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長期休暇を取得しづらい理由は?休みを取りやすい業界や仕事とあわせて解説
更新日
この記事のまとめ
- 日本では労働=美徳と考える傾向があるため、長期休暇を取得しづらい
- 長期休暇を取得しづらい理由として、祝日の多さや有給消化率の低さも挙げられる
- バカンス大国として呼び声の高いフランスでは、1ヶ月間の長期休暇を取るのは当たり前
- 日本にも有給消化を義務付けたり、長期休暇制度を導入したりしている企業がある
- 長期休暇を取得しやすい会社や業界へ転職を考えるのも一つの手
「長期休暇を取得しづらい…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。長期休暇はリフレッシュに有効であるだけでなく、資格取得や語学留学など貴重なスキルアップの機会にもなります。このコラムでは、長期休暇が取得しづらい理由や海外での休暇事情を紹介。長期休暇を取得しやすい会社の特徴や業界もあわせて解説しています。長期休暇を取得しやすい職場へ転職をお考えの方は参考にしてみてください。
長期休暇が取得しづらい理由
そもそもなぜ、長期休暇を取りにくいと感じるのでしょうか。以下で、考えられる理由を解説していきます。
日本特有の性質
国にもよりますが、海外では残業や休日出勤している人に対して「勤務時間内で仕事ができない人」というネガティブな印象を持ちます。一方、日本は労働時間の長さを評価する文化を持つ国。残業や休日出勤をしている人を見ると「仕事を一生懸命がんばっている人」と、ポジティブな印象を持つ傾向にあるようです。また、海外ではプライベートを重視するという考え方の人が多く、仕事はあくまでも生活の一部。人生=仕事と考える人は少ないようです。そのため、労働=美徳と考えられている日本とは、そもそもの考え方が異なります。ほかの人が働いている中、「自分だけ休むのは気が引ける」という意識が働いてしまうというのも、長期休暇を取りづらい理由として挙げられるでしょう。
祝日の多さ
祝日が多い点も、長期休暇を取得しづらいと感じる要因の一つのようです。内閣府の「「国民の祝日」について」によると、2023年現在、日本では年間に計16日が「国民の祝日」とされています。16日は、世界的に見ても多い傾向にあります。この祝日数の多さにより適度なリフレッシュが望めると考えられ、結果として長期休暇の取りづらさに繋がっているようです。
参照元
内閣府
「国民の祝日」について
有給休暇を取得しづらい風土
長期休暇を取る際、GWやお盆、正月などの休暇と有給を組み合わせて取得する人もいますが、そもそも有給休暇を取得しづらいと考える人が多いようです。有給休暇は最長20日支給されるものの、消化率は50%ほどといわれています。有給休暇を100%消化しない理由として、「上司や先輩など会社全体があまり有給を取得しない」「長期的に休んだあとの業務のしわ寄せが怖い」「取得理由を細かく聞かれる」などの原因があるようです。こうした社風により、有給休暇を消化する行為に対して罪悪感を抱く人が多い傾向にあると考えられるでしょう。
休みの多い業界や会社へ転職するのも手
長期休暇や有給休暇の取得がしづらい場合、そもそも休みの多い業界や会社へ転職するのも一つの方法です。「休みが多い仕事とは?年間休日数が多い業界ランキングや正社員求人の探し方」では、休みの多い仕事の年間休日数や有給休暇取得率が高い業界について紹介。休みの多い仕事の探し方やチェックすべきポイントなどもあわせて解説しているので、参考にしてみてください。海外の長期休暇事情
フランスはバカンス大国、つまりプライベート重視型の国です。法定休日こそ日本より少ないものの、有給休暇日数はなんと30日。日本の20日に対して、10日も多く支給されています。法律で連続休暇の取得が認められているため、当然のごとく1ヶ月近くのバカンスを楽しめるのです。フランスでの有給消化率は100%を誇ります。従業員はもちろん、経営者などの上の人間も休暇を取るため、ほかの人に気兼ねなく休みの取得ができるようです。仕事が人生において最優先事項ではないという価値観も、長期休暇を積極的に取ることに繋がっているといえるでしょう。
長期休暇の過ごし方
長期でまとまった休暇を取得することで、旅行や勉強、語学留学、離れて暮らす家族に会うなど、さまざまな過ごし方が可能です。「社会人の休日の過ごし方を充実させるコツ」では、休日を過ごす際に大切にしたい点やパターン別での休日の過ごし方について解説しています。あわせて参考にしてみてください。長期休暇をとりやすい会社や業界
プライベートを重視している人は、フランスで働きたいと思うかもしれません。しかし、日本にも長期休暇を取得しやすい業界や仕事は存在します。以下では、長期休暇を取得しやすい会社の特徴や業界を解説。長期休暇を取得しやすい会社へ転職をお考えの方は、チェックしてみてください。
有給の消化を義務付けている会社
有給休暇自体の付与は、労働者に対する権利なので当然のことですが、企業によっては消化を義務付けしているところもあります。気兼ねなく有給を取得できるのはうれしいポイントです。
サバティカル制度を導入している
サバティカル制度とは、長期間勤続している労働者に対し、最低1ヶ月以上の休暇を与える制度を指します。そのため、会社の制度を使って長期休暇を取得することが可能です。
製造業
製造業は、長期休暇を取得しやすい業種の一つです。普段は祝日などが休みではない分、GWやお盆、年末年始などの休暇に併せて一般企業よりも長く休みを設定している企業が少なくありません。「製造業を目指す人必見!企業に響く志望動機の極意とは」では、製造業を目指す際の注意点や志望動機の書き方などについて解説しているので、チェックしてみてください。
金融業
金融業も長期休暇を取得しやすい業種の一つ。普通の休みにプラスして5日間の休日を付与しており、年に1~2回使用するように設定する企業が多々あるようです。「金融業界の仕事」では、金融業の主な仕事や業界の現状、将来性などを解説しています。金融業界への転職をお考えの方は、あわせて参考にしてみてください。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。