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何をしても楽しくないのはなぜ?9つの理由や今すぐできる対処法を紹介!
この記事のまとめ
- 何をしても楽しくないと感じる理由は「日常に変化がない」「ストレスがたまっている」など
- 何をしても楽しくないときの対処法は「新しいことを始める」「気分転換する」「休息を取る」など
- ストレスの原因から離れたり前向きな行動を意識したりすることで、現状を変えられる可能性がある
- 一日の大半を占める仕事を楽しいと感じない場合は、転職を検討するのも手
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「何をしても楽しくない」と憂鬱な気分に悩む方もいるでしょう。何をしても楽しくないと感じるときは、ゆっくり休んで疲れをとったり美味しいものを食べたりして、ストレスの解消を図るのがおすすめ。それでも憂鬱な気分が晴れないのであれば、考え方や行動を変える必要があるでしょう。
このコラムでは、何をしても楽しくないと感じる原因と対処法を紹介します。また、前向きな気持ちで毎日を過ごすために必要な心がけについても解説。「何をしても楽しくない」現状を変えるために、参考にしてみてください。
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何をしても楽しくない9つの理由とそれぞれの対処法
何をしても楽しくないと感じる理由には、変化のない毎日やストレス、疲れがたまっていることなどが理由として考えられます。また、仕事が楽しくなかったり、現状に不満を感じていたりすると、ものごとに前向きに取り組めないこともあるでしょう。
「楽しくない」というネガティブな考えを軽くするには、新しいことを始めたり休息を取ったりすることが大切です。ここでは、何をしても楽しくないと感じる主な理由と、それぞれの対処法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
理由 | 対処法 |
---|---|
変化のない毎日に飽きているから | 新しいことを始める |
ストレスがたまっているから | 運動したりおいしいものを食べたりして気分転換する |
頑張り過ぎた反動で疲れているから | 睡眠や休息のためにまとまった時間を確保する |
仕事が楽しくないから | 自己分析をやり直す |
現状に不満を感じているから | 環境を変えてみる |
将来の目標ややりたいことを見失っているから | 今の仕事を選んだ理由やライフプランを振り返ってみる |
孤独を感じているから | 家族や友人など信頼できる人に相談する |
人の目を気にし過ぎるから | 誰かと自分を比べることを辞める |
日常に小さな楽しみを見いだせないから | 「うれしい」「楽しい」と感じた瞬間を大切にする |
ものごとに対する好奇心の感情が薄れているから | 打ち込める趣味を探す |
何をしても楽しくないと感じる理由を教えてください
心に余裕がない状態が続くと、楽しさを感じにくくなってしまいます
「何をしても楽しくない……」そんな感覚に陥るときは、心が疲れ過ぎて“楽しむ余白”を失っている状態です。
頑張り過ぎや我慢の連続、自分を責める癖によって、こうした状態が続くと、脳は「楽しさ」を感じにくくなってしまうのです。
また、思い込みの強さが原因の場合があります。「楽しまなければならない」「もっと大きな楽しみを得なければならない」など、自分の素直な気持ちをないがしろにする場合にもみられる傾向です。
そんなときは「楽しまなきゃ」と無理に元気を出そうとせず、まずは気力の回復を優先しましょう。具体的には、以下の3つのポイントを意識してみてください。
1.しっかり睡眠を取る
2.SNSやニュースなどの外部刺激を減らす
3.“やらねば”ではなく“心地よい”ことを選ぶ
小さな安心や喜びを少しずつ取り戻すことが、再び「楽しさ」を感じる回路を取り戻す第一歩になります。
1.変化のない毎日に飽きているから
変化のない毎日に飽きてしまうことで、何をしても楽しくないと感じることがあるようです。変化のない日々は安定感があり過ごしやすい一方で、刺激による高揚感を得られにくいもの。「楽しい」「うれしい」など感情が動く機会が少なくなってしまった結果、「つまらない」と感じることがあります。
【対処法】新しいことを始める
新しいことを始めることで日常に変化が生まれ、「何をしても楽しくない」という気持ちを軽減できる可能性があります。プライベートで習い事や新しい趣味を始めるほかに、資格取得やスキルアップの勉強などもおすすめです。興味関心のあることや周囲からおすすめされたことなど、少しでも気になるものがあればまずは行動してみましょう。
新しいことに挑戦してできることが増えると、刺激を受けて「もっと挑戦してみたい」「次はこれをやってみたい」など前向きな気持ちになる効果が期待できます。
また、習い事やスクールでの勉強などへの挑戦では、人脈が広がることも魅力です。さまざまなバックグラウンドをもつ人と交流することで、価値観をアップデートできたり毎日新鮮な気持ちで過ごせたりする可能性があります。
2.ストレスがたまっているから
ストレスが蓄積しているときも、何をしても楽しくないと感じる可能性があります。人によっては、ストレスがたまることでものごとに対する感度が鈍る場合もあるようです。
さらに、「大好きなものに対して気持ちが動かない」「今まで楽しかったことが楽しくない」といった状態は、ストレスがたまっているサインである可能性があります。
【対処法】運動したりおいしいものを食べたりして気分転換する
ストレスがたまっているときは、運動したりおいしいものを食べたりして気分転換を図ることが大切です。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」によると、運動には「うつや不安の症状が軽減されるとともに、思考力、学習力、総合的な幸福感を高められる」効果があるとされています。適度に体を動かすことで、気持ちが軽くなる可能性があるでしょう。
また、おいしいものを食べることも有効です。いつもより少し高価なものや、特別な日に食べるようなものを選ぶのも気分転換につながります。家族や親しい友人と一緒に食事をするのもおすすめです。
参照元
厚生労働省
身体活動・運動の推進
3.頑張り過ぎた反動で疲れているから
仕事や勉強などをしばらく頑張り続けたときは、疲労から「何をしても楽しくない」という状態になることも。自分の心身に負荷がかかった状態で頑張り続けたことにより、一時的に前向きなとらえ方をするのが難しくなる場合があるでしょう。
【対処法】睡眠や休息のためにまとまった時間を確保する
疲れがたまっていて何をしても楽しくないときには、睡眠や休息のためにまとまった時間を確保するのも手です。厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド 2023」によると、良い睡眠は「脳・心血管、代謝、内分泌、免疫、認知機能、精神的な健康の増進・維持に重要」とされています。睡眠を取ることで、疲れによるストレスや後ろ向きな気持ちを軽くできる可能性があるでしょう。
また、疲れの原因である仕事や勉強などから離れて、休息する時間を作ることも欠かせません。「仕事の連絡は通知を切る」「テキストをしまって家でゆっくり過ごす」など、リラックスできる日を確保してみてください。
参照元
厚生労働省
睡眠対策
4.仕事が楽しくないから
「現在の仕事が好きではない」「やりがいを感じない」という不満から、「何をしても楽しくない」と感じている場合もあります。ハタラクティブの「若者しごと白書2025 2-4. 仕事に満足していない理由(p.20)」によると、正社員の方が仕事に満足していない理由の1位は「給与」で、33.6%でした。次に挙げられたのは「仕事に面白みを感じない」で、約17.2%です。
仕事は1日のうち多くの時間を占めるので、業務中にマイナスな感情が続けば「楽しくない」「つまらない」と感じてしまいやすいもの。休みのときもつい仕事のことを考えてしまい、憂鬱な気持ちになってしまう可能性があります。
【対処法】自己分析をやり直す
今の仕事に満足できず「楽しくない」と感じているなら、自己分析をやり直してみるのが有効です。自己分析では、仕事やプライベートの経験を振り返って自分の強みや弱み、得意・不得意を分析します。「今の仕事が楽しくないと感じる瞬間はいつか」「どんなときに楽しいと感じるのか」などを整理することで、解決のためのヒントが見つかる可能性があるでしょう。
たとえば、「今の担当業務はルーティンワークばかりでつまらない」と分かったら、上司に相談して業務を調整してもらったり、思い切って部署移動を検討したりする手があります。また、転職活動では「臨機応変な対応が求められる仕事を選ぼう」というように、仕事選びの方向性が明らかになるでしょう。
仕事に求める価値観を明らかにしてみよう
「何をしても楽しくない」と感じる原因を突き止めるために、自分が仕事に求める価値観を明確にしてみるのもおすすめです。価値観が叶えられない労働環境や働き方では、仕事を楽しむことは難しいでしょう。
ハタラクティブの「若者しごと白書2025 2-5. 仕事で一番大切にしている価値観(p.22)」によると、正社員の回答の上位は「プライベートを大切にできること(36.9%)」「人間関係の良い職場環境で働くこと(15.9%)」「自分らしい生活ができること(12.9%)」でした。結果を参考に、自分が仕事で大切にしている価値観を探してみましょう。
参照元
ハタラクティブ
若者しごと白書2025
5.現状に不満を感じているから
現状への不満があると、日常に対してポジティブな受け止め方をするのが難しいことがあります。たとえば、「人間関係がうまくいっていない」「プライベートが充実していない」などの不満をうまく解消できないと、常にストレス状態にあることに。結果的にやる気を失ったり、好きなことも楽しめなかったりする可能性があるでしょう。
【対処法】環境を変えてみる
環境を変えることで、気持ちをリフレッシュできたり不満の原因を解消できたりする可能性があります。たとえば、人間関係に不満があるなら「付き合いを控えてみる」、プライベートが物足りないなら「思い切って引っ越ししてみる」などです。
ただし、環境を変えるために大胆な行動を起こす必要はありません。「部屋のインテリアを新しくしてみる」「自転車通勤に変えてみる」など、日常にちょっとした変化があるだけでも気持ちや考え方に刺激を受けるものです。まずは実現しやすいものから試してみて、気持ちの切り替えを図ることが大切といえます。
6.将来の目標ややりたいことを見失っているから
将来の目標ややりたいことを見失ってしまった結果、「何をしても楽しくない」状態になっていることも考えられます。日々の仕事をこなすのに精一杯だったり、毎日を過ごすだけになっていたりすると、将来について考えられなくなってしまうことも。結果として何を目指して進めばよいか分からず、前向きな気持ちを保てなくなる可能性があります。
【対処法】今の仕事を選んだ理由やライフプランを振り返ってみる
今の仕事を選んだ理由や、自分が理想とするライフプランを振り返ってみることで、長期的な目標ややりたいことが明確になる効果が期待できます。たとえば、入社時に考えていた5年後、10年後の目標を思い出してみたり、「×歳までに車を買いたい」「家を建てたい」などライフプランを練り直してみたりしましょう。
長期的な目標が分かれば、「実現に向けて必要なステップ」や「今できること」が分かります。目的意識をもつことで、前向きな気持ちで毎日を過ごせる可能性があるでしょう。
仕事で良い結果が得られないことが続くと意欲を失うこともある
仕事で良い結果が得られないことが続くと、意欲を失うこともあります。「頑張ったのに評価に反映されなかった」「仕事で怒られてばかり」などの状況では、前向きに日々を過ごすことは難しいでしょう。成功体験が得られないことで意欲がなくなり、「何をしても楽しくない」状態に陥ってしまう可能性があります。
仕事がつらいときは、まず自分を責めずにいたわることが大切です。そのうえで、この項で紹介した「休息を取ってみる」「自己分析をする」などの方法を試してみましょう。
また、「今の仕事が合っていないのかも」と感じたときは、仕事探しのプロに相談してみるのもおすすめ。キャリアアドバイザーが客観的な視点から自分に合った仕事を紹介してくれます。
ハタラクティブキャリアアドバイザー後藤祐介からのアドバイス
7.孤独を感じているから
日常的に孤独を感じている場合も、何をしていても楽しくないという状態になりやすいでしょう。1人で楽しむ時間と同じように、ほかの人と行動をともにして、楽しんだり喜んだりすることもときには大切なこと。ほかの人と楽しさを共有する瞬間がないことで、疎外感を覚え、充実感や張り合いを得られなくなってしまう場合もあります。
【対処法】家族や友人など信頼できる人に相談する
家族や友人など信頼できる人に相談することで、孤独感や後ろ向きな気持ちを軽くできる可能性があります。話を聞いてもらうだけでもストレス解消になるほか、自分の考えを整理できる効果もあるためです。客観的な視点でアドバイスをもらえ、解決につながる場合もあります。
また、1人暮らしをしているなら週末を利用して帰省したり、難しければ電話したりするのがおすすめです。家族や友人との時間を過ごすことで、気持ちがほっとして前向きになれる可能性があるでしょう。
8.人の目を気にし過ぎるから
常に人の目を気にするあまり、何をしても楽しくないと感じてしまうこともあります。人からの評価を気にし過ぎると、自分の正直な感情に従って行動できなくなってしまうためです。また、自分の好きなことを素直に楽しめなくなってしまう恐れもあるでしょう。
【対処法】誰かと自分を比べることを辞める
人の目を気にしてしまうときは、誰かと自分を比べるのを辞めることを意識してみましょう。「ほかの人に比べたらまったくできていない」と自分を下げるのではなく、「前と比べてこれができるようになった」「自分は自分」と、自分自身を基準にしてみるのがポイントです。
また、SNSを控えるのも方法の一つ。SNSではどうしても派手な投稿や充実しているように見える投稿が目に入りやすく、自分の状況と比べてしまいやすいためです。スマートフォンを置いて、自分自身を大切にする時間を意識的に作ってみましょう。
人の目を気にしたり比較したりしないために、他者ではなく自分を見つめよう
人の目を気にしたり比較したりしないためには、まず自己価値のとらえ方を見直すことが大切です。あなたの価値は他者との比較によって決まるものではありません。毎日の小さな進歩や努力を認め、「昨日の自分」と今日の自分を見つめる習慣をもつことで、不必要に他者と比較する状態から抜け出せるでしょう。
また、SNSなどで見る他者の姿は、多くの場合「編集された現実」であると心に留めておくことも重要です。SNSでは人の不完全さがマスキングされており、弱い部分が見えません。誰もが弱さと強さの両方を持ち合わせた不完全な存在であると認識しましょう。日常のなかで「自分はダメだ」という内的な声に気づいたときは、そのままマイナス思考を反芻するのではなく「今この瞬間、できることは何か?」と問いかけ直すことが大切です。
たとえ小さな一歩であっても、実際に行動することで否定的な思考の循環から抜け出すきっかけとなります。社会的な成功基準ではなく、あなた自身の価値観にもとづいた目標を設けることで、不必要な比較から自由になれるでしょう。
9.日常に小さな楽しみを見いだせないから
日常に小さな楽しみを見いだせないと、何をしても楽しくないと感じる原因になり得るでしょう。アミューズメントパークに行ったり旅行をしたりする特別な体験を基準にしてしまうと、普段の生活では物足りなく感じてしまうためです。
【対処法】「うれしい」「楽しい」と感じた瞬間を大切にする
日常のなかで「うれしい」「楽しい」と感じた瞬間を大切にすることで、「何をしても楽しくない」状態から抜け出せる可能性があります。「道端に花が咲いていた」「同僚との何気ない会話が盛り上がった」など、小さなできごとに注目してみましょう。
また、仕事では普段は面倒に思う作業に制限時間やルールを設定して、ゲーム感覚でこなしてみるのもおすすめです。いつもの感覚とあえて違うことを意識すると、新鮮な気持ちが生まれて日常に楽しみを見出せる可能性があります。
10.ものごとに対する好奇心の感情が薄れているから
好奇心の感情が薄れてしまうと、何をしても楽しくないと感じることがあるようです。ものごとに対して「やってみたい」「面白そう」など感情が動いたり刺激を受けたりする機会がないと、楽しいと感じられる瞬間も少なくなってしまうでしょう。
【対処法】打ち込める趣味を探す
打ち込める趣味を探すことが、好奇心の感情が薄れているときの有効な対処法といえます。集中して取り組める趣味を見つけることで、「楽しい」という感情が湧いてきたり、興味関心の幅を広げる足がかりになったりする可能性もあるでしょう。
趣味を探すときは、自分にとって挑戦しやすいものを選ぶのがおすすめです。たとえば、家でゆっくり過ごすのが好きなら読書や料理、身体を動かしたいなら散歩やストレッチなどが挙げられます。「家にある本をもう一度読んでみる」「近所の行ったことのない場所に行く」などお金や手間をかけずにできることもあるため、まずは簡単なことから始めてみましょう。
何をしていても楽しくないと感じるときの対処方法を教えてください
日々の生活に小さな変化を取り入れよう
何をしても楽しくないと感じる時期は誰にでもあります。このような感覚は一時的なものの場合もあり、適切に対処すれば状況を改善することが可能です。
まず、自分の日常に小さな変化を取り入れてみましょう。いつもと違う道を通って帰る、新しい飲食店を試す、普段聴かない音楽を聴くなど、ちょっとした非日常が脳に新鮮な刺激を与えます。これらを習慣化すれば、いつもの日常のなかに楽しみを見つけられるでしょう。
また、体を動かすことも効果的です。軽い運動でもエンドルフィンが分泌されることが研究により分かっています。エンドルフィンとは、快楽や幸福感に関与している神経伝達物質の一種です。近所を散歩するだけでもエンドルフィンが分泌され、気分が向上するのを実感できるでしょう。
ほかには、自分の感情を言語化する時間をもつことも大切です。日記を書いたり信頼できる人に話したりすることで、心にたまったもやもやした感情が整理されることがあります。
「ハタラクティブ」は、20代に特化した就職支援サービスです。専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望や適性を踏まえた求人提案や選考対策を行い、自己分析だけでなく就活準備までを丁寧にサポートします。
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何をしても楽しくないと感じやすいときの特徴
ものごとに対する考え方は、日々の感情に影響する要素の一つです。ここでは、何をしても楽しくないと感じやすいときの特徴を紹介します。
なお、すべての方に当てはまるわけではありません。あくまで一例としてご覧ください。
何をしても楽しくないと感じたときは、無理に「楽しまなきゃ」と思わず、あるがままの心に従いましょう
「何をしても楽しくない」と感じるときは、心と体が疲れ切って“楽しさを感じる力”そのものが弱っている状態にあることを考えましょう。まずは無理に「楽しまなきゃ」と思わず、以下の3つのポイントを意識して自分を休ませることが優先です。
1.生活リズムを整え、睡眠をしっかり取る
2.SNSやネガティブな情報を減らし、刺激から距離を置く
3.「やるべき」ではなく「少しでも心地よい」と思えることを小さく試す
たとえば、行ったことのないカフェでゆっくりお茶を飲む、音楽を流す、5分だけ外を歩いてみる。体を動かすことが好きな人はスポーツをする、音楽が好きなら音楽を聴くなどです。
楽しさは突然戻るものではなく、「感じられる状態」を整えることから始まります。焦らず、一歩ずつ積み上げられる工夫をしましょう。
1.幸せを人と比べてしまう
幸せを他人と比べてしまうと、何をしても楽しくないと感じる傾向があります。本来なら喜びを感じるようなことも、他人より恵まれているかどうかを基準にしていると幸せのハードルが上がってしまうもの。結果的に、人生がつまらないものに感じてしまうことがあるでしょう。
2.ものごとをネガティブにとらえやすい
ものごとをネガティブにとらえる癖がついてしまうと、日々の生活においても前向きなとらえ方をしにくいでしょう。ものごとのマイナスな側面に目を向けているとプラスな面に気づかず、満足感を得られにくくなります。
ただし、ネガティブ思考には「マイナス面も含めて慎重に判断できる」「事前に危機管理ができる」などのメリットも。ネガティブ思考のすべてが悪いと考えるのではなく、マイナス面と同時にものごとのポジティブな面も見つめるようにする意識が大切です。
3.気持ちの切り替えが苦手
何をしても楽しくないと感じるのは、気持ちの切り替えが苦手な性格が原因である可能性も。マイナスな出来事があった際に気持ちを引きずってしまうと、憂鬱なまま過ごしてしまうことになります。気持ちが沈んだままでは「楽しい」「うれしい」などポジティブな感情を抱きにくく、さらに元気がなくなってしまう悪循環に陥りかねません。
無理をし続けると心身の不調につながる恐れもある
「何をしても楽しくない」という気持ちのまま無理をし続けると、心身の不調につながりかねません。厚生労働省の「こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~ ストレスのサイン」によると、ストレスのサインとして以下のような症状が挙げられています。
- ・イライラしたり怒りっぽくなったりする
- ・気分が落ち込んだりやる気がなくなったりする
- ・肩こりや頭痛、腹痛などの症状が出る
- ・寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりする
- ・食欲がなくなったり、反対に食べ過ぎたりする
感情をうまくコントロールできなかったり身体に不調があったりすると、気分がより暗くなってしまうほか、普段の生活や仕事のパフォーマンスに影響する恐れも。結果的にさらに「楽しくない」という気持ちが強まってしまう可能性も考えられるでしょう。
同サイトでは、「早めにストレスに気づいて、適切に休むこと」が大切と明記されています。「最近何をしても楽しくない」という場合は無理をせず、まず休むことを考えてみてください。
参照元
厚生労働省
こころもメンテしよう ~若者を支えるメンタルヘルスサイト~
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何をしても楽しくない現状を変えるための6つの心がけ
「何をしていても楽しくない」という状態を抜け出すためには、普段からの思考や行動を変えてみましょう。ここでは、日々前向きな気持ちで過ごすための6つの心がけをご紹介します。
「何をしても楽しくない」と感じないためには、日ごろから「心の隙間」を作ることが大切です。頑張り過ぎず、無理をしない時間を意識的に作るように工夫しましょう。
また、「やらねば=must思考」ではなく「やってみたい=Will思考」に従って、「やりたい」と思うことを日常に取り入れるようにしましょう。
感情を押し殺さず、自分の気持ちにこまめに気づいてあげる習慣が、楽しさを感じる“感度”を保つコツになります。
何をしても楽しくない現状を変えるための心がけ
- ストレスの原因から離れる
- 日ごろから感謝の気持ちを忘れない
- 苦手と感じる人とはあまり関わらない
- 前向きな考え方や行動を意識する
- 苦手なことも楽しめるように発想を転換する
- 人の役に立つような行動をする
1.ストレスの原因から離れる
「何をしても楽しくない状態」から抜け出すためには、ストレスの原因から離れることが大切。いくらストレスを解消したとしても、原因がなくならない限りまた新たなストレスがかかるからです。
まずは、自分の行動で状況を変えられないかを考えてみましょう。たとえば、一時的に業務量が多くストレスを感じている場合は、上司に相談してタスクを調整してもらったり、周囲にサポートをお願いしたりすることで解決する可能性があります。
一方、会社全体で労働環境が悪かったり、ハラスメントが横行していたりする場合は、自力で解決するのは難しいもの。転職も視野に入れて考える必要があるでしょう。
2.日ごろから感謝の気持ちを忘れない
日ごろから感謝の気持ちを忘れないようにするのも、何をしても楽しくない状況を変えるために有効です。先述したとおり、ネガティブ思考が癖になってしまうと楽しい気持ちになりづらいもの。意識的に感謝の気持ちをもつことでものごとのポジティブな面に目がいき、前向きになれる可能性があるでしょう。
誰でも、日常的に周囲の人と助け合いながら生活しています。まずは「ドアを開けてくれた」「笑顔で挨拶してくれた」など、小さいことから意識して日々を過ごしてみることが大切です。
3.苦手と感じる人とはあまり関わらない
何をしても楽しくないほどストレスをためているときには、苦手と感じる人と無理にコミュニケーションをとらないこともポイントといえます。相手とのやり取りのなかで、知らず知らずのうちにストレスをためている可能性もあるからです。
ただし、職場の人の場合、完全に関わらないようにするのは難しいもの。円滑に業務を進めるためにも、挨拶や最低限のコミュニケーションは取る必要があることを念頭に置いておきましょう。
4.前向きな考え方や行動を意識する
自分にできそうなことには積極的に取り組むと、小さな成功体験が積み重なりものごとに面白さを見出せることがあるでしょう。ものごとに取り組むときの失敗に対する不安が、何をしても楽しくないと感じる原因になっている場合もあるためです。
「朝早く起きる」「1本早い電車に乗る」「ハキハキとした声で挨拶をする」など、ささいなことで構いません。できることを積極的に行うことで、自己肯定感を高められ、前向きな感情につながりやすくなるでしょう。
5.苦手なことも楽しめるように発想を転換する
何をしても楽しくない場合は、苦手なことに対する発想の転換が大切です。気が進まないことに取り組むときはご褒美を設定したり、ゲームのレベル上げをイメージして取り組んでみたりと、工夫してみましょう。「これを達成したら好きなものを買う」「これができたら仕事でのレベルが上がる」のように考えてみることで、前向きな気持ちで乗り切れる場合があります。
6.人の役に立つような行動をする
自分のやることに意味を見出せず、ポジティブな感情を感じにくい場合は、人の役に立つような行動をしてみるのもおすすめです。
人から感謝されたり、自分の行動が役に立っている実感を得られたりすると、おのずとやる気が生まれてきます。「自分は人の役に立っている」と感じられる経験を積み重ねることで、自分のやることに意味や楽しみを見出せるようになるでしょう。
何をしても楽しくない原因が仕事なら転職を考えるのも手
仕事へのストレスや悩みが原因で「何をしても楽しくない」と感じている場合、転職を考えるのも手です。自分の適性・性格に合っていない仕事や労働環境の悪い職場の場合、自分で状況を改善させるのは難しいといえます。対処法を試してみても解決しないなら、思い切って転職も視野に入れてみましょう。
ここでは、自分に合っている仕事に就くメリットや、仕事探しのコツを解説します。「仕事を変えて現状を変えたい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
強みや興味関心に合っている仕事はやりがいを感じやすい
自分の強みや興味関心に合っている仕事はやりがいを感じやすく、仕事を楽しんでできる可能性があります。たとえば、「ルーティンワークは苦手だけど臨機応変な接客が得意」という場合、接客や販売、営業などの仕事を検討してみるのがおすすめ。得意な仕事では自分の能力を発揮している実感を得やすく、前向きに取り組める可能性があります。
また、興味関心があるかどうかも重要です。たとえば同じ営業職でも、IT業界と食品業界では求められる知識や顧客は大きく異なります。「ITに興味がある」「食品や栄養について考えるのが好き」など、自分のやりたいことや好きなことに合っている仕事を選べば、前向きに取り組める可能性があるでしょう。
ただし、「できること」と「やりたいこと」は異なり、やりたいことが自分の適性に合っているとは限らない点に注意が必要です。仕事を探す際はどちらか一方に偏るのではなく、どちらもバランス良く満たす仕事はないかを考えてみましょう。
自分に合った仕事に打ち込むと、深い集中と満足感をもたらす「フロー状態」を経験することが可能です。さらに、仕事での成功体験は自己効力感を高め、社会的なつながりは精神的な安定をもたらします。人生の多くを占める仕事だからこそ「やらされている」よりも「やりたい」環境を選ぶことが重要です。
今の仕事に充実感がないならば、それは自分に合った環境をまだ見つけられていないサインかもしれません。打ち込める仕事を見つけることで、仕事を通じて心の充実と成長を感じられるようになるでしょう。
自分に合う仕事を探すならプロに相談してみるのがおすすめ
「自分に合う仕事を一人で見極められるか不安」「仕事内容だけでなく働き方や労働環境もしっかり確認したい」と考え、なかなか転職に踏み出せない方もいるかもしれません。そのような場合は、就職・転職活動のプロに相談してみるのがおすすめです。
仕事探しに利用できる代表的なサービスとしては、国が運営しているハローワークが挙げられます。ハローワークはハローワークは幅広い層を対象としており、管轄地域の求人に強いのが特徴です。
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まとめ
「何をしても楽しくない」と感じてつらいときは、そう感じる理由を突き止めたうえで、自分に合った対処法を試すことが大切です。ストレスや疲れ、不満などを放置しておくと、ますます追い詰められてしまうことも。早めに休息を取ったりリフレッシュしたりすることで、前向きな考え方を取り戻せる可能性があります。
また、楽しくない現状を変えるためには、「ストレス源から離れる」「感謝の気持ちや前向きな行動を意識する」など、ものごとへの向き合い方や考え方を見直してみるのもポイント。そのうえで問題が解決しない場合は、転職を視野に入れてみるのがおすすめです。
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何をしても楽しくないという悩みに関するQ&A
ここでは何をしても楽しくないという悩みに対し、よくある質問と回答を紹介します。
「何もしたくない」と思うのはなぜですか?
主な原因として、ストレスや疲れがたまっていることや、現状に不満や物足りなさを感じていることが考えられます。気持ちに余裕がないと何かをやろうとする意欲がなくなりやすいほか、ネガティブ思考に引っ張られて後ろ向きになってしまうでしょう。
また、「5月病」のように、季節や年間スケジュールの影響によって気持ちが落ち込む場合もあるようです。
20代で何をしても満たされないときはどうすれば良いですか?
日常で「うれしい」「楽しい」と感じた小さなできごとを大切にしてみたり、趣味にできそうなことを探してみたりしてみましょう。何をしても満たされないのは、「楽しむには旅行など特別な体験が必要」と思い込んでいたり、ものごとに対する興味が薄れていたりすることが原因の可能性があります。
意識して生活の変化を探す、少しでも興味のあるものがあれば行動してみるなどを試すことで、徐々に満たされない気持ちが小さくなることもあるでしょう。
毎日を楽しく過ごすために必要なことはなんですか?
「感謝の気持ちを忘れない」「前向きな行動を意識する」など、普段の心持ちや行動を変えてみましょう。ものごとのポジティブな面に注目してみると自然と気持ちが前を向くようになり、結果的に「楽しい」と感じられる瞬間が増える可能性があります。
このコラムの「何をしても楽しくない現状を変えるための6つの心がけ」で必要な心がけを紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
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仕事でイライラや面倒くさい気持ちがおさまらない場合は、仕事が自分の適性に合っていない可能性があります。また、労働環境や人間関係が良くないと、ストレスや疲労がたまってネガティブな気持ちになってしまうことも。まずはマイナスな気持ちの理由を分析し、自分1人で解決できなさそうな場合は転職を検討するのも手です。
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京都大学工学部建築学科を2010年の3月に卒業し、株式会社大林組に技術者として新卒で入社。
その後2012年よりレバレジーズ株式会社に入社。ハタラクティブのキャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザーを経て2019年より事業責任者を務める。
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