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できる仕事がない!社内ニートから脱却する方法や適職の見つけ方を解説
更新日
この記事のまとめ
- 出社しても仕事がない、勤務中でも暇を持て余している社員を「社内ニート」という
- できる仕事がないのは、上司の裁量不足や自分のやる気の問題が考えられる
- できる仕事がないと悩むのは、成功体験がなく自信が持てないのが原因
- 社内ニートは自分で仕事を見つけたり、転職を検討したりして状況を変えよう
- やりたい仕事がない人は、今までの仕事や経験を振り返って考えてみよう
「会社に来てはいるけど仕事がない」「やりがいが見つからずやる気がでない…」などで悩んでいる方もいるでしょう。状況を改善するためには自分からできることを探したり、やりがいを感じる仕事への転職を検討したりするなど、自主的に行動を起こす必要があります。このコラムでは仕事がない人や、やりたい仕事が見つからない人に向けて解決方法をご紹介。仕事にやりがいを持ちたいと考えている方は、ぜひ参考にご覧ください。
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会社に行っても仕事がない「社内ニート」とは?
社内ニートとは、会社に行ってもできる仕事がほとんどなく、勤務中に時間を持て余している社員を指します。働きたくても働けない立場にいると、自己肯定感が下がる原因になったり「ずっと社内ニートのままだったらどうしよう」と将来に不安を感じるようになったりする可能性があります。
仕事がないのはなぜ?
社内ニートの原因
- 会社側の裁量不足
- 仕事に対するやる気がない
- 自分のスキルが足りない
会社に勤めているにも関わらず仕事がないのは、会社や上司の裁量不足であったり、本人のやる気やスキルが十分ではなかったりすることが考えられるでしょう。以下で詳しくまとめたので、当てはまるものがないか確認してみてください。
会社側の裁量不足
出社しても仕事がないのは、会社や上司の裁量不足が原因である可能性があります。会社や上司は、社員の業務処理能力やリソースを把握し、仕事を適切に割り振ることが必要です。会社側が社員の実力を見誤っていると上手く割り振りできず、仕事がない「社内ニート」が生まれてしまうことも。また、裁量不足の背景には、会社の状況や営業環境などの問題がある場合も考えられるため、自分の努力だけでは解決しない可能性もあるでしょう。
仕事に対するやる気がない
仕事に対してやりがいを感じられず、やる気が起きないことも社内ニートとなる原因の一つです。たとえば、すぐに終わる簡単な仕事を故意に選んでいたり、自分から仕事を探す努力を怠っていたりすると、モチベーションも上がらず「仕事がない」状況に陥りやすくなります。「今の自分に何ができるか」を考え、自分から動くことで結果的にスキルが伸びたり、やりがいにつながったりするでしょう。
自分のスキルが足りない
自分のスキルが足らず、できる仕事がないという方もいるでしょう。スキルがないと自分に自信を持てず、積極的に仕事に取り組めないことも。また、会社側としては多くの仕事を処理してほしいので、スキルが高い人に仕事をしてほしいと考えるでしょう。よって、「自分にできる仕事がない」と消極的になってしまうのです。
「できる仕事がない…」と思ってしまう5つの理由
「できる仕事がない…」と思ってしまう5つの理由
- 学歴に自信がない
- 自己分析が十分ではない
- 世の中にある職種や業界を知らない
- 将来のビジョンや目標がないとだめだと思っている
- 成功するイメージが湧かない
前項で述べたように、自分に自信がないことが原因で仕事に積極的に取り組めず、社内ニートとなってしまう傾向があるようです。そのほかにも、「できる仕事がない」と思ってしまう理由として考えられるものを5つ解説します。自分に当てはまっている原因がないか、チェックしてみてください。
1.学歴に自信がない
学歴に自信を持てないと積極的になれず、「できる仕事がない」と悩むことがあります。学歴の高さが仕事の能力の高さに必ずしも影響するわけではありませんが、実際の求人情報には「大卒以上」のような学歴を応募要件としている場合も。そういった条件が目に入るとネガティブな感情になってしまい、「学歴がないからできる仕事がない」と思い込むこともあります。こうして生まれる学歴コンプレックスから、「自信が持てない」「自分にはできる仕事がない」と思い込んでしまう方もいるようです。
2.自己分析が十分ではない
自己分析が不十分でないと自分に何ができるのか分からず、仕事上でもできることがないと考えてしまうでしょう。自己分析は、自分の強みや適性を理解するために行うものです。自分にできることや得意分野を把握できていないと、実力を十分に発揮できず、仕事への自信を失ってしまうこともあります。その結果、仕事に対するモチベーションが上がらず「自分は強みがないからできる仕事がない」とマイナスな考えに陥ってしまうのです。「自己分析のやり方が知りたい!ノートやツールを使って実践しよう」のコラムでは、自己分析のやり方について紹介しているので、今まで試したことがない方はあわせて参考にしてください。
3.世の中にある職種や業界を知らない
世の中にある職種や業界を知らないと自分を活かせる仕事の選択肢が狭まってしまい、できる仕事がないと考えてしまう可能性があります。入社した理由が、「知名度が高いから」「人気があるから」など明確な目的や目標がないままだと、入社後ギャップを感じて一気にやる気を失うことも。前項で解説した自己分析を元に自分に合った仕事を多くの選択肢から考え、職種や業界を先入観だけで判断しないよう注意が必要です。
4.将来のビジョンや目標がないとだめだと思っている
将来のビジョンや目標がないとだめだと思い込み、やりたいことが分からなくなってしまうことがあります。そうすると仕事へのモチベーションも下がり、「今の自分にできる仕事がない」とやる気を失ってしまうのです。
5.成功するイメージが湧かない
人生で成功体験がないと成功するイメージを持てず、何をやっても失敗するような気がしてしまい、仕事が積極的にできないと感じる方もいます。成功体験がなければ「良い結果を得るにはこうやって頑張れば良い」というイメージができず、努力をしていても報われると思えなくなるのです。また、職場でしたミスがトラウマになり、「上手く行かないかもしれない…」という不安から抜け出せない場合もあります。本当は能力があっても、自分は仕事ができない人間だと思い込んでしまうのです。
仕事の失敗から立ち直れず悩んでいる方は、「仕事で失敗したときの対処法は?立ち直り方も解説!」のコラムもぜひご覧ください。対処法や立ち直り方について、おすすめの方法を解説しています。
仕事がない社内ニートから脱却しよう
社内ニートから脱却する方法
- 自分で仕事を見つける
- スキルや資格を身に付ける
- 上司に仕事について相談する
- 将来を見据えた仕事に転職する
社内で仕事がないことに苦痛を感じる方は、今の状況を自分から変えていくことが大切です。ここでは、社内ニートから脱却するための方法をご紹介します。
自分で仕事を見つける
まず自分の周りを観察して、自主的に仕事を見つけるよう意識してみましょう。指示を待つだけではなく自分から仕事を探すことも、社会人として大切な姿勢です。普段からできるだけ周りとコミュニケーションをとることを意識すると、仕事を割り振ってもらえるよう打診しやすい状況を作れます。
また、自分が主体となって行う仕事だけでなく、同僚や先輩のサポートも業務の一環です。はじめは忙しそうな人や困っていそうな人がいないか観察し、声を掛けてみることから始めてみましょう。
スキルや資格を身に付ける
スキルや資格を身に付けていると、仕事を任されやすくなるでしょう。また、できる範囲が広がるため自信がつき、多くの仕事に積極的に取り組めます。仕事終わりや休日など空いた時間があれば、本を読んだり資格の勉強をしたりして、仕事に役立つスキルを習得すると良いでしょう。また、できる仕事が増えると評価も高くなり、昇給や昇進につながる可能性もあります。
上司に仕事について相談する
自分で仕事を見つけられない場合は、直属の上司に相談してみてください。現在の状況を伝えて、改善してもらえるよう話し合いましょう。上司の裁量不足で、部下の業務量を把握できていなかったことが原因であれば、仕事がないことを相談するだけで社内ニート状態から脱却できる場合があります。万が一上司が話を聞いてくれないときは、人事に相談するのも有効な手段です。現在の人員配置を見直してくれる可能性があり、状況の改善が期待できます。
将来を見据えた仕事に転職する
できる仕事が見つからず上司に相談しても状況が変わらない場合は、転職するのも選択肢の一つです。社内ニートのままではキャリア形成も難しく、スキルアップの機会もなかなかありません。特に20代の若年層であれば、キャリアを形成できる貴重な時間を社内ニートとして過ごすのは非常にもったいないことです。「せっかく就職できたのに辞めるのは勿体ない」「転職したら今より給料が下がるかも…」と不安に思う方もいるでしょう。しかし、将来を見据えて自分に合う仕事を見つけることで、結果的に大きなメリットを得られます。「転職するメリット・デメリットとは?エージェントを使う利点も解説」では、転職するメリットや転職活動のポイントについて解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
仕事がない…と悩む人が適職を見つける5つの方法
適職を見つける5つの方法
- 今までの仕事内容を振り返ってみる
- やりがいを感じたことを書き出す
- 数年後どのように仕事をしていたいかを考える
- 家族や友人に相談し仕事の方向性を探る
- 興味のあることは積極的にチャレンジする
ここでは、やりたい仕事がない人が適職を見つける5つの方法をご紹介します。自分に適した方法を試して、やりたい仕事を見つける足掛かりにしてみてください。
1.今までの仕事内容を振り返ってみる
今までの仕事内容を振り返り、自分の経験や気持ちをノートに書き出してみましょう。社内ニートの期間が長くても、入社当初から仕事がなかったわけではないはずです。過去の仕事で嬉しかったことや褒められたこと、印象に残っていることなどを具体的に洗い出すと、やりたい仕事の方向性が見えてくるでしょう。
2.やりがいを感じたことを書き出す
仕事で嬉しかったことや褒められたことが思い浮かばない方は、学生時代やプライベートの時間で感じた「やりがい」を書けるだけ書き出してみましょう。過去に部活やサークルでリーダーを務めた、友人へのサプライズがうまくいったなど、どのような内容でもかまいません。書き出したら、それらの経験になぜやりがいを感じたか考えてみてください。やりがいを感じたのが人に喜んでもらったときなら接客業、裏方で誰かを支えたときなら事務職といったように、職種に当てはめてみるとやりたい仕事が見つけやすくなります。
3.数年後どのように仕事をしていたいかを考える
数年後、自分がどのように仕事をしていたいか考えることで、やりたい仕事が見つかる場合もあります。来年までに△△をする、再来年は○○になっているなど、1年単位で身に付けたいスキルやなりたい将来像を想像してみるのがおすすめ。将来のビジョンや目標が分からないという方は、職場の身近な人を思い浮かべてみると良いでしょう。同僚や上司に対し「あの人みたいに働きたい」という思いがあれば、数年後の自分を考える参考になるはずです。
4.家族や友人に相談し仕事の方向性を探る
やりたい仕事が見つからない方は、家族や友人に相談し、「自分がどう見えるか」を率直に聞いてみましょう。自分のことは自分が一番分かっていると思いがちですが、実は周囲からの印象は違っていることも。第三者から意見をもらうことで、自分では気付いていない長所や強みを発見できる場合があります。今まで当たり前だと思っていたことが自分の得意分野だと気付ければ、それを活かせる仕事を見つけるきっかけになるでしょう。
5.興味のあることは積極的にチャレンジする
やりたい仕事が分からないときは、少しでも興味があることに積極的にチャレンジすることをおすすめします。興味のあることは仕事でもプライベートでも、どちらでもかまいません。続けていくうちに「何が自分に合うのか」「どのようなことにやりがいを感じるのか」が分かり、適職を見つけるヒントになるはずです。興味のあることを整理したり振り返ったりできるよう、リスト化してまとめておくと良いでしょう。
「仕事が見つからないときの対処法!年齢別の探し方や不安の相談先もご紹介」のコラムでも、仕事を見つける方法や不安な気持ちの解消法についてもまとめられています。あわせて参考にしてみてください。
やりたい仕事が見つからない人におすすめの職種
やりたい仕事が見つからない人におすすめの職種
- 事務職
- 営業職
- サービス業
- エンジニア
- ドライバー
やりたい仕事が見つからない方は焦って見つけようとせず、未経験から始められる仕事で経験を積むのがおすすめです。以下でおすすめの職種についてまとめたので、就職活動の参考にしてください。
事務職
事務職は、会社の事務作業を担う職業で、未経験でも採用されやすい業種です。仕事は書類の作成やデータ入力、電話応対といったデスクワークが中心となることが多いでしょう。営業や接客は少ないので、裏方として活躍したい人におすすめ。会社では必ずと言って良いほど必要とされるポジションのため、求人数が多いのも特徴です。
営業職
営業職は顧客に対して商品やサービスを提案し、契約してもらう職種です。顧客と会話するコミュニケーションスキルや、目標を達成するための行動力が必要ですが、未経験でも採用されやすいのが特徴です。また、営業職ではビジネスにおいてのマナーや考え方を、網羅的に学ぶことができます。営業経験を活かした転職も可能なため、やりたいことが見つかるまで社会人スキルを身に付けたいといった方にもおすすめです。
サービス業
サービス業は、アパレルやホテルなどの各種施設で接客を行う職業です。コミュニケーション能力が必要ですが、業務内容や対応はマニュアル化されていることが多く、慣れれば未経験者も業務をこなせるでしょう。自分の興味のあるものやサービスを提供することで、やりがいを持てる可能性もあります。「やりがいのある仕事」ではなく「好きなもの」から探してみるのも、自分に合った仕事を見つける方法の一つです。
エンジニア
エンジニアとは、工学に関する専門的な知識・スキルを持った人で、別名「技術者」と呼ばれている職業です。エンジニアの種類は、セールスエンジニアやインフラエンジニアなど多種多様ですが、近年はインターネットの普及からITエンジニアが注目されています。ITエンジニアは、システムやアプリの開発・運用を行う仕事です。未経験でも独自の研修でITエンジニアになれる企業もあるので、ニーズの高い仕事をしていきたいという人におすすめします。「エンジニアとは何をする人?仕事内容や求められる能力をわかりやすく解説!」のコラムでは、エンジニアの種類や魅力について詳しくまとめているので、気になる方はぜひご一読ください。
ドライバー
運転免許を取得しており車が好きな方には、配送ドライバーがおすすめです。近年ネット通販の普及により配送業の需要は高まっています。人と関わることはほとんどなく服装や髪型も自由なことが多いので、運転が好きな方は働きやすいでしょう。主な仕事内容は、宅配関係であれば荷物の積み込みや配達が中心になります。大型自動車免許を取得すれば、さらに高収入を目指せる長距離ドライバーになることも可能です。
やりたい仕事が見つかったら
やりたい仕事の方向性が決まったら、その業界や職種について研究しましょう。あこがれの気持ちだけでなく、やりたい仕事のメリットやデメリットを知ったうえで転職活動を行うと、入社後のミスマッチを阻止できます。どのような仕事を選んでも、働くなかで厳しさや苦労を感じる場面はあるでしょう。しかし、「それでも自分に合っている」と思う仕事を選ぶことが、やりがいを持って働き続けるためのポイントです。
転職サイトやエージェントを活用しよう
やりたい仕事を探す際には、転職サイトやエージェントの活用が有効的です。転職サイトでは希望の条件を細かく設定して検索でき、自分の好きな時間に求職活動ができます。しかし、今の仕事が忙しくて転職活動の時間を作れない方もいるでしょう。その場合は転職エージェントを利用するのもおすすめです。転職エージェントに登録すると担当のキャリアアドバイザーが付き、転職先に求める条件やこれまでの経歴などをヒアリングされます。その結果をもとに求人情報やキャリアプランを提案されるので、自分では考えつかなかった仕事を紹介してもらえることも。まったく知らない職種や業界で、自分の適性が見つかる可能性があります。また、企業とのやり取りは代行してもらえるので、自分では聞けないようなところまで聞けるのもポイントです。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。