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社会人が辛いときはどうする?理由ごとに解決策を紹介!転職についても解説
この記事のまとめ
- 社会人生活が辛いと感じる理由は「人間関係」や「労働環境の悪さ」などさまざま
- 勤務年数や置かれている状況などによって、社会人が「辛い」と感じる理由は異なる
- 社会人一年目で慣れない環境に適応できず、「メンタルがもたない」と悩む人は少なくない
- 「仕事は辛いだけ」「職場に耐えられない」と感じるなら、転職するのも手
- 自分に合う仕事や企業への転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用しよう
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社会人で「辛い」と感じる方もいるでしょう。社会人が「辛い」と感じる理由は勤務年数や状況によってさまざま。辛さを解消するためには、理由に合わせて適切に対処することが大切です。
このコラムでは、社会人が「辛い」と感じる理由と乗り切るための対処法を解説します。また、対処法をためしても辛い気持ちが和らがない場合の対処法として、働き方を変えたり転職したりする方法についてもご紹介するので、ぜひご一読ください。
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社会人が「辛い」と感じる理由は勤務年数や状況によって異なる
社会人として働くなかで「辛い」と感じる理由は、勤務年数や状況によって異なります。たとえば、学生から新卒で社会人になる場合は、「仕事ができない」「ビジネスマナーが難しい」といった理由で「辛い」と感じやすいようです。社会人2〜3年目で仕事に慣れた場合では、職場の人間関係や同僚との差が気になり始めて「辛い」と感じることもあるでしょう。社会人4年目以降では、責任ある仕事を任されてプレッシャーを感じやすかったり、思うようにスキルアップやキャリアアップができなかったりして、社会人の辛さを実感することも考えられます。
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ケース別!社会人が「辛い」と感じる理由と解決法
辛い気持ちを解消するためには、理由に合わせて適切な対処法をとることが大切です。社会人が「辛い」と感じる理由は経験や置かれている状況によってさまざまなので、まずは「自分が辛いと感じる理由」を明確にして対策を講じましょう。
ここでは、社会人が「辛い」と感じる理由を勤務年数別にご紹介します。理由ごとに辛さを解決する方法もご紹介するので、チェックしてみてください。
社会人1年目の場合
社会人1年目は学生の頃の生活やアルバイトと比較してしまい、「仕事が辛い」「職場環境が辛い」と感じやすい傾向です。厚生労働省の「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況(p.15)」では、20~29歳のうち64.9%が「現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安やストレスとなっていると感じる事柄がある」と回答。若い世代全体の60%以上の人が、仕事で辛い思いをしているのが現状です。
人によっては、ストレスが原因で「学生に戻りたい…」と思ったり、転職を視野に入れたりすることも。しかし、根本的な原因を解決できなければ、転職先で同じような辛さを抱える可能性があります。
ここでは、社会人が辛いと感じる事例を紹介しますので、自分の状況に当てはまるものはないか考えてみましょう。
参照元:厚生労働省「令和6年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況」
仕事ができない
新卒で社会人経験が浅く、思うように仕事を進められないと「辛い」と感じやすいといえます。「業務が覚えられない」「ミスが多い」「思うように業績が上げられない」などの理由が重なると、自己嫌悪に陥ってしまう可能性も。しかし、新卒で入社した社会人一年目から、すべてを完璧にこなせることは多くありません。失敗してしまったりなかなか仕事が覚えられなかったりする場合は、自分を責めるのではなく、見直しやメモの作成などの対処を徹底して自己成長することに集中することが大切です。
ビジネスマナーが難しい
社会人1年目の場合、ビジネスマナーが難しくて辛いと感じることも考えられます。言葉遣いやマナーなど、学生時代はそこまで気にしていなかったビジネスマナーを社会人になって求められるようになり、息苦しさを覚えることもあるでしょう。
また、先輩や上司から「社会人の常識を押し付けられることが辛い」と感じる方もいるようです。企業によっては「社会人ならニュースは毎日見ているもの」「社会情勢や金融取引の知識は持っていて当たり前」など、学生時代には求められなかった常識を要求される場合もゼロではありません。業務に関する知識や社内規則、マナーなどを覚える入社一年目の時期に、突然ニュースチェックや今まで知らなかった常識も求められた場合、より辛くなってしまうでしょう。
ビジネスマナーが難しくて「辛い」と感じる場合は、プレッシャーを感じ過ぎないためにも、短期間で完璧になることを目指さないことをおすすめします。まずは、挨拶や報連相といったビジネスマナーの基本から少しずつ身につけていき、段階を踏みながら一人前の社会人を目指しましょう。そうすることで、プレッシャーを感じて「辛い」と感じにくくなります。
職場に馴染めない
職場に馴染めないことが理由で、「辛い」と感じる社会人1年目の方もいるようです。上司や先輩から理不尽な要求があったり、些細なことが噂になりやすかったりする職場は、働きにくさや居心地の悪さにつながりやすいといえます。
学生時代は苦手な相手と距離を取りやすいものの、協力や報告・連絡・相談が求められることが多々ある社会人の場合は難しいでしょう。職場に馴染めない場合は、「仕事のため」と気持ちを割り切って業務やコミュニケーションを行う、もしくは、社内の労務部や総務部に相談して改善を促すといった方法が解決策として挙げられます。これらの方法を試しても解決しない場合は、転職を視野に入れてみましょう。また、パワハラやセクハラといったハラスメントに悩んでいる場合は、弁護士や最寄りの労働基準監督署に相談してみるのも手です。
苦手なタイプの相手とも関わらなければならない
社会人になると、苦手なタイプの相手とも関わらなければなりません。自分の苦手なタイプだからといって職場の人や取引相手と距離を置いてしまうと、人間関係が悪化して職場の居心地が悪くなったり、取引に失敗したりしてしまう恐れも。そのため、社会人としてうまくやっていくためには、「苦手だから関わらなくていいや」と考えるのではなく、業務に必要なコミュニケーションは最低限取ることを心掛けることが大切です。
上司が厳しい
上司が厳しいという理由で、「辛い」と感じることもあるでしょう。上司から毎日のように叱責されたり、完璧を求められたりする場合、仕事へのプレッシャーや恐怖心が精神的な負担につながります。また、厳しさの意図がわからず、自分自身の存在を否定されているように感じ、自己肯定感が低下してしまうこともあるでしょう。
上司が自分に厳しくて「辛い」と感じるときは、「なぜ上司は厳しいのか」を冷静に考えてみることが重要です。厳しさのなかに期待や「成長してほしい」という意図が読み取れる場合は、具体的なアドバイスを求めてみるのがおすすめ。上司の要望に答えられれば、叱責が減少して厳しい態度が和らぐがあります。
もし意図が汲み取れない場合は、「具体的にどうしたらいいのか」や「なぜ厳しくするのか」といった疑問を直接上司に質問してみるのも手。理不尽に厳しくされていたり、あまりにも厳し過ぎて心身に悪影響を及ぼしている場合は、社内の相談窓口や専門家に頼るのも手です。
同僚と比較してしまう
「自分は同僚よりも仕事ができない」「要領が悪いからいつまでも上司や先輩に怒られてしまう」と、自分と周りを比べて辛い気持ちになることもあるでしょう。自分より早く成果を出す同僚に劣等感を抱いたり、周囲の業務成績と比較して落ち込んだりすることも。結果を出せないことで辛い思いをするケースもあるようです。
同僚と比較して「辛い」と感じるときは、「比較する対象」を他人ではなく「過去の自分」に変えてみるのがおすすめです。入社時と比べてできるようになったことや、成長した点を振り返ると、自分の頑張りを客観的に評価できます。また、同僚の成功をただ羨むのではなく、その人の仕事の進め方や考え方から、学べる点はないかを探すことも有効です。他人と比べるのではなく、自分のペースで成長することに目を向ければ、焦りや不安も軽減されるでしょう。
残業や休日出勤がある
残業や休日出勤があることも、社会人1年目が「辛い」と感じる理由といえます。特に、残業や休日出勤が常態化している職場では、プライベートな時間が取れずにストレスが大きくなったり、疲れがとれなくて体調を崩したりしやすいでしょう。
残業や休日出勤を減らすには、仕事の効率化を意識して作業の優先順位をつけたり、先輩に相談して業務の進め方を見直したりしてみるのがおすすめです。残業や休日出勤が減れば、心身を休める時間ができて「辛い」と感じにくくなる可能性があります。
努力しても状況が変わらない場合は、上司に相談して業務量の調整を頼んでみましょう。会社全体で残業や休日出勤が多発している場合は、労働基準監督署や会社の労働組合などに相談して改善を促してもらうのも手です。
学生時代と比べて自由時間が減った
学生時代は授業の合間や放課後、長期休暇など、自由に使える時間を確保しやすい傾向。しかし、社会人になると一日の大半は仕事になり、学生時代と比べると自由に使える時間が減ってしまうことから辛さを感じることもあるでしょう。友人と会う時間が取れなくなったり、趣味に没頭する時間がなくなったりすることで、孤独感や閉塞感を覚える場合も。特に、これまで多くの時間を趣味や遊びに使ってきた人は、学生と社会人の生活の違いに戸惑いやすいといえます。
仕事が中心の生活に慣れず「自由時間が減って辛い」と感じるときは、意識的に「仕事以外の時間」を確保することが重要です。たとえば、通勤中に好きな音楽を聴いたり寝る前に読書をしたりするなど、空き時間に少しでも自分のための時間を作ることでリフレッシュできる可能性があります。仕事がある日に自由時間がうまく作れない場合は、週末に思い切り趣味に没頭したり、有給休暇を使って自分の時間を確保するのも手。「仕事以外の時間」をうまく使うことで、社会人も自由時間を確保でき、辛い気持ちを和らげられます。
仕事がある生活に慣れない
「講義が午後からだから、朝はゆっくり寝ていられる」「早めに帰宅できる」というように、生活しやすい学生時代を過ごしていた人もいるでしょう。しかし、社会人生活は毎日早寝早起きをしなければならなかったり、残業で帰宅時間が夜中になったりすることも少なくありません。仕事によっては、日勤と夜勤が交互に合って生活リズムが崩れやすい場合も。こうした学生時代と社会人になってからの生活の違いから「辛い」と感じる人もいるようです。
社会人の生活に慣れるには時間が掛かるものだと割り切り、まずはできることから一つずつ習慣化していくことが大切です。毎朝の満員電車や夜遅くまでの残業など、これまでの生活とのギャップに戸惑ったとしても、焦る必要はありません。少しずつ社会人生活を続けていくうちに慣れていくと考えられます。「いつまでたっても社会人の生活に慣れなくて辛い」という場合は、自分の生活しやすい時間帯で働ける仕事への転職も視野に入れてみましょう。
通勤がストレス
満員電車や長時間の移動は体力的にも精神的にも負担が掛かりやすく、「辛い」と感じる理由の一つです。特に、毎日のように続く満員電車は、他者との距離が近く、パーソナルスペースが保てないため、強い不快感や疲労感を感じる人も少なくありません。また、通勤時間が長ければ長いほど、自分のための時間が削られてしまい、仕事をする前にすでに疲れてしまうという状況に陥りやすくなります。
毎日の通勤にストレスを感じている場合は、通勤時間を有効活用してリフレッシュしてみるのがおすすめ。たとえば、満員電車での移動であれば、イヤホンをして好きな音楽を聞いたり動画を見たりすることで、気分転換できる可能性があります。車で通勤している場合は、「好きな曲を聞く」「歌ってストレスを発散する」「好きな飲み物を飲みながら運転する」などをすることで、リフレッシュできるでしょう。
「何を試しても通勤時間が苦痛だ」という場合は、満員電車を避けるために自転車通勤に変えてみたり、会社に通勤時間をずらせないか確認してみたりするのも手。車での通勤が苦痛の場合は、電車通勤に変えてみたり、道が混雑しない時間を狙って通勤してみることで、辛い気持ちを軽減できるでしょう。可能であれば、会社の近くに引っ越して通勤時間を短縮するのも効果的です。
リアリティショックが大きい
「思っていた社会人生活と違う」「こんなはずじゃなかった」といったリアリティショックが辛さにつながる場合もあるでしょう。リアリティショックとは、理想として描いていた社会人生活と現実のギャップに戸惑い、ストレスを感じる状態を指します。社会人になってリアリティショックに直面する人は少なくありません。
リアリティショックを乗り越えるためには、焦らず少しずつ職場の環境に慣れることが大切です。また、困ったときには先輩や上司に相談することで、解決の糸口が見つかる場合も。自分一人で抱え込まず、周囲の助けを借りながら成長していく意識を持てると、「社会人が辛い」という状況を乗り越えやすくなるでしょう。
社会人2~3年目の場合
社会人一年目とは異なる悩みやストレスによって、社会人2〜3年目の場合も「辛い」と感じることがあります。以下で、社会人2〜3年目が「辛い」と感じる原因と、その対処法をまとめたのでチェックしてみてください。
職場の人間関係に問題がある
社会人2〜3年目になると、職場の人間関係がある程度見えてきます。「人間関係がギスギスしている」「自分と合わない人がいる」といった職場の人間関係の問題に直面し、辛さを感じる場合もあるようです。また、ハラスメントにあっていたり、後輩と上司の板挟みにあっていたりして辛い場合もあるでしょう。
こうした職場の人間関係による辛さを解消するためには、状況に合わせて適切に対処することが大切です。
問題 | 解決策 |
---|---|
ハラスメントにあっている | ・社内の相談窓口に頼る(人事部やコンプライアンス部門、会社専属のカウンセラーなど、企業によって相談窓口は異なる) ・外部相談窓口を利用する(社会保険労務士や弁護士など) |
自分と合わない人がいる | ・「仕事だから」と割り切って挨拶や仕事に関する報告、連絡、相談はしっかりと行う ・プライベートな付き合いや業務以外の会話は最低限にとどめる |
後輩と上司の板挟みにあっている | ・同僚に相談してみる ・上司の上司に相談してみる |
職場内で避けられている従業員がいる | ・噂や陰口に混ざらない ・上司や社内の相談窓口に相談して改善を促す |
上記のように、職場で発生している人間関係の問題にあわせて適切に対処して職場の人間関係が改善されれば、辛さが和らぐでしょう。
業務量が多すぎる
1年目に比べて任される仕事が増え、責任も重くなることから「辛い」と感じることもあるようです。特に、上司が自分のキャパシティを考慮せず仕事を振ってきたり、うまく断れなかったりする場合は、業務量が多くなりやすいでしょう。
業務量が多過ぎて辛い場合は、上司に調整できないか相談してみたり、業務を効率的に進める工夫をしてみたりするのがおすすめ。業務量が多いことを上司に相談することで、業務量の調整やアドバイスをもらえる可能性があります。上司が対応してくれなかったり、頼みにくい状況だったりするのであれば、業務を効率的に進められるように工夫してみましょう。たとえば、タスクリストを作成し、それぞれの所要時間や進捗状況を具体的に示すことで、業務の優先順位を立てたり計画したりしやすくなります。
いまだに仕事を覚えられない
入社して1〜2年が経つものの、いまだに仕事を覚えられず「辛い」と感じる人もいるようです。同じミスをしてしまっていたり、業務をうまく進められなかったりする状態が続くことで、「自分は仕事ができない」とネガティブな思考に陥り、辛くなってしまうこともあるでしょう。
なかなか仕事を覚えられないことに悩んでいる場合は、原因を明らかにしたうえで改善策を考えることが重要です。同じミスを繰り返してしまっているのであれば、業務開始前にマニュアルやメモの確認をすることでミスを予防できる可能性があります。業務をうまく進められない場合は、仕事が早い同僚や上司に相談してアドバイスをもらうのも有効でしょう。
もしも、「業務内容を把握しているけどミスをしてしまう」「マニュアルやアドバイスに沿って作業を進めていても時間が掛かり過ぎてしまう」という状況の場合は、仕事と自分の適性がミスマッチを起こしている可能性も考えられます。一度、自己分析やこのコラムにある適職診断を行い、「今の仕事が自分に合っているのか」を調べてみるのも一つの手です。
同僚との差がある
自分と同僚を比べたときに、仕事の進捗具合や成果などに差があることが理由で「辛い」と感じる場合もあるでしょう。同期が活躍している姿を見て、焦りや劣等感を感じてしまう人は少なくありません。
同僚との差を感じて辛いときは自分を責めるのではなく、自分の目指すキャリアを明確にしたうえで「どうしたらもっと仕事で活躍できるか」を考えて行動に移すことが大切です。同期の優れた点を素直に認め、「どうすればそのスキルを身につけられるか」というように具体的に質問してみるのも有効でしょう。同僚をライバル視するのではなく、「仲間」だと捉えて自己成長を目指すことで、気持ちが楽になる可能性もあります。
頑張りを評価してもらえない
頑張っても成果が見えにくい仕事だと、「正当な評価がなされなくて辛い」と感じることもあるようです。企業によっては、評価の基準が曖昧だったり、上司が忙しくて部下の頑張りに気づいていなかったりなど、評価制度が整っていない場合もあります。
自分の頑張りを評価してもらえないときは、上司に直談判してみるのが有効です。特に、上司が従業員の成果や頑張りを把握していない場合は、日ごろから「○○を達成しました」「○○を成功させるために△△を頑張っています」など、具体的に伝えてアピールすることで評価してもらえる可能性が高まります。
上司に自分の頑張りを伝えても評価してもらえず、理想のキャリアを築けなそうであれば、評価制度が整っている企業への転職を検討してみるのも手です。
仕事ばかりでプライベートが疎かになっている
社会人になると学生時代より働く時間が増えるため、休息時間が少ないことが「辛い」と感じる原因になりかねません。「疲れて帰宅後は食事や入浴をするのが精一杯」「翌日は心身ともにスッキリしないまま仕事に行く…」という生活が続き、思うように休息が取れない方もいるでしょう。
さらに、疲れて休日も寝過ぎてしまったり無気力になったりすることで、社会人一年目が「ずっとしんどい」という状態になることも。趣味やリフレッシュができない状態が続くと、心身ともにストレスが溜まりかねません。
プライベートが疎かになっていて辛いと感じるときは、「自分にとっての休息とは何か」を考え、意図的にプライベートな時間を確保することが重要です。たとえば、「週に1回は定時で帰る日を作る」「週末はスマホから離れて趣味に没頭する」など、具体的なルールを決めるのも方法の一つ。有給休暇を計画的に取得し、旅行やイベントなど、仕事から完全に離れる時間を作ることも、辛さを解消するのに有効です。
仕事とプライベートのバランスを保つことは、長期的にキャリアを築いていくうえで欠かせない要素なので心得ておきましょう。
社会人4年目以降の場合
社会人4年目以降は仕事にも慣れてベテランになりつつも、新たな責任や期待がのしかかり、社会人1〜3年目とはまた違った辛さに直面する時期です。ここでは、社会人4年目以降に「辛い」と感じる5つの理由とそれぞれの対処法について解説します。
責任ある仕事を任されてプレッシャーが大きい
4年目以降になると、難易度の高いプロジェクトやリーダー的な役割を任されることが増えます。「成功させなければならない」「失敗できない」といった仕事のプレッシャーが重くのしかかり、精神的に追い詰められて「辛い」と感じることもあるでしょう。
仕事のプレッシャーを一人で抱え込むと、ストレスが増幅して心身に悪影響が出る恐れも。そのため、仕事のプレッシャーによって辛さを感じるときは、一人で抱え込まず上司や先輩に相談するのがおすすめです。不安な点を具体的に伝えてアドバイスを求めることで、解決策が見つかったり、気持ちが楽になったりする可能性があります。
また、プレッシャーを「期待されている証拠だ」とポジティブに捉え直すことも大切です。タスクを細分化し、一つずつ着実にクリアしていくことで、達成感を得ながら自信をもって仕事を進められるでしょう。
自分の仕事だけでなく後輩のサポートもしないといけない
社会人4年目以降になると、あとから入社してきた後輩のサポートを任されることも考えられます。後輩指導は、自分の業務に加えて相手の進捗管理やフォローも行う必要があるため、時間的にも精神的にも負担が大きいことから「辛い」と感じやすいでしょう。教えることに不慣れだったり、後輩とのコミュニケーションがうまくいかなかったりする場合は、さらに辛さを感じてしまいます。
自分の仕事をしながら後輩のサポートをするのは簡単ではありません。しかし、他者に物事を教えることは、自己成長にもつながります。「辛いけど自己成長に必要なことだ」と捉えることで、後輩のサポート業務への辛さを和らげられる可能性があるでしょう。以下のコラムで、後輩への良い接し方について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
代り映えしない仕事を毎日しないといけない
同じ仕事の繰り返しでモチベーションが低下し、「辛い」と感じる場合もあるでしょう。ある程度のスキルを身につけると、日々の業務がルーティン化し、新しい刺激や学びが少なくなります。
代り映えしない仕事をすることに辛さを感じる場合は、業務の効率化や品質向上を目指してみたり、スキルアップをして仕事の幅を広げてみたりするのがおすすめです。「どうすればもっと効率的にできるか」を考え業務改善に取り組んでみることで、仕事へのモチベーションアップに期待できます。マニュアルを作成したり、新しいツールを導入したりできれば、仕事に変化をもたらせられるでしょう。
また、現在の業務に関連する資格取得の勉強を始めたり、社内外の勉強会に参加したりして、新しい知識をインプットする機会を自ら作り出すのも有効です。
給与や待遇が仕事と合っていない
責任や業務量が増えているにも関わらず、給与や待遇がそれに見合っていないと「辛い」と感じやすいでしょう。自分の頑張りが正当に評価されていないと、仕事のモチベーションも下がる可能性があります。
仕事に見合う給与や待遇を求めている場合は、上司との面談の際に、具体的な成果を数値や事実で示し、待遇改善について交渉してみましょう。単に「もっと給料を上げてほしい」と言うのではなく、「このプロジェクトで〇〇円の売上増加に貢献した」「〇〇の業務改善でコストを△△%削減した」など、客観的なデータを用いてアピールすることが重要です。もし会社が正当に評価してくれないと感じる場合は、自身の市場価値を把握するために、転職活動を視野に入れるのも一つの選択肢です。
やりたい仕事を任せてもらえない
やりたい仕事を任せてもらえないことが理由で、辛くなることもあるでしょう。希望する部署への異動や新しいプロジェクトへの参加など、自分の要望が叶わないと「このままキャリアが停滞してしまうのではないか」と不安になることも考えられます。
やりたい仕事がある場合は、「なぜその仕事がしたいのか」「その仕事を通して会社にどのように貢献できるのか」を明確にし、上司に熱意を伝えてみましょう。 単に「やりたい」と伝えるだけでなく、「関連するスキルを独学で学んでいる」といった希望する仕事に就くための努力をアピールすることも大切です。社内での異動が難しい場合は、社外に目を向けて、自分のスキルや経験を活かせる転職先を探すことも考えてみましょう。
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社会人は辛いことばかりじゃない!
社会人は、辛いことだけでなく楽しいこともあります。ネガティブな気持ちになったときは、就職して社会人になるメリットを考えてみましょう。ものごとの良い面に目を向けることで、前向きな考え方ができる可能性があります。
社会人になるメリット
- お金が自由に使える
- 価値観が広がる
- 慣れると仕事を楽しむ余裕が出てくる
お金が自由に使える
学生はアルバイトできる時間が限られており、稼げる額も多くはありません。しかし、社会人は学生時代に比べて多くの収入を得られるメリットがあります。
自由に使えるお金が増えるのは、行動の選択肢が広がるということ。社会人として働いて収入を得られれば、趣味や交友関係、自己研鑽などにお金を使いやすくなるでしょう。経済的な余裕が生まれれば、プライベートも充実させて楽しく過ごせる可能性が高まります。
価値観が広がる
学生時代の交友関係は、気が合う相手に偏りがち。しかし、社会人になると、先輩や上司をはじめ多くの人と接することになるため、自分とは違う価値観や考え方を学べる機会が増えます。
特に、先輩や上司からのアドバイスや経験談を聞くことで、これまでになかった視点を得られることも。社会人として多様な価値観を知り視野が広がることで、新しい人間関係を築くことも期待できるでしょう。
慣れると仕事を楽しむ余裕が出てくる
仕事に慣れると精神的余裕が生まれ、楽しく働けるようになる可能性があります。経験が浅い社会人一年目のうちは辛い気持ちが強くなりがちですが、働き方のコツを掴み自分なりのストレスを解消する方法を得られると、仕事がより楽しくなるでしょう。
社会人生活が辛いなら働き方を変えたり転職したりするのも手
働くのが辛いと感じている場合は、会社勤めが向いていないか、勤務先が合っていない可能性があります。ここでは、それぞれの対処法を紹介するので、チェックしてみてください
会社員として働くのが向いていない可能性
社会人として数年経った状態でも「辛い」状態が続いたり、「集団生活が苦手」「上司や先輩との関係がしんどい」などと感じたりする場合は、会社員として働くことが向いていない可能性があるでしょう。その場合はフリーランスとして働くか、起業することで解決できる可能性があります。
フリーランスは、基本的に会社に属さない働き方です。働く場所も時間も自分で決められるのが特徴で、クライアントとのやり取りは必要なものの、会社勤めのように同僚や上司とコミュニケーションを取ることはありません。会社勤めから環境を変えることで、自身のパフォーマンス向上につながる可能性があるでしょう。
働き方が自由になった場合のリスクって?
フリーランスは会社勤めに比べると自由度の高い働き方であるぶん、リスクもあります。上司や先輩といった指導役がいないため、すべてを自分で判断し、仕事を獲得したり、スケジュールを管理したりする必要があるでしょう。そのため、安定した収入の確保や納期に間に合わせることが難しければ、顧客や従業員からの信用を失うリスクがあります。
さらに、会社を存続させるための資金や人脈、知識が求められるでしょう。起業やフリーランスの道には上記のようなリスクがあるため、慎重に考えて行動することをおすすめします。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
その会社に合っていない可能性
「会社の雰囲気やルールになじめない」「社内の人間関係が苦痛…」という場合は、今の勤務先が自分に合っていない可能性があります。「上司や先輩に相談したが悩みを解決できない」「異動願を出したが受理されない…」など、できることを試しても状況が良くならないなら、転職を検討するのも手です。
社会人一年目での転職は、第二新卒として求人を探せるメリットがあります。若手人材を求める企業は一定数あるため、さまざまな選択肢から自分に合う環境を見つけられる可能性があるでしょう。
しかし、初めての転職活動は不安や悩みが多く、なかなか踏み出せないことも。「一人では適職を見つけるのが難しそう」「今の辛さを解消できる転職先を探したい」という方は、転職エージェントに相談してみるのがおすすめです。
まとめ
社会人が「辛い」と感じるとき、理由にあわせて適切な対処をすれば、辛さを和らげられます。「辛い」と感じる理由は勤務年数や置かれている状況によって異なるので、このコラムで紹介したことを参考に、自分の辛さの原因を探って改善を目指しましょう。
「何を試しても辛い気持ちがおさまらない」という場合は、自分に合う仕事や企業への転職を検討してみてください。
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社会人の辛い気持ちに関するQ&A
ここでは、社会人一年目の辛い気持ちに関するお悩みをQ&A方式で解決します。働くうえでの辛い気持ちを乗り越える方法や転職のタイミングも解説していますので、ぜひご覧ください。
社会人一年目なのですが毎日辛くてメンタルがもたない…
新生活のストレスや慣れない仕事へのプレッシャーで心が追いつかないのは自然なこと。自分を責めたり投げやりな気持ちになるのではなく、「毎日頑張っててえらい」「少しずつ慣れていくはずだ」とポジティブに考えてみることが大切です。心身への負担が強い場合は、仕事終わりや休日にリフレッシュをしたり、信頼できる人に相談してみたりすると、辛い気持ちが和らぐ可能性があります。心身の不調がみられる場合は無理をせず、十分な休息や専門家への相談も検討してみてください。
社会人生活に耐えられない…どうしたらいい?
思い描いていた社会人生活と現実のギャップに耐えられない場合は、いきなり仕事を辞めるのではなく、「何がつらいのか」「どうにかして解決できないか」を具体的に考えてみることが大切です。そうすることで、解決策が見えてくる可能性があります。解決策が見当たらない場合は、上司や社内の窓口への相談も有効です。無理をし過ぎると体調不良になってしまう恐れもあるので、転職以外に方法がなさそうであれば自分に合う仕事や企業への転職を検討してみましょう。
新社会人になったもののリアリティショックで泣く
理想と現実の違いに打ちのめされる「リアリティショック」を経験し、泣きたくなる新社会人は少なくないでしょう。急いで完璧な社会人を目指そうとする必要はありません。「思っていたように仕事を進められない」「社会人生活に全然慣れない」という場合は、少しずつ仕事や生活に慣れていけば大丈夫です。リアリティショックで辛い気持ちが大きいときは、仕事終わりや休日に自分の好きなことをしてリフレッシュしたり、自分自身に仕事を頑張ったご褒美を用意したりして、気持ちを切り替える時間を作るのがおすすめです。
今の仕事は辛いだけなので辞めたい
今の仕事が辛いなら、その場所から離れるのも選択肢の一つです。自分の適性や希望条件に合う仕事や企業はほかにもある可能性があります。自己分析や業界職種研究、企業研究をしっかりと行い、自分に合う求人がないか探してみましょう。ただし、いきなり現職を辞めるのではなく、「退職以外に改善策はないか」「本当に退職して後悔しないかどうか」といった点もよく考えることが大切です。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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