出世したくない人がいる?その理由とは

出世したくない人がいる?その理由とはの画像

この記事のまとめ

  • 出世したくない若者が増えている
  • 出世したくないのは、プライベートの時間が減り、仕事の責任が大きくなるのが嫌だから
  • 出世したい人には、出世を通して自分の成長を感じたり、マネジメントに携わりたいという気持ちがある
  • 出世したくない理由は、上司が活き活きと働いていないなど、今の職場環境に問題があるからかもしれない

働く人の頭の片隅にある「出世」の二文字。
サラリーマンにとって輝かしい響きを持つ言葉ですが、最近出世に対してマイナスのイメージを持つ若者が増加傾向にあるようです。
コラムでは若者たちの「出世したくない」心理を分析。仕事に対するモチベーションや働くことへの姿勢を考え直していきます。

ハタラビット

ハタラクティブは
20代に特化した
就職支援サービスです

求人の一部はサイト内でも閲覧できるよ!

出世したくない若者たち

「出世街道」や「出世コース」という言葉があるように、かつて順調に昇進して出世することはサラリーマンの憧れのひとつでした。
ところが最近では、出世や高い役職を望まない若者が増えてきています。その理由を見ていきましょう。

プライベートの時間が減るのが嫌

出世を望まない大きな理由のひとつがこちら。
家族や自分の時間に比重を置きたい人にとって、役職につくことで忙しくなったり、責任ある業務を任されプライベートでも仕事について考えたりするのは避けたい事態のようです。
仕事はそこそこに生活の充実を望んでいる場合、出世で得た肩書きは単なる重荷となってしまうのかもしれません。

仕事の責任が大きくなる

出世すると仕事の範囲が広がり、自分の失敗が及ぼす影響も大きくなります。
部下のミスにも責任をとらなければならず、教育やマネジメントの面での役割も大きなものに。部下と上司の間に入ってコミュニケーションをとるなど神経を使う場面も増えるため、「出世は面倒」と感じる人がいるようです。

管理職になると給与が下がるから

管理職になると残業代がつかなくなるため、残業の多い職場では出世すると昇進前より賃金が少なくなるケースも。
業務量の多さや責任の大きさに対して出世前より給与が下がるなら、「平社員のままで良い」という意見が聞かれます。

評価の基準が曖昧でやる気が出ない

出世に積極的でない人の中には、「出世したくない」とまでは思わないが、人事評価の基準が曖昧で出世へのモチベーションがいまいち保てないという人もいます。
ほかには、上司が活き活きと働いているように見えないため、出世に対して前向きな気持ちになれないという声も。

家庭との両立が難しいから

女性に多いのが、「結婚や出産を考えると出世しなくてもいい」という意見。
産休や育休制度が充分に整っていない企業はまだ多く、家庭や子育てとのバランスを考えると出世は考えられないという女性は少なくありません。

現場での仕事を続けたい

エンジニアなど専門職についている人の中には、出世して現場の仕事から離れたくないという人がいます。

未経験OK多数!求人を見てみる

出世したい人たちの気持ちは?

出世したくない人が増えている一方で、多くの会社員が出世を目指して頑張っています。
この項目では、そんな出世を望んで働いている人たちの動機を探ります。

出世という目標がモチベーションになっているから

出世した自分の将来の姿がモチベーションになっている人は、昇進を目指して意欲的に働く傾向があります。
出世を通して自身の成長を実感したい、どこまで出世できるか自分を試してみたいという人もいるようです。

憧れの上司がいるから

身近にいる憧れの上司は、将来そんな風になりたいと出世を目指す原動力になります。
憧れの上司やこうなりたい人物像が定まっている人は、理想に近づけるよう高い意欲をもって仕事に取り組めるのでしょう。

社会的に認められたい

「組織でより上の立場に立って、社会的に認められたい」という思いが強い場合は、出世を大きな目標として仕事に取り組む人も。
組織に所属している以上は、上の立場に立って仕事をしてみたいという気持ちが、出世を目指す動機となるようです。

マネジメントに興味がある

チームをまとめ上げたり、部下のモチベーションを引き出すための環境づくりをしてみたいという人は、より上の立場に出世したいという希望を持っています。

責任ある仕事をしたい

責任の重さから出世したくないという人がいる一方で、責任ある仕事をしたいから出世したいという人も。
仕事にやりがいを持って働いている人は、任される業務の範囲を広げたい、裁量を持って働きたいという気持ちが大きくなるようです。

今の会社で「出世したくない」と感じるなら

生活と仕事のバランスを考えて「出世したくない」と感じるのは、働く人のひとつの意見でしょう。
しかし、今の会社の環境が仕事に対する意欲を奪っている場合は、今後についてよく考える必要があります。

上司が嫌々仕事をしているように見える…
この職場で出世しても苦労が増えるだけに思える…

そんな気持ちで出世に対して積極的な気持ちを持てないという人は、転職を検討してみてはいかがでしょうか。
評価制度が曖昧でキャリアアップの道が見えないという方も、転職で再スタートを切ってみてはどうでしょう。

ハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に特化した転職支援サービスを展開しています。
サービスの内容の例は、カウンセリングや書類・面接対策、企業との選考日程の調整や転職後の定期的なフォローなど。経験豊富なアドバイザーが、求職者一人ひとりの転職活動を全面的にバックアップしていきます。
ハタラクティブでは実際に取材した企業の求人のみを取り扱っているため、職場環境や仕事内容についての詳しい情報の提供が可能。
「自分に合ったワークライフバランスで働きたい」といった希望にも耳を傾け、その方の適性に合った正社員求人をご紹介します。
「出世に対して前向きになれないのは、今の環境に問題があるからかも…」
そう思い当たった人は、ぜひ一度ハタラクティブにご相談ください。
ハタラクティブでは転職を迷っている方の悩みにも丁寧に対応しています!

この記事に関連するタグ