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転職するのに悪いタイミングとは?最適な時期を見極めて成功につなげよう
更新日
この記事のまとめ
- 転職するのに悪いタイミングは、入社後すぐや繁忙期が挙げられる
- 悪いタイミングを避けて転職するには、求人数や有効求人倍率をチェックして行動しよう
- より良い求人を逃さないためにも、悪いタイミングかどうかを気にし過ぎないことも大切
- 転職のタイミングに迷ったら、プロに相談するのもおすすめ
悪いタイミングを避けて行動し、転職を成功させたいという人もいるでしょう。転職するのに悪いタイミングの例は、「入社してすぐ」や「会社の繁忙期」、「生活が大きく変化する時期」など挙げられます。
このコラムでは、転職するのに悪いといえるタイミングをご紹介。悪いタイミングを避けて転職するためのポイントや注意点も解説します。良いタイミングで行動して転職を成功させるための参考にしてみてください。
転職するのに悪いタイミングとは?
転職するのに悪いタイミングは、入社後すぐや繁忙期にあたる時期です。企業側は再度人員を募集したり業務を引き継いだりする手間が掛かるため、職場での心証悪化につながる恐れがあります。また、年末年始は求人数が減少する傾向があるので、転職活動には向いていません。以下では、転職する際に避けたほうが良い6つのタイミングを解説しているので、参考にしてみてください。
転職するのに悪いタイミング
- 入社後すぐのタイミング
- 景気が落ち込んでいるタイミング
- 生活環境が変化するタイミング
- 繁忙期にあたるタイミング
- 参加しているプロジェクトが進行中のタイミング
- 年末年始の時期
1.入社後すぐのタイミング
入社後すぐは、転職するのに悪いタイミングな傾向にあります。企業が採用に掛けたコストが無駄になってしまうため、引き止められたり印象が悪くなったりして円満退職できない可能性があります。また、入社後すぐの転職活動は「早期退職の経歴」が残るため、応募先から同じような理由で早めに仕事を辞めてしまうのではと懸念されてしまうデメリットも。入社後すぐに転職できない訳ではありませんが、適切なタイミングとはいえないでしょう。
新卒1年目での転職は難しい?
新卒1年目は社会人経験の短さを不安視されやすく、転職で高評価を受けにくい場合も。しかし、企業によっては第二新卒としてポテンシャルを見てもらえる可能性があります。ポテンシャル採用では、業務スキルではなく熱意や人柄のアピールが重視されるため、未経験の業界にも挑戦しやすいでしょう。新卒1年目の転職状況を詳しく知りたい方は、「新卒1年目の時期に転職するのは厳しい?成功しやすいタイミングはある?」をご覧ください。
2.景気が落ち込んでいるタイミング
景気が落ち込んでいるときも、転職するのには悪いタイミングといえるでしょう。業績の悪化によって、企業側は新しい人材を確保する余裕がなくなるため、求人数が減少します。転職先の選択肢が限られると、希望に合った求人がなかなか見つからなかったり、妥協して入社した結果ミスマッチを感じてしまったりする恐れも。景気が悪いときは一旦様子を見て、景気が回復し、求人数も増加するタイミングを狙って転職活動を再開するのが良いでしょう。
3.生活環境が変化するタイミング
結婚や出産など、生活環境が変化するタイミングでの転職も避けたほうが無難といえます。生活環境が変わることで入社後に働き方が制限されたり、当初の採用条件と合わなくなったりするリスクを企業側から懸念されやすいためです。
また、私生活が大きく変化する時期に、転職活動の時間を十分に確保するのも難しいでしょう。転職は、新しい生活に慣れ、時間的・体力的にも余裕が生まれるタイミングがおすすめです。結婚や出産予定がある方の適切な転職時期は「転職時期として最適なのはいつ?女性におすすめの年代やタイミングを紹介」で解説しているので、ぜひご一読ください。
4.繁忙期にあたるタイミング
繁忙期にあたる時期は、転職するには悪いタイミングな可能性があります。職場の繁忙期に退職を申し出ると、企業側は引き継ぎや書類の準備などに追われてしまいます。上司や同僚に「忙しい時期に辞めようとするのは非常識だ」と不満を抱かれれば、協力を得てスムーズに退職手続きを進めることが難しくなるでしょう。
また、繁忙期は新しい人材を確保し教育する企業側の余裕がないため、採用が落ち着く傾向があります。志望先企業の繁忙期に転職活動をするのは避け、求人数が多く採用活動が活発なタイミングに行動すると良いでしょう。
上司に相談するタイミングにも注意しよう
転職を職場の上司に相談する際も、繁忙期を避けるのが無難です。上司の仕事が落ち着いているタイミングを見計らって、直接話せる機会を設けましょう。上司に転職相談するタイミングは「転職を上司に相談するのに適したタイミングはいつ?伝え方や注意点を解説」で紹介しているので、ご覧ください。5.参加しているプロジェクトが進行中のタイミング
参加しているプロジェクトの進行中に転職するのは、タイミングが悪いといえます。「プロジェクトが完了するまで転職は待って欲しい」と引き止められる可能性もあるでしょう。
無理に辞めようとすると、後任の配置や引き継ぎといった対応で企業側に負担を掛け、円満退職できなくなる可能性があるため、プロジェクトが終わるタイミングまで待つのが賢明です。転職するタイミングに迷ったら、「転職する時期は社会人何年目が良い?判断するポイントを解説」のコラムも参考にしてみてください。
6.年末年始の時期
年末年始の時期も、転職するのには悪いタイミングでしょう。長期休暇に入り稼働しなくなる企業が多いため、ほかの時期に比べて求人数が減少する傾向にあります。また、タイミングによっては選考結果の連絡が年明けの仕事始め以降になり、時間がかかってしまう場合も。転職活動をスピーディに進めたい人には向かない時期といえるでしょう。
悪いタイミングを避けて転職するための3つのポイント
悪いタイミングを避けて転職するためのポイントは、「異動や転勤などのタイミングを利用する」「求人数が増加する時期を見極める」「有効求人倍率を参考にする」の3つです。以下で詳しく解説しているので、転職タイミングを見極める際にお役立てください。
悪いタイミングを避けて転職するためのポイント
- 異動や転勤などのタイミングを利用する
- 求人数が増加する時期を見極める
- 有効求人倍率を参考にする
1.異動や転勤などのタイミングを利用する
異動や転勤の多いタイミングにあわせて転職日を設定すれば、人員配置の変更とともに退職ができます。異動や転勤では、退職する場合と同様に業務の引き継ぎや身の回りの整理などが必要です。そのため、異動や転勤のタイミングを利用すれば、職場の同僚へかける負担も少なくスムーズに退職手続きを進められる可能性が高いといえます。
2.求人数が増加する時期を見極める
転職するのに悪いタイミングを避けるためには、求人数が増加する時期を見極めることも大切です。1年の中で求人数が増える時期は2〜3月と8〜9月です。求人数が多い時期に転職活動をすれば、将来の選択肢が広がります。
また、企業側が採用活動を積極的に行っている時期でもあるため、選考が早く進むというメリットもあるようです。転職活動するなら何月がいいのか詳しく知りたい方は、「転職する時期は何月が良い?おすすめや避けるべきタイミングを解説」をご覧ください。
3.有効求人倍率を参考にする
有効求人倍率をチェックすることは、転職に悪いタイミングを避けるのに役立つでしょう。有効求人倍率とは、求職者の人数に対する求人数の比率のこと。求職者1人あたりに何件の求人があるかが分かるので、転職しやすい時期をある程度見極められます。
ただし、有効求人倍率に含まれているのはハローワークを利用した場合の数値のみで、非正規雇用の求人も含まれているため注意が必要です。有効求人倍率だけを参考にするのではなく、自分で情報収集することも怠らないようにしましょう。有効求人倍率について、詳しくは「有効求人倍率とは?簡単に解説!年度ごとの推移や職種別の値もご紹介」をご一読ください。
希望退職の募集を利用するのも手
希望退職の募集を利用して転職するのも一つの手です。希望退職とは、業績の悪化に伴って人員を削減するために企業側が退職者を募ること。会社都合での退職となり、自己都合の場合よりも失業給付金を早く受け取れるというメリットがあります。転職活動でも退職理由を伝えやすいため、転職するのには良いタイミングといえるでしょう。悪いタイミングを避けて転職する際の注意点
悪いタイミングを避けて転職する際の注意点は、「タイミングをうかがい過ぎないようにする」「意思を明確にしてから行動する」などです。
タイミングをうかがい過ぎないよう注意する
悪いタイミングを避けて転職することは大切ですが、慎重になり過ぎないようにしましょう。前述したように、求人数は時期によって変動するものの、完全にゼロになることはありません。「今の時期は転職には向かないから」と行動しない間に、条件の良い求人を見逃してしまうことも。タイミングにこだわり過ぎず、常に情報収集を行い、すぐに行動に移せるように備えておくことが大切です。
時期よりも能力を重視する会社は多い
時期よりも、応募者の能力を重視する会社は多くあります。たとえば、基本的なビジネスマナーやコミュニケーション力、即戦力となるスキルなどは中途採用において特に重視される項目です。転職するのに悪いといわれるタイミングで行動しても、企業側が求める条件とマッチすれば採用される可能性は十分あります。
転職のタイミングと考えるきっかけとは?
自身の希望と社風とのミスマッチを感じたり、職場の勤務時間の長さや給与額に不満を抱いたりしたタイミングで転職を考える人は多いようです。若者しごと白書の「3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ」によると、正社員が就職・転職活動を始めたきっかけの1位は「給与が低い」で44.6%を占めています。2位は「やりがい・達成感がない」で29.9%です。現職より高い収入やポジションを目指して、同職種への転職に踏み切る場合もあります。また、仕事のやりがいを求めて未経験の職種にチャレンジすることもあるようです。
「転職のタイミングはいつが良い?見極める方法を年代別に解説!」では転職を考えるきっかけになる7つのタイミングを紹介しているので、参考にしてみてください。
転職の意思が曖昧なまま応募しない
悪いタイミングを意識し過ぎて、転職の意思が曖昧なまま応募しないように注意しましょう。転職する理由や将来のビジョンがはっきりしていないと、求人選びが難航しやすく、面接での発言も説得力の欠けたものになってしまうかもしれません。
また、中途採用では内定通知から入社までの期間が短く、素早い判断を求められる傾向があります。内定が出た段階で転職するかどうか迷っていると、企業側に迷惑をかけてしまうでしょう。最初に転職の意思を明確にしてから、行動する時期を検討するのがおすすめです。
転職で悪いタイミングを避けるならエージェントの利用も手
「悪いタイミングを避けて転職したい」とお考えの方は、就職・転職エージェントに相談するのも一つの手です。
就職・転職エージェントとは、求職者の転職活動を支援する民間のサービスのこと。求職者と人材を募集する企業との間に立ち、マッチングを行っています。担当のアドバイザーが求人紹介を始め、転職に関わるさまざまな相談に乗ってくれるので、転職活動が初めての方も安心です。転職に悪いタイミングを避けたい場合も一緒に考えてくれるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブは、既卒や第二新卒、フリーターなどの若年層に向けた転職支援サービスを行っております。
経験豊富なキャリアアドバイザーが丁寧にサポートいたしますので、「転職したいけどタイミングのいい時期が分からない」と焦っている方も安心してご利用が可能です。応募書類の添削や模擬面接、企業とのやり取りなど内定に向けて必要な準備をサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。