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知っておきたいビジネス用語とは?言葉の意味や例文を一覧で紹介
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この記事のまとめ
- ビジネス用語とは、ミーティングや商談などビジネスの場で使われる言葉
- 職場では、業務を円滑に進めるためにビジネス用語が使われる
- 社会人として知っておきたいビジネス用語の意味を正しく理解しよう
- 知っておきたいビジネス用語を勉強するだけでなく、使い方に注意することも大切
「社会人として知っておきたいビジネス用語はある?」と考えている人もいるでしょう。企業によっては、業務中にビジネス用語が飛び交うことがあります。仕事に支障をきたさないためにも、基本のビジネス用語を知っておくのがおすすめです。
このコラムでは、知っておきたいビジネス用語をピックアップし、意味や例文を一覧で紹介します。就職前の人も社会人として活躍している人も、予習や辞書の代わりとして役立ててみてください。
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ビジネス用語とは
ビジネス用語とは、ミーティングや商談をしたり、上司から指示を受けたりしたときなど、ビジネスシーンで使われる言葉です。ビジネス用語を使うと長い説明が不要になるため、業務を円滑に進められる傾向にあります。
ビジネス用語のなかには、日常生活であまり使用されない言葉や業界ならではの意味をもつ言葉もあるので、正しい使い方を理解することが大切です。
知っておきたいビジネス用語の意味と例文一覧
新しい環境で働き始める際は、ビジネス用語を確認しておきましょう。新入社員に限らず、部署異動や転職の予定がある人もビジネス用語を知っておくと、新しい職場で活かせる可能性があります。
以下では、知っておきたいビジネス用語を五十音順に紹介。それぞれの意味とあわせて、例文もまとめています。知らない言葉の意味を把握するだけでなく、間違った使い方をしていないかチェックするためにもご活用ください。
あ行
「あ行」から始まる知っておきたいビジネス用語には、次のようなものがあります。
アイドマ | 意味:消費者が商品やサービスを購入するプロセスを表すモデル 例文:アイドマを押さえた広告戦略が重要だ |
あいみつ | 意味:相見積もりの略、複数の業者の見積もりをとって比較する 例文:今度使う資材を選ぶからあいみつとっておいて |
アウトソーシング | 意味:業務の一部またはほとんどを外部に委託すること 例文:この業務を他社にアウトソーシングしよう |
アウトバウンド | 意味:架電、企業から顧客にアプローチする営業活動 例文:アウトバウンド中心のコールセンターは、自分のペースで電話しやすい |
アグリー | 意味:賛成する 例文:その意見、私もアグリーです |
ASAP(アサップ) | 意味:as soon as possibleの略、できるだけ早く(メールやチャットで使用) 例文:この前頼んだ資料、ASAPでお願い |
アサイン | 意味:配属、割り当て 例文:△△さんをリーダーにアサインした |
アジャイル | 意味:素早く変化に対応する 例文:アジャイル思考で効率的に業務の完成度を高める |
アセット | 意味:資産、財産、ビジネス上の強み 例文:ハタラクティブのアセットは最短2週間で内定を獲得できるところだ |
アテンド | 意味:同行する、付き添う、世話をする 例文:クライアントの△△さんのアテンドをする |
アナジー | 意味:事業間の相互マイナス効果 例文:相乗効果を期待してA社と合併したのに、アナジーの結果になった |
アポ | 意味:アポイントメントの略、約束をとりつけること 例文:取引先の△△にアポをとった |
アライアンス | 意味:複数の企業が連携する経営手法 例文:A社とのアライアンスで新プロジェクトを始めよう |
イシュー | 意味:課題、問題、論争点 例文:会議では、イシューを明確にして話し合うべきだ |
イニシアチブ | 意味:主導権 例文:このプロジェクトは誰がイニシアチブをとっているの? |
イニシャルコスト | 意味:初期費用、準備費用 例文:イニシャルコストは安いけど、維持費も考えないといけない |
インセンティブ | 意味:成果報酬 例文:業務で目標を達成できたので、インセンティブを受けとった |
インバウンド | 意味:受電、顧客が企業に対してアクションを起こすこと 例文:今働いているコールセンターはインバウンドだから働きやすい |
インフルエンサー | 意味:主にSNSやブログで消費者に影響を与える人 例文:販売促進のため、この商品をインフルエンサーに紹介してもらおう |
ウィンウィン | 意味:取引する双方にとって良い結果が得られること 例文:お互いにウィンウィンな関係を目指そう |
エクスキューズ | 意味:言い訳する、弁明する 例文:エクスキューズばかりの△△さんにはうんざりする |
エスカレーション(エスカレ) | 意味:段階的な上位者へのアプローチ 例文:例のクレーム、末端の私たちでは処理できないから課長にエスカレしよう |
エビデンス | 意味:証拠、根拠 例文:規約を変更する場合にはエビデンスを残しておいて |
OJT(オージェーティー) | 意味:On-the-Job Trainingの略、実際の業務と並行し、スタッフ教育を行う 例文:来月入る新人のOJTを君に任せるよ |
落とし込む | 意味:書類や手順に反映させること 例文:今日の会議で決まったルールを、会社規定に落とし込んでおいて |
落としどころ | 意味:妥協点 例文:この件に関しては平行線をたどる一方だから、落としどころを見つけたほうが早そうだ |
折りtel(オリテル) | 意味:折り返し電話を掛けること 例文:さっき△△社の△△さんから電話があった、オリテルするように伝えておいたのでよろしくね |
オンスケ | 意味:オンスケジュールの略、予定どおりに進行していること 例文:イレギュラーなトラブルのせいでオンスケは難しそうだ |
か行
「か行」から始まる知っておきたいビジネス用語には、次のようなものが挙げられます。
カバレッジ | 意味:カバーしている範囲 例文:通信会社のカバレッジエリア外のため、スマートフォンが圏外です |
キャズム | 意味:深い溝、商品を普及させる際の障害 例文:新しい技術で商品がキャズムを乗り越えた |
キャパシティ(キャパ) | 意味:自身がもっている能力で請け負える量 例文:彼にそのタスクを任せると、さすがにキャパオーバーかな |
キュレーション | 意味:Webサイトの情報をまとめて共有すること 例文:情報収集のためにキュレーションサイトを活用しよう |
クライアント | 意味:顧客、お客さま 例文:クライアントから業務を請け負う |
クリティカル | 意味:重大な、危機的な、批判的な 例文:クリティカルな問題が発生し、プロジェクトが中断された |
クリティカルパス | 意味:プロジェクトのなかで最も時間が掛かる作業経路 例文:クリティカルパスが遅れてプロジェクトの進捗に影響が出た |
クロージング | 意味:購入や契約を結ばせる最終段階のこと 例文:△△社からの反応を踏まえると、そろそろクロージングできそうです |
グロースハック | 意味:成長するための手段 例文:業績をさらに上げるためのグロースハックを考えよう |
KGI(ケージーアイ) | 意味:Key Goal Indicatorの略、重要目標達成指標 例文:今回のプロジェクトのKGIは、月内に売上△万を目指すこと |
KPI(ケーピーアイ) | 意味:Key Performance Indicatorの略、重要業績評価指標 例文:このプロジェクトのKPIの達成度を報告してください |
コアコンピタンス | 意味:競合他社には真似できない中核事業 例文:弊社のコアコンピタンスは△△の事業だ |
コミット | 意味:約束、決意表明 例文:結果にコミットできる人はリーダーに適任だ |
コモディティ化 | 意味:一般化、大衆化 例文:商品がコモディティ化し、価格競争が激しくなっている |
コンシューマー | 意味:消費者、購入者 例文:広告戦略でコンシューマーにアピールしよう |
コンセンサス | 意味:関係者の同意 例文:関係者のコンセンサスが得られたから、その内容で進めよう |
コンバージョン(CV) | 意味:Webサイトの訪問者がゴールに到達すること 例文:Webサイトを運営するうえで、コンバージョン率は重要だ |
コンプライアンス | 意味:法令遵守、企業の規約や社会的規範を守ること 例文:そのクレーム対応は、コンプライアンス的にアウトだ |
コンペティター | 意味:競合相手 例文:コンペティターに差をつけられる新商品を打ち出す必要がある |
約束や決意表明を表す「コミット」は、より強い意味をもたせて「フルコミット」として使われることもあります。フルコミットの意味や使い方の例は、「フルコミットの意味とは?ビジネスシーンで困らないための使い方」のコラムでご確認ください。
さ行
「さ行」から始まる知っておきたいビジネス用語は、次のとおりです。
サードパーティー | 意味:第三者、他社の製品に関わるものやサービスを販売する企業 例文:このソフトはサードパーティー製だ |
サステナビリティ | 意味:持続可能な 例文:サステナビリティを意識した戦略を立てる |
サマリー | 意味:要約 例文:今日の会議の内容をサマリーして、関係者にメールしてください |
シナジー | 意味:相乗効果 例文:当社とA社がアライアンスすることで、大きなシナジーを得られるだろう |
ジャストアイディア | 意味:思いつきのアイディア 例文:ジャストアイディアですが、△△の方法を試すのはいかがでしょうか |
終日 | 意味:出勤してから退勤するまで 例文:今日は終日外回りです |
シュリンク | 意味:縮小する、減る、データなどを圧縮する 例文:シュリンクが考えられる市場からは早めに撤退すべきだ |
ショート | 意味:一般的に資金や商品、資材などが不足していること 例文:早めに銀行に相談して、資金ショートになることだけは避けてくれ |
シンギュラリティ | 意味:技術的特異点、AIが人間の知能を超える転換点 例文:医療分野では、シンギュラリティによる技術の革新を期待できる |
スキーム | 意味:枠組みのある計画、やり方 例文:この案件のスキームってもうできている? |
スクリーニング | 意味:条件に合うものを選別すること 例文:アンケート調査のために回答者をスクリーニングする |
スコープ | 意味:対象になる範囲、領域 例文:プロジェクトを進める前に、作業のスコープを決めましょう |
ステークホルダー | 意味:利害関係者 例文:ステークホルダーの合意を得る |
ステレオタイプ | 意味:裏付けのない固定観念、一般的に浸透している思想 例文:ステレオタイプのような考え方だ |
スペシャリスト | 意味:特定の分野において、深い知識や優れた技術をもつ人 例文:ビジネスにおいて、誰にも負けないスキルをもつスペシャリストは貴重だ |
生産性 | 意味:労働力や資金に対して得られる生産物や成果の割合 例文:質よりも量が優先されるタスクのため、各自生産性を上げて取り組んでほしい |
セグメント | 意味:分野や市場などにおいて、特定の基準をもとに分割した一つひとつの要素 例文:最適なアプローチができるよう、客層をセグメントして考えよう |
ゼネラリスト(ジェネラリスト) | 意味:広範囲にわたって知識や技術、経験などをもつ人 例文:幅広い知識を有するゼネラリストになり、管理職を目指したい |
た行
「た行」から始まる知っておきたいビジネス用語を表にまとめました。
タイト | 意味:人材や日数が数的に厳しい状態 例文:スケジュールがタイトだ |
ダイバーシティ | 意味:多様性、人種や年齢などが異なる人を活用すること 例文:企業のダイバーシティ化を進める |
ターゲティング | 意味:細分化された市場のなかから、自社がターゲットとする市場を選ぶプロセス 例文:顧客を惹きつけるコンテンツを作るためには、ターゲティングが欠かせない |
タスク | 意味:課せられた仕事、作業 例文:優先順位をつけて効率的にタスクをこなそう |
たたき | 意味:たたき台、試案 例文:来週の会議に使う資料、たたきで問題ないから準備しておいてね |
ディシジョン | 意味:重要事項の決定 例文:リーダーのディシジョンに賛成します |
データマイニング | 意味:蓄積された情報を分析し、有用な知見を獲得する技術 例文:データマイニングによって、企画の中断が決まった |
デッドライン | 意味:締め切り 例文:デッドラインを△月△日△時に延期します |
デフォルト | 意味:初期設定、定番、債務不履行 例文:君の遅刻はデフォルトだね |
テレコ | 意味:互い違い、あべこべ 例文:あなたが話したことは書類の内容とテレコになっている |
トップダウン | 意味:上層部が意思決定を行い、現場の部下がタスクを行うこと 例文:この業界はトップダウン経営がマッチしている |
ドライブ | 意味:前進する、追い込みを掛ける 例文:今月のノルマ達成するためにもっとドライブかけようか |
な行
「な行」から始まる知っておきたいビジネス用語は、次のとおりです。
なる早 | 意味:なるべく早く(目上の人には使用を避けたほうが無難) 例文:この前のアンケート、なる早で提出してね |
ナレッジ | 意味:付加価値のある情報、有益な知識 例文:メンバーにナレッジを共有し、チーム全体のレベルを高めよう |
ニアリーイコール | 意味:ほとんど同じ 例文:この商品はA社のものとニアリーイコールだ |
ニーズ | 意味:需要 例文:顧客のニーズを捉える |
ニッチ | 意味:隙間 例文:ニッチな市場をターゲットとしており、オーシャンブルーになり得るプロジェクトだ |
人月 | 意味:1人が1ヶ月でできる作業量 例文:このタスクを完了させるためには、3人月が必要だ |
ネゴシエーション(ネゴ) | 意味:交渉、話し合い 例文:この案件を早急に進めたいが、先方とのネゴシエーションはどうなっている? |
ノウハウ | 意味:技術的知識、実践的知識 例文:ノウハウを活かしてプロジェクトの成功を目指そう |
ノー残 | 意味:残業しない 例文:ノー残デーを作って、プライベートも充実させよう |
ノーティス | 意味:お知らせ 例文:ショートノーティス(急なお知らせ)となり恐縮ですが、本日の17時を期限としてご回答のほどよろしくお願いいたします |
ノマド | 意味:好きな場所で働くこと 例文:ノマドワーカーになり、カフェで仕事している |
NR(ノーリターン) | 意味:No Returnの略、直帰 例文:出張先からNRの予定です |
ノルマ | 意味:個人や組織に課せられる仕事量や達成基準 例文:顧客の視点に立った営業により、今月のノルマを達成できた |
は行
「は行」から始まる知っておきたいビジネス用語を表で紹介します。
バズマーケティング | 意味:口コミを発生させて商品やサービスを広めること 例文:バズマーケティングによるプロモーションが成功した |
バジェット | 意味:予算、経費 例文:このプロジェクトはあまりバジェットが下りなかったから厳しいものになるだろう |
バッファ | 意味:緩衝、余裕 例文:スケジュールがタイトでほかのタスクが回らないから、バッファもたせて予定を組んでね |
パラダイム | 意味:当然と考えられている価値観、典型、模範 例文:働き方について、パラダイムシフト(固定観念の劇的な変更)が進んでいる |
パラレル | 意味:並行、同時進行 例文:どちらも優先度高めのタスクだから、パラレルで進めていこう |
ハレーション | 意味:周囲への悪い影響 例文:他部門とハレーションを起こさず穏便に進めよう |
PDCA(ピーディーシーエー)サイクル | 意味:plan(計画)、do(実行)、check(評価)、act(改善)の4段階を繰り返して業務改善を行うこと 例文:PDCAサイクルをきちんと回すように上司から周知があった |
BtoB(ビートゥービー) | 意味:Business to Businessの略、法人相手のビジネス 例文:弊社の事業はBtoBです |
ヒヤリハット | 意味:ヒヤリとした、ハッとした、重大な問題が生じる前に気づくこと 例文:ヒヤリハットの事例を参考に事故を防ごう |
ヒューリスティック | 意味:経験から直観的に正解に近い結論を出す思考法 例文:服装から性格を判断するのは、ヒューリスティックといえる |
ファクト | 意味:事実 例文:もっとファクトベースでプランを練り直してほしい |
フィードバック | 意味:能力やモチベーションを高めるため、結果を分析して対象者に報告すること 例文:先日のフィードバックのおかげでさらにレベルアップできました |
フィックス | 意味:固定、定着、最終決定 例文:この仕様をフィックスさせたいので、お手すきでMTGの時間をいただけますか? |
フェーズ | 意味:段階、局面 例文:最初の工程がフィックスしたから、次のフェーズへ移ろう |
プッシュ | 意味:後押しする、推薦する 例文:次の海外出張、君をプッシュしておいたよ |
プライオリティ | 意味:優先度、優先順位 例文:大口の案件だからプライオリティ高めで進めてください |
ブラッシュアップ | 意味:さらに磨きを掛ける、質を高める 例文:もっと企画の内容をブラッシュアップしてみようか |
フラット | 意味:公平、偏りのない 例文:うちでの会議は上司や部下関係なく意見を出し合うフラットさを大切にしている |
ブランディング | 意味:ブランドの価値を高めて他社との差別化を図る戦略 例文:マーケティングを成功させるためにはブランディングが重要だ |
ブレスト | 意味:1つのテーマに沿って複数人でアイデアを自由に出し合う会議方式 例文:次の会議はブレストで行います |
ブルーオーシャン | 意味:競合相手のいない未開拓地 例文:ブルーオーシャンの開拓は、我が社の大切にしていることの1つだ |
プレゼン | 意味:プレゼンテーションの略、商品やサービスなどについて説明すること 例文:明日のプレゼンで新商品を発表する |
プロパー | 意味:新卒からその企業で働く社員、アパレル業界における正規価格 例文:△△さんはプロパーだ |
プロモーション | 意味:宣伝 例文:明日、新商品のプロモーションが始まるよ |
プロンプト | 意味:指示する、促す、生成AIに対してユーザーが入力する指示や質問 例文:生成AIを使いこなすには、分かりやすいプロンプトが大切です |
ペイ | 意味:支払う、採算がとれる 例文:そのプロジェクトでペイできるの? |
ベクトル | 意味:方向、進路 例文:みんなのベクトルがバラバラだと、プロジェクト進行の妨げになる |
ベストプラクティス | 意味:最善の手段、最良の事例 例文:ベストプラクティスを探して、自社サービスの契約数を増やそう |
ベネフィット | 意味:利益、恩恵 例文:この案件は、ベネフィットを期待できそうだ |
ペルソナ | 意味:その企業によって最も抽象的なターゲット層、ユーザー像 例文:我が社のペルソナをもう一度思い出してから、また企画書を提出してくれ |
「プロパー」というビジネス用語は、分野によって意味が異なる場合があります。詳しく意味を確認したい方は、「プロパーとは?ビジネス用語としての意味と使い方を知ろう!」のコラムもご一読ください。
ま行
「ま行」から始まる知っておきたいビジネス用語は、次のとおりです。
マイルストーン | 意味:節目、区切り 例文:このプロジェクトのスケジュールに、必要なマイルストーンを記載しておいてください |
マージン | 意味:手数料、粗利、デザインや印刷などの分野においては余白部分 例文:仲介業者のマージンは30%だ |
マスト | 意味:必須、絶対条件 例文:セミナーにはプロジェクターの用意がマストです |
マター | 意味:担当者 例文:このプロジェクトは誰をマターにして進めようか |
マーチャント | 意味:商人、商品の販売やサービスの提供を行う個人や企業 例文:このマーチャントは、ブルーオーシャン開拓に成功した結果、今では独走状態だ |
マネタイズ | 意味:収益化を図ること 例文:このビジネスでマネタイズできるの? |
MTG(ミーティング) | 意味:ミーティング、会議 例文:本日15時からMTGのため離席します |
メイクセンス | 意味:理解する、もっともである 例文:あなたの反論にはメイクセンスしました |
メソッド | 意味:方法、方式 例文:それぞれのタスクを効率的に進めるためのメソッドを教えてください |
メタバース | 意味:オンラインに構築された3次元の仮想空間 例文:商品を周知させるため、メタバースでイベントを開催しよう |
メンター | 意味:指導者、助言者 例文:△△さんは、新入社員のメンターを担当している |
モアベター | 意味:より良い 例文:会議の資料を作り直したほうがモアベターだ |
モジュール | 意味:要素、部品 例文:PCを買い替えず、新しいモジュールを導入しよう |
や行
「や行」から始まる知っておきたいビジネス用語として、次のようなものが挙げられます。
ユーザーエクスペリエンス(UX) | 意味:消費者の製品やサービスの利用体験 例文:このソフトは、ユーザーエクスペリエンスの素晴らしさで評価されている |
ユーザビリティ | 意味:製品の使いやすさ、使い勝手 例文:ユーザビリティに優れたWebサイトを制作する |
ユーティリティ | 意味:効用、役に立つこと 例文:どのような業務もこなす△△さんは、ユーティリティな社員といわれているそうだ |
ら行
「ら行」から始まる知っておきたいビジネス用語には、以下のようなものがあります。
リスキリング | 意味:新しい仕事に就くため、現在とは異なる領域でスキルを身につけること 例文:転職のためにリスキリングに取り組む |
リスケ | 意味:スケジュールの変更 例文:今日の定例会議、参加者が少なそうだからリスケしておいて |
リスクヘッジ | 意味:危機回避、将来起こり得る危険への対策 例文:突然の雨に備え、リスクヘッジとして職場に置き傘している |
リソース | 意味:時間や人員、お金など仕事に必要な資源 例文:リソース不足のため、プロジェクトのオンスケは難しそうだ |
リテラシー | 意味:読み書きができる能力、ある分野の知識やそれを活用する能力 例文:この業界で活躍するのであれば、最低限のネットリテラシーはもっておいてほしい |
リード | 意味:営業活動の結果として生み出された見込み客 例文:先日の営業で手ごたえがあったリードに商品の案内メールを送ります |
リードタイム | 意味:商談から受注まで、もしくは発注から納品までの期間 例文:商品のリードタイムを短縮しよう |
リバイズ | 意味:改定、修正 例文:前回ご指摘いただいた点を踏まえて、企画書をリバイズしましたのでご査収ください |
リマインド | 意味:思い出させる、再確認する 例文:週明けにある会議の日程をリマインドします |
レジュメ | 意味:要約、履歴書 例文:書類選考を突破できるようなレジュメを作りたい |
レスポンス | 意味:反応、応答 例文:あの先輩はメールのレスポンスが早い |
レッドオーシャン | 意味:競争相手が多い市場 例文:レッドオーシャンで戦える商品を開発した |
ロジックツリー | 意味:物事を要素ごとに分解し、問題の原因や解決法を導き出すこと 例文:売上を伸ばすために、ロジックツリーで施策を考える |
ロングテール | 意味:ヒット商品以外にニッチな商品もそろえることで売上を伸ばすオンライン上の販売手法 例文:ロングテール戦略に従って、商品の取扱数を増やそう |
ローンチ | 意味:立ち上げる、Webサイトを公開する 例文:ハタラクティブが、新たな求人サイトをローンチした |
わ行
「わ行」から始まる知っておきたいビジネス用語には、次のようなものがあります。
ワークフロー | 意味:仕事の手順、作業の流れ 例文:新人もすぐに参加できるように、この業務のワークフローまとめておいて |
ワークライフバランス | 意味:仕事と家庭の両方を充実させること 例文:ワークライフバランスを整えるため、残業時間を短縮させましょう |
ビジネス用語を正しく使うためのポイント
ビジネス用語を正しく使うためには、業務で必要な言葉の意味を正しく覚えたり、分からない言葉を調べる習慣をつけたりすることが大切です。ここでは、ビジネス用語の使い方のポイントを紹介します。日々の業務でビジネス用語を上手く使いこなしたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
業界や業務に関わる言葉の意味を正確に理解する
仕事をスムーズにこなすために、業界や業務に関わるビジネス用語を正確に理解することが大切です。たとえば、「あいみつ」という言葉が「相見積もり」を意味していると分からなければ、意味の確認に時間や手間が掛かります。また、ビジネス用語の意味を間違えて覚えてしまうと、業務に支障をきたす可能性もあるでしょう。
分からない言葉は調べる
仕事中に分からないビジネス用語を聞いたら、意味を調べる習慣をつけましょう。意味が曖昧な状態のビジネス用語を使うと、誤用してしまうリスクがあります。文脈から意味を推測したり、周りの人を真似たりするだけでなく、意味を調べて正しく使うことが重要です。
ビジネス用語の勉強方法とは?
ビジネス用語を身につけたいときは、ビジネス関連の書籍を読んでみてください。言葉だけでなくビジネスの知識を学べることもありますよ。仕事を通じてビジネス用語を身につけていくのもおすすめです。知らない単語に出会ったら、その都度Webサイトで調べることを意識してみましょう。仕事に対して不安がある場合は、ぜひ私たちハタラクティブにご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
言葉の使い方に注意する
ビジネス用語はむやみに使えばいいというわけではなく、使い方には注意が必要です。たとえば、「チームからのアグリーでプロジェクトのマターにアサインされた」といった言い回しは、意味が分かりにくいといえます。相手に情報を正確に伝えるためにも、カタカナのビジネス用語の多用は避けましょう。
また、相手がビジネス用語を知らない可能性を考えておくこともポイントです。特に専門的なビジネス用語は、相手に配慮しながら使いましょう。相手の反応を見ながら、適度にビジネス用語を使って会話を進めてみてください。
ビジネスシーンで相手と円滑にコミュニケーションをとるためには、コミュニケーション能力を鍛えるのもポイントです。「コミュニケーション能力を鍛えるには?具体的な方法をご紹介」のコラムも参考に、コミュニケーション能力を磨いてみましょう。
「ビジネス用語をはじめ、仕事の知識やスキルに不安がある」「社会人未経験で業務に自信がない」という人は、就職・転職エージェントの利用を検討してみてください。ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。
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知っておきたいビジネス用語に関するFAQ
ここでは、ビジネス用語に関する疑問について、Q&A方式で解消していきます。ビジネス用語について気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
社会人が知っておきたい基本のビジネス用語は何ですか?
社会人が知っておきたいビジネス用語として、「デッドライン」「フィックス」「リソース」「KPI」などが挙げられます。特に重要なビジネス用語を覚えておくことで、すぐに仕事で活かせる可能性があるでしょう。
トレンドのビジネス用語も存在するので、基本の言葉を覚えたあとも日々勉強することをおすすめします。
「夜分に失礼します」の「夜分」は、ビジネスでは何時ごろですか?
夜分は、本来午後11時~午前2時前後を指します。ただし、昨今では午後9~10時以降を夜分とする場合も増えているようです。そのため、先方に連絡する場合、午後9時以降は「夜分に失礼します」と述べるのが望ましいでしょう。
なお、仕事の電話やメールの送信は、基本的に就業時間内に行うのがマナーです。緊急を要する場合は仕方ありませんが、「夜分に失礼します」と一言添え、丁寧な印象を与えましょう。詳細は「『夜分に失礼します』は正しい?ビジネスで使える表現例」をご覧ください。
「退社」と「退職」の違いは何ですか?
「退職」と「退社」の意味は、どちらも会社を辞めることです。ただし、「退社」には勤務を終えて職場を出るという意味もあります。そのため、相手に誤って伝わらないよう「△月末で退社」「本日はもう退社した」など、具体的な表現を心掛けましょう。
詳しくは「『退社』とは?混同しやすい『退職』『帰社』『退勤』との違いと使い分け」で解説しています。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。