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退職を言いづらいのは申し訳ないから?仕事を円満に辞めるためのコツも解説
更新日

この記事のまとめ
- 退職を言いづらいと思うのは、職場に申し訳ないと後ろめたく感じるのが主な理由
- 退職を言いづらいと感じたら、退職を決意した目的や理由を改めて考えてみよう
- 職場に退職を言いづらい場合は、転職先をみつけてからだと伝えやすい
- 申し訳ないと思い過ぎないで円満に職場を退社すれば、転職活動がスムーズになる
- 円満に退職するためには、早めに意思を伝えることがコツ
転職を考えているものの、退職の意思を言いづらいと感じている方もいるでしょう。迷惑をかけて申し訳ない気持ちや言い出すことへの不安を感じるとためらってしまうものです。しかし、いつまでも言い出せないでいると転職の機会を逃してしまう可能性も。このコラムでは、退職を言いづらいときの対処法について紹介します。円満に職場を辞めるためのコツも解説するので、ぜひ参考にしてください。
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状況別!申し訳ないと感じ退職を言いづらいときの対処法
「辞めるなんて言えない…」と悩んでいる方に向けて、退職の意思を上司に言いづらいときの対処法を状況別に解説します。対処法もあわせて紹介するので、参考にしてみてください。
退職の意思が揺らいで言いづらいとき
一度は退職を決意したものの、退職の意志が揺らいでいる場合は、退職の目的や理由を改めて考えてみましょう。
たとえば、退職の理由が「希望する仕事ができないから」なら、今の職場で配置換えや異動によって実現できる可能性もあります。給与の低さなら、昇給や手当を得られる機会がないか考えてみてください。それでも解決しない場合は、退職の意思を強く持って上司に伝えましょう。
退職は決意しているけど言いづらいとき
退職の意思は固いものの、職場に言いづらい場合は、相手が納得できる退職理由かどうか考えてみてください。
特に、新卒の場合や試用期間中などは「辞めたい」と言いづらいものです。「仕事が嫌だから」「待遇に見合わないから」といった理由では、上司からの引き止めに合う可能性があります。「この職場では実現できないことに挑戦したい」など、退職せざるを得ないと思われる理由を用意しましょう。
退職は言いづらくても1〜3ヶ月前までに伝えよう
民法627条によると、会社の容認がなくても退職希望日の14日前に伝えれば、会社を辞めることは可能です。ただし、多くの会社では後任探しや引き継ぎを考慮して、1〜3ヶ月前に伝えることを就業規則で定めています。気持ち良く退職するためにも、就業規則に記載されている時期に退職を伝えましょう。
参照元
e-Gov 法令検索
民法
転職先を見つけてから退職の意思を伝える
退職の意思を伝えるまでに転職先を決めてしまえば、スムーズに準備を進められます。上司は、転職先が決まっている相手に「会社に残ってほしい」とは言いづらいためです。引き留めの交渉に悩まされることもないため、円満退職を目指すなら、早々に転職先を決めてしまうのも一つの方法でしょう。
しかし、誰にも相談せずに仕事と並行して転職活動を進めることは一定の難しさがあるもの。退職日までに転職先が決まる保証もありません。在職中に転職先を決めたい場合は、エージェントサービスやハローワーク、転職サイトなど、求人を紹介してくれる第三者の支援を利用するのもコツといえます。
転職活動を在職中に行うか退職後に行うかは、多くの人が迷う点です。「在職中に転職活動を行うべき?職場に伝えるタイミングも紹介」でも、それぞれのメリットやデメリットを解説しているので、選択の参考にしてみてください。
退職代行サービスを利用するのもあり
「なかなか退職を言いだせずに悩んでいる」「話を聞いてもらえない」など、どうしても上司へ退職を伝えづらい場合は退職代行サービスを利用する方法もあります。しかし、退職代行サービスは新しいサービスのため、企業によっては印象を悪化させる可能性も。退職代行は最終手段と考え、できる限り上司に直接伝えましょう。
退職が言いづらいと感じる4つの理由
退職の意志を固めたにもかかわらず、なかなか上司に退職を言い出しづらいという方は一定数いるようです。退職を言いづらいと感じる代表的な3つの理由を以下の項目で解説します。
1.人手不足など会社に迷惑がかかり申し訳ないから
「自分が退職することで周囲の人に迷惑がかかってしまう」と考えて、退職を言いづらい方もいるでしょう。人手不足で業務がまわらないことを知っていれば、なおさら上司に退職を言いづらくなってしまいます。また、忙しいときに退職を伝えることで上司の負担が増えてしまうのでは、と考えてしまう場合もあるようです。
2.退職を伝えることで気まずくなりそうで怖いから
退職を伝えることで上司や同僚と気まずくなってしまうのを恐れて、「言いづらい」と感じる方もいるでしょう。特に、退職の理由がネガティブなものである場合、「伝えるのがしんどい」と悩んでしまいかねません。
退職を伝えてから退職日まで、気まずい雰囲気のなか出勤しなければいけないことを考えると、言い出すのが怖いと感じてしまう場合もあるでしょう。
3.短期間での退職だから
入社後、短期間での退職は言いづらい場合もあるでしょう。「半年しか経っていないのに辞めるなんて…」と自責の念に駆られるケースです。
確かに、短期間での退職は企業側にダメージがないとはいえません。企業の採用活動にはコストがかかっており、再び人材を探さねばならないのは負担になる側面も。しかし、合わない環境で働き続けるのも、双方にとってメリットにならないため、退職はやむを得ないと考えましょう。
上司の退職の意思を伝える際は、申し訳ないという気持ちも合わせて伝えるのが大切です。
4.退職が会社や上司への裏切りに感じるから
退職を伝えることは、入社時から面倒を見てくれた上司や先輩、会社を裏切るようなものだと感じる方もいるようです。「せっかく時間を掛けて仕事を教えてもらったのに、お世話になった人たちに申し訳ない」という気持ちから、退職を言いづらいと感じるのでしょう。
退職を言いづらいと感じる理由は、上記のようにさまざまです。しかし、退職や転職を決めたのであれば、仕事を辞める意志を伝えないことには次に進むことはできません。次のステップに進むために必要な手段であると割り切って、退職の意志は早めに伝えるのが円満に退社するコツです。
「自分の代わりはすぐに見つかる」と考える
「自分に代わって仕事をしてくれる人はたくさんいる」と思うことで、退職することへの罪悪感が減らせます。責任感が強い人ほど、「今担当している仕事は、自分にしかできない」と考えがちです。その結果、退職を言いづらい状況が続いてしまいます。
しかし、社員1人がいなくなったことで倒産するような企業は、ほぼありません。確かに、社員が1人退職することにより、職場側は新しい人を探したり、業務を教えたりする手間が掛かるものです。しかし、それは一時的なものであり、自分の代わりの人材はいずれ見つかるでしょう。「自分がいなくなった後の仕事を心配し続ける必要はない」と考え、転職に向け前向きに行動することが大切です。「1人で転職活動を進めるのは不安...」と感じている方は、ぜひハタラクティブにご相談くださいね。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
退職が言いづらい…円満に仕事を辞める4つのメリット
退職する際は、従業員と企業側の双方が納得して退職する円満退社を目指しましょう。「円満退社しなくても問題はない」「辞める職場の人からの印象は気にしない」という心理は、退職に伴うトラブルの原因になってしまうことも。円満に仕事を辞めることは、職場のためだけではなく、退職する自分のためにもなるものです。
ここでは、円満に仕事を辞めることで得られる4つのメリットを解説します。
退職が言いづらい…円満に仕事を辞めるメリット
- 事務手続きが円滑になる
- 周囲と良好な人間関係のままでいられる
- 悪い評判を立てられることはない
- 後ろめたさが残らない
1.事務手続きが円滑になる
円満退社のメリットは、企業とトラブルを起こさず、スムーズに手続きを進められることです。もし、退職に関することで企業とトラブルが起こってしまうと、手続きが円滑に進まなくなる可能性があるでしょう。手続きを進めてもらえなければ、退職できず、自分の転職活動を進めにくくなってしまいます。
退職にまつわる手続きについては、「国民健康保険の退職後手続きが14日過ぎたら?行うべき手続きを紹介」で解説しているので、ご一読ください。
2.周囲と良好な人間関係のままでいられる
円満退社ができれば、退職を理由に企業からの自分の印象が悪くなることがありません。これまでの良好な人間関係を維持したまま、退職できるでしょう。退職する企業の人と良好な人間関係を維持できれば、転職後、違う職種だったとしても仕事上で良好な関係を築けたり、プライベートで友人として関係を続けられたりするメリットがあるでしょう。
3.悪い評判を立てられることはない
円満退社ができないと、自分に悪い噂を立てられることもあるでしょう。企業とトラブルを起こして退社した場合、業界や職場の周囲で良くない評判が立ってしまう可能性があります。同じ業界や元職場周辺での転職を検討している場合は、悪影響を及ぼすこともあるでしょう。これらを避け、スムーズに転職活動を進めるには、円満退職を目指すことが重要です。
4.後ろめたさが残らない
退職をすれば人材が減るため、「職場に負担をかけてしまう」と後ろめたさを感じてしまうこともあるでしょう。しかし、円満退社ができている場合は、職場からの印象が悪くならず、良い雰囲気のまま退職できます。変に後ろめたさを感じることもなく、清々しい気持ちで会社を後にできるでしょう。
良い人間関係を維持し、双方が納得した状況で退職できる円満退社は、自分が気持ち良く退職するコツでもあります。
退職が言いづらくても円満に仕事を辞める8つのコツ
円満退職の大きな壁となるのが、言い出すタイミングと引き止め。円満退職実現のためには、これらを回避するコツが必要になります。また、社会人として最低限のマナーを守ることも、好印象なまま退職を認めてもらうためのコツです。
ここでは、円満退職実現のためのコツを8つ解説するので、参考にしてください。
退職が言いづらくても円満に仕事を辞めるコツ
1.退職意思は早めに伝える
退職の意思を早めに伝えることが円満退社実現のコツです。一般的には、退職希望日の1〜2ヶ月前までに、直属の上司に伝えることになっています。上司に言いづらいからといって、先に職場の同期や先輩・後輩などに退職の話をするのは避けてください。トラブルに発展する可能性があるため、退職の意志はオープンにしないほうが無難でしょう。
また、上司が忙しく伝えるタイミングに悩む場合もあります。余裕を持った退職スケジュールを確保するために、時間を作ってもらえるよう上司にアポをとっておくとスムーズです。ただし、アポをとる時点ではまだ退職の意思を伝える必要はありません。「お話ししたいことがあるので、お時間をいただけますか」とだけ伝え、退職の申し出は当日にしましょう。
はっきりとした退職の期日も伝える
会社や上司に退職の意思表示をする場合には、いつ退職をするのか、具体的な時期を伝える必要があります。退職を希望する時期が分からなければ、退職手続きを始めたり、業務引き継ぎの計画を立てたりできません。退職までの手続きをスムーズに進めることも、円満退社実現のコツです。退職の相談をする際には、退職の希望時期を明確にしておきましょう。
2.落ち着いて話せる場所で伝える
退職の意志を上司へ伝えるときは、落ち着いて話せる場所で話をしましょう。静かで話しやすく、周囲に会話が漏れ聞こえないような場所を確保することが重要です。会議室や個室などをあらかじめおさえておきましょう。
時間帯は業務開始の少し前、もしくは業務終了後のタイミングが無難とされています。業務開始前や業務終了後であれば、周りの部屋を利用している人も少ないため、不特定多数の人に話を聞かれる可能性も低いでしょう。
3.退職理由は前向きな内容にする
退職理由を無難に伝えることも円満退社のコツです。実際にはネガティブな理由で退職を決めたとしても、建前をうまく使いましょう。一般的には「一身上の都合」というシンプルな理由を述べる場合が多いようです。
上司から「差し支えなければ聞かせて欲しい」と言われた場合は、自分が述べられる範囲で伝えましょう。「異なる分野の仕事に挑戦したい」「この会社で学んだことを活かしたい」など、ポジティブかつ、引き留めにくい理由がおすすめです。建前上の退職理由に悩んでいる方は、「退職理由は正直に言うべき?上司や面接官への上手な伝え方を紹介」も参考にしてみてください。
4.退職願や退職届などの提出履歴を残しておく
円満退社のためには、退職願や退職届などを提出した事実を書面やメールで残しておいたほうが安心です。「退職願」と「退職届」の違いがよく分からないという場合は、「退職願と退職届の違いとは?書き方や仕事を辞めたいときの流れをご紹介」をご覧ください。
円満に仕事を辞めるには、会社とトラブルを起こさないことが大切です。退職の意思を会社に伝えたにもかかわらず、後から「まだ退職は認めていない」と主張の食い違いが起こる可能性もゼロではありません。このような場合に文書提出や企業側の同意について記録が残っていれば、トラブルを防げるでしょう。
5.余裕を持った引き継ぎができるようにしておく
自分が退職した後もスムーズに仕事が進むよう、引き継ぎの準備は余裕をもって行いましょう。自分が担当している業務のマニュアルを作成したり、やり取りの多い連絡先をまとめたりして、後任の人が困らないよう準備しておくことが大事です。引き継ぎの準備が整っていれば、退職までのスケジュールも自分の予定通りに進められます。
また、取引先の担当者など、これまで仕事でお世話になった方にお礼と退社の挨拶をしましょう。取引先からの印象を良くしておく意味もありますが、主な目的は業務の引き継ぎです。後任を紹介し問題なく業務に取り組めるよう、地盤を整えておきましょう。
6.就業規則に則って退職する
スムーズに円満退社するためには、就業規則の確認を行い、必要な手続きや期日などを把握しておきましょう。退職の意思表示をする期限や退職届けの書式など、仕事を辞める人が守るべきルールがあるためです。
確認を怠ると、希望日に退職ができなかったり、スムーズに手続きが進まなかったりなどのトラブルが起こりかねません。思わぬミスやトラブルを避けるためにも、自分の職場の就業規則に従って進めましょう。
7.退職する意思を変えない
円満退社のコツは、退社の意思を強く持つことです。退社の相談を上司にすれば、退社を考え直すように引き留めをしてくることもあるでしょう。その際に、退職を迷ったり不安に思ったりするような素振りを見せていると、手続きや引き継ぎが進まずズルズルと退職時期が遅くなる恐れがあります。そのような事態を防ぐためにも、退社の意思は強く持ちましょう。自分の意志を固めておき、引き留められても迷うことのない状態にしておく必要があります。
8.最終日まで責任を持って働く
退職することが決まっても、退職日まで責任を持って働きましょう。退職するまでは会社の社員であることに変わりはありません。最終日まで気を抜かず、社員としての自覚を持って自分の業務に取り組みましょう。退職が決まっているからといって雑な仕事をしていると、職場からの印象が悪くなってしまいます。
退職日には会社から借りていた備品はすべて返却し、私物は持ち帰るか処分しましょう。退職後に私物が残っていると、連絡や処分のために職場に迷惑を掛けてしまいます。気持ち良く次のステップへ進めるよう、備品や私物の整理は計画的に進めましょう。
転職への不安から退職が言いづらいときの対策
転職に不安があり、退職を迷っていて言いづらい場合もあるでしょう。転職への不安に対してどうすべきかは、状況や原因によって異なります。
この項では、転職への主な不安とそれぞれに応じた対策を解説するので、参考にしてみてください。
年収ダウンへの不安から退職が言いづらい場合
転職によって年収ダウンになるのが不安で退職が決意できない場合は、応募先企業の昇給制度や評価制度を調べましょう。
20代の転職であれば、一時的に年収ダウンになるのは珍しいことではありません。20代は社会人経験が浅く、30代の転職者やマネージャー経験者に比べて即戦力になりにくいためです。
しかし、転職後にスキルや経験を積めば現職よりも高い年収を得られる可能性もあります。応募先企業のキャリア形成や平均年収などを確認すれば、年収に関する不安を解消できるでしょう。
残業が増えのるのが不安で退職が言いづらい場合
残業時間が増えることに懸念があるなら、転職を考え直したほうが良い場合もあります。転職の理由がスキルアップやキャリアチェンジではなく、残業への不満に過ぎない可能性があるためです。不満の解消だけが目的だと転職先で別の不満が生じて、結果的に転職失敗となる恐れもあります。
まずは残業が増えたとしても成し遂げたい目的があるかどうかを考え、そのうえで「残業は1カ月に20時間まではOK」といった条件を決めましょう。
ただし、過度な長時間労働やサービス残業がある場合は、転職するのも選択肢の一つです。
社風が合わないことが不安で退職が言いづらい場合
転職先の社風が合わなかったり、人間関係がうまくいかなかったりすることが不安で退職が言いづらい人もいるでしょう。しかし、このような不安は転職に付き物です。
どれだけ企業研究を行っても、実際に入ってみなければ分からない部分はあります。転職後に「合わない」と感じたら、もう一度転職することもできると考え、ある程度気楽に構えることも必要です。
転職したら後悔する可能性がありそうな場合
「転職したら後悔することもありそう…」と感じるなら、現職で「やり切った」と思えるまで頑張ることも検討しましょう。仕事が面白くない、評価が低いといった理由で、成功体験がないまま転職に逃げるのはおすすめできません。
そのような状態で転職しても、新しい職場でも同じような不満を抱える可能性が高く、結果的に後悔する恐れがあります。
一方、現職でやれるだけ努力し、スキルを積んでから転職すれば、自信を持って新しい環境に臨むことが可能です。迷っているなら転職ありきで考えるのではなく、「自分のキャリアをどう築いていくか」を軸に考えるのが重要です。
退職と転職を同時並行で進めるポイント
退職と転職を同時並行で進めるためには、スケジュールを立てて見通しをつけるのがポイント。退職が言いづらいほど申し訳ないと思うなら、仕事に穴を開けず今の職場になるべく迷惑をかけないやり方で進めましょう。
1.細かいスケジュールを立てる
引継ぎにかかる時間を想定したうえで転職活動のゴールを決め、逆算してスケジュールを立てましょう。「転職活動にかかる期間とは?準備の目安や早めに終わらせるコツを知ろう」で紹介しているように、転職活動を始めてから退職までの期間は1~3ヶ月が一般的です。
たとえば、1月に転職したい場合、9月頃から転職活動を始めて11月までに内定を獲得し、12月中に引継ぎを完了させるのが望ましいでしょう。
2.事前準備を丁寧に行う
おおむねスケジュールどおりに転職を成功させるためには、事前準備を丁寧に行うことが重要です。
事前準備がしっかりとできていれば、求人探しや選考対策がスムーズに行えるため、転職活動を順調に進められるでしょう。
事前準備は自己分析から始めて、転職の目的やキャリアプランを明確にしていきます。また、現職で身につけたスキルを洗い出し、転職先での活かし方も考えましょう。
3.応募する求人を絞り過ぎない
転職活動では、応募する求人を絞り過ぎないのも大切です。最初から応募先を絞り過ぎてしまうと、失敗後に振り出しに戻ってしまい、活動が長引いてしまう恐れも。また、比較検討の対象が少ないことで、ミスマッチになりやすいリスクもあります。
転職先に求める条件をある程度満たしている企業があれば積極的に応募し、成功率を高めるのがおすすめです。
4.選考対策は転職エージェントの力を借りる
現職と転職活動を同時並行で進めるために、転職エージェントの力を借りるのも効果的です。転職エージェントは求人探しや日程調整を代行してくれるため、現職が多忙なときも転職活動を進められるのがメリット。応募先企業に合わせた選考対策や面接後のフォローもしてくれるので、短期間で内定を獲得しやすいのも特徴です。
「退職したいけれど、円満退社できるか不安」という方は、ハタラクティブへご相談ください。
ハタラクティブは、若年層に特化した就職・転職エージェントです。豊富な知識と経験を持つ専任のキャリアアドバイザーが、一人ひとりにマッチした会社を紹介し、希望の転職を叶えるお手伝いをします。
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退職を言いづらい…仕事を辞めるときに関するQ&A
ここでは、退職を検討されている方の疑問や質問について解説します。
円満退社実現のため、退職を認めてもらえなかったり、引き止められたりしたときの対処方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
退職を認めてもらえなかったときの対処法は?
退職を拒否されたり、上司から強引な引き止めにあったりした場合は、労働局や弁護士などに相談しましょう。
法的には、退職日の2週間前までに申し出れば退職できることになっているため、企業はこれを拒否できません。ただし、職場の就業規則で申し出る期日が設定されている場合もあるので、自分でよく確認しておきましょう。詳しくは「退職届を拒否されたら?知っておきたい法律と対処法」でも解説しています。
上司から引き止められたときはどうする?
昇進や昇給を提示され、上司に引き止められた場合でも、基本的には応じないようにしましょう。
一度辞める意思を伝えているため、たとえ退職をやめても「また辞めるんじゃないか」と思われたり、労働条件が良くなったことを同僚に知られたときに関係が気まずくなったりする場合もあります。「退職の相談は誰にする?伝えるポイントや会社を辞めるまでの流れも解説」でも解説しているとおり、自分の意思を貫き”退職の意思は変わりません”と毅然と対応しましょう。
勇気がなくて退職を言い出せないときは?
退職したい理由を思い出してみましょう。退職が言いづらいのは、「引き止められたらどうしよう」「転職がうまくいかないかも…」など、何かしらの不安があるためでしょう。しかし、退職を決意したきっかけや原因を思い出すことで、勇気を出せる可能性があります。「仕事を辞める勇気を出すには?なるべく早く退職する方法を解説!」のコラムで、勇気を出すための行動を紹介していますので、参考にしてみてください。
転職活動は退職後と退職前どちらが良い?
どちらにもメリット・デメリットがあるため、一概に「どちらが良い」と断言はできません。「仕事を辞めてから転職するメリットとは?成功させるコツを解説」で解説されているとおり、在職中に転職活動を行う場合は、金銭的な心配なく転職活動を進められます。職場を退職した後ならスケジュール調整がしやすいといったメリットがあるでしょう。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。