- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 転職して1年未満で退職するのは不利になる?不安を払拭して次へ進むコツ
転職して1年未満で退職するのは不利になる?不安を払拭して次へ進むコツ
更新日
この記事のまとめ
- 転職して1年未満の退職は、面接時にネガティブな印象を持たれやすい
- 転職して1年未満に退職する理由は仕事内容のイメージが違う、職場環境が合わないなど
- 社歴が1年未満だと、住宅ローンや自動車ローンの審査が通りにくい
- 1年未満で転職する場合は、転職回数不問の求人を視野に入れると良い
- 面接で好印象を与えるためには、ネガティブな転職理由をポジティブに言い換えよう
「転職して1年未満で会社を辞めてもいい?」と疑問に思う方もいるでしょう。1年未満で退職しても問題はありませんが、職歴が短いと次の会社の面接を受ける際に、マイナス評価につながりやすいため注意が必要です。このコラムでは、転職して1年未満で退職するメリット・デメリットを紹介します。また、転職を成功させるコツについても解説。1年未満で転職する不安や悩みを解消し、就職を成功させましょう。
自分に向いている仕事を
簡単に診断してみましょう
性格でわかる
私の適職診断
就職・転職でお困りではありませんか?
当てはまるお悩みを1つ選んでください
転職して1年未満で退職するデメリット
転職して1年未満で退職する場合、スキルが身につかず今後のキャリアに影響する恐れがあります。特に30代や40代以降の転職は、前職が1年未満だと即戦力としてのスキルがないと判断されがちです。
転職するのに十分なスキルが身につかない
1年未満で転職すると、身につけたスキルが少なく、前職の経験を志望先の企業にアピールしにくくなります。1年未満であれば、先輩の補助として仕事をした経験しかない場合も多いため、強みになるスキルや知識がないと判断される可能性があるでしょう。
もし、前職で身につけたスキルがあったとしても、1年未満という浅い経歴では、説得力がありません。自分の強みをアピールするために自己分析や企業研究をして、その会社で活かせることを明確にする必要があります。
30代以降はスキルがないと転職で不利になりやすい
20代の場合は若さが強みの一つとなるため、ポテンシャルで採用してくれる企業も多いようですが、30代や40代以降になると即戦力としての活躍を求められます。そのため、前職でのスキルや知識が身についていない場合は、転職で不利になることも考えられるでしょう。
30代以降でアピールできるスキルがない場合は、未経験者歓迎の求人に絞って探してみるのがおすすめ。また、コミュニケーション能力やスケジュール管理能力など、どのような仕事にも役立つスキルをアピールするのも良いでしょう。
1年未満で転職を検討している30代の方は「30代男性は転職できる?スキルなしから目指せる職種は?転職活動のコツも」のコラムをご覧ください。スキルがなくても目指せる職種を紹介しています。
住宅ローンや自動車ローンなどが通りにくくなる
転職してから1年未満の方は、ローンの審査が通りにくくなる可能性があります。自動車や住宅ローンを組むときは、年収のほかに勤務している会社と勤続年数も審査の対象です。転職してから1年未満の場合、安定した収入が見込めないと判断されることもあるため、審査の通過が厳しいと考えられます。さらに、勤続年数が1年未満の場合、金融機関によっては審査対象外となることも。これから車や家の購入を検討している方は、ローン審査の条件も把握しておきましょう。
転職して1年未満でも育休を取ることは可能
以前は、有期雇用者の方が育休を取得する場合、「雇用された期間が1年以上」という条件がありました。しかし、令和4年4月から転職して雇用期間が1年未満の方も、育休や育児休業給付金の支給対象となります。また、傷病手当金や出産手当金は、健康保険の加入期間に関係なく支給されるため、転職してから1年未満でも要件を満たせば受け取ることが可能です。ただし、退職などで資格がなくなった後に受け取る場合は、被保険者の期間が1年以上ないと支給対象外になるため、注意しましょう。参照元
厚生労働省
育児・介護休業法について
- 向いてる仕事なんてあるのかな?
- 避けたいことはあるけれど、
- やりたいことが分からない・・・
転職して1年未満で退職したい理由
転職をして1年未満のうちに退職を考える理由として、入社前後のイメージにギャップがあることが挙げられます。また、職場の雰囲気や社風と合わないことも、新卒や中途採用で入社した方が早期離職したり、1年未満で退職したりする原因の一つです。
仕事内容がイメージと異なった
1年未満での転職理由には、入社前に想像していた仕事内容と実際の業務が違う場合があります。たとえば、一口に「事務職」といっても、事務作業だけを担当する会社もあれば、総務的な役割を担っている企業もあるでしょう。職種に対するイメージだけで就職・転職先を選ぶと早期離職につながりやすくなってしまいます。
職場の雰囲気や社風との不一致
自分の考え方や性格と会社の雰囲気、社風が合わないことも1年未満の転職につながる理由です。会社の内情は、実際に働いてみないとわからないもの。業務に適性があっても職場の雰囲気や考え方が自分に合わないと、続けることが難しくなってしまうでしょう。
人間関係
職場の人とは一日約8時間を共に過ごします。人間関係が良くないと仕事にも影響をきたすでしょう。人間関係のトラブルは大きなストレスとなるため、1年未満であっても合わないと感じた時点で転職を決意する方は多いようです。「人間関係で仕事を辞めるのはあり?ストレスになる理由や対処法などを解説」のコラムで人間関係と退職について解説しているので、合わせてご確認ください。
転職して1年未満での退職が面接時に与える影響
1年未満で退職した場合、次の転職先で「すぐに辞めてしまうのでは」と面接官にマイナスな印象を与える可能性があります。早期離職に対するイメージを払拭するためには、1年未満での転職理由を明確に伝えることが重要です。
すぐに辞めやすい印象になる
早期転職を繰り返した場合、「すぐに辞めてしまう人」というレッテルが貼られやすくなります。履歴書を見ただけでは「1年未満で退職していること」しか伝わらないため、たとえ短期間での退職の原因が会社にあっても、「ストレス耐性がない」「継続力がない」などの印象を抱かれてしまうでしょう。
さらに、面接時には「なぜ1年未満で退職したのか」と質問されることも。会社は、採用コストを考えて長く働いてくれる人を積極採用します。そのため、すぐに辞めやすい印象を払拭できるような志望動機や転職理由が必要です。
転職理由が曖昧になりやすい
1年未満で転職すると、転職理由が曖昧になりやすいでしょう。「なんとなく職場環境が合わなかったから」という理由だけでは、志望先の企業は納得してくれません。自己分析をして、会社で不満に感じていたことや、本当にやりたかったことを明確にしたうえで転職理由を考える必要があります。「なんとなく嫌だ」と思っていることも、自分の感情や考えを深堀りすれば、その理由が分かるでしょう。
入社して間もない転職のリスクが気になる方は、「入社3年未満で転職しても良い!仕事を変えても良い理由と成功の秘訣」をご覧ください。
1年未満で転職するメリット
1年未満で転職することで、本当に自分に合う会社を見つけて、仕事を長く続けられるなどのメリットもあります。また、新卒で入社し1年未満で転職する人は、第二新卒枠で応募が可能です。1年未満の経歴でも前向きに転職活動できるように、あらかじめメリットを確認しておきましょう。
1.新卒の場合は第二新卒として扱われる
新卒として入社し1年未満で転職する場合は、第二新卒として扱われます。第二新卒は社会に出て間もないため、多くの企業からは「スキルや経験が身についていなくて当然」と認識されるでしょう。志望度が高かったり求める人材に合致したりすれば、前職での成果が少なくても第二新卒枠で採用される可能性が高いといえます。
基本的なビジネスマナーが身についている
入社1年未満の人も、社会人として働いた期間に基本的なビジネスマナーが身についていることもあるため、面接では積極的にアピールしましょう。電話応対やメールの返し方など、新卒には必要なマナーの教育も第二新卒であれば必要ありません。「新卒より教育の手間がかからない」という点で、第二新卒がプラスに評価されることも十分にあり得ます。
2.早い段階で自分に合った仕事に変えられる
前職を、ミスマッチや適性がないという理由で転職する場合、1年未満での退職はメリットになると考えられます。自分に合っている仕事に早い段階で取り組めると、スキルや経験を長く積むことができるでしょう。
また、自分の適性に合う仕事なら成長の機会も多く満足できるはずです。適性がない仕事を長く続けても得るものは少ないため、「合ってない」「適性がない」と分かった時点で早めに転職活動をしてみましょう。1年未満で転職を考える新卒の方は、「新卒ですぐ転職したい!入社1年目で会社を辞めるリスクとは?」もあわせてご覧ください。
転職して1年未満でも退職をした方が良いケース
会社から過重労働を強いられたり職場でパワハラがあったりする場合は我慢せずに、入社1年未満でも転職をおすすめします。仕事は体が資本なので、「とりあえず1年頑張ろう」と無理をして働き続けても、体調不良につながりかねません。やむを得ない退職理由であれば入社から1年未満でも、面接官からの理解が得られるでしょう。
過重労働を強いられている
会社から過重労働を強いられている場合は、転職を検討しましょう。月の残業時間が平均45時間以上だと、過重労働です。労働基準法の第36条では、会社が従業員に時間外労働(残業)をさせる時間は月に45時間が上限と定めており、この時間を超えると違法になります。
また、36協定が結ばれていない場合は、基本的に1日8時間の週40時間以上の労働はできません。そのため、過重労働かどうかの判断は月平均の残業時間が45時間以上を超えるかが目安になるでしょう。
残業が多く、会社の労働時間の管理が曖昧な場合は、「残業70時間は問題ない?毎月続くと体調に影響がでる可能性も?」も参考にし、自身の労働時間を確認してみてください。
参照元
e-Gov法令検索
労働基準法
パワハラやいじめに遭っている
社内でパワハラやいじめがあれば、転職を検討したほうが良いでしょう。劣悪な職場環境によって体調を崩している場合は、職場を離れない限り回復は困難です。パワハラには、職場で暴力を振るわれたり、暴言をはかれたりすることなどが該当します。また、集団で特定の個人を無視して孤立させるといった状況も、いじめに当たるでしょう。
このような状況を自分だけの力で変えるのは難しいもの。劣悪な環境で働き続けると心身の不調にもなるため、転職に向けた行動を起こすのがおすすめです。職場のパワハラに悩んでいる人は「パワハラの相談が無料でできる窓口はどこ?労働基準監督署についても解説」を参考にしてください。
1年未満の職歴で転職を成功させる4つのコツ
1年未満の職歴でも「発言はポジティブな内容にする」「面接官に将来図を具体的に伝える」といったコツを押さえれば、転職の成功は可能です。また、マイナスに評価されにくい「転職回数不問の求人」に応募すると、1年未満の転職や2回以上の転職でも不利になりにくいでしょう。
1.転職理由と志望動機はポジティブな内容にする
転職理由や志望動機はポジティブな内容にして、面接官に前向きな転職であることを伝えましょう。転職理由が「やりたい仕事を任せてもらえなかった」「職場の雰囲気に馴染めなかった」といったネガティブな内容では、「入社しても会社のせいにしてすぐ辞めそう」と面接官が懸念する可能性があります。
前職への不満が原因で転職したとしても、表に出さない方が無難です。ネガティブな理由はできるだけポジティブな転職理由や志望動機に変えて、面接官から「魅力的な人材だ」と思われるようにしましょう。
ネガティブ理由をポジティブに転換する「言い換え」のコツ
- ・人間関係が嫌で退職をした→より強固なチームで協調性を持ちながら働きたい
- ・ノルマが厳しくて退職をした→丁寧な仕事がしたい
- ・残業や休日出勤が嫌で退職をした→ワークライフバランスを保ちながら長く働きたい
転職理由では、今の会社では叶えられないことをポジティブな理由にするのがコツです。
2.将来図を具体的に伝える
1年未満の転職では、志望先企業で実現したい具体的な将来図を伝えるようにしてください。具体的な将来図を伝えることで、面接官に「長く働いてもらえそう」と印象づけられる効果があります。
なお、将来図を具体的にするには自己分析や企業研究をし、自分のやりたいことや志望先企業に求めることを明確にすることが重要です。自己分析や企業研究が十分にできていないと、新しい転職先でもミスマッチが起こり、1年未満で退職してしまうことも考えられるでしょう。将来図は、転職を成功させるだけでなく、自身が長く働く職場探しにも役立ちます。転職によって自分がどのように成長したいかイメージし、なるべく具体的な内容にしましょう。
3.転職回数不問の求人を探す
人材募集している企業のなかには、転職回数不問の求人を出しているところがあります。転職回数を不問としている会社なら、1年未満の経歴や2回以上の転職でも、マイナスイメージを持たれることは少ないでしょう。1年未満で転職を繰り返している人や自分の職歴に自信がない方は、転職回数不問の求人に注目することをおすすめします。
4.転職エージェントを活用する
1年未満という経歴が不安な場合は、転職エージェントを活用するのも一つの手。転職エージェントでは、志望動機の添削や面接対策などのサポートを行ってくれるため、1人で転職活動するのが不安な人には特におすすめです。また、面接スケジュールの調整や条件交渉を代行してくれるサービスもあり、在職中でも効率の良い転職ができるでしょう。
転職エージェントの利用を考えている方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブでは、経歴や学歴に不安がある方に向けて、未経験歓迎の求人を多く取り扱っています。専任のアドバイザーによるカウンセリングで、相談者一人ひとりに合う求人をご紹介するので、長く働ける職場に出会うことができるでしょう。サービスはすべて無料です。入社1年未満での転職成功を目指す方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
この記事に関連する求人
未経験から始められる研修体制◎通信環境の点検などを行うルート営業☆
ルート営業
滋賀県/京都府/大阪府/兵庫県…
年収 228万円~365万円
完全週休2日制◎人材紹介会社でライター・取材担当を募集中!
ライター・取材担当
東京都
年収 315万円~360万円
未経験者が多数活躍★人材紹介会社で営業職として活躍しませんか?
営業
東京都
年収 328万円~374万円
完全週休2日制☆マーケティングアシスタントとして活躍しませんか?
マーケティングアシスタント
東京都
年収 315万円~360万円
転勤なし☆成長中の販売代理店で、ショップスタッフのお仕事!
ショップスタッフ
埼玉県/千葉県/東京都/神奈川…
年収 228万円~319万円