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転職のとき「売り手市場」だとどうなる?「買い手市場」との違いを解説
この記事のまとめ
- 売り手市場とは、企業の求人数が求職者数を上回っている状態のこと
- 売り手市場だからといって、希望の企業に入れるとは限らない
- 売り手市場では自分の市場価値を冷静に判断し、適切な選考対策を行うことが大切
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ニュースでよく聞く「売り手市場」「買い手市場」という言葉。有効求人倍率の数字で判断され、売り手市場になると採用ハードルが下がったり、内定が早く出たりする特徴があります。しかし、一般的に売り手市場は就職や転職の有利な状況ですが、売り手市場ならではの注意点も。コラムでデメリットも把握したうえで転職活動を行いましょう。
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「売り手市場」は転職に有利?
売り手市場とは、市場の需要関係において需要が供給を上回る状況を指す言葉。身近なところでは、商品を売るお店が「売り手」、商品を買い求める消費者が「買い手」とイメージできますが、就職や転職市場では、人材を求める企業が「買い手」、仕事を求める人材が「売り手」になります。
つまり、売り手市場において企業は人手不足の状態にあり、より多くの人材を求めています。仕事を求める求職者数のほうが企業が出している求人数よりも多くなる状態のため、求職者一人に対して複数の求人があると考えられるでしょう。
人員確保を優先するため採用のハードルが下がることもあり、求職者にとっては有利な状況とも考えられます。
ただし、「新卒に限っては売り手市場の状態」というケースも考えられます。少子化の影響から新卒者の採用活動は活発化しているため、転職者も含めた「売り手市場」なのかはしっかりと見極める必要があるでしょう。
「買い手市場」とは
買い手市場は、求職者数が企業の求人数を上回っている状態のこと。企業が出す1つの求人に対して、多くの求職者が殺到するイメージです。 企業側は十分に人手が足りているため採用基準が厳しくなり、転職活動が難航する状態ともいえるでしょう。「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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売り手市場か判断する基準
現在の状況が「売り手市場」「買い手市場」どちらかを判断するには、厚生労働省が発表している有効求人倍率が参考になります。
有効求人倍率とは、「1人の求職者に対して何件の求人があるか」を示したもの。例えば、有効求人が2倍の場合は「20人分の求人に対して10人しか応募していない状態」のため売り手市場。逆に、「20人分の求人に対して40人が応募している」状態は有効求人倍率が0.5倍となり、買い手市場です。
有効求人倍率は求人数を求職者数で割って算出されていますが、対象となるのはハローワークの状況です。ハローワークに登録されている求人が基礎となっているため、あくまでも目安として捉えるのがいいでしょう。
詳しくは「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」のコラムも参考にしてください。
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2025年に売り手市場といわれる業界
人手不足の業界は比較的転職のハードルが低く、未経験者でも挑戦しやすいというメリットがあります。2025年現在で売り手市場といわれる職業の一部を、厚生労働省の発表をもとに挙げるので、転職活動のご参考にしてください。
職業 | 有効求人倍率(パート含む) |
---|---|
医療技術者 | 3.19% |
運輸・郵便事務従事者 | 3.16% |
介護サービス職業従事者 | 3.81% |
機械整備・修理従事者 | 4.06% |
建設躯体工事従事者 | 8.17% |
土木作業従事者 | 6.12% |
引用:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について 参考統計表」
介護業界
高齢化が進行する今、介護は最も人手を必要とする仕事の1つになっています。有効求人倍率も高く、売り手市場の業界・仕事といえるでしょう。
介護の仕事は特別なスキルや専門知識が求められるものの、働きながら身に付けられる環境を整えている企業も多くあります。これも、人手不足のため「働きながら身に着けてほしい」と考える企業が多いからでしょう。 未経験者向けの職種を新設したり研修内容の拡充をしたりと、採用拡大に向けた動きが加速しているようです。
未経験から介護職を目指したい方は「未経験から介護職に転職したい!無資格で大丈夫?志望動機の例文も紹介」もチェックしてみてください。
建築業界
建築業界では、団塊の世代の退職にあたって人手不足が深刻化しています。近年はインフラ整備や都市開発といった事業が活発化しているため、働き手の需要は高い傾向。
建設関連の仕事に対して「きつそう」「厳しそう」といったマイナス印象が強いことも売り手市場となっている一因と考えられます。しかし、近年では働き方改革や業界全体での意識改革などを受け、働きやすい環境を整えているケースも。女性の活躍も目立つようになりました。
運輸・物流業界
ネット通販による荷物の急増などの影響を受けて、運輸、物流業界も人手不足の問題に直面しています。特にトラックドライバーの人手不足は深刻といわれるので、未経験者にチャンスの大きい業界といえるでしょう。
未経験から物流業界を目指したい方や物流業界について詳しく知りたい方は、「物流業界の仕事」も合わせてご覧ください。
参照元
厚生労働省
一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について
転職希望者の売り手市場はいつまで?
転職を希望している方にとって、「売り手市場はいつまで続くのか?」「求人の数は今後も増えるのか?」は気になるポイントでしょう。今後も人口減少による働き手の減少と高齢者の増加により、介護職なども含め、一部売り手市場が続くと考えられています。
しかし、地域による求人数の違いなどもあり、全ての地区や業界が売り手市場というわけではなく、簡単に転職ができるわけではありません。そのため、自分のスキルや将来なども考えた上で、転職に関する情報収集を行う必要があります。売り手市場のメリット・デメリット
売り手市場は多くの求人から自分に合ったものを選べる一方で、求人が多いからこそミスマッチを起こすことも。ここでは、売り手市場のメリットとデメリットをまとめました。
メリット
企業は多くの求人から自社を選んでほしいと考えているため、採用条件が良くなりやすいのが売り手市場のメリット。同じ職種であっても企業によって条件が異なるため、より自分に合うものを選べるでしょう。
また、求人数が求職者数より多いため、内定までのスピードが早まることもメリットとして挙げられます。これは、内定までのリードタイムが長いと他社への入社を決められてしまう可能性があるため。人材確保を目的に、希望条件で早期に内定を得ることも可能でしょう。
デメリット
売り手市場では、求人数が多いからこそ、自分に合う求人を選ぶのが難しくなります。同等の条件の企業がある場合は「条件のいい企業」「有名な企業」で選びやすくなり、自分が企業に求めることや転職の軸がぶれやすくなる可能性も。
その結果、ミスマッチを起こしてしまうこともあるでしょう。また、人員確保を目的に採用ハードルが下がる傾向があるため、自己分析や企業研究を十分に行わない状態で内定を得られるケースも考えられます。これもミスマッチにつながるため、売り手市場であっても十分な対策が大切です。詳しくは「転職のありがちな失敗例を紹介!後悔しない選択と成功のコツとは」もご確認ください。
売り手市場だからこそ気をつけること
売り手市場に「転職しやすい」「選択肢が豊富」というイメージを抱く方は多いですが、売り手市場だからといって満足のいく転職ができるとは限りません。 むしろ「今しかないから」という理由だけで動き出すと、思わぬ失敗をする危険もあります。
たとえば、売り手市場といっても大企業や人気企業には多くの応募者が殺到するので、採用ハードルが下がるとは限りません。また、転職時は人手不足で好待遇を受けられたとしても、入社後に状況が変われば「転職時から給料が上がらない」「待遇が悪くなった」なども考えられるでしょう。。
転職する際には、現在の自分のスキルやキャリアを見つめ直し、転職の軸に合った企業を選ぶことが大切です。売り手市場だからといって闇雲に応募するのはおすすめできません。選択肢の多い状況だからこそ、自分が企業に求める条件を十分に洗い出し、後悔のない転職ができるよう慎重に動くことが大切です。転職を叶える方法は「転職成功のコツ6選!志望企業への内定を勝ち取る秘訣とは」のコラムにまとめているので、参考にしてください。
個人での情報収集や自分に合った転職先を見つけられるか不安な方は、転職エージェントの活用もおすすめです。転職エージェントの利用の仕方がわからない方は、「転職エージェントの使い方を解説!利用時の基本の流れと賢い活用方のコツ」を参考に検討をしてみてください。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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