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既卒2年目はまだ間に合う!内定を勝ち取る就活の進め方とポイントをご紹介
この記事のまとめ
- 既卒2年目が新卒枠に応募できる企業は多く、就活成功のチャンスは豊富にあるといえる
- 既卒2年目は、企業から若さならではの熱意やポテンシャルを求められている
- 既卒2年目で就職を目指すなら、複数の企業にエントリーするのが成功のコツ
- 既卒2年目の就活では、空白期間を簡潔かつ前向きな言葉で伝える
- 就活の際は、既卒に特化した求人サイトとエージェントを併用するのがおすすめ
あなたにおすすめ!
「既卒2年目は就職できる?」と不安に思う方もいるでしょう。既卒3年目までは新卒枠での応募が可能な企業も多く、ポテンシャルが評価対象となるため、対策をしっかり行えば既卒2年目の就職も十分可能です。
このコラムでは、既卒2年目の方におすすめの就活方法をご紹介。また、効率的に就職活動を進めるためのポイントや、空白期間の伝え方についても解説しています。内容を参考にして、就職への一歩を踏み出しましょう。
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既卒2年目は就職できる!データに基づいて理由を解説
新卒や既卒の1年目就活と比較し「既卒2年目は就職活動が難しいのでは」と感じている方もいるでしょう。しかし、既卒2年目で就職を実現することは可能です。既卒2年目からの就職を成功させるには、「職歴なしの既卒は就職できない」と諦めずに、早めに就職活動を始めることが重要といえます。
3年目までの既卒を新卒と捉える企業が存在する
厚生労働省は企業に向けて、「卒業後3年以内の既卒者は、『新卒枠』での応募受付を!」と通達を出しています。通達により、既卒3年以内の就職希望者を新卒として受け入れる企業は増加しつつあるため、既卒2年目の就職チャンスは豊富といえるでしょう。
既卒3年以内の数え方とは?
3年以内の数え方は、卒業した年の4月から起算します。たとえば、2025年3月に卒業した場合は、2028年3月までが3年以内です。
また、3年の間にアルバイトや留学などをしても、カウントには影響しません。基準となるのは、学校を卒業した年度である点に注意が必要です。
若さが武器になるので「職歴なし」は問題ない
既卒2年目から就職を目指す場合、なるべく早く就職活動を開始したほうが有利に進みます。採用担当者は若い応募者に対し、「ここで働きたい」「もっと成長したい」といった、熱意とポテンシャルの高さを期待しているためです。自分の職歴やスキルに自信がない場合も、若い年齢ならではの強みをアピールすると、就職の可能性が高まります。
既卒2年目の就職活動では、自分の職歴や空白期間をネガティブに捉えず、前向きな気持ちを面接で伝えることが大切です。自信をもって就活を進められるよう、しっかりと対策方法をとりましょう。
実際に既卒を受け入れている企業は72%と多い
厚生労働省の「労働経済動向調査(令和7年8月)の概況」によると、2024年度の新卒採用を行った企業のうち、「新卒枠に既卒者は応募可能だった」とする企業の割合は全体で71%にのぼりました。以下の表は、割合が高い業界をまとめたものです。
産業 | 「新卒枠に既卒者は応募可能だった」とする企業 | 採用にいたったとする企業 (既卒を応募可能とした企業を100%とした場合の割合) |
---|---|---|
医療・福祉 | 84% | 54% |
情報通信業 | 82% | 45% |
金融業、保険業 | 79% | 48% |
宿泊業、飲食サービス業 | 78% | 44% |
学術研究、 専門・技術サービス業 | 74% | 37% |
建設業 | 73% | 36% |
参照:厚生労働省「労働経済動向調査(令和7年8月)の概況(p.14)」
上記のほかにも、「卸売業、小売業(70%)」「生活サービス業、娯楽業(69%)」など、さまざまな業界が新卒枠での既卒の応募を受け入れています。仕事選びに悩んでいる方は、既卒を新卒として受け入れている企業が多い業界から探してみるのも一つの方法です。
そのうち既卒者の採用に至った企業は43%
厚生労働省の同資料によると、新卒枠で既卒者を応募可能としていた企業のうち、「採用にいたった」割合は43%でした。既卒を実際に採用した割合がもっとも高い業界は、「医療・福祉」で54%となっています。次いで、「金融業、保険業(48%)」「情報通信業(45%)」という結果です。
募集の割合に対し採用率は低い傾向にあるものの、就活の対策次第で就職は可能といえるでしょう。
参照元:厚生労働省「青少年の雇用の促進等に関する法律(若者雇用促進法)について」
参照元:厚生労働省「労働経済動向調査(令和7年8月)の概況」
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既卒とは?
既卒とは一般的に、大学・高校・専門学校などを卒業したあとに就職経験がない、卒業後1〜3年以内の若者を指す言葉です。たとえば、大学在学中に就職活動をスタートしたものの内定が決まらず、卒業後にアルバイトをしている場合は、「既卒」に該当します。
既卒と新卒の違い
新卒とは、大学や専門学校、高校などの在学中に就職活動を行う人を指します。新卒は新規卒業者の略です。
新卒は学校を卒業後、すぐに社会人になるので、一般的に4月入社の人が多いです。また、一括採用のため、同期入社の仲間が多い傾向にあります。入社後も切磋琢磨できる仲間が多いことは、新卒のメリットといえるでしょう。
既卒と第二新卒の違い
既卒と混同しやすいのが「第二新卒」です。第二新卒とは、学校卒業後すぐに就職したものの、3年以内に退職した方を指します。既卒と第二新卒の大きな違いは、学校卒業後に正社員として働いた経験があるか否かです。
第二新卒も、学校を卒業後3年以内なので、新卒枠に応募できる可能性があります。なお、第二新卒の就活では、なぜ短期間で退職したのか聞かれる場合があるので、前向きな回答を準備するのが大切です。
既卒2年目は就職活動においてどれくらいの難易度がありますか?
既卒者の採用がある会社であれば、面接の難易度が著しく上がることはないでしょう
既卒で就職活動をする人の中には「新卒の就活では準備が足らず、内定に至らなかった憧れの第一志望に再度チャレンジしたい」という方も珍しくありません。その場合、新卒採用の募集要項の「応募資格」を必ず確認してください。会社によっては「20●●年卒の方」と卒業年次を指定しているケースがあります。このような企業は珍しくないため、「受験資格がない会社が増える」という意味で、新卒時よりも難易度が高くなるのは確かです。また、再応募は不可という会社もあるでしょう。
ただし、公務員試験の場合、複数年度にわたってチャレンジする方もそもそも多く、筆記試験という努力に比例する一次試験が重視されることもあり、再チャレンジだからといって難易度はそう大きく変わりません。
また、第二新卒と同じ扱いで応募可能な会社も増えています。入社後の研修の仕組みや入社時期の相談可否など、既卒者の採用がある会社であれば面接の難易度が著しく上がるということはないでしょう。
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既卒2年目で就職成功を目指す3つのポイント
既卒2年目で就職を目指すときは、早めに行動を起こすことや視野を広げて求人を探すことがポイントです。空白期間が長引くとマイナスイメージにつながるため、既卒2年目のうちに内定獲得を目指しましょう。
また、既卒になった理由や自己PRにしっかりと答えられるようにするため、面接対策も欠かせません。既卒2年目で就職を成功させるためには、以下の3つのポイントを押さえましょう。
既卒2年目が就活を成功させる3つのポイント
既卒2年目で就活を成功させるために、しっかりと戦略を立て、積極的に行動しましょう。その際に意識したい3つのポイントを解説します。
【1】自己分析と企業研究
まずは、ご自身の強みや興味を自己分析し「どんな仕事が自分に向いているか」を考えましょう。向いている仕事を見つけたら、既卒者を積極的に採用している企業を探し、自分に合った職場かどうか企業研究を行います。
【2】面接対策を万全に
面接において、企業は「成長意欲があるか」「チームで仕事を進めるコミュニケーション力はあるか」「長く勤務できるか」と、あなたの就業後を想定して質問します。「なぜ、既卒2年目でこの会社に就職したいのか」など、面接官からの質問を事前に想定し、前向きに説明できるよう準備しましょう。もし、既卒期間中に資格取得やスキルアップに取り組んだことがあるなら、しっかりとアピールを。
【3】「まずはやってみる」の気持ちを大切に
頭の中で就活のあれこれをイメージして考え込んでしまうと、不安ばかりが募り動けなくなるものです。既卒2年目はまだまだ若く、これからキャリアを築くチャンスは十分にあります。可能性を信じて、まずは行動してみましょう!
既卒2年目で就職成功を目指すポイント
- できるだけ早く就活を始める
- 複数の企業にエントリーする
- 面接対策に力を入れる
1.できるだけ早く就活を始める
正社員就職を思い立ったら、できるだけ早く就活を始めましょう。
前述したように、既卒2年目であれば、新卒向けの求人に応募が可能です。しかし、卒業後4年目以降になると新卒採用枠への応募が難しくなり、就職先の選択肢が狭まる可能性があります。
「就職したい」と思ったら、「△月までに就職する」と目標を決めてすぐ行動に移しましょう。
2.複数の企業にエントリーする
既卒2年目で就職を目指すときは、複数の企業にエントリーするのがおすすめ。就職が正式に決定するまでには、「応募→面接→選考→内定→労働契約締結」といった流れがあります。なかには、面接を複数回設けている企業もあるでしょう。
1社の選考結果が出てから次の企業にエントリーしていると、就職活動の期間が長引く恐れがあります。限られた時間を有効に活用するためにも、気になった企業の面接を複数受けられるようにスケジュールを調整しましょう。
中小企業の候補を増やす
既卒2年目での就活では、中小企業のエントリー数も増やすようにすると、就職の可能性を広げられます。大手企業は「既卒以外の新卒者」に採用を絞っていたり、既卒者を歓迎していても応募者数が多く倍率も高かったりすることから、就職に一定の難しさがあるでしょう。
一方で、人手不足の中小企業では、採用後すぐ活躍してくれる既卒者を積極採用している場合があります。
一度不採用になった会社にエントリーは可能?
企業が人材を募集しているのであれば、一度不採用になった会社へのエントリーは可能です。ただし、2回目だからといって採用の確率が上がるわけではないので留意しましょう。
また、再エントリーを認めていない会社も存在します。そのため、一度不採用になった会社にエントリーしたい場合は、事前に求人票や会社のWebサイトで確認しておきましょう。
3.面接対策に力を入れる
既卒2年目の就活において、面接対策は非常に重要です。模擬面接を繰り返し、言葉遣いや面接時のマナーを身につけましょう。また、「既卒は面接で何を質問されるのか?」を想定し、答えを準備しておくことも大切です。
練習を繰り返すと自信につながり、気持ちに余裕も出るため、採用担当者に好印象を与えやすくなるでしょう。家族や友人といった身近な人に依頼するほか、1対1で本番同様の面接練習ができるハローワークや、就職・転職エージェントを活用する方法もおすすめです。
既卒2年目の状況を理解して就活の目標を定めよう
既卒2年目で就活に取り組むときは、念入りな対策と計画を考える必要があります。新卒時とは違ったアプローチをするためにも、下記の方法をチェックしてみてください。
新卒時よりも念入りな対策を心掛ける
既卒2年目は、新卒時より入念な対策を心掛けましょう。既卒の就活は、新卒時と見られている要素が異なるため、より一層の対策が鍵となります。
ただし、就活がなかなかうまくいかなくとも、自己嫌悪に陥ったり、既卒であることを後ろめたく感じたりする必要はありません。「企業の求める人物像と自分の特性が合わなかっただけ」と割り切る姿勢が大切です。最後まで諦めずに前向きな気持ちでエントリーしましょう。
3ヶ月間を目安に就活のスケジュールを立てる
就職活動に何ヶ月掛かるかは人それぞれですが、スタートから3ヶ月程度を目安に期日を設定するのがおすすめです。具体的な目標を定めていれば、残りの日程を意識しながら準備を進められるでしょう。
既卒2年目の就職活動は自分のペースで進められるメリットがありますが、主体的に行動しないと就職の機会を見逃してしまうので注意が必要です。
既卒2年目は再度の自己分析で就活の軸を定めよう
既卒2年目で就職を目指すときは、改めて自己分析をして就活の軸を洗い出しましょう。新卒時に自己分析をしていた場合も、改めて自己分析をすることで精度を上げられたり、考え方の変化に気づけたりします。
就職活動の軸を作るには「いいな」と思う仕事の共通点を考えよう
「就活の軸」から考えるよりも、職種や業種を幅広く見たうえで「いいな」「面白そうだな」「やりがいがありそうだな」と感じた会社や仕事、職種についての共通点を考えてみましょう。
この時、共通点は一つだけではなく、複数ピックアップします。
「ずっとチームスポーツをしてきたので、チームの一体感を感じながら1つの目標に取り組むような仕事がしたい」
「新しいことに次々トライしてみるのが好きだったので、部署や業務の異動が定期的にある組織が向いていると思う」
「ピアノや習字のように、毎日コツコツ長期的に取り組まなければ簡単にはできるようにならない職人のような仕事に憧れる」
このように、仕事内容に焦点を当てて「共通点」を探すと面接時の志望動機にもつながります。
好き嫌いや得意不得意の共通点を探す
自己分析では、これまで経験したことから、物事の好き嫌いや得手不得手の共通点を探し出してみましょう。
「好きだが得意ではないこと」を仕事にすると、周囲と比べて時間がかかってしまったり、スキルの向上が見込めなかったりする可能性も考えられます。
好きなことと得意とすることがマッチしていれば、無理なく働けて、長期的に活躍することが可能です。
やりたくないと感じた仕事を避ける
不得意な分野や、就活を通じて「自分に向いていなさそう」と感じた分野は、仕事探しから除外するのも一つの方法です。
やりたくないことが発生する業界や職種で就活を続けても、「嫌だ」という気持ちがよぎってしまい、前向きに活動できないかもしれません。「なるべく電話を取りたくない」「新規のクライアントの対応はしたくない」というように、やりたくないと思うことを書き出し、苦手分野がメインの仕事は応募を避けるのも一つの方法といえます。
自己分析の際に、まずは学生生活やアルバイト生活の中で「楽しい」と感じたことや「つまらないと感じたこと」を振り返ります。次に「周囲からほめられたこと」や「努力が必要だ」と言われたことも思い出します。
この2つの視点を整理し「自分にとって楽しく、充実していること」「あまり興味をもてず、強いられているように思ってしまうこと」を明確にしましょう。つまり、自己分析は「何時間でも没頭できること」「嫌で逃げ出したいこと」を整理することがポイントです。
好印象を残すには?既卒2年目の空白期間を回答するコツ
既卒2年目の就職活動では、空白期間をどのように伝えるかがポイントです。空白期間については前向きな回答が望ましいですが、嘘をつくのは避けましょう。大事なのは、失敗経験を学びにつなげられるかどうかです。
既卒2年目の就活で空白期間について聞かれた際に、好印象を残すためのコツを4つまとめました。
既卒2年目の空白期間を回答する際に好印象を残すコツ
- 就活の反省点は素直に伝える
- 空白期間で身につけたことをアピールする
- 就職する意欲をはっきりと示す
- 入社後に活躍するイメージを植えつける
就活の反省点は素直に伝える
既卒2年目の就活で空白期間について聞かれたときは、反省点を正直に伝えるようにしましょう。「マイナスイメージを与えるのでは」と不安になるかもしれませんが、失敗経験を経て努力したことや改善したことを示せば、好印象につながります。
「新卒時に就活がうまくいかなかった原因」を掘り下げ、同じ失敗を繰り返さない姿勢を明示しましょう。
空白期間で身につけたことをアピールする
既卒2年目の空白期間を追求されたら、学校卒業から現在までに何をしていたのか、どのようなスキルを身につけたのかを答えましょう。アルバイトやボランティア、趣味活動などで得た経験を的確にアピールすれば、仕事でも積極的に動けると評価してもらえます。
企業側を納得させるためにも、具体的なエピソードを添えて回答するのがおすすめです。
就職する意欲をはっきりと示す
既卒2年目の空白期間を回答するときは、就業意欲があると伝えるように話しましょう。
採用担当者は、既卒者に対して「なぜ就職しなかったのか」「働く意欲がないのでは」といった懸念を抱いています。曖昧な説明では、就職する意欲が伝わりません。
説得力のある説明で企業側の不安を払拭するためにも、応募先企業で活躍する熱意を言葉にすることが重要です。
入社後に活躍するイメージを植えつける
既卒2年目の就活では、入社後に活躍するイメージが浮かびやすいよう「将来的に応募先企業でどのようなポジションに就きたいか」「どのようなスキルを磨いていきたいか」を回答に盛り込みましょう。
「新卒時の就活はうまくいかなかったが、入社後は事業に貢献しながら成長していきたい」というように、今後の目標を整理するのがポイントです。自分を下げるような言葉は避けつつ、前向きに取り組む姿勢を伝えます。
既卒2年目の空白期間は前向きに説明しよう!例文5選
空白期間の過ごし方は、嘘やごまかしなく、誠実に伝えることが大切です。履歴書と面接時の説明に相違があると、採用担当者への印象が悪くなってしまいます。話す内容に一貫性をもたせるよう意識しましょう。
以下で、既卒2年目の就職活動で、空白期間を伝えるときの例文を状況別に5つ紹介します。
既卒2年目の空白期間を前向きに説明するための例文
- 公務員試験を受けていた場合
- インターンに参加した場合
- アルバイトをしていた場合
- プロを目指していた場合
- 資格取得のために勉強していた場合
1.公務員試験を受けていた場合
2年間公務員試験のために勉強し、試験を受けましたが採用には至りませんでした。勉強することが得意なので、公務員試験を通じて身につけた知識を活かし、事業に貢献したいと思っています。
既卒2年目で公務員試験を辞めて企業への就職を考える場合は、空白期間中に勉強に励んでいたことをしっかり伝えることが大切です。公務員採用に至らなかった理由を分析し、学んだことや考えたことを説明に加えると、より説得力が増すでしょう。
2.インターンに参加した場合
空白期間にインターンに参加した経験があれば、そこでどのような経験をし、何を得たのか説明すると好印象につながりやすいでしょう。また、入社後に活かせるスキルも具体的に伝えると効果的です。
3.アルバイトをしていた場合
既卒2年目にとって、空白期間のアルバイト経験はアピールポイントになります。アルバイトも社会経験の一つなので、そこで培った人間関係や失敗からの学びを伝えましょう。
なお、アルバイトをしていた職種と、就職を希望する職種が異なっていても心配はいりません。企業が求めているコミュニケーション能力や、考える力があるかどうかをアピールすれば、好印象を与えられるでしょう。
4.プロを目指していた場合
既卒2年目のタイミングで就活に取り組むうえで、考え方が変わったことを伝えられると、マイナス印象を避けやすくなります。プロを目指すよりも就職への意識が高くなったことをはっきりと示しましょう。
5.資格取得のために勉強していた場合
空白期間に資格を取得していた場合、なぜその資格を取得しようと思ったのか、どのようなスキルが身についたのかを説明します。学ぶ意欲や専門的な知識・技術があることは、既卒2年目の就活において大きなアピールポイントです。卒業からの2年間、目的をもって行動していた旨を伝えられれば、好印象を与えられるでしょう。
既卒2年目の就活で空白期間を説明するときは、理由にプラスして将来の展望やキャリアアップなどの目標、就業意欲といった前向きな要素を付け加える方法がおすすめです。ポジティブな姿勢や考え方が企業側に評価されやすくなり、内定に近づくといえます。
選択肢を広げよう!既卒2年目におすすめの就活方法
既卒2年目の就職活動では、既卒に特化した就活サイトを利用したり、未経験から応募できる求人に焦点を絞って応募したりするのがおすすめです。
また、新卒枠に応募する際はポテンシャルや意欲をアピールし、中途採用枠の選考では応募先で活かせる能力を強調するのがポイント。具体的な就活方法を解説しますので、チェックしてみましょう。
既卒2年目におすすめの就活方法について教えてください
複数の方法をミックスして就活を進めましょう
既卒2年目の就活は、複数の方法を活用して進めることをおすすめします。
企業の採用サイト、就職サイト、ハローワーク、SNS、就職エージェント、知人からの紹介などさまざまな方法があります。多種多様な方法があるのですから、手段を1つに絞って就活を行うのではなく、複数の方法を同時に活用しましょう。
「就職したい」と思ったら、まずは求人募集を調べましょう。先に挙げた手法でいえば、「就職サイトやハローワークで求人募集の企業や募集職種を調べて応募する」「興味のある企業の採用サイトやSNSにアクセスしてから応募する」「就職エージェントに自分の希望を伝えて求人を紹介してもらう」など、さまざまな方法があります。自分ができることはなるべく実践してみましょう。
また、家族や友人に「就職活動中」「就職エージェントに相談している」など、取り組んでいることを伝えることもおすすめです。身近な人が、思わぬ求人情報を知っている可能性もあります。
既卒2年目におすすめの就活方法
- 既卒に特化した就活サイトを活用する
- ハローワークで求人を探す
- 新卒採用に応募する
- 中途採用に応募する
既卒に特化した就活サイトを活用する
既卒2年目の就職活動では、既卒に特化した就活サイトを活用すると効率が上がります。就活サイトに登録しておくと、業界や職種を問わず豊富な求人が探せるだけでなく、気になる企業のエントリー受付開始時期や、説明会の日時などをメールで受け取ることも可能です。
どのような求人があるのかを知りたいという場合は、就活サイトに登録し情報収集してみましょう。
また、既卒2年目は新卒向けの求人にも応募できる場合が多いため、既卒向けサイト・新卒向けサイトどちらも利用すると選択肢が広がります。
ハローワークで求人を探す
就活事情に詳しい相談員のアドバイスを参考に就職活動をしたい既卒2年目の方は、「新卒応援ハローワーク」を利用するのも方法の一つです。新卒応援ハローワークは基本的に新卒者の就活を対象としていますが、既卒3年目まで利用できます。
ハローワークでは地域に根ざしたサポートを受けられるので、居住地に近い求人を探す際に役立つでしょう。
参照元:厚生労働省「若者への就職支援」
新卒採用に応募する
既卒2年目が新卒採用に応募するメリットは、求人の選択肢が広がることや、大企業にも挑戦しやすいこと。また、新卒採用は、入社後の研修が充実していたり、同期とも出会えるためコミュニケーションを取りやすかったりするなどのメリットもあります。
ただし、新卒採用に関する明確な基準が統一されているわけではありません。既卒2年目を新卒として受け入れるか否かは企業によって異なります。気になる企業の新卒枠に既卒2年目で応募できるかどうかは、求人票をチェックしたり問い合わせたりして、事前に確認しましょう。
なお、新卒枠はエントリー期間が限定されているので、チャンスを逃すと求人が少なくなってしまいます。新卒枠を狙うのであれば、早めの行動と対策が必要です。
中途採用に応募する
既卒2年目の場合、中途採用枠で求人に応募することも可能です。営業や事務、IT関連の仕事など幅広い職種で、未経験の既卒者を受け入れています。
ただし、既卒を中途採用している企業では、即戦力となる経験や能力を求められる場合もあるでしょう。応募者のなかには経験豊富な転職者がいる場合もあるので、入社後にどのような貢献ができるかアピールすることが重要です。
良い就職先に出会うためには、エージェントの担当にあなたのことをよく知ってもらうのが一番の早道です。紹介された会社に対して、「ここを受けます」「ここは興味ありません」と結論だけ報告するのではなく、なぜそう考えるのかを伝えましょう。
その積み重ねで「業種は希望と少し違うけれど、仕事内容的には興味があるんじゃないかな」「A社が気に入った理由が△△なら、B社も気に入るかも」など、よりあなたに沿った提案につながる可能性が高まりますよ。
既卒2年目の就活にはエージェントを活用しよう
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既卒の就活に不安がある方は、ぜひご相談くださいね。
ハタラクティブアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
【まとめ】既卒2年目は早めに行動して就職を成功させよう
既卒2年目は新卒枠を活用できる時期なので、早めに行動すれば希望に合った就職を叶えやすいといえます。新卒時の反省点を活かし、求人探しの視野を広げて積極的に就活しましょう。
また、既卒になった理由や空白期間の活動など、面接で聞かれやすい質問にしっかりと対策しておくことも重要なポイント。1人で対策するのが難しい場合は、就職エージェントに相談するのもおすすめです。
どのエージェントを利用するか悩んでいる方は、ぜひ就職・転職エージェントのハタラクティブにお問い合わせください。
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既卒2年目が抱える就職の不安に関するQ&A
既卒2年目からの就職を目指す方が感じる不安や疑問を、Q&A形式で解決します。就活をスムーズに進めるための参考にしてみてください。
既卒2年目からホワイト企業に就職できますか?
既卒2年目でホワイト企業への就職を目指すことは可能です。既卒は若さが武器になるため、若手を丁寧に教育している企業を重点的に探してみましょう。
ただし、ホワイト企業は離職率が低いため、求人が少ない傾向にあります。魅力的な求人を見逃さないよう、早めに就活をスタートすることが大事です。
既卒2年目ですが就職先が決まらず諦めたいです
なかなか就職活動がうまくいかない状況であっても、諦めないことが大切です。現時点での就職を諦めてしまうと、将来的に仕事探しをする際に空白期間を指摘されたり、スキル不足を懸念されたりする可能性があります。
どのような業務なら自分が評価を受けやすいかを考えながら、キャリアの形成を望める環境への就職を目指しましょう。
既卒2年目の就活は人生終了って本当?
既卒2年目の就活では、新卒よりも厳しいと感じる場面があるでしょう。なぜなら、新卒で就職しなかった既卒者に対し、「働く意欲がないのでは」といった印象を抱く企業もあるからです。
しかし、既卒は若い人材を必要とする企業に需要があり、就職できる可能性は十分あります。
空白期間の答え方やアピール方法を工夫して、キャリアの形成を望める環境への就職を目指しましょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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