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高収入の仕事29選!無資格・未経験者から年収アップを目指す方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 高収入の仕事といわれる目安は、年収1,000万円や年収850万円程度が該当する
- 高収入の仕事の代表例として、医師や弁護士が挙げられる
- 難関資格の取得や専門知識を身につけることも、高収入の仕事につながる要素である
- 高収入の仕事に就きたいなら、転職エージェントに相談するのがおすすめ
「高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?」とお悩みの方もいるでしょう。高収入の仕事に就くためには、常に学び続ける姿勢が大切です。このコラムでは、高収入を目指せる仕事や、共通する特徴についてご紹介します。また、正社員として高収入の仕事に就く際の注意点も解説。「できるだけ高収入の仕事に就きたい」という方は、ぜひご覧ください。
高収入の仕事の基準とは
高収入の明確な基準はありませんが、年収が1,000万円を超えていれば世間一般的には高収入といわれることが多いようです。ただし、高収入かどうかは、対象となる方の年齢によっても異なります。たとえば、新卒1年目が毎月30万円を手取りでもらっているなら高収入と判断できるものの、新卒よりも社会人経験が長い40代で手取り30万円だと、高収入とは言い切れないでしょう。
また、「その人がどのような生活を送っているのか」や「どのような価値観をもっているのか」によっても、高収入の基準が変わります。
高収入の目安は850万円以上?
国税庁の「No.1410 給与所得控除」によると、年収が850万1円以上の場合、給与所得控除額が上限の195万円となっています。年収850万円を超える給与収入を得ている場合、控除額はそれ以上増えることはありません。そのため、年収850万円以上を「高収入」の基準の一つとすることもあります。参照元
国税庁
No.1410 給与所得控除
性別・年齢別にみる日本人の平均給与
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、令和4年の平均給与は、458万円(男性563万円、女性314万円)でした。性別・年齢別の平均給与は下記のとおりです。
年齢階層 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20~24歳 | 291万円 | 273万円 |
25~29歳 | 420万円 | 389万円 |
30~34歳 | 485万円 | 425万円 |
35~39歳 | 549万円 | 462万円 |
40~44歳 | 602万円 | 491万円 |
45~49歳 | 643万円 | 521万円 |
50~54歳 | 684万円 | 537万円 |
55~59歳 | 702万円 | 546万円 |
引用:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-(p.21)」
年齢階層別の平均給与をみると、男性・女性ともに年齢が上がるにつれて平均給与も高くなり、55〜59歳の階層が最も高くなっていることが分かります。
参照元
国税庁
令和4年分 民間給与実態統計調査
平均給与の高い産業ランキング
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、高収入を目指せる平均給与の高い仕事の産業ランキングは、以下のとおりです。
順位 | 産業 | 平均給与 |
---|---|---|
1位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 41.2万円 |
2位 | 学術研究、専門・技術サービス業 | 39.6万円 |
3位 | 金融業、保険業 | 39.3万円 |
4位 | 情報通信業 | 38.1万円 |
5位 | 教育、学習支援業 | 37.7万円 |
6位 | 鉱業、採石業、砂利採取業 | 36.6万円 |
7位 | 建設業 | 34.9万円 |
8位 | 不動産業、物品賃貸業 | 34.0万円 |
9位 | 卸売業、小売業 | 31.9万円 |
10位 | 製造業 | 30.6万円 |
参考:厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況(p.10)」
産業別に見ると、「電気・ガス・熱供給・水道業」の平均給与が最も高いことが分かります。次いで、「学術研究、専門・技術サービス業」「金融業、保険業」の平均給与が高めです。高収入の仕事を探す場合は、この3つの産業をチェックしてみると良いでしょう。
参照元
厚生労働省
令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況
高収入の仕事に共通している特徴
高収入を期待できる仕事の特徴には、「代わりの人材がいない」「仕事内容の重要度が高い」「生活に欠かせない」などが挙げられます。ここでは、高収入の仕事によく見られる特徴をまとめました。
高収入の仕事に共通している特徴
- 代わりの人材がいない
- 仕事内容の重要度が高い
- 生活に欠かせない
- 専門知識や資格の取得が必要
代わりの人材がいない
代わりの人材を見つけるのが難しい仕事は、需要に対して供給が少ないため、一般的に高収入になりやすいといわれています。希少性の高さから、給与を高く設定している傾向にあるようです。
仕事内容の重要度が高い
医師やパイロットのように、他人の命を預かる仕事は給与が高いものが多く、高収入を目指しやすいといえるでしょう。警察官や消防士といった仕事は、自分の身の危険度が高くなる可能性があるため、役割の重要さから高収入を見込めます。
生活に欠かせない
インフラや金融、建設、製造といった生活に欠かせない仕事も、給与が高い傾向にあります。人々の暮らしのサポートに欠かせないため、需要の高さや経営の安定性が高収入につながるようです。
専門知識や資格の取得が必要
専門的な資格が必要な仕事も、給与が高い傾向があります。たとえば、医師や弁護士は「業務独占資格」のため、資格がないと業務を行えません。取得が困難な資格を取得している方ほど、高収入の仕事に就きやすいでしょう。
無資格・未経験の人が目指せる高収入の仕事もある
資格をもっていなかったり、未経験だったりする場合も、高収入を目指せる仕事はあります。特に、「営業職」や「IT・デザイン職」などは、特別な資格がなくてもチャレンジしやすく、実力や実績によって高収入を狙える職種といえるでしょう。高収入を目指せる仕事29選
高収入を目指せる仕事には、医師や弁護士、公務員、銀行員などの幅広い職種が該当します。ここでは、高収入の仕事をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
1.医師
医師の仕事は診療科によって異なりますが、患者さんの問診や患部のチェック、手術などを行います。医師は基本給が高く、イレギュラー対応の多さから時間外業務が発生しやすいことも、高収入の理由です。
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「内科医」によると、医師になるには大学の医学部に進学し、少なくとも6年間勉学に勤しむ必要があります。医学部を卒業後に医師国家試験を受験し、合格すると医師免許を取得することが可能です。また、臨床研修医として2年以上の臨床研修を修了すれば、各診療科に所属できます。
2.薬剤師
薬剤師は、病院や薬局などの施設で薬を管理したり調剤したりすることが主な仕事です。医師や患者さんによる正確な情報に基づいて医薬品を提供するため、高度な知識が求められることが高収入の理由といえるでしょう。
薬剤師は国家資格のため、大学の薬学部に6年間通い、その後「薬剤師国家試験」を受験する必要があります。国家試験に合格したら、薬剤師免許を取得できるので、薬剤師として就職することが可能です。
3.弁護士
弁護士は、法律の専門家として訴訟活動や紛争解決を行う仕事です。高収入ではありますが、人物間のトラブルを扱うため心身疲労を抱えやすいという点もあります。
弁護士になるには、司法試験に合格することが必須です。司法試験の受験資格は、法科大学院修了者、もしくは法科大学院を修了していない方を対象とした予備試験合格者に対してのみ与えられます。大学の法学部を経て法科大学院に進学した後、司法試験に備えるというスタイルが一般的です。
4.公認会計士
公認会計士は、高収入を得られる職業の一つ。企業や個人の財務状況を評価し、税務申告を行うなど、財務や会計の専門知識を活かした仕事を担当します。高度なスキルと専門知識をもつ公認会計士は市場価値が高いため、その報酬も高くなるようです。
ただし、公認会計士になるには、実務経験が必要であり、資格取得までには多くの労力と時間が必要となります。
5.パイロット
パイロットは、主に飛行機やヘリコプターなどの操縦を行う仕事です。航空会社の旅客機以外にも、警察の捜査や輸送、病院に患者を運ぶドクターヘリなど、さまざまな役割があります。
パイロットは航空手当として「基本給のおよそ8割」を別途受け取れるため、高収入を目指しやすいでしょう。
パイロットになるには、国家資格の「事業用操縦士」か「定期運送用操縦士」が必要です。国家資格を得るには、大学に入り航空学について学ぶか、航空会社のパイロット養成コースに就職する必要があります。なおパイロット養成コースは難易度が高い傾向にあるので、対策を練る必要があります。
6.電車運転士
電車運転士とは、乗客や貨物を乗せた電車を運転する人のことです。電車運転士は、多くの乗客と荷物を安全に目的地まで運ぶため、日々の点検や安全管理が欠かせない仕事です。また、天候や信号、踏切などの状況に適宜対応しながらも、正確な時刻表どおりの運転が求められます。
電車運転士は運転する車両によって賃金に差が生じるため、特急や新幹線を扱えると高収入を目指すことが可能です。安全管理や時間管理能力が求められる仕事のため、責任感の強い人が向いているといえるでしょう。
7.営業職
営業職は、企業や組織において、商品やサービスを顧客に販売するために活動する職種のことです。職場によっては、「インセンティブ」と呼ばれる成果に応じて支給される報奨金を得られる場合もあるでしょう。特に、不動産のように扱う商品が高額であれば、インセンティブも高くなる傾向があります。また、完全歩合制の営業は、結果を出した分だけ収入に反映されるため、やる気や適性によっては高収入を得られる可能性があるでしょう。
営業の種類や適性を知りたい方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムもあわせてご覧ください。
8.MR
MRは英語の(Medical Representatives)の頭文字で、医療情報担当者を意味します。営業職の一種で、主に製薬会社に勤め、医療関係者に対する自社製品(医薬品)の情報提供を行うのが業務です。MRになるために必須の資格はありませんが、公益財団法人MR認定センターの実施する「MR認定証」といった資格が求められる場合もあります。医薬品という専門性が求められる仕事であるため、収入も高いようです。
9.コンサルタント
コンサルタントとは、クライアントが抱える課題の解決を目的にアドバイスを行う仕事のことです。「経営コンサルタント」「戦略コンサルタント」「人材コンサルタント」のように、サポート分野によって業種が異なります。コンサルタントが高収入な理由は、サポート内容に見合った金額をクライアントに請求するからといえるでしょう。
コンサルタントは担当する業務が多く、資料作成やデータ分析といったスキルが必要です。詳しくは、「コンサル業界の仕事」でご確認ください。
10.総合商社の総合職
総合商社の総合職は、主にトレーディングや事業投資に関する企画、営業活動を担当します。総合商社は国内だけでなく、海外との取引も行う場合があるため、語学力が求められるでしょう。
総合商社には大手企業が多く、各種手当の多さが高収入につながっているようです。総合商社の理解を深めたい方は「総合商社とは何かわかりやすく解説!仕事内容や就職・転職成功のコツも紹介」のコラムをご参照ください。
11.不動産鑑定士
不動産鑑定士は、土地や建物の資産価値を評価する不動産のプロ。建物そのものだけでなく、地域環境や社会情勢といった条件も含めて、不動産の価値判断ができる唯一の資格のため、需要が高い仕事です。不動産鑑定士として働くためには、不動産鑑定士試験に合格しなければいけません。資格の難易度の高さや勤務先の選択肢の多さから、収入は高くなる傾向があるようです。不動産関連企業だけでなく、コンサルティング会社や金融機関、官公庁でも活躍できます。
12.宅地建物取引士
宅地建物取引士は、いわゆる独占業務資格の一つです。不動産売買や仲介の際に、重要事項の説明や書類作成などを請け負います。不動産取引を行う事業所では、従業員の3人に1人の割合で宅地建物取引士の有資格者を常駐させる義務があるため、需要の高い仕事といえるでしょう。資格手当も期待できることから、宅地建物取引士は高収入の仕事といわれています。
13.公務員
公務員の給与は民間企業の水準に則って決まるため、民間企業と比べるとそれほど給与が高いわけではありません。ただし、公務員は安定的に働きやすく勤続年数が長期になりやすいため、高収入を得やすいと考えられます。
公務員について詳しく知りたい方は、「大学中退者は公務員になれる?面接の通過方法や給料事情をご紹介!」を参考に、公務員の仕事内容や給与事情を確認しましょう。
14.銀行員
銀行員は、高収入を目指せる仕事の一つです。金融取引や顧客サービスを担当し、銀行の利益を増やす役割を果たします。経験や能力によっては、ボーナスや昇進の機会もあるでしょう。
しかし、市場の競争が激しく、顧客のニーズや要求は日々変化しているため、銀行員は常に最新の情報やトレンドに対応する必要があることを考慮しておくのがおすすめです。
15.ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーは、FPの略称で呼ばれることもある仕事で、主な業務内容は生活に関わるお金についてのプランをお客さまに提案することです。FPの資格は、3級から1級まであります。3級であれば、独学で勉強しても合格を目指せるため、未経験者におすすめです。FPの資格を活かせる業界としては、保険業界や金融業界、不動産業界などが挙げられます。独立も可能なため、働き方によっては年収1,000万円以上の高収入を目指せる可能性もあるようです。
16.個人投資家・不動産オーナー
個人投資家や不動産オーナーは、高収入を目指せる仕事の一つ。個人投資家は株式や債券などの金融商品に投資し、利益を得ます。一方、不動産オーナーは不動産を所有し、賃貸収入や不動産の価値上昇によって収益を得るのが一般的です。
個人投資家と不動産オーナーは、株価や企業の業績が変動するリスクがありますが、適切な投資や管理を行えれば、安定した収入源となるでしょう。
17.ビジネスオーナー
ビジネスオーナーとは、自分が所有する事業を運営する方のことです。事業の運営や方針を決定し、利益を得ます。作家やアーティストもビジネスオーナーと考えられ、自分の作品やクリエイティブな活動を通じて印税収入を得るのが一般的です。印税収入は、作家やアーティストが自分の作品を他社にライセンス提供し、その利用に対して得られる収入のことを指します。
18.ビルメンテナンス
ビルメンテナンスは、ビルの管理や定期点検、保守を担当する仕事です。資格がない場合は、年収がそれほど高くはありませんが、第二種電気工事士や危険物取扱責任者乙種4類などの資格をもっていると、手当がつくため年収が高くなる傾向があります。
19.塾講師
塾講師は、高収入を目指せる仕事の一つです。生徒に対してテスト対策などの指導を行います。ニーズが高い教科や試験対策に特化することで、講師としての需要や評価が高まり、報酬も増加する傾向があります。
また、経験や実績を積み重ね、個別指導や講師派遣などの高付加価値なサービスを提供することで、さらなる収入の向上が期待できるでしょう。
20.アフィリエイター・動画クリエイター
アフィリエイターは、インターネットを通じて広告収入を得る仕事です。自分のブログやSNSでおすすめの商品を紹介して、その商品を買ってもらうと、報酬を得られる仕組みになっています。
動画クリエイターは映像制作に関わる仕事で、主に動画共有サイトに投稿を行います。撮影から編集までを一人でこなすことが多く、再生回数に応じた収入が基本。近年では動画共有サイトにとどまらず、テレビに出演する人もいるようです。
動画クリエイターをはじめとする新しい仕事に興味があるなら、「これからの新しい仕事を考える!注目されている職種や働き方をご紹介」のコラムも、ぜひチェックしてみてください。
21.トラック運転手
トラック運転手は、商品や貨物を運ぶためにトラックや大型車両を運転する仕事です。需要が高く、等距離輸送や物流業界で重要な役割といえるでしょう。高収入を得るためには、運転技術や安全運転のスキルが必要です。長距離ドライバーは、高い需要と報酬を得られる一方で、長時間運転する体力や忍耐力を求められるでしょう。
22.医療用ガス配達
医療用ガス配達の仕事は、病院や在宅治療を受ける患者の自宅、診療所、介護施設などの現場に医療用ガスを配達する役割を担います。医療用ガスは、医療目的で使用されるガスのこと。酸素や笑気ガス、窒素などを指すことが一般的です。医療用ガスの配達は、新しい配達先が追加されることもありますが、基本的には決まったコースを走るルート配送のため、営業活動やノルマがない場合が多く、比較的取り組みやすいといえるでしょう。
23.工場勤務
工場では、製造や生産ラインでの作業を行います。高収入を得るためには、技術や専門知識を身につけることが重要です。特に、機械操作や製造プロセスに関するスキルをもつ方の需要は高い傾向があります。
また、工場の管理職や監督職に昇進することも、高収入を得るための道の一つです。ただし、工場勤務は体力を要する場合があり、長時間労働や夜勤などの厳しい条件を伴うことがあるでしょう。
24.大学教授
大学教授の主な仕事内容は、学生への教育や研究活動などが挙げられます。学生への教育は、基本的に自分の担当する科目の講座を行ったり、ゼミで学生の卒業論文の指導を行ったりすること。研究活動では、大学や国から研究費をもらい、自身の研究テーマに沿って研究を行うのが一般的です。研究結果を論文にして発表を行うこともあり、論文が有名になったり、比較的人気のある大学の教授になったりすれば、書籍の執筆やテレビへの出演などの仕事も増え、高収入になる可能性も考えられるでしょう。
25.大学事務職員
大学事務職員は、学生や教員の支援、学務管理、予算管理、広報活動など多岐にわたる業務を行います。大学の中央事務局や学務部門などで管理職や専門職としての地位を築くことで高い収入を得られる可能性もあるでしょう。大学事務職は、教育機関でのキャリアを積めて、安定した収入と福利厚生を期待できる仕事の一つです。
26.図書館職員
公立図書館で働く図書館司書を目指せば、高収入を得られる可能性があります。職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「図書館司書」によると、図書館司書の仕事は、書籍や資料の管理、貸出業務、利用者への情報提供などです。目指すには、司書(補)の資格を求められることがあります。また、図書館業務を委託している企業に就職して、図書館職員として働く場合もあるようです。
27.Webライター
Webライターは、Webサイトのコンテンツやブログに記事を執筆します。需要が高いテーマや専門性が必要な業界に特化することで、高収入を得られる可能性があります。
また、クライアントとの良好な関係を築き、長期的に案件を獲得することで収入を増やせるでしょう。
28.Webマーケター
職業情報提供サイト(日本版O-NET)の「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」によると、Webマーケターは、WebサイトやWeb技術を活用してマーケティングを行う仕事です。市場の変化に迅速に対応し、より効果的な戦略を立てる必要があります。成果に応じて報酬が増えることもあるので、結果を出せば高収入を得られるでしょう。
29.システムエンジニア
職業情報提供サイト(日本版O-NET))の「システムエンジニア(基盤システム)」によると、システムエンジニアは、コンピューターシステムやソフトウェアの設計・開発・管理などを行います。
システムエンジニアの平均年収は、約660万円。国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査 2 平均給与(p.15)」によると、日本における平均年収は、458 万円であることが分かります。そのため、システムエンジニアの年収は比較的高めといえるでしょう。
高収入の仕事を目指すならIT業界がおすすめ
高収入の仕事を目指すならIT業界もおすすめです。IT業界には、ソフトウェアの開発やWeb開発、データ分析など、多岐にわたる役割があります。需要が高い分野や最新の技術に精通していることが収入を増やすコツといえるでしょう。また、IT業界ではリモートワークやフレキシブルな働き方が多く、仕事と生活のバランスを取りやすいことも魅力です。スキルや経験に応じて高い報酬を得られる場合があり、成長性も見込めるでしょう。
ただし、業界内での競争が激しいため、常に学習と技術のアップデートが必要となります。
参照元
職業情報提供サイト(日本版O-NET)
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高収入を目指せる働き方
高収入を目指すには、「役職や管理職に就く」「専門性を磨いてフリーランスとして働く」といった働き方が挙げられます。以下でそれぞれの内容を紹介するので見てみましょう。
役職や管理職に就く
高収入を目指せる働き方の一つとして、役職や管理職に就くことが挙げられます。役職や管理職になれば基本給が高くなり、役職手当がつくため高収入を目指しやすいでしょう。
役職や管理職に就くには、地道な努力とスキルや経験を積んでいく必要があります。
専門性を磨いてフリーランスとして働く
仕事の専門性を磨き、フリーランスとして働くのも、高収入を目指せる働き方といえるでしょう。フリーランスは、会社員のように毎月給与が決められているわけではないので、仕事の売上次第では、高収入を目指せる可能性もあります。しかし、稼いだり、顧客をつけたりするのに時間を要するため、高い技術や専門性が求められるでしょう。
比較的楽で高収入な仕事の特徴は?
高収入を得るには一定の大変さがありますが、そのなかでもストレスが少ない、労働時間が短いといった特徴のある仕事は、比較的負担を軽減しやすいでしょう。高収入な仕事のなかでも、取り組みやすい特徴のあるものを下記で解説いたします。
精神的なストレスがかかりにくい
高収入を目指せる仕事においても、精神的なストレスがかかりにくい業務は、気持ちに余裕をもって働ける可能性があります。たとえば、ルーティンワークが多く、プレッシャーや責任が比較的少ない仕事は、精神的なストレスがかかりにくい仕事といえるでしょう。
肉体的な疲れを感じにくい
高収入な仕事のなかでも、肉体的な疲れを感じにくい仕事なら活躍しやすいでしょう。長時間の立ちっぱなしや、重いものを運ぶといった肉体的な負担が少ないため、体力的な疲れを感じにくい傾向があります。ただし、長時間のデスクワークや同じ姿勢での作業が続くことで、目の疲れや肩こりなどが生じる場合も。定期的な運動やストレッチをすると良いでしょう。
肉体的に疲れにくい仕事とは?
肉体的に疲れにくい仕事は、デスクワークやオフィスでの仕事が該当します。そのなかでも、事務職や経理、IT関連の仕事などが挙げられるでしょう。これらの仕事は、パソコンを使用して行う仕事が主なため、外で働く仕事に比べると肉体的な負担がかかりにくいといえます。しかし、企業によっては資料や荷物を運ぶ力仕事を行うこともあるので、必ずしも肉体的に疲れにくいとはいえないでしょう。
職場環境が整っている
職場環境が整っている仕事は、ストレスが少なく、高収入な仕事のなかでも働きやすい傾向があります。オフィス環境や設備、サポート体制などが充実していることが特徴です。また、ワークライフバランスの実現やフレキシブルな働き方もできるでしょう。
勤務時間が短い
高収入を得られ、かつ勤務時間が短い会社では、オン・オフの切り替えがしやすいため、プライベートを充実させやすいでしょう。同じ職種であっても勤務時間が異常に長い場合、疲労やストレスが蓄積されやすいため、長期的に働くのは難しい可能性があります。
ノルマを気にする必要がない
高収入な仕事のなかでもノルマを気にする必要がない職種は、ストレスが少ない可能性があるでしょう。ノルマがなければ、成果や業績に対するプレッシャーも少なく、自分のペースで仕事を進められます。そのため、業務に集中しやすく、クリエイティブな発想や自己成長に集中する余裕が生まれやすいでしょう。
正社員として高収入の仕事に就く際の5つの注意点
高収入の仕事に就くときは、社風が自分に合っているかどうか、やりがいを感じられるかどうかといったポイントを確認する必要があります。下記では、高収入の仕事に正社員として就職・転職する際の注意点をまとめました。
正社員として高収入の仕事に就く際の注意点
- 社風が自分に合っているか確認する
- 本当にやりがいを感じられる仕事か考える
- スキルアップを意識し学び続ける姿勢を忘れない
- 仕事を抱え過ぎずに振り分ける
- 新しい情報に興味をもち何事にも挑戦してみる
1.社風が自分に合っているか確認する
正社員として高収入の仕事に就く際は、会社の社風が自分に合っているかを確認しましょう。高収入の仕事だからといって、会社のことを何も調べずに就職してしまうと、入社後にギャップを感じる可能性があります。自分に合った仕事内容であっても、社風が合わなければ、思ったように働けずストレスを感じてしまうことも。入社後のギャップや早期退職を防ぐためにも、自分に社風が合っているかを確認してから就職するようにしましょう。
2.本当にやりがいを感じられる仕事か考える
高収入の仕事に就職する前に、本当にやりがいを感じられる仕事かを考えることも重要です。「高収入の仕事」の部分に惹かれて仕事のやりがいを考えないまま就職すると、モチベーションを維持できずに長続きしない可能性も考えられます。。
このような事態を回避するためにも、高収入を得ながら自身がやりがいを感じて働ける仕事かどうかをしっかり見極める必要があるといえます。
3.スキルアップを意識し学び続ける姿勢を忘れない
高収入を得るには、専門性を高めたり、時代に合わせた知識やスキルを得たりすることが求められます。高収入を目指せる仕事に就いたあとも現状に満足せず、常に学び続ける姿勢が大切です。スキルアップを意識して専門性の高い資格を取得したり、業界の動向を探ったりすることで、さらなるキャリアアップや収入アップにつながるでしょう。
4.仕事を抱え過ぎずに振り分ける
高収入を得るためには、仕事を抱え過ぎずに同僚や後輩などに振り分けることも大事です。仕事を分散させることで、効率的にタスクをこなせたり、業務の質や効率を上げられたりする場合があります。過度な仕事の負担を回避できれば、ストレスの軽減や持続可能なパフォーマンスを発揮することにもつながるでしょう。
5.新しい情報に興味をもち何事にも挑戦してみる
高収入の仕事に就くときは、チャレンジ精神をもつことが重要です。何事もすぐ実行できる行動力をもち合わせていれば、仕事においてもタイミングを逃さずに結果を残せるでしょう。
高収入の仕事を目指せるおすすめの資格7選
関連資格や新しいスキルを取得することで、担当できる仕事の幅が広がり、昇給する場合があります。この項では、高収入に向けたおすすめの資格を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
高収入の仕事を目指せるおすすめの資格
1.プログラミング言語に関する資格
ソフトウェア開発やWeb開発などの分野では、プログラミングに関する資格をもつことで、需要が高まります。たとえば、JavaやPythonに関する資格を取得すると、その資格を活かせる開発を行っている職場に応募しやすくなるでしょう。
2.ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナーの資格をもつことで、金融業界や保険業界などでの需要が高まり、高収入の求人に応募しやすくなるでしょう。また、ファイナンシャルプランナーの仕事は顧客の信頼を得ることが重要なため、資格取得は信頼性や専門性を証明する手段となります。
3.中小企業診断士
中小企業診断士は、コンサルティング業界や経営支援サービスなどでの需要が高まる可能性があります。企業の経営に関する幅広い知識やスキルをもっているため、業績向上や事業拡大のためのアドバイスを提供できるでしょう。中小企業診断士の資格は、経営コンサルタントや経営アドバイザーとしてキャリアを築くうえで有効です。
4.宅地建物取引士
宅地建物取引士をもつことで、不動産業界でのキャリアやビジネスチャンスが拡大する可能性があります。「高収入を目指せる仕事29選」で触れたように、宅地建物取引士は、不動産の売買や賃貸に関する専門知識をもとに顧客やクライアントのニーズに合った不動産取引をサポートするのが仕事です。需要の高い不動産市場において、資格取得者は高い報酬を得られるでしょう。
5.一級建築士
一級建築士は、建物の設計や施工管理などを行うための資格です。一級建築士の資格をもっていることで、建築に関する高度な技術や知識をもっている証明になります。そのため、建築を行ううえでの信頼性が高くなり、高収入を得やすくなるでしょう。
6.社会保険労務士
社会保険労務士の資格があれば、労働法や社会保険制度に関する専門知識を得られ、企業や個人に対して労働関連のアドバイスやサポートを行えます。人事労務部門やコンサルティング会社、法律事務所などでのキャリアチャンスが広がるでしょう。
また、社会保険労務士は企業の法令遵守や労務管理におけるリスク管理を支援するため、需要が高く、高収入の求人に応募しやすいといえます。
7.語学に関する資格
語学に関する資格を取得しておくことで、グローバルなビジネス環境において競争力を高められるでしょう。語学力を身につけるなら、TOEFLやIELTSなどを受けてみるのがおすすめです。国際的な企業や外資系企業で働く際に役立つ可能性があります。
また、日本語能力試験(JLPT)の資格をもつことで、日本での外国人向けのビジネスや教育業界でのキャリアが広がることもあるでしょう。
高収入を目指せる資格への理解を深めたい方は、「稼げる資格には特徴がある!おすすめ10選と取得する際の注意点」もあせてご確認ください。
資格が必要ない職業は専門知識を極めることがおすすめ
働くうえで資格が設けられていない職業を目指す際は、専門知識のアピールがおすすめです。高収入を目指せる資格をいくつか紹介してきましたが、世の中には資格が不要な職業も多く存在します。資格取得の必要がない仕事は、スキルを証明できるものがないため、関連する経験や勉強内容などを伝えると良いでしょう。高収入の仕事に就きたいならエージェントに相談しよう
高収入の仕事に就きたい方は、就職・転職エージェントに相談するのも手です。実際に高収入の仕事に就くには、資格やスキルの取得など、想像以上の努力が伴います。学歴や経歴が収入を左右することもあるため、「高収入は難しいのでは?」と考える方もいるでしょう。求職活動をサポートしてくれるエージェントを利用すれば、高収入の仕事に就くためのヒントをもらえる可能性があります。
「高収入の仕事に就きたい」と思うものの、就職や転職に対して不安を感じる方なら、ハタラクティブをご利用ください。
ハタラクティブは、ニートやフリーター、高卒など若年層を中心にサポートを行っている就職・転職エージェント。未経験可・学歴経歴不問の求人を多く扱っているのが特徴です。
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高収入の仕事に関するQ&A
ここでは、「高収入の仕事に就くにはどうすれば良い?」と考えている方によくある質問を紹介します。
資格がなくても高収入の仕事に就けますか?
資格がない場合や未経験の場合も、高収入の仕事に就ける可能性はあります。たとえば、営業職は無資格で高収入を目指すのにおすすめです。そのなかでも、インセンティブ制度を導入している職場の求人を選べば、努力次第で高収入を目指せるでしょう。
「無資格・未経験でできる仕事とは?高収入の目指し方や求人を探す方法も紹介」のコラムでは、無資格から挑戦しやすい仕事をまとめているので、あわせてご覧ください。
高収入を目指せる在宅ワークはありますか?
Webエンジニアやシステムエンジニア、プログラマーなどが挙げられます。IT系以外にも、比較的初心者からも挑戦しやすいコールセンターや一般事務、営業事務などの在宅ワークもおすすめです。
在宅ワークが気になる方は「未経験からリモートワークに挑戦できる?正社員を狙いやすい職種とは」のコラムをご一読ください。
仕事を極めたら高収入を目指せますか?
経験を積み、仕事を極めることで高収入を得られる可能性は高まります。ただし、分野ごとの需要や市場の動向に影響されることも考慮する必要があるでしょう。
年収を上げるスキルについて知りたい方は、「年収を上げるためのスキル7選!収入が増えやすい人の特徴を解説」のコラムもチェックしてみてください。年収を上げる方法に加え、収入が上がる方の特徴についても触れています。
高収入の仕事に就く方法を知りたいです
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ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。