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就職したい!フリーター・ニート向けに就活の進め方を解説
更新日

この記事のまとめ
- 「就職したい」と考え始める主な理由は、収入や将来への不安など
- 就職したい人は、まず生活リズムや身だしなみを整えることから始めてみよう
- 自己分析や書類作成、面接対策などの事前準備が就職するには大切
- 就職したいからといって闇雲に応募するのは避け、自分に合った仕事を探そう
- 就職したい人におすすめな無料の支援サービスは、ハローワークや就職エージェントなど
「就職したいけど就活の方法が分からない」「正社員になるには何から始めるべき?」と悩んでいる方もいるでしょう。就職するには、前向きな気持ちをもって早めに行動することが大切です。「スキルや経験がなければ難しいのでは?」とお悩みの場合は、仕事の選び方やポイントを押さえましょう。
このコラムでは、効率的に正社員就職する方法をご紹介します。「正社員就職をしたい」という気持ちがある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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フリーターやニートが「就職したい」と考え始める理由
フリーターやニートの方が就職を考えるきっかけはさまざまですが、主に収入や将来への不安から「正社員になりたい」と思うようになることは多いでしょう。それぞれの理由について、下記で詳しく解説していきます。
安定した収入がほしいから
「安定した収入がほしいから就職したい」と考える方は一定数いるでしょう。生活費や将来のための貯蓄をしたり、趣味を満喫したりするためには、一定の金額が必要です。しかし、ニートの方の場合は収入がなく、フリーターの方は収入があっても正社員よりも安定した額を稼ぎにくい傾向があります。このことから、安定した収入を得るために「就職したい」と考える方は少なくないでしょう。
将来に不安を感じたから
将来に不安を感じて「就職したい」と考え始める場合もあるでしょう。フリーターの方は勤務日数によっては社会保険に加入していないこともあり、大きな病気やケガ、失業の際に生活が困難になる恐れがあります。ニートの方も、「今は親に頼っているけど、10年後や20年後はどうなるか分からない」という不安を抱えてしまうことも。経済的に自立することで万が一の事態に備えられ、安心して未来を見据えられると考えるようです。
物件やローンの審査に通らないから
「就職したい」と考え始める理由の一つとして、フリーターやニートのままだと物件やローンの審査に通らないことも挙げられます。一人暮らしをしたり車を購入したいと考える場合、安定した収入が必要不可欠です。特に、賃貸物件を借りたり住宅ローンを組んだりする際の審査には、収入の安定性や社会人としての信頼性が重視されます。将来的に車やマイホームなどが欲しいと考えるなら、正社員として就職するのは大切な条件といえるでしょう。
フリーター・ニートの友人が就職したから
周囲でフリーターやニートの友人が就職したことをきっかけに、「自分も就職したい」と思い始める場合もあるでしょう。友人が社会に出て活躍している姿を見ると、「自分も何か新しいことに挑戦したい」という気持ちが芽生えることがあります。また、安定した収入や社会的な地位を得ている様子を見て、自分も同じように安定した生活を送りたいと感じることも。友人や知人の影響は、フリーターやニートの方にとって就職を考えるきっかけとなるでしょう。
就職したい…正社員になるのに大切なことは?
フリーターやニートから正社員として就職するには、「就職したい」「正社員になりたい」という前向きな思いが大切です。また、就活を始める年齢が若いほど就職しやすい傾向があるため、できるだけ若いうちに行動を起こすことも重要といえます。社会人経験がなくても、年齢が若ければ「これからの成長に期待できる」とポテンシャルを評価してもらいやすいでしょう。
「明日から始めよう」「来月から就活をしよう」というように行動を先延ばしにしていると、年齢を重ねるとともに就職時の選択肢が減少してしまうこともあります。そのため、就職したい方はすぐにでも行動するのが賢明でしょう。
フリーターやニートの就職は難しい?
フリーターやニートの方が就職できないわけではありませんが、社会人経験のある方が転職する場合と比べると、就職が難しい場合があります。
正社員としての経験がなかったり、長期間の就業経験がなかったりする場合、企業側は応募者のスキルや適性を判断しづらく、採用に慎重になることがあるようです。また、フリーターやニートの方は社会人経験が不足しているため、即戦力としての採用は難しい場合もあります。就職したい人が最初に始めること
就職したい方が正社員になるには、就職後の生活の変化を見据えて、まずは生活リズムを振り返ってみるのがおすすめです。ここでは、就職後の仕事や環境の変化に柔軟に対応するためのチェックポイントについて解説します。
規則正しい生活リズムに整える
就職したいと考えている方は、まず起床と就寝時間を見直すことがポイントです。学校や仕事など毎日決まった予定のない場合、夜更かししたり午後まで寝たりと、生活リズムが乱れている方もいるでしょう。しかし、就職後は毎日決まった時間に出勤しなければなりません。入社のタイミングからいきなり生活のパターンを変えるのは身体へ負担がかかる可能性があるので、就活を始める前から徐々に生活習慣を改めていきましょう。
また、就職後は毎日同じ時間に出社したり仕事で動いたりと体力が必要な場面もあります。体力をつけるためにも、栄養バランスの良い食事をとったり、運動習慣をつけたりするのがおすすめです。
清潔感のある身だしなみを心掛ける
正社員就職を目指すのであれば、清潔感のある身だしなみに整えましょう。社会人として働く際には、TPOに応じた髪型や服装が求められます。就活で大切なのは「第一印象」です。採用担当者にマイナスなイメージを与えないよう、選考を受けるのにふさわしい身だしなみを心掛けましょう。
面接では、高価なアイテムを身につける必要はありません。服装やかばん、靴などは華美なデザインを避け、シンプルにまとめるのがおすすめ。メイクや髭、爪なども清潔さが保てるように整え、姿勢や表情の作り方を意識することも、第一印象を良くするポイントです。
適度に外出する
就職したい方は、適度に外出して外の空気に慣れておくのがおすすめ。毎日室内で過ごしている生活の場合は、散歩や近所のコンビニへの買い物など、徐々に家を出る習慣をつけましょう。
散歩は有酸素運動としての効果が期待できるので、運動不足で体力が落ちている場合にはぴったりのトレーニング。就活で仕事探しをするのはもちろん、日々の生活を変えることはフリーターやニート脱出の第一歩です。
「就職したくない…」「そもそも働きたくない」という方は、「就職したくないと悩んだらどうする?考えられる理由や就活以外の道も解説」のコラムもチェックしてみてください。「就職したくない」とお悩みの方へ、そのように考える理由や選べる進路などについて解説します。
就職したい人はアルバイトから始めるのもおすすめ
ニートの方で「就職したいけど、いきなり働きだすのは自信がない…」という場合は、期間を決めてアルバイトをするのがおすすめ。「フルタイムはハードルが高い」と感じるときは、週数日のシフトや単発のアルバイトを選ぶのも手です。
先述したように、就職は若いほうが有利な側面があるものの、焦ると就職後のミスマッチや後悔につながりかねません。無理なく就業経験を積むことで、働くことへの自信を身につけられるでしょう。
アルバイトで自分の適性を見極められる可能性がある
興味がある業界でアルバイトをすると、自分が本当にその仕事に向いているかの適性を見極められるメリットがあります。また、実際に働いてみることで「働いてみたら違った」という入社後のギャップを防ぐことにも効果があるでしょう。自分の目標を明確にするためにも、気になる求人に応募してみるのがおすすめです。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
働きながらスキルを身につけるのも一つの手
アルバイトとして働きながらスキルを身につけるのも一つの手です。「未経験歓迎」と記載のある正社員求人は、特別な資格や経験を求められない場合があります。そのため、資格取得やスキルの有無は必ずしも評価対象になるとは限りません。しかし、資格を取得したり、職業訓練を受けてスキルや経験を身につけると、就活に向けて自信がついたりアピールポイントが増えたりする効果が期待できるでしょう。
たとえば、国が行っているハローワークの職業訓練は、正社員就職に必要なスキルを無料で教えてもらえる就職支援サービスです(教科書代は自己負担)。職業訓練で経験を積めば、就職先の幅が広がる可能性があります。職業訓練の科目には、テクニカルオペレーション科や電気設備技術科、介護サービス科、情報処理科などさまざまな種類があるので、Webサイトを見て興味があるものがないか調べてみましょう。
正社員登用制度があるアルバイト先で就職できる可能性も
フリーターの方で職場に正社員登用制度がある場合は、アルバイト先で就職できる可能性もあります。正社員登用制度とは、アルバイトや契約社員などの非正規雇用で働いている人が、一定の条件を満たすことで正社員に昇格できる仕組みです。
正社員として登用されるには、アルバイトとしての勤務態度や業務のパフォーマンスが評価されることが重要。また、面接や試験が行われる場合が多いので、その準備も必要です。アルバイトとして経験を積みながら仕事のスキルや知識を向上させることで、就職したい人はチャンスを増やせるでしょう。
就職したい人は就活の進め方を知っておこう
就活の基本的な流れは、仕事探しをして応募し、面接や履歴書などの応募書類による選考を受け、採否が決まるのが一般的です。ここでは、就活の進め方についてそれぞれ具体的に解説するので、就職したい方はぜひ参考にしてみてください。
就職活動の進め方
- 自己分析や企業研究を行う
- 履歴書を作成する
- 求人を選ぶ
- 面接対策を行う
自己分析や企業研究を行う
自分に向いている仕事や強みを把握するためには、事前準備として自己分析や企業研究を行うことが大切です。自分自身を理解すれば、将来の目的や仕事で活かせる強みが明確になり、より仕事探しをしやすくなる可能性があります。自分自身について振り返ることによって、これまで思いつかなかった職種や業界が目に留まることも。これまでの経験から、自分の強みや得意なことを考えてみましょう。
自己分析を経てどのような企業で働きたいかが明確になったら、次は企業研究として就職を希望する業界や市場についての情報を集めます。情報収集をしっかり行うことで、企業に根拠のある志望動機を伝えられるでしょう。
求人を選ぶ
自己分析や企業研究を行ったら、応募する求人を選びましょう。自分が希望する職種であることはもちろん、勤務地や待遇、休暇制度などの条件をもとに仕事探しをする必要があります。また、フリーターやニートから就職するには、「未経験可」の求人を中心に応募することが成功のポイントです。
ただし、特別なスキルや経験、資格を必要としないぶん、倍率が高くなる可能性も考えられます。そのため、一社に限らず複数の求人に応募するのがポイントです。
企業に希望する条件には優先順位をつけよう
企業に希望する条件には優先順位をつけましょう。どうしても希望が多くて迷う場合は、自分のなかで重視する条件をいくつか決めておくのもポイントです。「勤務地」「休暇制度」「給与」など、あらかじめ絞った条件に沿って探せば、仕事が見つけやすいだけではなく、自分が満足できる仕事に就きやすくなるでしょう。履歴書を作成する
履歴書は、採用担当者に自分の熱意を伝える大切な書類です。記載項目をただ埋めるのではなく、マナーに沿った作成を心掛けましょう。学歴や職歴などで正しい情報を記載するのはもちろん、誤字脱字がないよう意識して丁寧に書き進めることもポイントです。また、自己PRや志望動機の欄は、Webサイトや書籍に載っている例文をそのまま使うのではなく、自分の言葉を使って仕上げましょう。
面接対策を行う
就職したい方は基本的なマナーをはじめ、面接時によく聞かれる質問などを把握しておく必要もあります。採用担当者からどのような質問をされるか想定し、質問の意味を汲み取って自己アピールするための対策を練りましょう。また、面接は1回で終わる場合もあれば、1次、2次と複数回実施される可能性もあります。当日に慌てないよう、面接の流れは求人の応募時に確認しておきましょう。
面接でよく聞かれる質問については、「面接でよく聞かれる質問集!想定されるものを状況別に紹介」のコラムも参考にしてみてください。
就職したい人が就活で気をつけたい3つのポイント
納得のいく就職をしてミスマッチを防ぐには、注意が必要です。ここでは就職したい方に向けて、就活時に気をつけたいポイントを3つ挙げて解説します。
就職活動で気をつけたいポイント
- 広い視野で就職先を探す
- やみくもに応募しないようにする
- 将来のビジョンを明確にする
1.広い視野で就職先を探す
応募する企業を探すときは、やりたい仕事や業界を限定せず、広い視野で仕事探しをしましょう。フリーターやニートから就職するには、自分が挑戦しやすい仕事を選ぶことが大切です。そのため、あまりこだわりが強過ぎると選択の幅が狭くなり、自分に合った仕事が見つけにくくなる可能性があります。
「この仕事でなくては駄目だ」と考えず、「この仕事に近いものは何か」「希望の働き方ができる仕事は何か」という広い視野で仕事探しに取り組めば、当てはまる職種や企業を見つけやすいでしょう。
2.闇雲に応募しないようにする
前述したように、業界や職種、企業について調べたうえで、納得のいく就職先を選ぶようにしてください。たとえイメージや条件が良くても、自分がしたくない仕事や向いていない仕事は、採用されても長続きせず早期退職につながる恐れがあります。闇雲に応募せず、自分に合った求人を見つけることが大切です。「仕事に就ければ何でもいい」という考えから自分に合っていない企業に就職すると、ミスマッチを起こして再び就活をすることも考えられます。
3.将来のビジョンを明確にする
就活をする際、「将来自分はどのようになっていたいのか」を明確にしましょう。長く活躍できる仕事を選ぶために、「リーダーになりたい」「年収△△円を目指したい」など、5年、10年先をイメージしたゴールを決めましょう。自分のなりたい将来像が定まっていれば、それに沿った仕事を見つけやすくなり、就職後もやりがいをもって仕事に挑める可能性があります。将来のビジョンを叶えるためには、自分が成長できる企業や新たな経験、スキルが身につく仕事を選択するのがおすすめです。
社会人経験なしから就職を成功させるために必要なことやコツについては、「社会人経験なしから正社員就職できる?成功のための準備やコツを紹介!」のコラムもご一読ください。
「どこでもいいから就職したい」という考えはリスクがある
就職への意欲が強くても、「どこでもいいから就職したい」という考えで就活を進めるのはリスクがあります。どのようなリスクがあるのか下記で解説するので、ぜひご一読ください。
企業に熱意が伝わりにくい
「どこでもいいから就職したい」という考えで就活を進めると、企業側に熱意が伝わりにくくなる恐れがあるでしょう。採用担当者は応募者がその企業や業界に対して、どれだけ興味や情熱をもっているかを重視します。面接での質疑応答のなかで「どこでもいい」という考えが透けて見えると、企業は「本当に自社で働きたいのか?」と懸念を抱かれる場合があるでしょう。
また、「どこでもいいから就職したい」ということは、「その企業への志望動機を明確にできていない」ということでもあります。その状態では面接で志望動機を聞かれても答えに説得力がなく、就職したい熱意が採用担当者へ伝わらないことが考えられるでしょう。
不採用が続くと就職意欲が薄れる
「どこでもいいから就職したい」と考えながら就活を進めた場合、不採用が続いたときに自己肯定感が下がったり、就職意欲が薄れたりすることがあります。「どこでもいいから早く就職しないと」という状況では、焦りからよく考えずに求人を選んでしまう場合もあるでしょう。しかし、企業研究や面接対策をしっかり行わずに選考へ進んでも、採用される可能性は低いといえます。「就職できればどこでもいい」という考えのままで不採用が続けば就職意欲も下がってしまい、それがさらなる不採用を招く悪循環に陥ることが考えられるでしょう。
入社後のミスマッチで短期離職の可能性がある
就職することを最優先に「どこでもいい」と考えて企業を選んだ場合、入社前のイメージと入社後の現実とのギャップから、ミスマッチによる短期離職を引き起こす恐れがあります。「2.闇雲に応募しないようにする」でも触れたように、入社した企業や職種に対する具体的な理解が不足していると、「思っていた仕事と違った」という落胆が大きくなることも。入社後のミスマッチは仕事に対するモチベーションを低下させてしまい、結果として短期離職につながる可能性が高まるでしょう。
就職したいところがないときは適職診断をするのがおすすめ
就職したいところがないときは、適職診断を受けてみるのもおすすめです。適職診断は、自分の性格や興味、スキルを客観的に分析する手助けをしてくれます。自分がどのような仕事に向いているのか、どのような業界で活躍できる可能性があるのかを知れるでしょう。
ただし、適職は一人ひとり異なるため、診断の結果のすべてを鵜吞みにするのはリスクがあります。あくまで仕事探しのためのヒントとして利用し、適職診断の結果は参考にする程度に留めましょう。就職したい人が未経験から始めやすい6つの職種
就職したい人は、自分のやりたい仕事を選ぶほかに、未経験から始めやすい職種を探してみるのも選択肢の一つです。ここでは、就職しやすい可能性がある職種を6つご紹介します。仕事選びの参考にしてみてください。
就職したい人が未経験から始めやすい職種
- 営業職
- 事務職
- 製造・技術職
- 工場作業員
- 清掃業
1.販売職
販売職は、商品を販売したりサービスを提供したりする仕事です。アパレルや雑貨、家電量販店、飲食店など、幅広い業界で活躍しています。
お客さまと接する仕事のため、社会人としての一般的なマナーやコミュニケーションスキルなどが求められるようです。販売職のアルバイト経験がある方は、現場で培った経験やスキルを活かせるので、就職後のイメージをしやすいでしょう。
販売職については「販売職の仕事内容とは?活躍できる場・向いている人について解説」のコラムでご紹介しています。ぜひご一読ください。
2.営業職
営業職とは、自社の商品やサービスを顧客に提案し、契約につなげる役割を担う職種です。企業の売上に直接影響する重要なポジションであり、コミュニケーション能力や交渉力が求められます。
営業職は入社前の段階では専門的な知識やスキルは求められにくく、未経験から就職しやすいのが特徴です。成果が数字で明確に表れるため、自分の成長を実感しやすく、モチベーションを維持しやすい職種でもあります。人と話すことが好きな方や、挑戦を楽しむことができる方に向いているでしょう。
仕事内容をさらに知りたい方は、「営業職とは何をする仕事?業務の内容やメリット・デメリットを解説!」のコラムもあわせてご覧ください。
3.事務職
事務職は、書類作成やファイリング、データ入力、電話対応など幅広い業務を行います。パソコンの基本操作ができれば挑戦できる求人もあり、未経験から目指せる可能性のある仕事です。
ただし、ゲーム会社やIT企業の事務職に就職するには、MOSやITパスポートなどの資格を取得しておくと有利になることがあるでしょう。また、企業によっては来客対応がないところもあるなど、業界や企業によって業務内容に違いがあるのが特徴です。事務職へ就職したい方は、幅広い条件で仕事探しをしてみましょう。
詳しくは、「事務職とは?種類や仕事内容を解説!平均年収とおすすめの資格も紹介」のコラムを参考にしてみてください。
4.製造・技術職
製造・技術職は、部品の組立や加工によって製品を生産する仕事です。上流・中流・下流と工程によって作業内容が分かれています。自動車メーカーや食品メーカー、医療機器メーカーなど、さまざまな分野で活躍することができる職種です。社内研修が充実している企業の場合は、働きながらスキルアップを目指せる場合もあるでしょう。
興味のある方は、「製造業に就職・転職したい!志望動機作成のポイントを例文付きで解説」のコラムもぜひご一読ください。
5.工場作業員
工場作業員の仕事は、製品の検査や包装、工場内での移送など多岐にわたります。しかし、これらの作業は決まった手順のルーティーンが多いため、特別なスキルや経験がない状態から始めやすいのが特徴です。
工場作業員の仕事はシフト制の職場も多く、働き方に柔軟性があります。ライフスタイルに合わせた働き方が可能なため、今までフリーターとしてさまざまな時間帯のシフトに入っていた方にも合っているでしょう。
工場での仕事について興味のある方は、「工場に就職するメリットを紹介!仕事内容と向いている人の特徴も解説」のコラムを参考にしてみてください。
6.清掃業
清掃業では、オフィスビルや商業施設、病院、ホテルなど、さまざまな場所で清掃作業を行う仕事です。特別な資格や高度なスキルを必要としない業務もあるため、経験者だけでなく未経験の方も比較的就職しやすいといえます。
清掃は人々の生活に必要な業務のため、需要が高く常に求人があり、就職のチャンスが多いことも魅力の一つです。職場環境も多様で、個人で行う仕事もチームで動く仕事もあり、自分に合った働き方を選択できるでしょう。
清掃作業については「清掃の仕事とは?仕事内容・やりがい・年収・将来性を解説!」のコラムでも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
就職したい人におすすめな無料の支援サービス
フリーターやニートからの正社員就職を成功させるには、各種支援機関のサポートを受けるのがおすすめです。仕事探しのやり方や履歴書の書き方、面接対策の方法が分からないときには、プロからの意見をもらうのが良いでしょう。
就職したい人におすすめな無料の支援サービス
- ジョブカフェ
- ハローワーク
- 求人サイト
- 就職エージェント
1.ジョブカフェ
ジョブカフェでは若年層を対象とした就職支援を行っています。厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」によると、46の都道府県に設置されているようです。就職セミナーや職場体験、カウンセリングや職業相談、職業紹介などのサービスを受けられます。
ジョブカフェの名称には、「カフェに行くように気軽に立ち寄ってほしい」というメッセージが込められているため、気構えずに足を運んでみると良いでしょう。
参照元
厚生労働省
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2.ハローワーク
ハローワークは、職業紹介や各種セミナーなどを行っている機関です。地元の中小企業の求人が多く掲載されているため、自分が住んでいる地域で就職先を探したい方に向いています。
就活が不安な方に向けて、履歴書の書き方や面接練習を実施しているのもポイントです。また、「働きながらスキルを身につけるのも一つの手」でも解説したように、スキルや資格を得られる職業訓練も行っているので、気になる方は最寄りのハローワークを訪ねてみましょう。
3.求人サイト
仕事探しをするうえで一般的な手段が求人サイトです。希望の条件で求人を検索するだけではなく、雇用形態や一定の職種に特化した求人サイトが存在するので、自分に合った求人を見つけやすいでしょう。空いた時間を使って気軽に求人検索ができるため、自分のペースで就活を進められるのが魅力です。
4.就職エージェント
自分の都合に合わせて手厚いサポートを受けたいのであれば、民間の就職エージェントを利用するのがおすすめです。就職エージェントとは、人材を探す企業と求職者を結びつけるサービスのこと。カウンセリングや求人提案、面接指導など、内定獲得までの全工程をバックアップしてくれます。さらに、面接日程の調整など企業とのやり取りも代行してくれるため、1人で就活や転職活動を進めるよりも効率的に仕事探しができるでしょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、若年層に特化したサービスを提供しています。
ハタラクティブは、未経験者歓迎や人柄を重視する求人を豊富に扱っているため、就労経験の有無にかかわらず自分に合った仕事をじっくり探せるでしょう。
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就職したい人によくあるお悩みQ&A
高卒から就職するのは厳しいですか?
働くことへの前向きな姿勢があれば、就職できる可能性はあるでしょう。大切なのは、早めに行動することです。フリーターやニートの方の場合は、空白期間が長引くと、就活への意欲が下がってしまったり、空白期間を企業に懸念されたりする場合も。社会生活に慣れるために、アルバイトや短期間の仕事に就いてから就職を目指すのがおすすめです。
詳しくは、「高卒からの就職先におすすめの業界や職種一覧!向いている人の特徴も紹介」のコラムもご覧ください。
就職したいのにできない…どうしたらいいですか?
就職が決まらない理由は人それぞれですが、原因を特定し対策することが大切です。また、「働きたいけどやりたい仕事がない」「就活したけど内定が出なかった」という場合もあるでしょう。自身がどのような状況にあるのかを把握し、目標や興味のあることは何かを改めて考えてみることが、就活への第一歩といえます。
電話やメールのビジネスマナーが分からなくても就職できる?
就職することは不可能ではありませんが、業務をするにあたって電話やメールのビジネスマナーを覚えることは大切です。ビジネスの現場では、社内外の関係者や顧客と円滑なコミュニケーションが求められます。特に事務職や営業職など、業務上ビジネスマナーが重視される職種に就きたい場合は、基本的なビジネスマナーを学んでおく必要があるでしょう。
ビジネスマナーについて知りたい方は、「社会人の立ち振る舞いのマナーとは?仕事や就活でのポイントを紹介」のコラムを参考にしてみてください。
海外で就職したいなら英語が必須ですか?
必ずしも仕事で英語が求められるとは限りませんが、海外での暮らしにおいて英語は話せたほうが生活しやすいでしょう。多くの国や企業では英語が世界共通語として使用されているため、仕事においても有利に働く可能性があります。特に国際的なビジネス環境では、英語を使って同僚やクライアントとやりとりすることも必要です。
「英語を使う仕事は未経験から挑戦可能?歓迎されるスキルや就職のコツを紹介」では英語に関わる職種をご紹介しているので、ぜひご一読ください。
大企業に就職するにはどのようなコツがあるか教えてください
目指している企業や業界の規模に関わらず、無職期間を長引かせずに社会との接点をもつことが大切といえます。自身に合う職場を探すには、社会人の知り合いからアドバイスをもらったり、就職エージェントを活用したりするのも一つの方法です。
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一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。