フリーターを脱出しないとやばい?正社員以外の方法はある?就職のコツも紹介!フリーターを脱出しないとやばい?正社員以外の方法はある?就職のコツも紹介!
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フリーターを脱出したいと思ったらすぐに動き出すのが成功の秘訣!
「フリーターを脱出したいけど何をすべきか分からない」という方もいるでしょう。フリーターを脱出するためには、自分に合った方法で早めに行動を起こすことが大切です。
このコラムでは、フリーターの脱出方法や長期的に続けるリスクを解説します。最も確実な脱出方法である「正社員就職」を成功させるための具体的なステップもまとめているので、「何から始めればいいか分からない」「未経験で就職できるか不安」という方はぜひお役立てください。
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「フリーターを脱出したい」と思うきっかけとは?
ハタラクティブが実施した「若者しごと白書2025」の調査によると、フリーターが就職・転職活動を始めたきっかけの第1位は「金銭的な不自由、不安(52.4%)」でした。次いで「正社員のほうが雇用が安定しているから(20.6%)」「自分の興味・関心の変化(17.8%)」「やりがいのある仕事がしたいため(17.8%)」と続いています。
| 順位 | 就職活動・転職活動を始めたきっかけ | 割合 |
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| 1位 | 金銭的な不自由、不安 | 52.4% |
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こんな人におすすめ
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
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経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
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監修者:後藤祐介キャリアコンサルタント
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
| 5位 | もともと正社員になりたかったが、一時的にフリーターとして働いていただけ | 15.7% |
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金銭的な不自由や不安
お金に関する悩みは、フリーターを脱出する大きなきっかけになります。最初はアルバイト収入だけで生活できていても、長く続けるうちに「貯金ができない」「急な出費に対応できない」といった現実に直面しがちです。また、結婚やマイホーム購入などライフイベントを迎える同年代との経済格差に焦りを覚えるケースも少なくありません。
正社員になれば、こうした金銭的な不安を解消できる可能性が高まります。フリーターに比べて正社員のほうが、傷病手当金や労災保険といった保障が手厚い傾向にあるため、万が一の病気や怪我で休むことになっても無収入になるリスクが低いのが特徴です。昇給や賞与のチャンスも豊富で、将来を見据えた生活基盤を築くための確かな一歩となるでしょう。
正社員のほうが雇用が安定しているから
職の不安定さに限界を感じ、フリーターからの脱出を決意する方も多くいます。アルバイトやパートは基本的に期間の定めがある「有期雇用」のため、会社の経営状況によってシフトを削られたり、契約更新を断られたりするリスクがあります。
一方、正社員は定年まで働くことが前提の「無期雇用」であり、よほどのことがない限り職を失う心配がありません。「いつ仕事がなくなるか分からない」という不安から解放され、長期的な視点で人生設計を立てられるのは正社員ならではのメリットといえるでしょう。
自分の興味・関心の変化
年齢とともに仕事に対する価値観が変化し、「もっと責任のある仕事を任されたい」「専門的なスキルを身につけたい」と考えるようになる人も少なくありません。アルバイト・パートは、正社員と比べると難易度が低い業務が中心になりがちで、長く続けても自分の市場価値が上がりにくいのが現実です。
「誰にでもできる仕事ではなく、自分だからこそできる仕事をしたい」「手に職をつけて、将来にわたって活躍できる人材になりたい」という自己成長への欲求や、キャリア形成への意欲が高まったタイミングは、フリーターからの脱出を決意するきっかけに十分なり得るでしょう。
やりがいのある仕事がしたいため
仕事に対して、やりがいを求めるようになることも脱出を考えるきっかけの一つです。アルバイト・パートという立場では、重要なプロジェクトに参加できなかったり、意思決定に関われなかったりと、業務範囲に制限があるのが一般的です。そのため、「毎日同じことの繰り返しでつまらない」「社会に貢献している実感が湧かない」という虚無感に襲われることもあるでしょう。
「チームで大きな目標を達成したい」「顧客と深く関わり感謝される仕事がしたい」といった、仕事を通じた達成感ややりがいを求めるなら、フリーターからの脱出を目指すのが得策といえます。
もともと正社員になりたかった
新卒時の就職活動で内定が出なかったり、入社後のミスマッチで早期離職したりして、不本意ながらフリーターになったケースもあるでしょう。当初は「次の仕事が決まるまでのつなぎ」としてアルバイトを始めたものの、日々の忙しさに追われて気付けばズルズルと期間が長引いてしまったという人は少なくありません。
こうした人のなかには、「一生フリーターでいるつもりはない」「本当は正社員として働きたかった」という強い思いを持ち続けている方もいます。過去の心残りを晴らし、社会人として自立した生活を手に入れるために、「今度こそは正社員になる」というリベンジの気持ちで再び就職活動に向き合う決意を固めるようです。
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「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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実際に行動を起こすことは、自分に合った働き方へ近づくための大切な一歩です。しかし、何から始めればよいのか分からなかったり、一人ですべて進めることに不安を感じたりする方も多いのではないでしょうか。
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フリーターを脱出する方法は4つ
フリーターから脱出する方法は正社員就職のほかにも、「フリーランスとして働く」「起業する」などが考えられます。ここでは、フリーターを脱出する方法を4つ紹介するので、自分に合う脱出方法はどれかチェックしてみてください。
1.正社員として就職する
フリーターからの脱出を考えたときにまず思いつくのは、正社員として就職することでしょう。就職して正社員になれば、雇用期間の定めがなくなり、社会的信用度が高まります。また、スキルアップの機会が増え、昇給や賞与のチャンスも増える点も魅力です。安定を求めるフリーターの方におすすめの脱出方法といえます。
以下に、正社員就職してフリーター脱出を成功させるポイントをまとめたので、参考にしてみてください。
未経験歓迎の求人が多い業界・職種を狙う
よく調べずに仕事を選んでしまうと、「人気があり採用倍率が高かった」「特定のスキルが必要だった」といった理由で不採用が続いてしまう可能性も考えられます。 そのため、フリーターの期間が長かったり、職歴や特別なスキルに自信がなかったりする場合は、未経験歓迎の求人が多い業界を狙うのがおすすめ。「未経験者を一から育てる」という教育体制が整っている企業が多く、選考突破のハードルが比較的低いので、フリーター脱出を成功させやすいでしょう。
・IT業界(エンジニア・インフラ保守など)
・建設業界(施工管理・作業員)
・介護・福祉業界(介護職)
・製造業界(工場勤務)
・営業職(不動産・人材など)
上記の業界や職種は「人柄を重視されやすい」「慢性的な人手不足」といった特徴があり、未経験歓迎の求人が多い傾向です。フリーターからの正社員就職を成功させたい場合は、最初から選択肢を絞り込みすぎず、まずはこれらの業界にも目を向けてみましょう。
就職エージェントに頼る
フリーターからの就職を成功させるための「近道」として、就職エージェントを活用するのがおすすめです。一人きりで求人サイトを見て応募しても、「未経験歓迎」の裏にあるブラック企業を見抜けなかったり、履歴書の書き方が分からずに書類選考で落ち続けたりと、苦戦するケースは少なくありません。
就職エージェントを利用すれば、プロのアドバイザーが「フリーターの採用に積極的な企業」を厳選して紹介してくれるため、ミスマッチのリスクを大幅に減らせます。また、アルバイト経験を強みにするアピール方法や、面接で必ず聞かれる「なぜ正社員にならなかったのか」という質問への回答方法など、一人では対策しきれない部分を徹底的にサポートしてくれるのもメリットです。場合によっては、一般には出回らない好条件の「非公開求人」に出会える可能性も。スムーズに就職活動を進めたい場合は、就職エージェントの活用も検討してみましょう。
2.正社員登用制度のあるアルバイトからステップアップする
「現在のアルバイト先に愛着がある」「就職活動はできればしたくない」という方は、「正社員登用制度」を活用してフリーター脱出を目指すのも方法の一つです。慣れ親しんだ環境で、これまでの実績を評価してもらいながら正社員になれるため、仕事内容とのミスマッチを感じるリスクを最小限に抑えられます。
ただし、就業規則に「登用制度あり」と記載されていても、「実際にはここ数年誰も登用されていない」というケースも少なくありません。「過去に登用された実績はあるか」「試験を受けるための具体的な条件は何か」を事前に確認し、実現の可能性を見極めることが大切です。
3.フリーランスになる
フリーターとフリーランスは「正規雇用ではない」という点は同じですが、雇用の有無や働き方が異なります。フリーターは、企業と雇用契約を結んでアルバイトやパートとして働くのが一般的。一方、フリーランスは、企業に所属せず、個人で仕事を請け負い、案件ごとに業務委託契約を締結して報酬を受け取る働き方のことです。組織に縛られず自分の裁量で仕事をしたい人や、すでに副業などで稼げるスキルを持っている人におすすめの選択肢といえるでしょう。
フリーランスを目指しやすい職種としては、Webライターやデザイナー、プログラマーなどが挙げられます。しかし、スキルがない状態で独立すると、収入が安定せずフリーター時代よりも生活が苦しくなるリスクもあるため注意が必要です。
4.起業する
起業して会社の社長になるというのも、フリーターを脱出する方法の一つです。「実現したいビジネスプランが明確にある」「組織に属さず自分の実力で勝負したい」という強い覚悟がある方には、挑戦しがいのある選択肢といえます。
しかし、資金繰りや集客など経営のハードルは高く、いきなりの成功は簡単ではありません。そのため、まずは一度正社員として就職するのがおすすめです。給与をもらいながら実務経験を積みつつ開業資金を貯め、必要な知識やスキルを磨いてから起業を目指すのが安全といえます。「将来の起業のためにどんな経験を積むべきか」と迷う場合は、就職エージェントに相談して、キャリアプランに合った仕事を紹介してもらうのも有効です。
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早めにフリーターを脱出しておくべき理由とは
早めにフリーター脱出に向けて行動すべきなのは、時間の経過とともに「就職の難易度が上がってしまう」「経済的な損失が生まれてしまう」といった理由があるからです。
まず、正社員とアルバイトでは、1年間で身につく「経験の質」が異なります。正社員は、会社側が「長く活躍してほしい」と考えるため、研修を受けさせてもらえたり、責任のある仕事を任されたりと、日々成長できる環境が整っています。一方、アルバイトは「決められた作業」を繰り返すことが多く、何年続けても新しいスキルが身につきにくいのが現実です。
正社員として働く同年代は、時間が経つほど経験や専門知識をどんどん吸収していくため、年齢を重ねたあとに就職・転職をすることは可能でしょう。しかし、フリーターを長く続けてから「就職したい」と考えても、即戦力になり得る経験やスキルは不十分になりがちのため、就職のハードルは高いといえます。少しでも有利な状態で就職するためにも、1日も早いスタートが肝心です。
また、経済的な損失も見逃せません。正社員の給与体系は、勤続年数に応じて昇給や退職金が積み上がる仕組みが一般的です。フリーター脱出が1年遅れるだけで、ボーナスを含めた生涯賃金には数百万円ほどの差が生まれてしまいます。経済面の負担を回避するためにも、早いうちにフリーター脱出に向けて動き出すのが賢明な選択といえるでしょう。
就職活動に「年齢の壁」は存在する
就職市場には「年齢の壁」が存在します。20代のうちは、スキルがなくても若さとやる気があれば採用される「ポテンシャル採用」のチャンスが豊富です。しかし、30歳を境に企業が求める基準は一変し、「即戦力」や「マネジメント経験」が重視されるようになります。
未経験から正社員を目指す場合、年齢を重ねるごとに応募できる求人は減り、就職のハードルは高くなるのが現実です。「今が一番若い」という意識を持ち、先延ばしにせずすぐに行動することが、選択肢を広げる鍵となります。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
フリーターを脱出しないのはやばい?長期的に続けるリスク
「今は生活できているから大丈夫」と考えていても、フリーター生活を長期的に続けると取り返しのつかないリスクを背負うことになります。以下で詳しく解説するので、チェックしてみてください。
社会的信用の低さによって希望するライフプランが実現できなくなる
フリーターを続けると、世間からの評価が厳しくなるリスクが考えられます。自由な働き方である反面、「仕事への責任感が薄い」「収入が不安定」といったネガティブな印象を持たれやすいためです。この社会的信用の低さは、以下のようなリスクを引き起こす恐れがあります。
- ・結婚や家族への説得が難航する
- ・金融や契約などに必要な審査が通らない
まず、収入が不安定なことで、パートナーとの結婚に踏み切れなかったり、相手の家族から将来を心配されたりすることが考えられます。また、社会的信用が低いため、「住宅や車のローンが組めない」「クレジットカードが作れない」「希望する賃貸物件の入居審査に落ちる」といった事態に陥る恐れもあるでしょう。
貯金が十分にできず急なトラブルの際に苦しい思いをする
フリーターは正社員と比べると収入が低い傾向にあることや、ボーナスや退職金がないことから、十分な貯金をするのが難しいのも事実です。もし病気や怪我、身内の不幸などで働けなくなった場合、十分な貯金がなく有給休暇や休業補償も利用できなければ、収入が途絶えて一気に生活が苦しくなるリスクがあります。
さらに長期的に見ると、正社員とフリーターの生涯賃金の格差は、数千万円から1億円以上にもなるといわれています。独立行政法人労働政策研究・研修機構
| | 正社員の男性 | フリーターの男性 | 正社員の女性 | フリーターの女性 |
|---|
| 大卒 | 2億6,000万円 | 1億5,000万円 | 2億1,000万円 | 1億2,000万円 |
|---|
| 高卒 | 2億2,000万円 | 1億3,000万円 | 1億6,000万円 | 1億1,000万円 |
|---|
「ユースフル労働統計労働統計加工指標集2025(p.308、p.324)」
学歴によって賃金差はあるものの、正社員とフリーターでは男性で約1億円、女性で5,000万円〜9,000万円の差があることが分かるでしょう。収入差は年齢を重ねるごとに大きくなるため、フリーターを続けるほど万が一の事態への備えを確保しにくくなり、将来的に苦しい思いをする恐れがあるのです。
年齢や体力面からできるアルバイトが限られてくる
フリーターを脱出しないままでいると、年齢や体力面から応募できるアルバイトが限られてくる可能性があります。若いうちはいくつかのアルバイトを掛け持ちできていても、年齢を重ねると体力の衰えや病気のリスクが高まり、働ける機会が減ってしまう恐れも。
また、接客業や体力を要する現場では、お店の雰囲気や業務の負担を考慮して若手層が優先される傾向にあり、年齢とともに応募できる求人の選択肢が狭まってしまうのが現実です。
年金額が少なくなるため生活に支障が出る
フリーターを長く続けると、将来受け取れる年金額が正社員に比べて大幅に少なくなってしまい、生活に支障が出るリスクがあります。
年金制度は、国民年金に厚生年金を上乗せする仕組みになっていますが、厚生年金の受給額は現役時代の給与水準や加入期間に大きく左右されます。フリーターの方は、国民年金のみ、あるいは厚生年金に加入していても正社員より給与が低いため、将来受け取れる額は最低限の生活費に満たないケースが多いようです。
厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況(p.24)」によると、厚生年金(正社員)の平均受給額は月15万1,142円なのに対し、国民年金のみの場合は月5万9,431円となっています。フリーターを長期間続けると、結果として老後も働き続けなければ生活が成り立たない可能性が高いでしょう。
「フリーターから抜け出せない」と感じるときの対処法
「いつまで経っても現状が変わらない」と焦りを感じてしまうのは、それだけ真剣に将来を考えている証拠です。まずは、いきなり内定を目指すのではなく、「求人サイトを1日5分だけ見る」「気になる業界を調べる」といった小さな行動から始めてみましょう。
また、「フリーターから抜け出せない」と悩んだときは、就職エージェントに相談するのもおすすめ。一人で悩みを抱え込むと視野が狭くなり、ネガティブな思考に陥りがちです。就職エージェントなどのプロに相談し、客観的なアドバイスをもらうことで、自分では気づけなかった強みや突破口をスムーズに見つけられます。
フリーターから正社員を目指す就職活動の5ステップ
フリーターを脱出するにはフリーランスや起業といった選択肢もありますが、成功しやすい方法としておすすめなのは正社員就職です。フリーランスや起業は「仕事を自分の力で獲得しなければならないため、収入が不安定になる可能性がある」といったリスクがあります。一方、正社員は、収入が安定しやすいことのほかにも、「昇給や賞与のチャンスがある」「対象となる福利厚生の幅が広がる」など、多くのメリットがあるのが魅力です。
正社員になるメリット
- 雇用期間に定めがなくなる
- 昇給や賞与のチャンスがある
- スキルアップを目指せる
- 社会的信用度が高くなる
このように、正社員になることは単に収入が安定するだけでなく、社会的信用が得られてローンや結婚のハードルが下がったり、将来に向けたスキルが身についたりと、人生の選択肢が大きく広がることにもつながります。リスクを最小限に抑えつつ、生活の基盤をしっかりと固めたいなら、やはり「正社員への就職」が最も確実で賢い選択肢といえるでしょう。
では、実際にフリーターから正社員になるためには何から始めればよいのか、5つのステップに分けて詳しく解説していきます。全体の流れをチェックして、1歩ずつ踏み出しましょう。
1.就職のスケジュールを立てる
フリーターからの脱出は、早めに行動を起こすことが大切です。「就職したい」と考えたら「△月までに内定をもらう」と就活のゴールを定め、そこから逆算して仕事探しや応募書類の作成・提出といったスケジュールを立てましょう。「いつか就職しよう」のような漠然とした考えでは、正社員になるチャンスを逃す恐れがあるので、できるだけ具体的にスケジュールを立てるのがポイントです。
2.自分に合う仕事を見つける
次に、自分がどのような仕事に興味・関心があるのかを明確にしましょう。たとえば、「人と接することが好き」なら接客業や営業職、「モノづくりが好き」なら製造業やクリエイティブ職など、価値観を整理することで自分の特性に合った職種を見つけられます。
自分の軸が定まらないまま手当たり次第に応募してしまうと、「志望動機が薄い」と判断されてなかなか内定に至らなかったり、運良く入社できても「思っていた仕事と違う」というミスマッチで早期離職してしまったりする恐れも。遠回りをしないためにも、まずは自分に合う仕事を慎重に見極めることが大切です。
自分に合う仕事を見つけるためには、自分の得意なことや譲れない条件を明確にする「自己分析」と、世の中にどんな仕事がありどのような人材が求められているのかを調べる「業界・職種研究」が欠かせません。自己分析と業界・職種研究を行うことで、自分が無理なく長く続けられる職場に出会える確率がグッと上がります。自己分析や業界・職種研究は、仕事選びだけでなく、「なぜフリーターだったのか」という理由の整理や、志望動機の作成などでも役立つので、念入りに行うと良いでしょう。
3.応募先を決める
自分に合う仕事が見つかったら、求人サイトやエージェントを活用して、応募する企業を探します。この際、単に給与や条件だけで選ぶのではなく、企業研究を徹底して行い、社風や実際の業務などをよく確認することが重要です。そうすることでミスマッチや早期離職を防ぎ、いわゆる「ブラック企業」を避けることにもつながります。
応募数は「1社だけ」に絞らず、まずは3〜5社程度を目安にエントリーするのがおすすめです。複数社を並行して受けることで、面接の練習になるだけでなく、会社ごとの雰囲気の違いを比較でき、より自分に合った職場を選びやすくなります。もし「どの企業が良いか分からない」「ブラック企業か見分けられない」と悩んだら、就職エージェントに相談してみましょう。求人票には載っていない職場の雰囲気や離職率などのリアルな情報を教えてくれるため、安心して応募先を決められます。
4.応募書類を作成する
応募する企業が決まったら、履歴書や職務経歴書などの必要な書類を作成しましょう。履歴書には、これまでの学歴や職歴を記載します。基本的にアルバイトは職歴に含まれませんが、アルバイト経験のみの方は職歴欄に記載しても問題ありません。
職務経歴書は「これまでの職務経歴を記した書類」のことです。正社員求人に応募する際は、「不要」といわれない限りフリーターの方も職務経歴書を作成するのが一般的です。過去の経験を振り返り、活かせるスキルや実績などをアピールするツールとして使用しましょう。
もし「書き方が分からない」「アピールできる経験やスキルが見つからない」と悩んでしまった場合は、一人で抱え込まずにプロによる添削を受けてみるのが近道です。客観的な視点であなたの強みを見つけ出し、アルバイト経験を「採用担当者に響くアピール」に変換してくれます。就職エージェントでもサービスの一環として書類選考の添削を行っていることがあるので、通過率を高めたい方はぜひエージェントの利用を検討してみてください。
5.面接対策をする
書類選考を通過したら、応募先企業に合った面接対策を行います。フリーターが正社員として採用されるためには、面接対策をしっかりと行って「入社意欲の高さ」と「企業が求める人物像に合致していること」を伝えることが重要です。応募先企業の事業内容や業界全体の動向を徹底的に調べ、面接官の質問に適切に回答できるよう準備しておきましょう。また、社会人としての基礎が見られるため、入退室のマナーや正しい敬語の使い方も身につけておく必要があります。
なお、面接対策に不安がある場合は、就職エージェントやハローワークで実施している模擬面接を活用するのもおすすめです。本番さながらの雰囲気でプロからフィードバックをもらうことで、自分の癖や改善点が明確になり、自信を持って面接に臨めるようになります。
フリーターが聞かれやすい質問と回答のコツ
フリーターの面接で聞かれやすい質問は以下のとおりです。
- ・自己紹介をお願いします
- ・職務経歴を教えてください
- ・なぜフリーターをしていたのですか?
- ・正社員に就職したい理由は何ですか?
- ・フリーター期間に経験した仕事の内容を教えてください
- ・今までのお仕事で成功/失敗した経験はありますか?
- ・趣味や仕事以外でしている活動はありますか?
- ・長所/短所はなんですか?
これらの質問は、事前の準備なしにその場で答えるのは難しく、答え方一つで合否を分ける重要なポイントになります。面接官に好印象を与えるためにも事前に回答を考えておくことが大切です。
上記の質問に答えるコツや回答例、逆質問などについては以下のコラムでご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
効率的に就活を進めたいなら就職支援を利用しよう
一人での就職活動は、求人選定から面接対策まで膨大な労力がかかります。そこで有効なのが、就職支援サービスの活用です。キャリアアドバイザーが客観的に適性を分析し、一般公開されていない非公開求人を含めた幅広い選択肢の中から優良企業を紹介するため、マッチ度の高い就職が実現します。
また、書類添削や面接日程の調整といった実務面のサポートも受けられるため、アルバイトで忙しい中でも効率的に活動を進められます。「何から始めるべきか」という段階から正社員内定への最短ルートを確保するためには、プロの支援体制を活用するのが賢明です。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
フリーターの就職成功の可能性を高めるコツ
仕事選びや選考対策をしっかりと行えばフリーターの方も十分採用されるチャンスがありますが、ここで紹介するコツを実践することで、より成功の可能性を高められます。「本当にフリーターの自分も就職できるのか不安…」という方は、ぜひこれから紹介する方法を試してみてください。
フリーターの就職成功の可能性を高めるコツ
- 「なぜフリーターから脱出したいのか」を明確にする
- 就職に活かせる資格の取得やスキルの習得を目指す
- 中小企業やベンチャー企業などを狙う
- 就職エージェントを利用する
「なぜフリーターから脱出したいのか」を明確にする
就活を始める際は「なぜフリーターから脱出したいのか」を考え、就職の軸を明確にすることが大切です。フリーターからの脱出を目指す理由は人それぞれですが、「なんとなく就職しよう」という曖昧な理由では、志望動機や自己PRに説得力をもたせるのが難しくなります。また、就活がうまく進まなかったときに、目的がないと「フリーターのままでいいや」と諦めてしまう可能性もあるでしょう。
先述したように、ハタラクティブの「若者しごと白書2025 3-4. 就職活動・転職活動を始めたきっかけ」によると、フリーターの方が就職活動を始めたきっかけで最も多いのは「金銭的な不自由・不安」。次いで「正社員のほうが雇用が安定しているから」「自分の興味・関心の変化」、「やりがいのある仕事がしたいため」となっています。フリーターを脱出する目的が定まっていない方は、上記もぜひ参考にしてみてください。
就職に活かせる資格の取得やスキルの習得を目指す
就職に活かせる資格の取得やスキルの習得をすることで、フリーターの方も採用されやすくなります。業務に役立つ資格やスキルが応募書類に記載してあると、採用担当者は「即戦力として活躍してくれそう」というイメージを抱きやすいためです。応募先企業で活かせる資格やスキルがない場合は、選考突破の可能性を高めるために挑戦してみるのも手でしょう。
また、資格取得の過程で得た知識や努力は自己PRとして活用できます。仮に面接までに資格取得が間に合わなくても、「現在●●の資格取得に向けて勉強中です」と伝え、学習意欲の高さや仕事への本気度をアピールすることで、好印象を与えられるでしょう。
ハローワークの「職業訓練」を活用するのも手
独学でのスキルアップや資格取得に不安がある方は、ハローワークの「職業訓練(ハロートレーニング)」を活用するのもおすすめです。テキスト代などは自己負担なものの受講は無料で、仕事に役立つ専門知識やスキルを学べます。
パソコンの基礎やIT系、事務職向けの簿記、医療・介護など、未経験から挑戦できる多彩なコースが用意されているのが魅力です。費用を抑えて実践的なスキルを身につけたい方は、ぜひ最寄りのハローワークで相談してみてください。
中小企業やベンチャー企業などを狙う
大手企業は倍率が高いため学歴や職歴が厳しく審査される傾向にありますが、中小企業やベンチャー企業は大手企業ほど競争が激化しにくく、人柄やポテンシャルを重視して採用を行うケースが多くみられます。そのため、未経験から正社員就職を目指すフリーターの方にとって、中小企業やベンチャー企業は狙い目といえるでしょう。
また、組織がコンパクトな分、一人ひとりが担当する業務の幅が広く、早い段階からさまざまな経験を積めるのも大きな魅力です。実務を通して短期間で多様なスキルを身につけられるため、キャリアアップを図りたい方にとって非常に適した環境といえます。
就職活動を進める際は、「企業の知名度」や「規模の大きさ」だけにこだわらず、自分の成長につながる環境かどうかという視点で視野を広げて求人を探してみましょう。
就職エージェントを利用する
フリーターの方が就職成功の可能性を高めたいなら、就職エージェントを利用して就職活動を進めるのがおすすめです。就職エージェントを利用すれば、一人では難しい自己分析や企業選び、選考対策などをプロのアドバイザーが客観的な視点でサポートしてくれるので、スムーズに就職活動を進められます。
さらに、条件が合えば一般の求人サイトには掲載されていない「非公開求人」に出会えたり、未経験・フリーターの採用に積極的な優良企業の求人をピンポイントで紹介してもらえるのも大きなメリットです。面接の日程調整や企業との連絡といった手間のかかる作業も代行してくれるため、アルバイトで忙しい方でも無理なく就活と両立できます。
「自分一人では就職できるか不安」「何から手をつければいいか分からない」と悩んでいる方は、まずは無料相談などを活用し、プロと二人三脚で正社員内定を目指すのが確実な近道です。
【まとめ】将来のためにもフリーター脱出を目指そう!
フリーターからの脱出は、決して不可能なことではありません。しかし、行動を起こすのが遅くなるほど、就職のハードルが上がるリスクが高まり選択肢が狭まってしまうのも事実です。「現状を変えたい」と思ったらすぐに行動に移すことが、フリーター脱出を成功させる鍵といえるでしょう。
フリーター脱出のために正社員を目指したい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、フリーターや既卒、第二新卒などの若年層を対象に就職・転職支援を行っています。経験豊富なキャリアアドバイザーがカウンセリングで適性や希望条件を把握し、あなたにぴったりの仕事をご紹介。未経験OKや経歴不問の求人を多数取り扱っているので、フリーターの方で職歴がない場合も、幅広い選択肢のなかから仕事探しを行えます。
また、応募書類の添削や面接対策といったサポートもマンツーマン体制で実施。担当のキャリアアドバイザーとはメールやチャットツールを用いて情報を共有できるため、都合に合わせて連絡をとることが可能です。サービスのご利用はすべて無料なので、就活に不安のある方はお気軽にお問い合わせください。
フリーターからの脱出に関するFAQ
ここでは、フリーターからの脱出に関するよくある質問にQ&A方式で回答しています。就職に対して疑問や不安を感じている方は、ぜひチェックしてみてください。
「フリーター=人生終了」ではありません。就職するにはある程度の努力が必要ですが、諦めず前向きに取り組めば正社員を目指せます。
就職する場合は、年齢が若いうちに早めの行動を起こすことが大切なので、フリーターを脱出したいと考えたらできるだけ早く就活を始めるのがおすすめです。
フリーターを抜け出したいなら何から始めるべきですか?
フリーターを脱出するためには、明確な目標を設定し、自分のスキルや適性に合った職業を見つけることが重要です。自己分析や企業研究をとおして、就職の軸やどのような仕事が向いているのかを客観的に判断してみましょう。自分にマッチする仕事の探し方を知りたい方は、以下のコラムもあわせてご覧ください。
30代でフリーターを続けている理由は人それぞれのため、一概に「やばい」とはいえません。しかし、将来的に就職を考えていたり、老後の生活に不安を抱えていたりする場合は、できるだけ若いうちに正社員を目指すのが望ましいでしょう。
正社員経験なしの34歳フリーターも就職できますか?
正社員経験のない34歳のフリーターの方も就職することは可能ですが、20代と比べると求められる経験やスキルレベルは上がります。選り好みしすぎると決まらない可能性があるため、人手不足の業界や「人柄重視」の企業を積極的に受ける姿勢が大切です。一人での活動が難しい場合は、30代の支援実績があるエージェントに相談することをおすすめします。
収入や職の安定性に欠けることや、キャリアアップの実現が困難な点がリスクとして挙げられます。アルバイトは時給制が一般的なため、病気や怪我などで働けない期間があると収入が途絶える可能性があるでしょう。また、正社員と比べて昇進のチャンスが少ないため、実現したいキャリアプランがある方にとってはデメリットに感じるかもしれません。
フリーターから脱出して正社員を目指したい方は、就職・転職エージェントのハタラクティブにご相談ください。就活が初めての方もキャリアアドバイザーが丁寧にサポートするので、自信をもって選考に臨めます。