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OB・OG訪問におけるマナーとは?好印象を与えるためのポイントを解説
更新日
この記事のまとめ
- 就活で行うOB訪問では、マナーを守ることで好印象を与えられる
- OB訪問では遅刻せずに会場に向かうのがマナー
- OB訪問の服装はスーツで向かうのがマナー
- OB訪問はお礼メールを送るのもマナーの1つ
「OB・OG訪問はどのようなマナーに気をつければ良いの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。OBやOGは社会人であり、ビジネスマナーを守って話を聞きにいく必要があります。
このコラムでは、OB・OG訪問を行う際に覚えておきたいマナーについて解説しています。連絡をする際のマナーも紹介しているので、あわせて確認しておきましょう。これからOB・OG訪問に参加する方におすすめのコラムです。
OB・OG訪問当日に向けて覚えておきたい5つのマナー
OB・OG訪問では相手に貴重な時間を割いてもらっていると考え、遅刻は絶対に避けてください。また、OB・OG訪問を行う先が見知った先輩であってもスーツを着用するのがマナー。「社会人と就活生」という関係を意識しましょう。OB訪問で好印象を与えられるように、基本のマナーを身に着けて実践することが大切。5つのマナーを解説するので、参考にしてください。
1.遅刻せずに待ち合わせに向かう
当日は遅刻せず、待ち合わせの時間に向かいましょう。OB・OG訪問は選考ではありませんが、相手は忙しいなか時間を作ってくれています。遅刻をして相手を待たせるのはマナー違反であり失礼でしょう。
また、OB訪問での印象が選考に影響するケースもあります。社会人として遅刻しないことは当然なので、必ず時間より前に到着するようにしてください。交通機関などが原因で遅刻してしまうときは、必ず電話で連絡しましょう。「会社に遅刻したとき・しそうなときはどうする?対処方法を詳しく解説!」のコラムも参考にしてください。
2.服装はスーツを選ぶ
OB・OG訪問も就活の一部なので、服装はスーツを選びましょう。清潔感を意識し、好印象を与えられるように準備してください。
もし私服を指定された場合は指示に従いますが、休日のようなカジュアルな服装はNG。就活やビジネスシーンにおける「私服」はオフィスカジュアルが基本です。オフィスカジュアルがどんなものか気になる方は、「オフィスカジュアルとは?スーツはだめ?男女別おすすめアイテムを紹介」のコラムを参考にしてください。
3.名刺は両手で受け取り机の受けに置く
OB・OG訪問では名刺を渡されることも多いので、マナーを確認しておきましょう。名刺は手で受け取り、机の左側に置いておきます。メモなどを書き込むのはマナー違反なので注意してください。
また、受け取る際は、「頂戴します」と言いながら受け取るのがポイント。名刺交換の方法については、「名刺交換のやり方を学ぶ!基本マナーや注意点などのポイントを紹介」のコラムで紹介しているので、方法が分からない方はぜひ読んでおいてください。
4.話を聞く際はメモをとる
OBやOGの話を聞く際は、メモをとりながら聞くのがマナー。話を真剣に聞いている印象を与えられます。また、メモをとっておくことで、後で見返すことができ、内容を忘れずに済むでしょう。
メモをとる際は、紙のメモ帳が望ましいとされています。スマートフォンやパソコンは良い印象を与えない場合もあるので気をつけましょう。
5.OB訪問後はお礼メールを送る
OB・OG訪問が終わったら、お礼のメールを送りましょう。できるだけ当日中に送るのがマナーです。お礼メールを送ることで、感謝の気持ちを伝えられ、丁寧な印象も与えられます。もし、OB・OG訪問の時間が夜でメール送信が遅くなりそうな場合は、翌日の午前中でも問題ありません。
OB・OG訪問におけるお礼メールの例文
件名:OB訪問のお礼(氏名)
本文:
株式会社△△
△△事業部△△様
お世話になっております。氏名です。
本日は大変お忙しい中、OB訪問に貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
△△様の実体感がこもったお話をお聴きすることで、貴社の魅力に一層惹きつけられ、是が非でも入社したいという意欲が強まりました。
また、現場の雰囲気、どのような方が活躍されているかなど、貴重な情報をいただけたこと、心より感謝しております。
いよいよ、就職活動が本格化してまいります。△△様からいただいたアドバイスをもとに、全力で就職活動に取り組む所存です。
今後また相談することがあるかもしれませんが、どうぞご指導くださいますようお願いいたします。
重ねてにはなりますが、本日はお時間をいただき、誠にありがとうございました。
△△様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
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氏名
郵便番号:△△△-△△△
住所:東京都△△市△△
携帯電話:000-0000-0000
Mail:△△△△@△△.com
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OB・OG訪問とは?
OB・OG訪問とは、志望企業で働く従業員に時間をもらい、企業や就職活動について話を聞く時間のことです。面接よりもラフな雰囲気で行われるケースが一般的であり、選考とは別枠で行われます。
OB訪問は企業側が用意するものではなく、自分で依頼するものです。「OB・OG」という言葉どおり、本来は面識のある先輩に依頼するのが一般的。しかし、「同じ大学で面識のない先輩」「友人の先輩」などに依頼しても問題ないため、希望する会社や業界に面識のある先輩がいない場合は大学や友人、バイト先の人などに相談してみましょう。また、近年ではOB訪問のマッチングサイトもあるため、活用するのもおすすめです。
OB訪問については、「OB訪問を行うメリットとは?やり方や質問例をご紹介!」のコラムで詳しく解説しています。
OB・OG訪問を依頼したい!5つの連絡マナー
OB/OG訪問は事前にアポイントを取り、お願いするのがマナーです。ここでは、依頼する際のマナーについて解説するので、参考にしてください。
1.電話やメールで必ずアポイントをとる
OB訪問を行う際は、必ず電話かメールでアポイントをとりましょう。基本的には企業ではなく、対象のOBやOGに対して直接連絡を行いますが、稀に企業の人事部に連絡するケースもあるようです。
いずれの場合も、OB・OG訪問は善意で行われます。相手の時間をいただく意識を持ち、分かりやすく丁寧な依頼を心がけましょう。
電話の際は営業時間内に連絡する
電話でアポイントをとる際は、営業時間内に連絡しましょう。企業の営業時間外での連絡は、マナー違反にあたります。また、業務の忙しくなる始業直後や就業前、昼休憩なども避るべき。電話対応でのマナーについては、「就活中の電話対応!マナーを守ってスマートな印象を」のコラムで詳しく解説しているので参考にしてください。
2.誰から紹介を受けたかを伝える
アポイントをとる際、誰から紹介を受けたか伝えるのがマナーです。特に面識のないOB・OGに連絡をするとき、「誰から聞いたのか」「誰に紹介されたのか」が分からないとOB・OG側も不安を覚え、対応を断る可能性も考えられます。
「大学の就職課で紹介を受けた」「△△様と大学時代に同じサークルに所属していた××さんから紹介してもらった」のように紹介先を伝えることで、OB・OG側も安心して対応できるでしょう。紹介してもらった方からも連絡している可能性は高いですが、自分から紹介者を伝えることもマナーです。
3.OB訪問を行いたい理由を伝える
なぜOB訪問を行いたいのか、理由を伝えるのもマナーのひとつです。訪問理由や知りたい内容によって、OB側もどのように対応すれば良いかを考えられるからです。
訪問理由としては、「企業への理解を深めたい」で問題ありません。なお、企業の人事部に依頼をする際は、「どの部署のどんな仕事に興味があるのか」「どんな社員に会ってみたいか」を伝えます。対応する社員が決まってない場合は、この情報をもとに対応者を選定してくれるでしょう。
4.質問リストを作って事前にメールで伝えておく
質問リストを作成し、事前に伝えておくのもポイントです。あらかじめ質問を共有しておくことで、OB側も回答を用意でき、より詳しい答えを聞けるでしょう。
OB訪問は時間に制限があるため、効率良く進めることが大切です。質問リストを用意しておけば、対応してくれるOB・OGが知らない内容も事前に確認できるなど、お互いスムーズに話を進められるでしょう。
5.できるだけOBの都合に合わせて日程を決める
OB・OG訪問の日程はOBの都合を優先して決めましょう。訪問を依頼する側なので、相手にあわせることがマナーです。
ただし、「いつでも構いません」と相手にすべて任せるのは良くありません。アポイントをとる際に、自分からいくつか日程を提示しましょう。OB・OGが選びやすいように、出来るだけ幅広い日付や時間を選ぶのがポイントです。
オンラインで行うOB・OG訪問で知っておきたいこと
近年ではOB・OG訪問をオンラインで行うケースも増えているようです、オンラインで行うときは、対面とは異なる点もあるので確認しておきましょう。
1.対面よりもスケジュールがあわせやすい
オンラインで行う場合、対面よりもスケジュールをあわせやすいメリットがあります。特定の場所で待ち合わせをしなくても、お互い自由な場所で会話ができるためです。
社会人は忙しく、30分でも時間をとるのが大変なことも。移動時間も含めれば、訪問が難しいこともあるでしょう。その点オンラインは移動時間が必要なく、場所に制限もないので、スケジュールをあわせやすくなります。
2.対面よりも相手の雰囲気が分かりにくい
オンラインで行うOB・OG訪問や面接は、対面に比べて相手の雰囲気が分かりにくいので気をつけましょう。画面越しになるため、どのような人かつかみきれない可能性があります。
自分が志望企業にあうかどうかを判断するためにOB・OG訪問を行う方もいるでしょう。実際に合った雰囲気は、企業を選ぶ際の判断材料になります。もし、相手の人柄や雰囲気を重視したいと思うのであれば、対面を選ぶことをおすすめします。
3.通信環境のトラブルに気をつける
オンラインは通信環境のトラブルが発生するので、もしものときを想定しておきましょう。トラブルが発生した場合に備えて、携帯電話の番号も聞いておくのがおすすめです。
また、通信状況によっては声が途切れてうまく聞こえないことも。トラブルが起きないように事前に確認し、通信環境の良いところでOB訪問を行うようにしてください。
オンラインで面談を行う場合のポイントを「Web面談とは?聞かれることや服装・背景の注意点を解説」のコラムで紹介しています。どのような点に注意すべきかを知り、事前に対策しておきましょう。
OB訪問をはじめとする就職、転職活動の進め方に迷う場合は、ハタラクティブに相談してください。ハタラクティブは、20代を中心に就職活動のサポートを行う転職エージェントです。OB訪問の進め方やマナーが分からない場合も、アドバイザーがマンツーマンでサポートします。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。