視野に入れよう
仕事で嫌なことがあると、「仮病を使って会社を休みたい…」と憂鬱な気持ちになる方もいるでしょう。やむを得ず仮病を使って当日欠勤する場合は、理由を添えて早めの連絡を入れることが大切です。なお、一時的なものではなく、頻繁に仮病で休むようならきちんと対策を講じる必要があります。
このコラムで、仮病で休むときの理由や連絡方法、休むときに考慮すること、休み癖の対処法を解説します。
仮病を使って会社を休んでも良い?
仮病を使って会社を休むのは、良いことではありません。仮病で休んでいる間は、他の人が代わりに業務を負担することになるため、周囲に迷惑がかかります。
しかし、心身の疲れを感じて仕事に行きたくないときもあるでしょう。仮病を繰り返さないためにも、「自分は何が原因で仕事を休みたくなるのか」を理解することが重要です。
仕事を休む判断基準は「体調不良で仕事を休む判断基準は?会社への連絡方法や例文もご紹介」のコラムで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
仮病で会社を休みたくなる4つの原因
仕事を仮病で休みたい方のなかには、やる気が出なかったり寝坊で出社しずらかったりなどの理由が挙げられます。ここでは、仮病で会社を休みたくなる主な4つの原因をご紹介します。自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
1.どうしてもやる気が起きない
自分の業務がつまらないと感じていたり、職場の上司や同僚などと人間関係がうまくいっていなかったりする場合には、会社に行きたくないと強く感じるようです。なかには、出社しようとすると体が動かない、涙が止まらないなど異変を感じる人も。
そのようなときには、精神的ストレスで心身に大きなダメージを受けている可能性があります。病院に行ったり、周囲に相談したりして早めに対処しましょう。
2.疲れていて息抜きをしたい
仕事が忙しいため、体が疲れていたり休日も出勤してプライベートな時間が取りにくい場合も、会社に行きたくないと感じるようです。仕事のストレスがたまっていて一時的に息抜きしたいと思うのが、仮病を使って休む理由と考えられます。
3.寝坊などで出社しづらくなっている
大幅な寝坊による遅刻が頻繁になると出社が憂鬱になり、仮病を使って休もうという気持ちになるようです。また、寝坊で上司から叱責を受けたり、恥ずかしさから周囲の目が辛くなったりすることも原因の一つとして挙げられます。
4.会社が嫌で退職したくなっている
今の会社の業務内容や上司、同僚など人間関係に限界を感じ、退職したいができないという理由から仮病で休むこともあるでしょう。本当のことを言えないので、疑われても病気を理由にするほかなく、仮病での欠勤を続けてしまうようです。
仕事を休みたいと思う理由に関しては「仕事を休みたいのはこんなとき!休むときのマナーや対処法を紹介」のコラムでも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
仮病で会社を休む5つのリスク
仮病を使って会社を休むと、いくつかのリスクが生じます。この項でまとめた、想定されるリスクを参考にしてみてください。
会社を仮病で休む5つのリスク
- 仕事のモチベーションが下がる
- 責任感が低下する
- 本当に休みたいときに信用してもらえなくなる
- 仮病だったことがバレる
- 頻繁に休むことで評価が下がる
1.仕事のモチベーションが下がる
仮病を使って休むことを繰り返していると、仕事への熱意が薄れていき、モチベーションが下がってしまう可能性があります。また、欠勤日が増えることで、会社からの評価も下がりやすくなるでしょう。
努力して誠意を見せることができれば良いですが、なかなか休み癖が直らない場合は評価が回復せず、仕事への意欲も低下するという悪循環に陥るリスクがあります。
2.責任感が低下する
仕事への意欲が下がることによって、責任感も低下する傾向があるでしょう。自分ができなくてもほかの誰かが代わりにしてくれるため、休んでも大丈夫だろうという気持ちになりやすくなります。ほかの人に頼ることを繰り返すと、周りの人の目も気になり出社しずらくなる原因にもなりかねません。
3.本当に休みたいときに信用してもらえなくなる
仮病を使って休むために有給休暇を使った場合、本当に休みたいときに信用してもらえなくなるリスクもあります。
休むために使った嘘は、周囲の人にとっては事実と捉えられます。そのため、仮病の理由に同じ症状を使い回してしまうと、実際に体調が悪いときに「本当に具合が悪いの?」と疑われる可能性もあるでしょう。
4.仮病だったことがバレる
仮病を使った場合、嘘がなにかの拍子に上司や周囲にバレてしまうリスクも考えられます。嘘がバレると、迷惑をかけた周囲にうとまれてしまい、職場に居づらくなることも考えられるでしょう。また、信用を取り戻すために時間がかかる場合もあり、退職せざるを得なくなる可能性も。
仮病で休む場合は、本当にそれで良いのかを慎重に判断する必要があります。
5.頻繁に休むことで評価が下がる
頻繁に休むと業務に対しての意欲が低いと判断され、職場での信頼と評価の低下につながるケースがあるでしょう。会社からの評価や信頼が下がったことで、どれだけ仕事を頑張っても思うように業績が伸びなくなることも考えられます。
また、評価が下がると給料や賞与にも響く可能性があるため、頻繁に仮病で休むのはリスクが多いといえるでしょう。
仮病で会社を休むときに使える4つの理由
会社を仮病で休むときは、病気を理由にするのが無難です。ただし、仮病で長く休むと大きな迷惑がかかることを念頭に置きましょう。
1.風邪
風邪の主な症状は、咳やくしゃみ、発熱、頭痛などがあります。風邪は周囲に感染するリスクがあり、一般的には数日でおさまるものなので使いやすい理由です。
1日の仮病で使った場合には、次の出社時に少し調子の悪い様子を装ったほうが無難でしょう。
2.吐き気
吐き気は、人によってはすぐにおさまるようです。そのため、仮病の理由としては使いやすいでしょう。
しかし、腹痛と同様に消化器などのトラブルを連想させるので、出社したときにあまり元気そうにふるまうと、周囲が違和感を感じる可能性があります。
3.下痢
下痢も比較的すぐにおさまりやすい症状なので、仮病に使いやすいでしょう。下痢を起こす原因の1つとして、感染症が挙げられます。そのため、風邪のように周囲に感染するのを抑えるために欠席するよう求められる可能性も。
また、食あたりなどは、日常生活で注意していても予測できないものなので、急な欠勤も認められやすいといえます。
4.家族のケガや病気
家族がケガや病気になったときに仕事を休む場合も、仮病とバレることは少ないでしょう。
しかし、自分以外の理由であっても、頻繁に休む理由にすると不自然に思われてしまいます。そのため、仮病の理由としての使い過ぎには注意が必要です。
仮病で会社を休むときの連絡の仕方
会社を仮病で休むときには、早めの連絡が大切です。欠勤時の連絡は職場のルールに従いましょう。
電話で連絡をするのが基本
基本的に、電話は直属の上司にかけます。同僚に伝えてもらうのはマナー違反です。
当日欠勤は本来避けるべきで、上司の許可を得て初めて認めてもらえるもの。よって、「欠勤します」と言い切る形でなく「欠勤させていただけますか」という伺いの形をとるのが基本です。
また、普通の口ぶりで話すと仮病なのかと疑われてしまうので、注意が必要です。
メールで連絡をする場合
会社によっては、メールでの連絡と指定されているところもあるでしょう。また、電話連絡が基本というところでも、あまりにも体調が悪いときには例外的にメール連絡でも問題ない場合もあるようです。
メールで連絡をするときは、以下の例文を参考にしてみてください。
例文
おはようございます。△△課の○○です。
今朝起きたときからひどい腹痛があり、出社が難しい状態です。大変ご迷惑をおかけし恐縮ですが、本日欠勤をさせていただきたくお願い申し上げます。
本日の業務での引継ぎ事項は、特にございません。メール確認は可能ですので、なにかございましたらご連絡をいただけますと幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
仕事を休むときのマナーについては「会社を休むときの基本マナーとは?休む基準や電話連絡の仕方を解説します」のコラムも参考になりますので、あわせてご参照ください。
どんな理由であっても無断欠勤は避ける
たとえ仮病を使ったとしても、欠勤の連絡はしっかりと行いましょう。無断欠勤はペナルティの対象となり、会社を解雇される可能性があります。また、賞与が減額されたり、人事評価が下がったりする場合もあるでしょう。
会社で不利な状況にならないよう、どのような理由であっても欠勤の連絡は必ず入れるのがマナーです。
仮病がバレる?休むときに避けるべき3つの理由
仮病を使うときに、感染リスクが高い病気や長期の安静が必要な理由は、避けたほうが良いでしょう。
ぎっくり腰
ぎっくり腰などはすぐに治らず、動くのに大きく支障が出る症状です。また、出社時に体が元気だと違和感があるため、仮病で休む方法としては使いにくい理由といえるでしょう。
風邪以外の感染症
インフルエンザや新型コロナウイルスといった風邪以外の感染症では、職場での感染リスクがあるため、会社側で対策をとらねばなりません。ほかの人を巻き込む大ごとになる危険性があるため、仮病で病気を使う場合は、新型コロナウイルスなどの感染症以外の理由が良いでしょう。
重いケガ
重い病気やケガを理由に休んだときには、職場に心配や迷惑をかけるだけでなく、診断書や傷病手当などの案内を受ける可能性も。また、会社を3日以上など長期で休むケースが多く、仮病がバレてしまうリスクが高いので、避けるのが無難です。
「病院に行ったふり」が通じない理由はやめる
休む際に「病院に行く」と伝えると、後日診断書を求められる場合があります。通院して診断書が出ないということはほとんどありません。
不自然だと思われないように、病院に行ったふりをして休むのは避けましょう。
仮病で休むことがバレないようにするための注意点
仮病で会社を休んだことがバレないようにするためには、周囲の人に話したり詳しい症状を説明しないようにしましょう。
1.出社時に迷惑をかけたことを謝る
出社したときには、急な欠勤で迷惑をかけたことへの謝罪をしましょう。
謝罪の一言があるかないかで、周りからの印象は変わります。特に、自分の業務を穴埋めしてくれた人には、謝罪にくわえて感謝の言葉を伝えましょう。
2.怪しまれるような言い訳をしない
同じ理由を繰り返し使って休んだり、出勤時に休んだときの状態を説明したりするなど、怪しまれる行動は避けましょう。先述したように、同じ理由で何度も休むと「また?」と思われ信憑性がなくなります。
欠勤時の状態を詳しく説明することは、休んだことを正当化しようという気持ちから、言い訳のように伝わる恐れもあります。「大丈夫だった?」と心配されても、詳しい説明はしなくても良いでしょう。
3.自分を責め過ぎない
仮病を使って会社を休むのは、本来許されることではありません。しかし、あまり気に病み過ぎるとせっかく休んだのにストレスが減らず、また会社に行きたくない気持ちが膨らむ可能性があります。
一度休むと決めたなら、開き直ってゆっくりリフレッシュするという意識も大事です。
4.仮病を人に話さない
仲の良い同僚であれば、うっかり口を滑らせて仮病での欠勤を話してしまう可能性もあるかもしれません。
しかし、職場では誰が聞いているか分からないうえ、同僚から他の人に伝わって上司の耳に入ってしまうこともあります。どんなに仲が良くても、仮病のことは自分の中だけに収めているほうが無難です。
仮病がバレたときの対処法
仮病がバレたときは、すみやかに直属の上司や同僚などへ謝罪しましょう。仮病を使って休むことは、会社の信用を裏切る行為になります。また、謝罪の気持ちとあわせて改善策や今後どういう行動を心掛けるかなど、反省している気持ちも欠かさず伝えましょう。
仮病で頻繁に休む「休み癖」の3つの対処法
もし、自分に仮病で休む癖がついてしまっていると感じたら、以下のような方法を試してみてください。
「休み癖」の3つの対処法
- どうしても出勤しなければならない予定を入れる
- 生活リズムを整える
- 何が原因で休んでしまうのかを振り返る
1.どうしても出勤しなければならない予定を入れる
どうしても出勤しなければならない状況を作ることで、気持ちを休まない方向に持っていく方法があります。
自分が行かないと周囲に多大な迷惑をかけたり、大きな叱責を受けたりする可能性があれば、よっぽどのことがない限り行かざるを得ません。責任感が足りずに会社を仮病で休んでしまう人にとって、特に有効といえます。
2.生活リズムを整える
会社を仮病で頻繁に休む人は、生活リズムが乱れていることもあるようです。生活リズムが乱れると、朝起きるのがおっくうになったり、やる気が出にくかったりします。
生活が不規則になりがちな人は、まずリズムを整えることから始めてみましょう。
3.何が原因で休んでしまうのかを振り返る
自分がなぜ頻繁に会社を休んでしまうのか、原因を探るのも必要です。休みたくなる原因は、職場での人間関係や仕事内容など会社でのストレスが多いでしょう。
自分はどのようなことに対してストレスを感じているのかを振り返り、改善策を探しましょう。今の会社にいながら解決できるのか、退職を検討に入れるべきなのかなど、ストレス対策を講じたほうが仮病で休み続けるよりも建設的です。
頻繁に仮病を使うほど今の会社が辛いときは
今の会社がどうしても辛く頻繁に仮病を使ってしまう人は、対策を練る必要があります。
周囲に相談する
まずは周囲の人に相談してみましょう。上司や同僚に相談できれば良いですが、できない場合は家族や友人でも構いません。会社に行くのが辛いという気持ちを聞いてもらうだけで、少し楽になることもあります。
また、多くの人の意見を聞いて、自分の考えが変わってくることもあるでしょう。そうすると、会社を仮病で休まないための対策方法が見えてくる可能性があります。
転職を検討する
どうしても会社が辛くて仮病で休みたくなってしまうのであれば、転職を検討するのも手です。現在の職場環境や業務内容が自分に合っていなければ、転職で改善することもあります。
自分が仕事に対して望むものはなにか、どのような環境であれば良いかを改めて考えてみてください。「自分の嫌なこと」を避ける方法で絞り込んでいくと、続けやすい仕事が見つかるでしょう。
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仮病を使って会社を休みたくなったときのQ&A
ここでは、仮病で会社を休みたくなる人に関する疑問をQ&A方式で解決していきます。
仮病を使って会社を休んでも良い?
安易に仕事を休むと周りの人に迷惑がかかるので、基本的には避けましょう。 しかし、頻繁に休みたいのであれば疲れが蓄積している可能性があります。
仮病を使って会社をサボったらバレる?
バレてしまうこともあります。 場合によっては、診断書や領収書の提出を求められることもあるようです。
もし、嘘がバレてしまった場合は直ちに謝罪をしましょう。
しかし、仮病を使ってでも休みたいと感じるのは心身の疲れが出ている可能性があるため、ときにはしっかりと休むことも必要です。その場合は「体調不良」と言えるため、正直に伝えましょう。
「仕事をサボりたい日はどうしたらいい?原因や対処法を紹介!」ではサボりたいときの対処法を解説していますので、参考にしてみてください。
仮病を使って会社を休むとどうなる?
本当の体調不良時に休みづらくなってしまったり、嘘がバレて信用を失ってしまったりするリスクがあります。詳しくは、このコラムの「仮病で会社を休む5つのリスク」をご一読ください。
どうしても会社を休みたいときの対処法は?
何度か続くようなら、休みたいと感じる原因を取り除く必要があります。会社で解決できそうな内容であれば、上司に相談してみましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。