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ニートを脱出するには30代がチャンス!就職するための方法を解説
更新日
この記事のまとめ
- 30代でニート生活を脱出するために、まずは生活習慣を改善しよう
- 30代ニートから脱出し就職を目指す準備として、アルバイトから始める手もある
- 30代でニートを脱出せずに継続してしまうと、就職が厳しくなる恐れがある
- 30代ニートから脱出するなら、就職支援サービスを活用するのがおすすめ
「30代ニートから脱出して正社員になりたい…」と考えつつ、方法が分からないという方もいるでしょう。ニートから脱出するために重要なのは、焦らずに段階を踏んでいくこと。「30代でニートは手遅れかも」「難しいのでは」と抱え込まずに、家族や周囲、就職支援機関の支援を受けることが大切です。このコラムでは、ニートから脱出する方法やニートを続けるリスクを解説。就職活動の参考にしてみてください。
30代でニートから脱出する4つの方法
30代のニートから脱出するには、まずニートになった原因を改めて確認することが大切です。理由がわかれば適切に対処できます。そのうえで、一般的な労働時間に合わせて生活習慣を改善したり、働くこと自体に慣れるためにアルバイトをしてみたりと進めていきましょう。
30代でニートから脱出する方法
- ニートになった原因を改めて確認する
- 生活習慣を改善する
- アルバイトから始める
- 就職エージェントを利用する
1.ニートになった原因を改めて確認する
ニートからの脱出を考えるなら、ニートになった原因や理由を改めて確認しましょう。人間関係や罹患歴など明確な理由があれば、対処することで正社員として就職できる可能性は高まります。
「なんとなく」など明確な理由がない場合は、働く必要について考えてみましょう。次項の「30代ニートを続けることのリスク」でもニートを続けるリスクについて解説しています。
2.生活習慣を改善する
30代でニートからの脱出を決めたら、生活習慣を改善しましょう。ニート生活では夜型の生活になりがちですが、社会人では朝型の生活が基本となります。
就寝時間と起床時間を毎日少しずつ早め、朝起きる生活に切り替えていきましょう。必要な睡眠時間は人それぞれですが、遅くとも12時までにはベッドに入り、朝の6~7時に起床する習慣づくりをするのがおすすめです。一般的には午前中の方が集中力が高く効率的に活動できる傾向にあるため、日々の生産性を高めるためにも朝型の生活を心掛けましょう。
「ニートから抜け出すには?その方法や就職活動のコツを世代別に紹介!」のコラムでも、生活を改善してニートから脱出する方法を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
3.アルバイトから始める
「就職するのが怖い」「正社員としてやっていける自信がない」という30代ニートの方は、アルバイトからチャレンジするのも一つの手です。アルバイト経験は正社員を目指す際のアピール材料になる可能性もあるうえ、同じ業界に就職するなら就職後に役立つスキルが身につけられるでしょう。
ニートからアルバイトを始める際には、自分にとって無理のないペースで働くことを意識するのがポイント。長年ニートを続けていた場合、いきなりフルタイムで働くと負担になってしまうこともあるためです。まずは、週に数日や数時間のシフトから始めてみましょう。
30代ニートがアルバイトを探す方法
アルバイトの探し方としては、「求人サイトを利用する」「情報誌を利用する」「新聞の折込チラシをチェックする」「近所の企業や店に求人広告が出ていないか確認する」などが挙げられます。
求人サイトを使えば、自宅で気軽にアルバイトを検索することが可能です。希望の仕事が定まっていない場合は大まかにエリアを指定して、自宅近くにどのような求人があるか調べてみましょう。また、今までにアルバイト経験がなければ、「未経験歓迎」「未経験可」などの求人に応募すると採用の可能性が高まります。
アルバイトは期間を決めて取り組もう
ニートからアルバイトを始めるのはとても大きな一歩です。しかし、アルバイトとして働き始めることがゴールではありません。あくまでも「正社員として就職して働き続ける」ことが目標なので、アルバイトとして採用されたことに満足しないことが大切。「1年だけ」などアルバイトを続ける期間をあらかじめ定め、最終的な目的を見失わないよう気をつけましょう。
4.就職エージェントを利用する
1人で仕事を探すのが難しい場合には、就職エージェントの利用がおすすめです。エージェントでは専任のアドバイザーがつき、カウンセリングや求人提案、面接対策や面接日程の調整など、就活の全工程を手厚くサポートしてくれるのが特徴。効率良く就活を進めることができます。
初めての就職活動に不安がある30代ニートの方は、若年層の就職支援に特化したハタラクティブにご相談ください。
30代ニートを続けることのリスク
ニートからの脱出を悩んでいる30代の方は、ニートを続けるリスクを理解したうえで今後の人生を考えましょう。30代でニートを続けることのリスクは以下のとおりです。
30代ニートを続けることのリスク
- 年齢を重ねる度に就職が厳しくなってしまう
- 周りから孤立しがちになってしまう
- 不規則な生活で体調不良になりやすくなる
- 親族からの支援がなくなる可能性がある
年齢を重ねる度に就職が厳しくなってしまう
30代でニートを続けると、年齢や空白期間の影響によって、企業への就職が厳しくなってしまう恐れがあります。正社員としての就職を目指す場合は、年齢制限や過去の実績が問われる場合も。その際に30代でニートという状況であると、企業の人事担当者から「何か問題があるのでは?」といった印象を抱かれてしまうこともあります。
周りから孤立しがちになってしまう
30代でニートを続けると、生活面での孤立が考えられます。ニート生活が続くと働いている友人と生活リズムや話が合わず、周囲との関係を絶ったり、減らしたりしてしまうことがあるでしょう。その結果として、親しい関係の人間たちから孤立してしまう恐れがあります。
不規則な生活で体調不良になりやすくなる
30代でニートを続けてしまうと、不規則な生活によって体調を壊しやすくなるリスクがあるでしょう。睡眠時間や食事の時間が不規則な生活を毎日繰り返してしまうと、運動不足や不摂生が心身の不調につながることも考えられます。
親族からの支援がなくなる可能性がある
30代のニートで実家暮らしであれば両親も高齢化が進み、万が一の場合を視野に入れなければなりません。いつどのような病気に罹患し、入院・死別となるかは誰も予想できないことです。特に親族に生活費をすべて出してもらっていた場合、経済的に追い詰められてしまう可能性が高まります。
また、親族の通院や介護といった可能性もあるでしょう。ニートを続けているとそのようなときに生活が困窮する恐れがあるため、万が一を考えて30代のうちに就職するのが望ましいといえます。
ニートを続けることのリスクを踏まえたうえで、ニート生活から脱出したいと思った方は「ニートから就職するにはどうする?社会復帰のために必要なことを解説」のコラムもあわせてご覧ください。ニートから脱出する方法をご紹介しています。
30代ニートは就職活動で難航する?厳しいといわれる理由を確認
30代でニート状態の場合、仕事に対する意欲や継続力を懸念される恐れもあります。この項で「就職活動が厳しい」といわれる理由を知り、的確な対処を行って懸念を払拭しましょう。
仕事に対する意欲が低いと思われている
ニート期間が長い30代の方の場合、応募しても「働く意欲は低いのでは」「採用しても仕事を続けられるか不安」といったネガティブな印象を抱かれやすいといえます。
特に、必要に迫られて就職活動をしている場合は、「なぜ応募先を選んだのか」「正社員としてなぜ働きたいのか」といった理由も曖昧になりがち。就職活動をする理由や継続力をアピールし、仕事に対する意欲があることをしっかりと伝えましょう。
コミュニケーション能力が低いと思われている
30代ニートからの就職活動では、「社会人経験が少なくコミュニケーションに不安があるのでは」「同僚と協調性をもって働けるだろうか」といった懸念を抱かれる恐れもあります。
社会人として求められるコミュニケーション能力は、会話をしたり意思疎通を図ったりするだけでなく、「質問の意図を的確に把握して適切な回答をする」といった部分も含まれるものです。特に面接では重視されるので、しっかりと対策しておきましょう。
ニートの空白期間が長い
学校を卒業してからニートを続けて30代を迎えた場合、空白期間が10年近いことも。10年間で何をしていたのかは、応募企業が最も気にするポイントです。
「履歴書でブランクを前向きに伝える書き方!空白期間が長い場合はどうする?」でも述べているように、家族の介護などやむを得ない理由があれば納得してもらえる可能性は高いといえます。理由なく空白期間が長引いてしまった場合は、反省と今後の意欲を示しましょう。
30代でニート脱出の第一歩に!資格の取得もおすすめ
ニートを脱出するきっかけとして資格を取るのも効果的です。仕事に役立つ資格を取れば、自分の実力や努力に自信が持てるようになるでしょう。さらに、履歴書にも記載できるほか、企業にとって即戦力となる人材であることをアピールしやすくなります。
たとえば、高齢化によって需要が拡大している介護関連の資格や、IT化にともなって人手不足となっているプログラミングに関する資格などがおすすめです。
専門的な資格が難しい場合は、汎用性の高い事務的な資格も視野に入れてみましょう。MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)は国際資格で、Microsoft社製のWordやExcelといった仕様スキルの証明となる資格を指します。ほかにも事務職で活躍する簿記、ビジネススキルの証明となる秘書検定なども良いでしょう。
「就職に有利な資格とは?種類やアピール方法を紹介」は就職に有利になる資格を詳しく解説していますので、参考にご覧ください。
費用や時間を考慮して資格を取得するかどうか決めよう
資格を取得する際は、「目指す業界や職種で活かせるか」という点にくわえ、「費用や時間はどのくらい掛かるか」といった点も考慮しましょう。資格を取得するにはテキスト代や受験料が掛かるほか、ある程度の勉強時間が必要です。そのため、資格取得が長引くことで、コストが掛かるだけでなく就職が遅れてしまうリスクがあります。
「未経験可」「経歴不問」といった求人の場合、未経験から挑戦し、働きながらスキルアップできることも。「就職前に取る必要があるか」「希望の仕事に未経験から挑戦できる求人はないか」などを確認し、就職活動と資格取得のどちらを優先すべきか判断しましょう。
就職・転職エージェントのハタラクティブでは、未経験や無資格から挑戦できる求人を豊富にご用意しています。ぜひご相談ください。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
30代でニート脱出を目指すなら支援サービスを活用しよう
30代でニートを脱出して正社員就職を目指すなら、就職支援サービスを活用するのがおすすめ。もちろん自分ひとりでの就活も行えますが、支援サービスを使うことでより効果的な就活が叶います。
専門スタッフによる支援
就職支援サービスを利用することで、専門スタッフによる就職支援を受けられます。30代ニートからの就職活動では、準備や進め方で悩むこともあるでしょう。
支援機関のスタッフは就職・転職活動のプロ。分からない状態でひとりで就職活動を行うよりも、スムーズかつ的確に進む可能性は高いといえます。
選考を通過するための書類作成支援や面接対策
就職活動で悩む方も多い書類作成や面接対策。ハタラクティブの「若者しごと白書2024 3-11. 就職活動・転職活動における選考中の不安度」によると、フリーター・正社員を問わず、不安度の高い項目の1位、2位は「事前の面接対策」「面接でのアピール方法」でした。
どれだけ立派な経歴を持っていても、基本的なマナーが守れていなければ選考を通過するのは難しくなります。反対に、ニートの経歴がある場合もマナーを守った対策を行えば、選考を通過できる可能性は高まるということです。
書類作成や面接対策はインターネットで調べれば分かりますが、対面でしっかり対策することでより完成度が高まるでしょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2024
自分に合った求人の紹介
就職支援サービスの多くでは、求人も紹介しています。30代ニートから就職を成功させるには、選考を通過しやすい求人を見極めるのがポイント。
就職支援サービスを活用すれば、専門スタッフと相談しながら「経歴不問の求人」「知名度は低いが優良企業」など、自分では見つけづらい求人を紹介してもらえます。
30代ニートの脱出におすすめの支援サービス
30代ニートにおすすめの支援サービスは、誰でも利用できるハローワークや若年層に特化しているジョブカフェなどです。より手厚い支援を希望するなら、民間企業が運営する就職エージェントも検討してみましょう。
ハローワーク
ハローワークは「公共職業安定所」のことで、厚生労働省が管理しています。就職・転職を希望する人なら誰でも無料で利用できるのが特徴です。
ハローワークを利用する場合は、登録手続きをしてから専用のパソコンや自身のスマートフォンなどから求人案内を閲覧します。希望企業があれば窓口に相談したうえで紹介状を発行してもらい、面接・内定となるのが一般的な流れです。
また、ハローワークでは30代ニートの仕事に役立つスキルや知識を身につけられる職業訓練の案内もしています。基本的に職業訓練は無料で受講できるので、就職・転職のために身につけたいスキルがある方は窓口で相談してみましょう。
「ハローワークとはどんなところ?サービス内容と利用の流れを解説!」のコラムでは、さらに詳しくハローワークのサービスや利用方法を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
ジョブカフェ
ジョブカフェは各都道府県が主体的に設置する就職支援施設です。「若年者のためのワンストップサービスセンター」といった正式名称のとおり、若者が自分にマッチした仕事を見つけるために、さまざまなサービスがワンストップで利用できます。
ジョブカフェの対象年齢は地域によって異なるため、厚生労働省の「ジョブカフェにおける支援」より、最寄りの施設について事前に調べておくと安心です。
参照元
厚生労働省
雇用
就職エージェント
就職エージェントは、民間企業が運営する就職・転職支援サービスです。民間企業ならではの手厚いサポートや、独自の求人を特徴としています。
エージェントは「××職向け」「ミドルクラス向け」など利用者層や職種をある程度絞っていることも多く、自分に合ったエージェントを選ばないと思ったような支援が受けられないことも。30代のニートの方が利用するなら、「経歴不問」「ニート歓迎」といったエージェントを探してみましょう。
「30代ニートから脱出し、正社員になりたい」という方は、ハタラクティブにご相談ください。ハタラクティブは、ニートやフリーター、第二新卒など、若年層に特化した支援を行う就職・転職エージェントです。経験豊富なキャリアアドバイザーが就職・転職の不安を解消しながら、あなたにぴったりの求人をご提案いたします。
また、応募書類の書き方や面接でのアピール方法などもお伝えするため、自信をもって就職活動ができるでしょう。サービスの利用はすべて無料なので、就職・転職を考える際はまずはお気軽にご相談ください。
どうやって抜け出す?30代ニートの方に向けたお悩みQ&A
ニート生活から抜け出し働きたいという気持ちはあっても、現状を変える方法が分からない方もいるでしょう。ここでは、ニートの方が抱えやすいお悩みをQ&A方式で解決していきます。
ニートを脱出する方法が知りたいです。
まずは生活リズムを整えてみましょう。
意識的に日光を浴びたり、適度な運動をしたりすれば、気持ちに変化が表れる可能性があります。また、アルバイトを始める、資格取得を目指すなどもおすすめです。
脱出方法については、「ニートを脱出するきっかけには何がある?現状を変えるコツも解説!」でも詳しく解説しています。自分に合ったやり方で、無理なく進めることが大切です。
30代ニートも就職できますか?
職歴の浅さや就職経験がない30代ニートの就職は簡単ではないものの、就活のやり方次第では正社員になることも可能です。
就活を行う際は、「探す求人条件に幅を持たせる」「人手不足の業界をメインに就活する」などのポイントに留意して行うと採用率を高められます。アルバイトや派遣として就職し、正社員登用を目指すのも一つの手です。詳細は「30代ニートにおすすめの就職支援サービス!職歴なしから正社員になるには」をご覧ください。
ニートから就職できても、仕事を続けられる自信がありません…
仕事が続かない原因を明らかにしたうえで、自分の適性や価値観と合う就職先を探しましょう。仕事が長続きしない理由は、「人付き合いが苦手」「ミスに対して落ち込みやすい」など人によってさまざまです。
「仕事が続かない人の特徴とは?長続きしない原因と対処法11選をご紹介!」では、仕事が続かない人にありがちな特徴や仕事を続けるための対処法を紹介しています。自分に当てはまる特徴がないかチェックして、次の就職に活かしましょう。
就職の相談ができる場所を教えてください。
就職が相談できる主な場所には、ハローワークやサポステ、ジョブカフェなどの公的機関があります。包括的なサービスが受けられる就職エージェントの利用もおすすめ。詳しくは「就職相談はどこでできる?支援内容や就活で効果的に活用するコツも解説!」をご参照ください。
ハタラクティブでは、キャリアアドバイザーが一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。就活に不安を抱える方は、ぜひご活用ください。
- 経歴に不安はあるものの、希望条件も妥協したくない方
- 自分に合った仕事がわからず、どんな会社を選べばいいか迷っている方
- 自分で応募しても、書類選考や面接がうまくいかない方
ハタラクティブは、主にフリーター、大学中退、既卒、そして第二新卒の方を対象にした就職・転職サービスです。
2012年の設立以来、18万人以上(※)の就職・転職をご支援してまいりました。経歴や学歴が重視されがちな仕事探しのなかで、ハタラクティブは未経験者向けの仕事探しを専門にサポートしています。
経歴不問・未経験歓迎の求人を豊富に取り揃え、企業ごとに面接対策を実施しているため、選考過程も安心です。
※2014年12月~2024年1月時点のカウンセリング実施数
一人ひとりの経験、スキル、能力などの違いを理解した上でサポートすることを心がけています!
京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。