- フリーター就職支援「ハタラクティブ」TOP
- お役立ち記事TOP
- 自己分析が大事!「やりたいこと探し」の方法とは
自己分析が大事!「やりたいこと探し」の方法とは
更新日
この記事のまとめ
- やりたいことを見つけるなら徹底した自己分析で自己理解を深める
- これまでの経験で熱中したことや満足したことが、やりたいことにつながる可能性がある
- 自己分析で自分に向いていることや強みを明確にして、仕事を探すのもおすすめ
- やりたいことを見つけるために、周りの人に質問する他己分析で理解を深めるのもあり
- 自己分析でやりたいことや向いていることが見つかったら、業界研究で理解を深めよう
「やりたいことがわからない…」「自己分析はどうやる?」とお悩みの方はいるでしょう。楽しくやりがいを感じやすい仕事をみつけたりミスマッチを防いだりするには、自己分析が重要です。やりたいことを見つければ、モチベーションを高く保ちながら就職・転職活動に取り組めるでしょう。
このコラムでは、自己分析の方法ややりたいこと探しに活かすコツをご紹介。まずは自己分析を行って、自分の経験や価値観を確認しましょう。
やりたいことを探すには自己分析を徹底することが大事
やりたいことを探して自分に合った仕事に就くためには、自己分析を行って自分の強みや短所をきちんと把握しなくてはいけません。企業側は、応募者がどのような人物かを詳しく探ったうえで合否を決定します。自己分析が丁寧に行えていないと、質問を深掘りされたときに上手く答えられない可能性も。内定を得るためには、自分がやりたいことを明確にしてキャリアビジョンを企業に伝えることが重要です。
自己分析とは
自己分析とは、自分について分析し深く理解すること。これまでの経験や物事に対する価値観・考え方などを改めて洗い出し、自分について深く理解する作業を指します。
就職活動を行うにあたって、自己分析は非常に大事な作業です。自分の長所や短所、得意・不得意などを客観的に把握することで、自分に合った仕事を選べたり、説得力のある志望動機が作成できたりします。
自己分析については「自己分析とは?実施のメリットと就活・転職活動での必要性を解説」のコラムで詳しく紹介しているので、ぜひご確認ください。
「やりたいことの見つけ方」のポイント
やりたいことがなかなか見つからないなかで、急に「やりたい仕事」を探すのは難しいもの。そのようなときは、「好きなもの」「満足できること」といった観点から探してみると良いでしょう。これらの観点を深堀りすることは、自己分析にも繋がります。
「やりたいことの見つけ方」のポイント
- 好きなものや熱中できることから探す
- 満足度が高かった経験を振り返る
- とにかくさまざまなことを試す
好きなものや熱中できることから探す
まずは、やっていて楽しいと感じることは何かという観点から探ってみてください。たとえば、旅行という趣味がある場合も、「下調べをして計画を立てるのが好き」「旅行の最中のスケジュール管理が得意」「旅先で出会った人とコミュニケーションを図るのが好き」など、人によって好きなことや得意な部分は異なるでしょう。
趣味がある場合は、好きになった理由や、特にどのような部分が好きなのかといった深いところまで掘り下げることが大事といえます。
「好き」は仕事にできる?
好きなことを仕事にできれば、大きなやりがいや熱意を持って取り組めるでしょう。しかし、理想と仕事中に起こる困難とのギャップにより、ミスマッチを起こしたり辛い思いをしたりする可能性も。好きなことを仕事にするか悩んでいる場合は、「好きなことを仕事にするにはどうしたら良い?就職のためのステップを解説」のコラムもご覧ください。
満足度が高かった経験を振り返る
「特に熱中できることがない」という場合は、過去の経験を振り返ってみましょう。学生時代の文化祭やアルバイトなど、満足度や達成感が高かったことを思い出してみると、「大人数をまとめるのが得意」「人が喜ぶ姿を見られるとうれしい」といった自分の適性や傾向を導き出せることがあります。
とにかくさまざまなことを試す
「趣味もなく、特に印象に残っている出来事もない」という場合であれば、興味のあることから今までしたことのないものまで、多くのことを試して経験するのがおすすめ。本を読んだり習い事を始めたりすることで、ヒントがみつかることがあります。
気をつけるポイントは、焦らないという点です。就活ではやりたいことがなかなか見つからないと焦ってしまうこともあるものの、気持ちに余裕を持って取り組みましょう。やりたいことがみつかるまでに時間を要することもあるため、就活に活かすためには早い段階から始める必要があります。
やりたいことを見つけるための自己分析のやり方
やりたいことを探すには、自己分析を徹底することが重要です。前述したような趣味や経験を掘り下げることも自己分析の一環といえますが、就活に活かすなら、簡単なやり方で終わらせず、より徹底した細かい自己分析がおすすめ。自己分析の手順が分からない場合は、下記を参考に取り組んでみましょう。
自己分析の手順
自己分析を行う際は、以下の手順で自分の経験を振り返ってみましょう。
- 1.過去に打ち込んだことを洗い出す
- 2.自分の長所、短所をノートに書き出す
- 3.アルバイトでの経験を掘り起こす
- 4.頑張った理由を考えてみる
- 5.他己分析をしてもらう
「このような出来事があった」と列挙するだけではなく、どのような壁にぶつかってどのように乗り越えたか、また、なぜ頑張れたのかといった細かいところまで洗い出しましょう。その時々の気持ちや考えの変化を詳細に洗い出すことで、自分の強みや弱みなどが見えてくるといえます。
また、過去の経験を活かして将来どうなっていたいか、将来なりたい自分になるために今何ができるかといった、将来のビジョンやキャリアプランもあわせて考えることが大切です。
ただし、なかには「自分で分析するのは限界がある」「もっと客観的な評価を知りたい」という方もいるでしょう。自分では気づいていない長所や短所を見つけるには、周りの人に「自分はどんな性格?」「どんな仕事に向いている?」と質問する他己分析で理解を深めるのもおすすめです。「他己分析とは?やり方や得られるメリットについて解説!」で、他己分析についてご確認ください。
自己分析の結果を活かすやりたいこと探しのコツ
自己分析で自分についてしっかり理解できたら、やりたい仕事探しのフェーズに移ります。自己分析を行ったことで「自分がやりたいこと」が見えてきても、その仕事に「向いている」とは限りません。下記を参考にして、より自分に合った仕事を探してみてください。
自己分析の結果を活かすやりたいこと探しのコツ
- 「やりたいこと」と「向いていること」は分けて考える
- 自己分析で見つかった「強み」を活かす仕事を考える
- 「やりたくない」「できない」仕事も考える
「やりたいこと」と「向いていること」は分けて考える
自分がやりたい仕事は、自分に向いている仕事かどうかを考えてみましょう。「やりたい」と「向いている」は別物です。単にやりたいという気持ちだけで仕事を選んでしまうと、説得力のない志望動機になったり、実際の業務で困ったりするリスクも考えられます。
「やりたいこと」が「向いていること」なのか、逆に「向いていること」はやりたい仕事なのかを考えることが大切です。
自己分析で見つかった「強み」を活かす仕事を考える
積極的にやりたい仕事ではなくても、自分の「強み」を活かせる仕事なら適性があると判断できることも。「自分の適性に合う仕事の探し方とは?」のコラムでも解説しているように、適性があると業務に対してストレスを感じにくかったり、成果につながったりしやすいことが期待できます。「やりたいこと」に固執せず、強みや適性を活かせる仕事にも目を向けてみましょう。
「やりたくない」「できない」仕事も考える
「やりたいこと」「向いていること」がいまいち掴めなければ、「やりたくないこと」「向いていないこと」から考えるのがおすすめ。まずは「できないこと」から把握してみましょう。たとえば、資格と知識がなければ看護師はできません。定型的な仕事が苦手なら、事務職が向いていない可能性があるでしょう。
仕事内容だけでなく、「引っ越しをしたくないから転勤のある仕事はやりたくない」など勤務環境にも目を向けて、「やりたくない」「できない」の理由も併せて考えてみてください。
インターンシップも利用してみよう
企業の中には、就業体験ができるインターンシップを募集している職場もあります。自己分析により、やりたいことや自分の得意、好きなことが明確になった方は、自分に合う企業のインターンシップに参加するのもよいでしょう。
しかし、インターンシップはあくまでも、就業を体験できる機会であり、内定を得るものではありません。インターンシップ後に内定に向けた選考が行われることもあるため、経験できたことを活用できるよう振り返りを行いましょう。インターンシップについて詳しく知りたい方は、「インターンシップとは?参加のメリットや目的を解説!社会人は参加できる?」のコラムもぜひ参考にしてみてください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
自己分析でやりたいことを見つけたら業界研究をしよう
自己分析でやりたいことや向いていることが見つかったら、業界研究を行って、世の中にどのような職業があるかを確認するのがおすすめです。自分が知っている業界や職種の中で希望に合うものを探そうとすると、視野が狭くなる可能性があります。業界や職種について幅広く情報収集し、そのうえで興味を持った分野についてより深く調べてみましょう。
やりたいことをみつけるには、身の回りの些細なことにも目を向けることも大事といえます。社会人として働くうえでやりたいことが一つでも見つかれば、長いキャリアのなかで目指したいことがさらに具体的に描けるようになる可能性も。小さな気づきを大切にしながら、やりたいことを探してみると良いでしょう。
業界研究のための情報収集はどう行う?
ハタラクティブの独自調査「若者しごと白書2024 3-7. 就職活動・転職活動の情報収集の方法」によると、情報収集の手段の上位はフリーター・正社員ともに「求人サイトや就職・転職情報サイト」「企業のホームページ」「就職・転職エージェント」でした。業界研究や企業研究を行う際も、これらのサイトやサービスが役立つといえます。
また、口コミサイトで社員の声を確認したり、就活イベントに足を運んでみるのも良い方法です。さまざまな方法を駆使して、多角的に情報収集を行ってみましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
「やりたいことがない」「どの業界を目指したら良いか分からない」といった不安や疑問をお持ちの方は、ハタラクティブにご相談ください。若年層に特化した就職・転職エージェントのハタラクティブでは、経験豊富なアドバイザーがカウンセリングを担当。求職者一人ひとりの要望を丁寧にヒアリングして、悩みをしっかり解決したうえで最適な求人をご紹介します。
さらに、企業選びのほか、応募書類、面接対策などにも幅広く対応し、就職・転職活動をバックアップ。「自己分析がうまくいかない」とお悩みの方も、ぜひお問い合わせください。
自己分析でやりたいことをみつけるときに関するQ&A
ここでは、自己分析でやりたいことをみつけるときによくある疑問に、Q&A方式でお答えしています。自己分析ツールや親に反対された場合についても回答していますので、ぜひチェックしてみてください。
自己分析をしなくても就職はできますか?
自己分析をしなくても就職できる場合はありますが、入社後のミスマッチを起こす可能性が高くなります。自己分析と企業研究で理解を深めれば、「思っていた仕事と違った」と感じるリスクは避けやすくなるでしょう。「就職後にミスマッチが起こる原因とは?事前に防ぐ方法をご紹介」のコラムでも詳しく解説していますので、ぜひご一読ください。
自己分析の診断ツールを活用するのはありですか?
自己分析の診断ツールを活用するのも、やりたいことをみつけるには一つの手です。自己分析をするWebサイトやサービスは、インターネット上に多くあります。ただし、診断結果を信じ過ぎると、かえって視野が狭くなりかねません。診断ツールの使い方については、「自分がしたい仕事が分からないときは?自己分析や適職診断も活用しよう」のコラムでもご紹介しています。
本当に将来したいことを親に反対されるか不安です
将来進みたい進路を親に反対された場合、反対理由を自己分析の結果と照らし合わせたり、向いている仕事を聞いてみたりするのも良いでしょう。このコラムの「やりたいことを見つけるための自己分析のやり方」でも述べたように、周りに質問する他己分析も自己分析の手法の一つです。周りからの意見を踏まえたうえで、将来したいことが変わらないのか、将来してみたいことが新たに生まれたのかを考えると良いでしょう。
就活中の新卒ですが、自分が本当にやりたいことがわからないです
自分が本当にやりたいことがわからない場合には、第三者の力を借りるのも良い方法です。就職エージェントのプロのアドバイザーに自己分析の深堀りをしてもらえば、自分が心からやりたいことが見えやすくなるでしょう。
客観的に自分を分析してもらいたい方は、若年層向けの就職エージェントのハタラクティブへぜひお気軽にご相談ください。専任のキャリアアドバイザーが相談に乗るほか、1分程度でできる適職診断も利用できるため、多角的に自分のやりたいことを探せるでしょう。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。