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引きこもりから仕事を始めるのは難しい?おすすめの探し方や支援機関を紹介
更新日

この記事のまとめ
- 引きこもりから仕事を始めることは可能
- 引きこもりから仕事を始めると、スキルが身について成長を実感できるのがメリット
- ニートや引きこもりの方は、アルバイトから社会復帰するのも一つの方法
- 引きこもりから仕事を始める際は、工場作業員や清掃業などがおすすめ
- 引きこもりの就職支援機関には、ハローワークや就職・転職サービスなどがある
引きこもりから就職を目指す際は「仕事をするのが怖い」「就職できるの?」といった不安を抱く方もいるでしょう。自己分析や生活習慣の見直しといった準備を行ったうえで就活を進めれば、引きこもりから社会復帰することは可能です。
このコラムでは、ニートや引きこもりの方が仕事探しに向けてやるべき準備を解説します。未経験から挑戦できる仕事や、就活時に利用可能な就職支援機関もご紹介。参考にして社会復帰への第一歩を踏み出しましょう。
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引きこもりから仕事を始めるのは難しい?
引きこもりから仕事を始めることは可能です。一方で、仕事をしていない期間が長いと「採用しても長く続かないのでは」といった懸念を抱く企業もあるため、就活を進めるなかで「難しい」と感じる場合も。引きこもりから社会復帰を目指す方は、現状を客観的に見つめたうえで「仕事をしたい」という気持ちを大切にし、自分の強みを活かせる企業を探しましょう。
2023年の若年無業者数は59万人
厚生労働省の「労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)平均結果の概要(p.17)」によると、15~34歳の若年無業者は2023年平均で59万人でした。同年齢層の人口2,458万人に対し、2.4%の人が無業の状態であることが分かります。
2022年の若年無業者数は57万人、2021年が58万人です。若年者の人口に対し約2割の人が、仕事・家事手伝い・通学のいずれもしていないという結果でした。
参照元
総務省統計局
労働力調査(基本集計) 2023年(令和5年)平均結果
早めに就活準備や対策を始める
年齢を重ねると応募できる求人の選択肢が狭まるため、社会復帰へのハードルも上がるのが一般的です。一方、20~30代であれば入社後の成長が見込めることから、未経験者を歓迎する企業もあります。引きこもり生活を抜け出し仕事に就きたいと考える場合は、できるだけ早く就職に向けて行動しましょう。
就活の際は、身だしなみチェックや基本的なビジネスマナーの習得が欠かせません。就活の基本マナーは「面接マナーは就活で重要?気を付けたいポイントを状況別に解説!」のコラムでご紹介しています。履歴書作成や面接対策については「ニートの履歴書の書き方を例文つきで解説!就職活動を成功に導く方法とは?」を参考にしてみてください。
引きこもりから社会復帰するメリット
社会に出ることで、経済的な自立を目指せるだけでなく、スキルが身についたり自分の世界が広がったりするメリットもあります。「今すぐ仕事を探す必要はない」と感じている方は、以下を参考に就職すべきかどうかを検討してみてください。
引きこもりから社会復帰するメリット
- 経済的に自立を目指せる
- 存在意義を感じられ安心感を得られる
- スキルを身につければ成長を実感できる
- 多様な人と関わることで自分の世界が広がる
経済的に自立を目指せる
仕事をして自分で収入を得ることで、経済的な自立を目指せます。
引きこもりの状態にある方のなかには、生活費や娯楽費などを家族の収入で賄っている人もいるでしょう。そのような場合、家族の収入が減少したりなくなったりすることへの不安や、自由にお金を使えないことに対するストレスを抱えている可能性も。就職すると毎月安定した収入を得られるので、「何にいくら使うか」を自分で決められます。
他者に委ねざるを得なかった物事を、自ら決定し実行できる経済力が身につけば、自分に自信をもてるようになるでしょう。
存在意義を感じられ安心感を得られる
「会社」という組織に所属すると、上司や同僚、顧客、取引先など多様な人と関わる機会があります。就職すると仕事を通じて社会との関わりを実感できるため、「自分は必要とされている」という安心感を得られるでしょう。
他者との関わりを避けて引きこもっている人のなかには、「自分は誰かの役に立てるのだろうか」と感じてしまう方もいるかもしれませんが、誰かから感謝されたり認められたりするなど、他者と接点をもつことによってその意味を見出せる可能性があります。
スキルを身につければ成長を実感できる
社会復帰すると、自己成長を実感できるのも仕事を始めるメリットの一つです。引きこもりの状態にある場合、なかなか成長につながる行動を起こせず「なんとなく1日が過ぎている」と感じている人もいるでしょう。
また、「周囲の人と比べて成長していない」「同じ年齢の人よりも劣っているのでは」といった不安を抱える人も。どのような仕事であっても真摯に取り組むことでスキルが身につきます。社会復帰をきっかけに、知識やスキルが増えていけば成長を実感でき自信へと繋がるでしょう。
多様な人と関わることで自分の世界が広がる
業界や職種によって違いはあるものの、仕事を始めると多様な人と関わりをもつことになるでしょう。年齢や性別、文化、価値観が異なる人とのコミュニケーションを通じ、新たな知識を得られる可能性も。また、自分以外の人の価値観を知ることによって、物事を多角的に捉える力や柔軟性が身につきます。このようなスキルは、自分の世界が広がるだけでなく円滑に仕事をこなす際にも役立つでしょう。
他者との関わりをもつことに不安や煩わしさを感じる場合は、いきなり正社員として就職するのではなく、短時間のバイトから始めてみるのも一つの方法です。なるべく他者と関わらずに働ける仕事については「人と関わらない仕事31選!正社員や一人で在宅勤務できる職種をご紹介」のコラムで紹介しているので、参考にしてみてください。
仕事内容によっては体力や精神力が身につくこともある
仕事をすると、通勤時に歩いたり自転車に乗ったりするなど、体を動かす機会が増えるでしょう。仕事内容によっては、業務をスムーズに行うために体力を要する場合も。また、仕事では予期せぬトラブルやイレギュラーな対応を求められることもあります。多様な体験を通して、体力や精神力が養われるでしょう。
引きこもりの状態にある方のなかには、「ほとんど自分の部屋から出ない」「何かを始めてもすぐに辞めたくなる」という方もいるでしょう。現在は「特に問題ない」と感じていても、長期的に引きこもりを続けることによって生活に支障が出る可能性も。心身の成長や健康維持のために仕事を始めるのがおすすめです。引きこもりから仕事を始めるための準備
引きこもりの方が仕事を始めるときは、「自分にはどんな仕事が合うか」を考えたり、生活習慣を見直したりするのがおすすめです。以下では、どのような準備をしておくと就職に役立つかをご紹介します。「仕事をするのが怖い」「何から始めれば良いか分からない」といった悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「自分にはどんな仕事が合うか」をよく考える
「仕事を始めて社会復帰したい」と思ったときは、求人を探す前に自己分析を行い、自分に向いている仕事について考えてみるのがおすすめです。
自己分析とはこれまでの経験を振り返り、自分の「強み・弱み」「好き・嫌い」「得意・苦手」を客観的な視点で理解する作業のこと。これらを求人探しの参考にすることで自分に向いている仕事を見つけやすく、入社後のミスマッチも起こりにくいといわれています。
入社してから会社とのミスマッチに気付くと、仕事に対してネガティブな感情を抱いてしまう場合も。その結果、早期離職につながり、再び引きこもりの状態になる恐れもあります。自分の価値観や思考の傾向を知ることは、仕事を長く続けるために重要な作業であるといえるでしょう。
自己分析によって知った自分の強みは、就活時の自己アピールを考える際にも役立ちます。「自己分析とは?実施するメリットや簡単に行う方法をご紹介」のコラムでご紹介している自己分析の方法を参考に、行ってみてください。
「やりたい/できる/やるべき」に分けて考えるのがポイント
自分に向いている仕事を探す際は、以下3つの項目に分けてそれぞれ思いつくことを書き出してみましょう。- ・やりたい:自分の欲求や動機
・できる:これまでの経験やスキル
・やるべき:社会が必要としている事柄
また、選択した仕事の中に「苦手なこと」が含まれていないかを確認しておくのがポイントです。許容できる範囲なのか、あるいは仕事を続けるうえでネックになりそうな内容なのかを検討しましょう。
生活習慣の乱れを改善する
生活習慣が乱れている場合は、社会復帰の準備として生活リズムを整えることが大切です。職種や仕事内容によって異なるものの、仕事は朝から夕方まで勤務するのが一般的。そのため、活動する時間帯を仕事に合うよう調整しておくと安心です。
不規則な生活を続けると頭がよく働かなかったり、身体の不調を感じたりと、就活をするためのやる気が失われてしまうことも。早寝早起きを心掛け、日中は太陽の光を浴びるようにしましょう。夜から昼間へと活動時間帯を変えると、徐々に生活リズムが整います。
外に出掛けて人と交流をもつ
引きこもりの状態から仕事を始める準備として、外に出掛ける機会を増やしてみるのもおすすめです。散歩や買い物など、取り組みやすいことから始めてみましょう。自宅以外で他者とかかわる時間をもつことが新たな刺激となり、就活に対してもポジティブになる可能性があります。
面接で聞かれやすい質問への回答を考えておく
引きこもりの方が就活する際、面接では以下を質問される可能性があります。
- ・なぜ、引きこもりになったのですか?
- ・引きこもっていた間は何をして過ごしていましたか?
面接官からの質問には正直に回答するのが基本です。引きこもりの間に資格の勉強や治療、家族の介護などを行っていた場合は、その旨を伝えましょう。何もしていなかった場合も嘘はつかず、事実を述べたうえで、引きこもり生活を経験したことによって「何を感じたか」を伝えるのがポイントです。あわせて、社会復帰に向けて努力していること、今後挑戦したいことを説明すると仕事への意欲を示せます。
「空白期間を面接で聞かれたら?『何もしてない』はOK?答え方や例文を紹介」のコラムでは、空白期間の回答方法を例文つきでご紹介。面接でどのように答えるべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
労働条件を確認する
仕事を探す際は、入社後のミスマッチやトラブルを避けるためにも、企業の労働条件を確認することが重要です。以下に、主なチェック項目をご紹介します。
- ・勤務地
- ・労働時間
- ・残業時間
- ・仕事内容
- ・休日/休暇
- ・賃金
- ・昇給/賞与
- ・各種手当
- ・退職金
- ・交通費
- ・転勤の有無
- ・試用期間/研修期間
- ・社会保険の加入可否など
就職そのものが目的になると、「早く就職先を決めなければ」「賃金がよければどこでもいい」といった焦りから、労働条件をよく確認せず応募したり、希望とは異なる企業へ入社したりする恐れがあります。「長期勤務ができる仕事に就きたい」と考えている方は、企業の労働条件と自分の希望を照らし合わせて応募する求人を選択しましょう。
仕事で活かせる資格やスキルを身につける
引きこもりから社会復帰を目指す際は、仕事で活かせる資格やスキルを身につけることを検討してみましょう。たとえば、介護職や事務職で役立つ資格、IT関連の技術職に活かせる知識などが挙げられます。資格やスキルは面接時のアピールポイントになるので、「特筆できる得意分野がない」とお悩みの方にもおすすめです。
職業訓練に参加する
全国各地に設置されているハローワークでは、スキルや資格取得をサポートする職業訓練(ハロートレーニング)を実施。職業訓練の分野は建築関連や介護関連、美容系、事務系など多種多様にあり、地域や時期によって受講できるコースが異なります。基本的に無料で受講可能なので、興味のある方は最寄りのハローワークへ問い合わせてみましょう。
職業訓練に参加するための条件やコースを選ぶ際のポイントは、「職業訓練の種類はどれくらい?おすすめコース一覧と受講するメリットを紹介」のコラムをご覧ください。
参照元
厚生労働省
ハロートレーニング
アルバイトから始めてみる
仕事を始めたいと考えてはいるものの、「引きこもりからいきなり就職するのはハードルが高い」と感じる方もいるでしょう。そのような場合は、アルバイトからスタートしてみるのも一つの方法です。
アルバイトはシフトの融通が利きやすく、週1~3日や1日3~4時間程度の仕事もあります。また、1日だけの単発バイトや数日~1週間程度の仕事もあるので、徐々に体を慣らしていくことが可能です。ほかにも、在宅ワークや1人でできる仕事など、希望の働き方を選びやすいのもアルバイトの特徴といえるでしょう。
「ニートにおすすめのアルバイト18選!探すときの方法や面接のコツを解説」では、アルバイトを経て正社員を目指したいと思う方におすすめなアルバイトをご紹介しています。アルバイト探しの参考にぜひご覧ください。
応募先企業のリサーチと選考対策はしっかりしよう
応募を検討しているアルバイト先に、「正社員登用制度」があるかもリサーチしましょう。正社員登用制度があれば、一定期間働いて試験に合格すると正社員に登用されることがあります。また、アルバイトに応募する際は、「そのアルバイト先を選んだ理由」や「ニート・引きこもりの期間が続いてしまった理由」を説明できるようにしておきましょう。ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
引きこもりからの就職におすすめの仕事
ニートや引きこもりからの就職では、人材不足の業界や未経験者を歓迎している求人を調べてみるのがおすすめです。以下では、それぞれの仕事の特徴を解説するので、正社員として社会復帰を目指している方は仕事選びの参考にしてみてください。
引きこもりからの就職におすすめの仕事
- 工場作業員
- 清掃業
- 飲食業界
- 配送業
工場作業員
工場作業員の仕事は未経験者を歓迎する企業もあるため、引きこもりの方も応募しやすいといえます。周囲の人との会話が必要ない仕事もあるので、コミュニケーションを取ることに不安がある場合もチャレンジしやすいでしょう。また、工場作業員はマニュアルに沿ったルーティンワークを行うのが基本。同じ作業を繰り返すことが苦にならない人、黙々と作業に取り組みたい人に向いているといえます。
正社員
冷蔵倉庫内スタッフ
年収 310万円 ~ 395万円
-
未経験OK,賞与あり,昇給あり
清掃業
清掃業界の労働時間帯は、ほかの業界は勤務時間外であることが多く、体力を要する仕事といえます。一方で、清掃の仕事には学歴・経歴不問・未経験歓迎の求人や、人柄を重視する企業もあり、学歴や就業経験に自信がない方の社会復帰におすすめです。
また、一般的に清掃業は、待遇面や労働環境が整っていて働きやすいといわれています。きれい好きな人、1人で黙々と作業をするのが好きな人は、選択肢の一つに入れてみてください。
飲食業界
飲食業界は「学歴不問」「未経験歓迎」の求人があります。ホールと調理場どちらも基本的に立ち仕事であることから、「肉体的にハード」と感じる場面もあるかもしれませんが、「体を動かす仕事がしたい」と考える方にはおすすめです。また、調理補助であれば接客を伴わない場合も。人と関わる機会が少ない仕事を探している引きこもりの方は、飲食業界の求人に注目してみるのも一つの方法です。
正社員
店長候補
年収 360万円 ~ 504万円
-
学歴不問,昇給あり,諸手当あり
配送業
配送業は、荷物を目的地まで運搬するのが主な仕事です。基本的には、積載量や運搬する荷物によって免許の種類が分けられています。なかには、普通自動車運転免許があれば就職できる場合も。さらに、免許取得支援制度がある会社では、入社後に資金的な援助を受けながら複数の免許取得を目指せる可能性もあります。
配送業の仕事内容や年収を知りたい方は、「配送の仕事」もあわせてご覧ください。配送業に向いている人の特徴や、未経験から仕事に就くためのポイントについても解説しています。
警備業界
警備の仕事では、利用者の安全を維持するため施設の巡回をしたり、人や車両の誘導を行ったりします。また、日中だけでなく夜間や早朝の時間帯に勤務する可能性があるのも、警備業界の特徴です。配属される現場によって異なるものの、指定された場所を1人で受け持つことが多いので「他者とのコミュニケーションが少なめの仕事をしたい」と考える方に向いているでしょう。
ただし、従業員同士で業務に必要な連絡を取り合ったり、利用者からの質問へ答えたりする機会もあるため、他者との会話が全くないわけではありません。
「警備員に資格は必要?種類や難易度・給料への影響も解説」のコラムでは、警備の仕事に役立つ資格をご紹介しています。警備業界への就職に資格は必須ではないものの、もっていると就活時のアピール要素の一つになるので取得を検討してみるのもおすすめです。
「得意」や「好き」を活かせる仕事を探すのも一つの方法
引きこもりから就職を目指す際は、自分の得意なことや好きなことを活かせる仕事を探してみるのもおすすめです。たとえば、絵を描くのが好きな場合はイラストレーターやデザイナー、植物を育てることに興味がある場合は農業に携わる方法もあります。就活するにあたって覚えておきたい3つのこと
ここでは、ニートや引きこもりの方が就活をする際に、意識しておきたいことを3つご紹介します。生活を変えて仕事を始めるときは、不安を感じたり心の準備が必要になったりするものです。
ポジティブな気持ちで就活に臨みたい方は、以下を参考にしてみてください。
1.「仕事がしたい」と思った自分に自信をもつ
引きこもりの状態を抜け出し「仕事がしたい」と決意した自分に自信をもちましょう。これまでの生活を変え、就活すると決めるのは容易ではありません。新たな一歩を踏み出した自分を認め、無理せず就活と向き合うことが大切です。
2.不採用になっても人格を否定されたわけではない
企業へ応募しても不採用になることもあります。結果が判明した際は、落ち込んだりネガティブな考えが頭をよぎったりするでしょう。しかし、それはあなたの人格を否定されたわけではありません。
不採用になる理由は、「企業が求める人物像と合致しなかった」「社風に合わない」「スキル不足」などさまざま。また、就活を始める時期や面接を受けるタイミングによって、不採用になる場合もあるでしょう。
企業が面接で何を見ているかを知りたい方は、「面接で不採用になるのはなぜ?企業が見ているポイントも解説」のコラムもチェックしてみてください。
3.気持ちを切り替えて何度も挑戦する
不採用が続いたり希望する条件を満たす求人が見つからなかったりすると、落ち込むときもあるでしょう。しかし、チャンスを掴むためには、気持ちを切り替えて何度も挑戦し続けることが大切です。就職に向けて行ったことは無駄にはなりません。採用に至らなかった原因を振り返り、次の選考に活かしましょう。
引きこもりの人におすすめの就職支援サービス
ニートや引きこもりの方を対象とした就職支援機関には、ハローワークや就職・転職エージェントなどが挙げられます。それぞれ特徴が異なるため、以下を参考に自分に合った支援機関を選びましょう。
ハローワーク
ハローワークは、働く意思がある方なら誰もが利用できる国の就職支援機関です。地元の求人情報を多く取り扱っているのが特徴。自分が住んでいる土地の求人を知りたい方におすすめです。
主なサービスは、求人の閲覧や転職の相談受付、履歴書の作成指導、面接練習などがあります。求職申込をしたあとはパソコンで求人を検索し、興味がある仕事を見つけたら、職員に企業との面接日程を調整してもらう流れです。就職先の探し方や、履歴書の書き方などをテーマとした就活セミナーも実施しています。
ハローワークの利用方法については「ハローワークの使い方は?利用の流れとポイントを徹底解説」をご参照ください。
参照元
厚生労働省
ハローワーク
地域若者サポートステーション
49歳以下のニートや引きこもりの方には、対象年齢が15~49歳の地域若者サポートステーションもおすすめです。通称「サポステ」といい、厚生労働省の委託を受けたNPO法人や企業が、就職支援を実施しています。
働くことに悩みや不安がある方へのサポートとして、コミュニケーション訓練や企業の就労体験などの機会を提供。誰もが利用できるよう、全国都道府県に設置されています。
参照元
厚生労働省
地域若者サポートステーション
求人サイト
求人サイトは、自分のペースで仕事探しをしたい方におすすめです。スマホやパソコンを使って求人サイトにアクセスし、希望の勤務地や職種などを入力して求人を探します。企業との面接日程の調整やメッセージのやり取りはすべて自分で行うため、アルバイトをしながら徐々に就活を進めたい方に向いているでしょう。
就職・転職エージェント
民間の就職・転職エージェントでは、企業と求職者をマッチングするサービスの提供を行っています。求職者側が受けられるサービスは、カウンセリングや求人紹介、選考対策などです。エージェントに登録することで、専任アドバイザーへの相談が可能になります。
求職者の希望をもとに就活プランを立て、履歴書の内容や面接での受け答えといったアドバイスをもらえるので、「適性が分からない」「仕事が続かないかもしれない」という方も安心です。
就活エージェントの種類や活用方法については「ニート向けの就労支援機関は?引きこもりから就職する方法を解説!」でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
「引きこもりから仕事を始めたい」「中年層になる前に就職したい」と考えている方には、就職・転職サービスのハタラクティブがおすすめです。ハタラクティブは、ニートや引きこもり、フリーターといった若年層の仕事探しをマンツーマンでサポートしています。専任のキャリアアドバイザーが、一人ひとりの適性に合った求人をご紹介。選考対策や企業への連絡代行なども行います。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
引きこもりから始める仕事に関するQ&A
ここでは、引きこもりの方が仕事探しをする際のよくある疑問と回答をまとめました。
引きこもり生活が長く人とのコミュニケーションが怖いです
家族や友人など身近な人をはじめ、外に出て第三者と話す機会を作るのがおすすめです。「引きこもりから仕事を始めるための準備」でも述べたように、1つずつ、段階を踏んで徐々に外に出ることに慣れれば、人とのコミュニケーションや働くことへの恐怖感が軽減されるでしょう。
引きこもりの女性に向いている仕事はありますか?
「未経験歓迎」「学歴不問」の仕事がチャレンジしやすいでしょう。また、男性・女性といった性別に関わらず、就活の際は自己分析を行い、自分の適性や将来像を踏まえて仕事探しをするのがおすすめです。ハタラクティブは、あなたの適性に合った仕事をご紹介します。自己分析の深堀りをサポートすることも可能ですので、ぜひご相談ください。
30代という年齢が気になって就職活動に踏み出せません
30代の方が応募可能な求人はあります。35歳以上から正社員就職を目指しやすい業界として挙げられるのは、宿泊業や不動産業、運送業など。「未経験歓迎」「すぐに働ける方歓迎」といった文言のある求人であれば、新人教育の体制が整っている可能性があるでしょう。「35歳以上のニートが就職するには?呼び方や定義をご紹介!」では、35歳以上の方が就職するための情報をご紹介しています。
ニートの社会復帰をサポートしてくれるサービスはありますか?
ハローワークや地域若者サポートステーション、就職・転職エージェントなどがあります。応募書類作成や面接対策のアドバイス、スキルアップのための講習会など、社会復帰に向けたさまざまなサポートを受けられるでしょう。サービス内容や特徴は、それぞれ異なります。詳しくはこのコラムの「引きこもりの人におすすめの就職支援サービス」を参考にしてみてください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2023年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。