賞与平均額を手がかりに就職・転職を成功させる

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この記事のまとめ

  • 賞与とは毎月の給料の他に、基本的に夏と冬の年2回支給される報酬のことである
  • もし自分の現在の賞与が「少ない」と思うならば、賞与平均額と比較してみると良い
  • 就職や転職を希望しているならば、賞与額にこだわるのももちろん大事だが、企業の将来性も含め総合的に判断したい

仕事のモチベーションを維持するために、十分な給与を支給されているかどうかというのは大変重要な問題です。毎月の給与はもちろんのこと、賞与がどうなっているのかというのも忘れずに業務をしていきましょう。

賞与とはいわゆるボーナスのことです。もし、賞与額が少ないと感じるならば賞与平均額と比較してみることをおすすめします。その結果、同年代の人とく比べて明らかに少ないようならば転職を考えてみても良いでしょう。ただし、賞与額は日本全体の景気や会社の業績とも連動しているので、マクロ的な視点から判断する必要があります。たとえ、現在の賞与額が少なくても急成長の途上にある会社ならば、今後、賞与平均額を大きく上回るボーナスが支給される可能性もあるのです。転職・就職の際にも注意したい賞与について詳しく解説します。

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賞与平均額ってどのくらい?

賞与とは毎月支給される給与の他に、年2回程度支払われる特別な報酬のことです。
賞与、一時金などと呼ばれ、多くの企業で夏と冬に1回ずつ支払われています。
その時期は「ボーナス商戦」と言われるバーゲン等があちこちのデパートで開催されるなど、賞与は日本全体の経済を活性化する起爆剤とも言えるでしょう。

しかし、賞与支給は法律で定められたものではないため、支給額は各企業によってかなりバラつきがあります。自分のもらっている賞与が妥当性のあるものかどうかは、身の回りのいくつかの会社と比較しただけではわかりにくいかもしれません。
そこで参照したいのが中央労働委員会による賃金事情等総合調査です。

平成28年賃金事情等総合調査によると、平成27年末の冬の賞与平均額は846,000円で、月収に換算すると2.3ヶ月分であることがわかりました。また、平成28年夏の賞与平均額は897,600円で、月収換算2.4ヶ月分と微増しています。

また、ボーナスはさまざまな査定基準により金額が決まり、現在では業績に応じた報酬としている企業も増えてきています。しかし、それでも年功序列システムを採用している会社は少なくありません。
また、実力とスライドした賞与システムは個人の技量に負うところが大きいため比較するのは難しいと言えます。もし、自分の賞与額が十分なのかどうか知りたいならば、まずは年功序列システムの中に位置づけられた賞与平均額と比較してみることをおすすめします。

参照元
中央労働委員会
平成28年賃金事情等総合調査

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20代の平均賞与はどのくらい?

たとえば、20代の賞与平均額はどうなっているのでしょうか?大学を卒業後に就職し、勤続年数3年の25歳男性の例を、同調査結果の中から探してみると、年間賞与平均額は1,198,000円であることがわかります。
すなわち、夏と冬に60万円ずつ支給されているのです。住宅ローンや自動車ローンの返済に当てるにもまず十分な金額と言って良いでしょう。

同調査で年間賞与平均額をさらに詳しく見てみると、35歳で2,009,000円、45歳で2,917,000円と、やはり年齢に応じて高くなる傾向があることがわかります。
ただし、賞与は年齢で決まるわけではなく、会社の業績や規模に応じて変化する点に注意しなければなりません。

たとえ現在のボーナス支給額が少なくても、成長過程にある企業ならば今後高額賞与をもらえる可能性もゼロではないです。逆に現在は平均賞与よりも高めのボーナスを支給している会社でも、斜陽産業ならば今後はカットされるリスクもあるわけです。
会社選びの際に賞与額をチェックするのはもちろん、将来性についても検討する必要があると言えるのではないでしょうか。

平均よりも給与や賞与が低いと思ったら転職も

収入というのは働くモチベーションを維持するためにも、大事にしなければいけないポイントです。賞与以外にも給与を含め、自分の収入が低いかもしれないと感じたならば、転職を視野に入れるのも一つの選択です。

企業選びの際には、賞与額や給与額を確認することも大事ですが、あわせて将来性も考慮してトータルで判断します。
個人で入手できる情報には限りがありますし、判断つきかねることもあるでしょう。そんな時に利用したいのがハタラクティブです。
就職・転職に関するエージェントであるハタラクティブならば、現在の賃金体系はもちろんのこと将来性まで視野に入れた企業研究を強力サポートしてくれます。
現在の勤務先にとどまって年功序列でボーナスがアップするのを期待しても良いのか、それとも思い切ってより将来性のある企業に転職するべきなのか迷っている時には、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

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ここでは、就職先を決めるときの判断材料となっている「賞与」についても平均額として教えてくれて、さらに希望している会社に勤めて何年経ったら、どのくらい賞与を受け取れるのかなど、少し聞きにくい内容でも、経験豊富なアドバイザーが教えてくれます。
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