転職するメリット・デメリットとは?エージェントを使う利点も解説

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この記事のまとめ

  • 転職するメリットは、年収アップやスキルアップなどの可能性があること
  • 転職するデメリットは、退職金や年金が減ったり社会的信用を失ったりすることなど
  • 大企業やベンチャー企業などの企業規模を問わず、転職するメリットとデメリットがある

転職をする際に、メリットとデメリットを把握したいと思う方も多いでしょう。転職のメリット・デメリットには、大企業・中小企業・ベンチャー企業など企業規模ごとに違いがあります。
このコラムでは、転職エージェントやハローワークを使うか悩んでいる方の参考になるよう、それぞれを利用するメリットとデメリットもまとめました。転職でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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転職する7つのメリット

転職するメリットは、年収やスキルアップにつながりやすい、正当な評価が期待できるといったことが挙げられます。

メリット1.転職すると年収が増える可能性がある

今より給与水準の高い職場に転職すれば、生涯年収が増えるメリットが得られます。ただし、転職して間もないときは、実績がないため年収が低くなりやすいことを知っておきましょう。若いうちに転職してその後長く勤めることで、勤続年数やスキルに応じた昇給が見込めます。

メリット2.転職により正当な評価が期待できる

年功序列の企業が未だに多いものの、個人のスキルや実績を見て正しく評価する企業も増えています。「正当な評価が得られていない」「昇進・昇給の可能性が低い組織体制に不満を抱いている」という方は、自分が納得できる人事評価をしている企業を選べば、転職で大きなメリットを感じられるでしょう。

メリット3.転職でスキルアップが見込める

転職先の業務内容や仕事の割り振り方、教育体制などによっては、スキルアップが可能です。特に採用ページなどで「チャレンジ精神旺盛な方」を求める記載があったり、教育体制・キャリアパスの例が明記されていたりする場合は、スキル・キャリアアップが期待できます。

メリット4.やりがいが得られる

自分がやりたかった仕事や転職したかった企業に就ければ、日々の業務にやりがいを感じられるでしょう。実績を積み成果を出すことで、モチベーションも上がります。どのような仕事で自分がやりがいを感じられるか明確な人は、転職でメリットを得やすいでしょう。

メリット5.新たな人間関係で気持ちをリセットできる

転職すれば新たな人間関係を築けて、気持ちをリセットして働けます。職場のハラスメントやいじめなどのトラブルは、自己解決が困難です。転職することで、そういった環境から抜け出せるのは大きなメリットでしょう。

メリット6.転職すると人脈や視野が広がる

転職先の規模や業態に関わらず新しい場所で働けば、人脈と視野が広がります。自分次第では、前職の職場の方と交流を続けることもできるでしょう。また、新しい職場で以前と違う仕事の取り組み方や考え方を知れば、働くうえでの刺激になります。人とのつながりを大切にしたい方や、多様な価値観に触れていきたい方にはメリットになるでしょう。

メリット7.転職は自分に合う環境で働ける

自分の生活や価値観に合った転職先を見つけられれば、働きやすい環境で仕事に取り組めるメリットが得られます。現職で残業や休日出勤が多いと、ワークライフバランスを重視して転職したいと考える人もいるでしょう。転職前に「土日よりも平日休みのほうが自分に合いそう」「コミュニケーションが多い職場が良い」など、自身の希望と現状を見直してから、転職活動を始めてみてください。
転職のメリットについてさらに詳しく知りたい方は、「転職するべきかどうか分からない…職場を変えるメリットとデメリットとは」のコラムも参考にしてください。

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転職する7つのデメリット

上記で述べたメリットがある一方、転職をすると退職金や年金が減ったり、一時的に社会的信用を失ったりするデメリットもあります。また、退職時期によってはボーナスをもらえない可能性も。現在の職を辞めてしまう前に、転職には以下のようなデメリットがあることも知っておきましょう。

デメリット1.転職活動中は収入がなくなる

退職後に仕事を探す場合は、収入がない状態で転職活動をしなければいけません。転職活動では、面接会場までの交通費がかかります。オフィスカジュアルな服装で仕事をしていた人は、スーツや鞄などの用意も必要です。
「お金がなくて転職活動ができない」といった事態にならないよう、3~4ヶ月は収入がなくても生活できるほどの貯金を蓄えておきましょう。

デメリット2.退職金や年金が少なくなる

退職後に転職活動をすることで、退職金や年金が少なくなるのも転職のデメリットです。退職金の額は勤続年数によって決まり、国民年金や厚生年金も加入年月によって将来の年金支給額が変わります。無職期間は国民年金だけに加入するため、転職するまでの離職期間がある場合は、将来受給できる年金額が減ることも考えなければなりません。

退職時期によってはボーナスがもらえないこともある

ボーナスの支給時期は企業によって異なります。たとえば、7月にボーナスが支給される会社を6月上旬に退職した場合は、ボーナスを受け取れません。ただし、就業規則などで「◯月◯日時点で在職していた者は賞与支給対象」というような記載があれば、退職する時期によってはボーナスを受け取れる可能性もあります。

デメリット3.在職中は時間のやりくりに工夫が必要

在籍中に転職活動する場合は、企業に応募したり面接を受けたりするために時間をやりくりする必要があります。転職するには、「自分に合った求人を見つける」「企業分析して志望動機を作る」「面接の練習をして対策する」など時間がかかるもの。仕事をこなしながら時間を探すことは大変と感じることも多く、デメリットといえるでしょう。

職場に知られずに転職活動を進めるのに苦労する場合も

在籍している会社に転職活動中であることを秘密にしたくても、平日にフルタイムで働いている場合は隠すのに苦労するでしょう。終業後にこっそり面接用の服装に着替えたり、平日に面接を受けたりするのが大変なことは留意しておく必要があります。

デメリット4.すぐに転職先が決まらない可能性がある

在職中の転職を目指すと、一ヶ月で受けられる選考に限りがあるため、不採用が続いて転職活動が長期化する可能性があります。なかなか採用されないことで、「自分は必要とされていない」とストレスを抱えやすくなるのは、転職するときのデメリットです。
不採用になる理由の中には、本人の問題ではなく会社が求める人物像と違っていたからという場合もあります。そのため、不採用が続いたとしても転自分を過剰に責める必要はありません。

デメリット5.転職を繰り返すと社会的信用を失う

転職を何度も繰り返すと、社会的信用を失う恐れがあります。企業は転職を繰り返してきた人に、「忍耐力がなく仕事が続かなさそう」「仕事に対する責任感に欠けているのでは?」と考えることが多く、転職回数を理由に書類選考で落とされることも。転職活動を繰り返して不安な方は「転職の多さは不利?就活への影響と対策」もご一読ください。

デメリット6.新たに環境を構築する必要がある

転職すると、新しい環境で人間関係を築いたり仕事を覚え直したりする必要があります。「初対面の人と関わるのが苦手」「なかなか新しい仕事を覚えられない」といった人にとっては、新しい環境がデメリットに感じることもあるでしょう。

デメリット7.問題が解消しない可能性もある

抱えている問題によっては、転職しても悩みが解消しない可能性もあります。特に人間関係は、実際に働いてみないとどのような社員がいるか分からないからです。新しい職場でも問題が解消できない場合は、転職自体をデメリットに感じてしまうでしょう。

大企業に転職するメリットとデメリット

大企業に転職したい方は多いようですが、メリットが豊富な反面、人によってはデメリットに感じる部分もあります。

大企業に転職するメリット

大企業の場合、給与水準が高い、福利厚生や教育体制が充実している、明確なキャリアパスがあるなど、待遇面の良さが期待できます。また、企業の知名度や社会的な信用度が高いと、クレジットカードやローンの審査なども通りやすいようです。

大企業に転職するデメリット

大企業は従業員数が多いため、人間関係や部署間の関係が複雑だったり、意思決定に時間がかかったりすることも。企業の風土が古いままだと、良い提案をしても意見が通りづらいこともあるようです。また、大企業の中には中途採用よりも新卒入社を優先しがちな風潮もあり、デメリットを感じることもあるでしょう。

中小企業に転職するメリットとデメリット

中小企業への転職は大企業と比べてメリットが少ないイメージがありますが、実はたくさんの利点があります。デメリットも併せて参考にしてください。

中小企業に転職するメリット

中小企業は従業員数が比較的限られていることから、1人あたりの担当業務が幅広い特徴があります。担当に縛られずスキルを磨きたい方や、自分の仕事に責任を持って働きたい方にとって中小企業はおすすめの環境です。企業によっては、若いうちから役職を与え責任のあるポジションを任せることもあります。
また、管理職の役員たちとの距離が近く、企業の方向性を常に意識できたり、正当な評価を得やすかったりする点も中小企業に転職する魅力です。部署に関係なく社員同士がコミュニケーションを取りやすければ、意見も迅速に通せるでしょう。中小企業のメリットについては、「中小企業に就職するメリットは?どんな利点がある?」でも解説しています。

中小企業に転職するデメリット

中小企業は、会社の業績や社会情勢がボーナス・昇給に大きく影響します。大企業に比べると、中小企業は将来性が安定していないことが多いです。業績によっては、ボーナスがでない会社もあります。大企業に勤めている人が中小企業に転職した場合、給与やボーナスの少なさにデメリットを感じることもあるでしょう。

ベンチャー企業に転職するメリットとデメリット

年々増加傾向にあるベンチャー企業ですが、転職するメリットとデメリットを把握しておかないと入社後に「自分に合わない」と感じることがあるため、注意しましょう。

ベンチャー企業に転職するメリット

ベンチャー企業は20~30代の若い社員が多く、社員同士の年齢層が比較的近い特徴があります。年齢が近いと自由に意見交換がしやすく、人間関係を良好に保てる環境が多いのが魅力です。また、社員数の少なさから1人あたりの裁量権が大きく、やりたいことがあれば積極的にチャレンジできます。

ベンチャー企業に転職するデメリット

ベンチャー企業は裁量権が大きい分、ハードワークになりやすい一面も。中には残業や休日出勤が基本になっている企業や、自ら積極的にスキルアップに勤しまないと仕事についていけない企業もあるようです。
また、経営が不安定というデメリットもあります。事業に失敗したり社会情勢の変化に対応できなかったりすると、転職しても事業縮小や閉業に至ることもあるでしょう。なお、経営者の考えや性格によって、自身の昇進や昇給が左右される恐れもあります。

知人の会社に転職するメリットとデメリット

知人の会社は融通が効いて入りやすいメリットがあり、一方で辞めにくいというデメリットがあります。メリット・デメリットだけでなく、知人との関係性に考慮しながら転職するかどうか考えましょう。

知人の会社に転職するメリット

知人がすでに会社の内情を知っているため、社内の雰囲気をよく理解したうえで転職できるのがメリットです。入社後のミスマッチも起きにくく、職場によっては長く働けるでしょう。また、知人がいることで会社に信頼してもらいやすく、転職活動が短期間で済むことも魅力です。

知人の会社に転職するデメリット

知人に紹介してもらったという経緯により、「給与や条件の交渉がしにくい」「知人が在籍している限り辞めにくい」といったデメリットがあります。「知人の会社だから転職しやすい」と安直に考えると、入社後に後悔する恐れもあるので、慎重に判断しましょう。

メリットの多い転職をするために必要なこと

ここでは、メリットの多い転職をするために必要なことを解説します。「やっぱり転職しなければ良かった…」と思うことがないよう、以下の点について確認しましょう。

1.転職先や在職中の企業への配慮を忘れない

転職する際は、新しい就職先と在職中の職場、両方に気を配りましょう。退職を伝えるときは直属の上司に、退職したい3ヶ月前ほどで意思表示をするのがベストです。直属の上司ではなく、役職がさらに上の上司や同僚などに先に伝えることは失礼な行為なので、避けてください。
また、転職活動をしていることは周囲にいわないのが無難です。周囲に黙っていれば、転職活動をしてみた結果「やっぱり転職しない」という選択をできるメリットがあります。

2.転職を考える企業について念入りに調べる

転職を考える企業について念入りに調べることで、転職後のミスマッチを防げます。また、仕事内容や収入だけでなく、残業時間や離職率についても確認しておくと、早期離職を回避しやすくなるでしょう。
もし面接で社員に質問できる機会があれば、職場の雰囲気を聞いてみてください。職場の雰囲気は求人情報やWebサイトを見ても分からないので、社員から直接聞いた方が確実な情報が得られます。

3.転職できるように選考試験の対策をする

選考の通過率を上げるために、書類の書き方や面接での振る舞いなどを練習してできる限り対策をしましょう。面接でされやすい質問は、「入社したらどのようなことをしたいか」「なぜ弊社でなければならないのか」などです。業界・企業研究をしたうえで、回答を用意しておきましょう。

面接では誠実さを意識して答えよう

面接ではありのままの自分の良さを知ってもらうために、誠実な態度で臨みましょう。採用してほしいからといって、面接で嘘をつくのはメリットよりデメリットの方が大きいです。嘘をつくと言動に一貫性がなくなり、面接官に不審に思われてしまいます。また、採用後に嘘が発覚した場合、内定が取り消しになる恐れもあるでしょう。

転職支援サービスを活用するメリット・デメリット

ここでは、転職に関する支援サービスを利用するメリットとデメリットを紹介します。効率良く転職活動するために、就職支援サービスを上手に活用しましょう。

転職エージェントのメリット・デメリット

転職エージェントは、優良企業や上場企業など信頼性が高い企業の求人を多く取り扱っているのが大きなメリットです。専門性を求める企業も多く、スキルを活かした転職も実現しやすいでしょう。
多くの転職エージェントは登録者のカウンセリングを行い、スキル・希望にマッチしそうな求人を「紹介」するのが基本。そのため、自分でどんどん求人を探して応募したいという方にはデメリットに感じる可能性があるでしょう。

ハローワークのメリット・デメリット

ハローワークはその地域の中小企業を中心に求人を展開しているため、地元での転職活動を行いたい方におすすめです。ハローワークの求人数は膨大で、幅広い業種の中から探せるメリットがあります。
ただし、ハローワークは企業側の掲載料が無料のため、いわゆるブラック企業といわれる求人が展開されているデメリットも。「長期間求人が残っている=人が定着していない可能性がある」「給与が高過ぎる=高くしないと人が集まらない」などの理由で見分ける方法もありますが、確実ではありません。

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企業規模による違いはありますか?

大企業への転職は、社会的信用度の高さや条件の良さなどがメリットです。一方で、個人に任される仕事の範囲が狭かったり、意見が通りにくかったりする場合があり、デメリットと感じる人もいるでしょう。中小企業は、フラットな人間関係で仕事がしやすく、スピード感があるのがメリットですが、給与や福利厚生が不十分な場合も。詳しくは、「大企業と中小企業の違いは?両者に就職するメリット・デメリットもご紹介」でも解説しています。

早期転職のメリット・デメリットは何ですか?

面接官に「すぐに辞めるのでは」と思われやすいのがデメリットです。経験不足・スキル不足は否めないので、退職理由を明確にし、就業意欲をアピールする必要があるでしょう。しかし、キャリアチェンジができるというメリットもあります。未経験での転職は年齢が高いと難しいですが、若ければ育てやすいと考える企業が多いので、転職できる可能性が高いでしょう。「新卒1年目の転職は厳しいって本当?成功させるコツを紹介」で、転職のコツを紹介していますので、参考にしてください。

転職が多い場合のデメリットは何ですか?

仕事の習熟度が低いと思われるのがデメリットです。中途採用者にはスキルや経験を期待する企業が多いため、経験が浅いと転職が難しいでしょう。入社後に教育しても、またすぐに転職するのではと懸念される可能性もあります。しかし、転職によってキャリアアップを成功させている場合は、転職回数はデメリットになりません。「転職のありがち失敗例と成功する人のポイントとは」を読んで、転職成功のヒントを探ってみてください。

転職しないメリット・デメリットは?

一つの会社で長く働くメリットは、経験を積み上げて、一定の地位を築けることです。年功序列の会社なら、順調に昇給・昇格ができるでしょう。一方で、変化が少なく、モチベーションの維持が難しいのがデメリット。今の会社に不満がある場合、我慢し続けるとストレスを感じることになるでしょう。転職したい場合はエージェントを活用するのも良い方法です。ハタラクティブなら、転職アドバイザーに相談しながらキャリアの方向性を考えられます。転職を迷っているなら、まずはご相談ください。

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