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会社を辞める理由の伝え方は?言わないほうが良いことや円満退職のコツ
更新日
この記事のまとめ
- 会社を辞める理由は、相手に納得してもらえるような内容にすることが大切
- 会社を辞める理由でよくあるのは、「一身上の都合」「体調不良」「家庭の事情」など
- 会社を辞める理由として、職場や人間関係への不満は言わないほうが良い
- 会社を辞める意思は、退職の1~2ヶ月前を目安に直属の上司に伝えよう
- 円満退職を望むなら、会社を辞める手続きや仕事の引き継ぎはきちんと行う必要がある
会社を辞める理由を上司に伝えることに、不安や悩みを感じている方もいるのではないでしょうか。スムーズに退職するには、相手が納得できる退職理由を掲示することが大切です。また、上司や同僚の立場にも配慮する必要があるでしょう。このコラムでは、会社を辞めると決めたときの上司への報告の仕方や、退職を伝えてから退職日までの流れをご紹介します。円満退職の近道として、ぜひ参考にしてください。
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円満退職を叶える!会社を辞める理由の伝え方
退職理由を伝える際は、「それなら仕方がない」と思ってもらえるような納得感がある内容にすることが大切です。やむを得ない個人的な事情やポジティブな退職理由であれば、上司にも受け入れてもらいやすいでしょう。また、できるだけ職場に迷惑が掛からないよう、退職理由を伝える手順やタイミングへの配慮も必要になります。
会社を辞める理由の伝え方によっては、職場との交渉がうまく進まなかったり、トラブルに発展してしまったりするリスクも。「退職希望日に辞められない」という状況に陥らないためにも、会社を辞める理由の伝え方を工夫し、円満退職を叶えましょう。
会社を辞める際に代表的な5つの退職理由と伝え方
会社を辞める理由には、「一身上の都合」「体調不良」「スキルアップ・キャリアチェンジ」などが挙げられます。会社を辞める際の代表的な退職理由を以下で確認し、自身の状況に合った伝え方を考えましょう。
退職理由1.一身上の都合
会社を辞める際に「どうしても退職理由を言いたくない」という場合は、「一身上の都合で」と伝えても法律上は問題ありません。民法第627条1項により、労働者は「退職の自由」を認められています。そのため、会社を辞めるにあたって、退職理由の詳細を通知する義務はないといえるでしょう。
参照元
e-Gov法令検索
民法 第六百二十七条(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
退職理由2.体調不良
退職理由が病気など体調不良の場合、会社としても無理に説得するのは難しいでしょう。ただ、場合によっては診断書の提出を求められることもあるようです。体調に問題がないにも関わらず、「会社と揉めたくない」と仕事を辞める理由に体調不良を挙げるのはおすすめできません。
退職理由3.結婚・出産
結婚・出産は、会社を辞める理由として角が立ちづらいといえるでしょう。ただし、体調不良の場合と同様、嘘の理由として述べると後々発覚したときに面倒なことになりかねません。本当に結婚・出産を控えているときのみ使うようにしましょう。
退職理由4.家庭の事情
たとえば、「家族の介護が必要になった」「実家に戻って家業を継ぎたい」といった家庭の事情であれば、上司も引き止めるのが難しくなります。自分の状況をしっかり説明し、納得してもらえるようにしましょう。
退職理由5.キャリアビジョンの実現
退職理由が「ほかの仕事をやってみたい」「次の職場でやってみたいことがある」など、前向きな理由だと上司や同僚も応援しやすいでしょう。やってみたい仕事の内容が現職では実現が難しい旨を伝えれば、より退職理由としての説得力が増します。
会社を辞める理由で嘘をついてもいい?
会社を辞める理由で嘘をつき、自分の状況とかけ離れた話を伝えるのは避けたほうが良いでしょう。万が一でも会社に嘘がバレれば、周囲との関係性が悪化したり退職がスムーズにいかなくなったりするリスクがあります。ネガティブな理由で退職したいと考えている方は、嘘ではなく建前という形で本当の理由と使い分けるのが得策です。円満退職したいとお考えの方は、「退職理由はどう伝える?円満退職を叶える方法とは」をぜひ参考にしてください。トラブル防止!言わないほうが良い会社を辞める理由
仕事を辞める際の退職理由には、会社に言わないほうが良いこともあります。特に、「現職の会社に不満がある」といったネガティブな退職理由の場合は、ありのままを説明するよりも、個人的な事情や前向きな理由を建前として伝えるのがおすすめです。以下、会社を辞める際に言わないほうが良い退職理由を具体的に見ていきます。
会社を辞める理由が「会社への不満」
退職理由として「給与が低い」「仕事がきつい」「残業が多い」など会社への不満を伝えると、対策を講じれば解決可能だと上司に判断され、引き止めにあいやすくなります。上司の立場からしても会社の悪口を言われているようで、あまり良い気持ちはしないはずです。円満退職を望むのであれば、仕事を辞める際に会社の不満は言わないほうが良いでしょう。
会社を辞める理由が「人間関係に関する不満」
会社を辞める理由に「人間関係」を挙げるのも避けたほうが無難です。人間関係についての不満も配置異動などの解決策を提案されたり、「どこの会社でも人間関係の問題はある」と諭されたりする可能性があるでしょう。解決策を講じられた場合、より一層会社を辞めづらくなってしまいます。
退職理由の伝え方については、「退職理由の伝え方は?退職願の書き方サンプルや転職時の面接の答え方も紹介」もご参照ください。
会社を辞める理由を伝える際に気をつけたい5つのこと
会社を円満に辞めるためには、伝える方法や手順、タイミングなどに気を配ったほうが良いでしょう。ここでは、上司に退職の意思を伝える際の注意点について解説します。退職意思の伝え方を誤ってしまうと、「退職までの間、会社に居づらい」「退職交渉がスムーズに進まない」という状況になりかねないので、注意しましょう。
1.退職の意思は口頭で伝える
上司に話す時間を作ってもらうためにアポを取るのはメールでもかまいませんが、実際に退職の意思を伝えるのは口頭で行うのがマナーです。メールでは「ご相談したいことがあります。少しお時間をいただけないしょうか?」と述べるに留めましょう。また、デスクで話すのではなく、会議室などほかの人に会話が聞こえない場所を確保することも大切です。
2.最初に直属の上司に伝える
退職意思を最初に伝えるのは、直属の上司にするのが適切な対応です。直属の上司より先に先輩や同僚に会社を辞める話をすると、又聞きで上司に伝わる可能性があります。上司の心証を損なうリスクがあるため、伝える相手の順序には注意が必要です。
3.相談ではなく「報告」という形で伝える
「△月末までに退職させていただきたいと考えています」と、会社を辞める意思を迷いなく明確に伝えることが大切です。「退職しようか悩んでいます」と曖昧な言葉を使うと、上司に「相談」だと勘違いされる恐れもあるので気をつけましょう。
退職に迷いがあるなら相談から入るのもアリ!
会社を辞めるか迷っているなら、まずは上司に相談ベースで退職を検討していると伝えるのも一つの方法です。その際に退職理由も添えると、上司からの理解を得やすいでしょう。相談ベースで伝えれば、上司が自身の悩みや問題を解決に導いてくれる場合も。結果的に、退職しなくても良い状況になる可能性もあります。4.退職の意思は早めに伝える
会社の就業規則によっても違いますが、辞意は退職の1~3ヶ月前までに伝えるのが一般的です。退職するとなれば、周りの人に仕事を引き継ぐ必要があるので、引き継ぎに掛かる時間を考慮しなければいけません。また、スムーズに退職交渉が進まない可能性も考えられるでしょう。
次の転職先が決まっている場合は入社日も考慮したうえで、ある程度ゆとりを持って早めに会社を辞める意思を伝えておくことをおすすめします。詳しくは、「退職は何ヶ月前に言うのが常識?法律上のルールや理想的な伝え方をご紹介」もご覧ください。
5.繁忙期や周りに迷惑が掛かる時期の退職は避ける
繁忙期や自分の担当している案件の進行中に退職すると、会社への負担が大きいのでなるべく避けましょう。また、異動直後やほかの人から大きな仕事を引き継いだあとなども、周りの人に迷惑が掛かるので、辞めるタイミングとしては望ましくありません。円満に退職するためには、周囲の状況を踏まえ、会社を辞めるのに適切な時期を判断することが必要です。
会社を辞める理由を伝えたあとは?円満退職のポイント
無事に退職が決まったら、退職日まではどのように過ごしたら良いのでしょうか?ここでは、会社を辞める意思を伝えたあとに、スムーズに退職するためのポイントをご紹介します。
退職願・退職届は必要に応じて提出する
会社の就業規則を確認し、必要な場合は退職願または退職届を提出しましょう。「退職願」は会社を辞める意思を伝えるもので、「退職届」は会社を辞めることが確定したあとに提出するものです。手書きかパソコンか、いつ誰に出すのかは会社によって異なるので、現職の会社のルールに従ってください。
退職前の転職活動では周囲に配慮する
在職中に転職活動をする際は、周りに気づかれないような配慮が必要です。退職の意思表示をする前に転職活動をしていることが職場にバレてしまうと、現場が困惑したり上司から引き止めにあったりすることがあります。会社を辞めるつもりであると知られれば、周囲から不満を抱かれる可能性もゼロとはいえません。職場に居づらくなるリスクを避けるためにも、転職活動の進め方には注意しましょう。
会社を辞める前に仕事の引き継ぎはきちんと行う
円満に会社を辞めるためには、しっかりとした仕事の引き継ぎが欠かせません。自分が退職したあとも周りの人が困らないよう、引き継ぎはできるだけ丁寧に行いましょう。その際は、口頭で業務内容や手順を伝えるだけでなく、文書に残しておくのが望ましいです。
会社を辞める前に有給休暇は計画的に消化する
会社を辞める前に、有給休暇は計画的に取得しておきましょう。退職前に有給休暇を消化できるよう、退職交渉や引き継ぎに掛かる期間を考慮したうえで退職日を設定することが重要です。事前に有給休暇の保有日数を確認しておくと、「有給休暇を全部使いきれなかった」という状況に陥ることもなく、スムーズにスケジュールを立てられるでしょう。
ここまで説明してきたように、退職理由の伝え方や退職日までの自分の行動次第で、円満な退職・転職は実現できます。
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